Saitoさんのブログで知ったのですが、Opera を起動せずに Oepra ウィジェットの機能が使える Opera 10.10 Beta が、Opera Labs で公開されたそうです。

Powered by Opera Widgets, Web applications take center stage(Opera Labs)
Run Opera Widgets without Opera(Choose Opera)・・・Choose Opera英語版のこの事に関する告知ページ

今回は、このBeta版のレビュー記事を書こうと思います。
(なお、ブログ「Opera The Fastest Browser on Earth」のこの Beta版公開に関する記事のタイトルが「Opera Widgets standalone」なのですが、これがすごく気にいったので、以下このBeta版の事を「Opera Widgets Standalone」と表記します。

Opera Widgets Standalone、最初Saitoさんのブログを読んだ時には、てっきり「Adobe Air」や「Yahoo! ウィジェット」のようなものかと思いました。"ウェブブラウザ"としての「Opera」とは完全に切り離され、単にウィジェットを起動する環境とウィジェット管理用のソフト(?)みたいなものがあるのかと。
ただ実際ダウンロードしてみて、それが間違いである事に気が付きました。(^^;

Opera Widgets Standaloneは、ある意味ウィジェット機能が切り離されてはいるのですが、ダウンロードすると普通のOpera("ウェブブラウザ"としてのOpera)もインストールされます。以下はそのスクリーンショットです。

Opera 10.10 Betaスクリーンショット
Opera 10.10 Betaスクリーンショット posted by (C)kyu3

では「何が違うのか?」と言うと、まず"ウィジェットパネル"がありません。それとメニューバーのメニューに"ウィジェット"のメニューがありません。
そして普通のOperaでOpera ウィジェット公式サイトを表示して、追加したいウィジェットの「起動」ボタン(英語版だと「Launch」ボタン)をクリックするとすぐにインストールが始まり、「このウィジェットを保存しますか?」と言うダイアログが表示され、「はい」を押すとウィジェットが保存され起動する事ができます。しかしOpera Widgets Standaloneだと、以下のダイアログが表示されます。

Opera 10.10 Betaスクリーンショット:ダイアログ
Opera 10.10 Betaスクリーンショット:ダイアログ posted by (C)kyu3

この時「Install」ボタンを押すと、他のファイルをダウンロードした時と同じように、ウィジェットのデータがダウンロードされます。そしてデータがダウンロードされ、デスクトップと、使用しているOSがWindowsなら Quick Launch に、ショートカットが作成されます。
ちなみにこれらのショートカットをクリックすると、それぞれのウィジェットが、Opera本体を起動する事なく起動します。またダイアログの「Custmize」ボタンを押すと下のダイアログが表示され、ウィジェットのデータが保存されるフォルダやショートカット作成の有無が設定できます。
(あとウィジェットの名前も変更できるようです。)

Opera 10.10 Betaスクリーンショット:ダイアログ
Opera 10.10 Betaスクリーンショット:ダイアログ posted by (C)kyu3

(※上の2つのダイアログは、ダウンロードしたウィジェットが異なります。上の方は「Twitter Opera widget」、下の方は「Google Translate」です。)

実際Operaを起動せずウィジェットを起動させたところのスクリーンショットが、下記の画像です。タスクバーの部分を見てもらうと分かりますが、Operaは起動していません。
(起動させているのは、「Twitter Opera Widget」と「World-Clock」と「Google Translator」です。)

Opera 10.10 Betaスクリーンショット:ウィジェットのみ起動
Opera 10.10 Betaスクリーンショット:ウィジェットのみ起動 posted by (C)kyu3

ちなみにこの画像を撮影した時には、Twitter Opera widgetを右クリックしていますが、普通のOperaと少し異なる事が分かると思います。

最後にOpera Widgets Standaloneでウィジェットを使ってみた感想ですが、以前から「Opera ウィジェットの最大のネックは、Operaを起動していないと使えないところ」だと思っていたので、Operaを起動しなくても使える事はとても良い事だと思います。またSaitoさんのブログでも触れられていますがウィジェットの開発がしやすい事から、結果的にウィジェットの数が増えたり良質なウィジェットが作られれば、それはユーザーだけでなくOpera社にとってもメリットがある事だと思います。

ただ、気になる点もいくつかありました。まず第一に、普通のOperaのようにウィジェットを管理できるもの(例えば「ウィジェットパネル」)がないので、「一体いくつウィジェットをダウンロードしているのか?」とかが分からず、管理面では普通のOperaの方が管理しやすいように思いました。
なので、ウィジェットの管理ができるような機能・ソフトがあればもっと良くなるように思います。
ちなみにLinux版の方には「Widget Manager」と言う管理機能(またはソフト?)があるようなのですが、これと同じものがWindows版やMac OSX版でも付属したら良いのではないかと思います。
(または管理する時はOperaを起動し、ウィジェットパネル等々で追加や削除を行えるようにしてもよいかも。)

Opera Desktop Widgets evolved(Opera Developer Community)・・・Widget Managerやその他Opera Widgets Standaloneに関する詳しい記述あり。

あとウィジェット本体を右クリックして「Download more widgets」メニューを選択した時、"OSのメインブラウザ"に指定されているブラウザが起動し、そのブラウザでOpera ウィジェット公式サイトが表示されます。
また「Twitter Opera widget」などのウィジェット内のリンクをクリックした時も、同じように"OSのメインブラウザ"で表示されます。
この事はOperaユーザーとしては少し違和感を感じました。まぁそれは私がOSのメインブラウザーをIEにしているからもありますし、・・・使い続けて慣れれば気にならなくなるのかもしれませんが・・・(^^;
ただウィジェットを右クリックメニュー(「Download more widgets」)でダウンロードする時には、少し問題になるのではないかと思います。もしOpera以外でダウンロードするとなると、ダウンロードフォルダの設定やショートカットの作成等々を行わなければならないので。

そこで思ったのですが、Opera Widgets StandaloneもウェブブラウザのOperaがインストールされるのですから、右クリックメニューでダウンロードする時は常にOperaでOpera ウィジェット公式サイトを表示するようにし、ウィジェット内のリンククリックの場合は、「常にOperaで起動する」と言う設定ができるようになればと良いのではないかと思います。

PS:
Chihiro Itoさんのブログ「WebOS Goodies」にも、Opera Widgets Standaloneに関するレビュー記事が掲載されていました。興味がある方は見てみてはいかがでしょう?

最新ビルドで Opera Widgets がスタンドアローンで動作するようになった!(WebOS Goodies)
http://webos-goodies.jp/archives/opera_widgets_are_now_standalone.html