Opera Next 19で12以前のニックネームっぽい機能を再現! - 5
Opera Next 19で12以前のニックネームっぽい機能を再現! - 5 posted by (C)kyu3

Chromeと同じ描画エンジン「Blink」を採用した、バージョン15以降の「Opera」(通称「Blink Opera」)で、Opera 12の「ニックネーム」機能っぽい機能を再現することができたので、そのやり方について、記事を書こうと思います。

なお予め書いておくと、やり方は基本的に、以前書いた『ChromeでOperaの「ニックネーム」っぽい機能を再現する方法』と同じです。履歴を無効にし、アドレスバー(Chromeの場合は「オムニボックス」)に履歴を表示しないようにするやり方です。なので「履歴を使いたい」と言う方は、やらないで下さい。
(※新たに別のやり方を知ったので、もし「履歴を残しつつ、『ニックネーム』っぽい機能を使いたい」と言うのであれば、下記の追記(追記(2014/7/9))を参照。)


A. 事前準備

まず事前の準備として、自身の使っているOperaの履歴を保存しているファイルの保存場所(「プロファイル」、いわゆる「設定フォルダ」)を、確認して下さい。確認の方法は、アドレスバーに『 opera://about 』と入力するか、あるいはOperaのバージョン情報等を確認する『Operaについて』を選択します。ちなみにMac OSX Mavericksでは、以下のフォルダがそれに当たります。
/Users/ユーザー名/Library/Application Support/com.operasoftware.OperaNext


B. やり方

次にやり方について。やり方は、以下の通りです。
  1. [環境設定 >設定 >プライバシー >閲覧履歴データの消去]で、『閲覧履歴』を全て消去
  2. Operaを終了。
  3. 上記の『A』で確認した設定フォルダの中の「History」ファイルを、"読み取り専用"(Read Only)に変更。
  4. Operaを再び起動し、ニックネームを登録したいページを「スピードダイヤル」に追加。(※既に追加してある場合は、追加する必要はありません)
  5. 登録したページを右クリック、『編集』を選択。
  6. 『名前』の欄に、ニックネームに登録したい文字列を追加。(※冒頭部が一番分かりやすいと思います)

ニックネームを追加したスピードダイヤル↓
Opera Next 19で12以前のニックネームっぽい機能を再現! - 3:ニックネームに使用する文字列を追加したスピードダイヤル
Opera Next 19で12以前のニックネームっぽい機能を再現! - 3:ニックネームに使用する文字列を追加したスピードダイヤル posted by (C)kyu3


C. 実際の動作

実際の動作に関しては、例えば「Yahoo! Japan」のスピードダイヤル名に『yj』と言う文字列を追加した場合、アドレスバーに『yj』と打ち込むと、以下のようになります。

Opera Next 19で12以前のニックネームっぽい機能を再現! - 2:Yahoo! Japanを「yj」で表示
Opera Next 19で12以前のニックネームっぽい機能を再現! - 2:Yahoo! Japanを「yj」で表示 posted by (C)kyu3

この後「Yahoo! Japan」のページを表示するには、"矢印キー"の下矢印(『↓』)を押してから、『Enter』キーを押します。

ちなみに、このやり方(と同じようなやり方)でニックネーム機能を再現し、実際動作させてるところを撮影した動画を以前作成したので、良かったらそちらも見てみて下さい(※なおこの動画で使用してるのは「Blink Opera」ではなく、同じく「Blink」を採用している「SRWare Iron」です)。ちなみに こちらでは「INTERNET Watch」に『in』、「Engadget 日本版」に『en』、「Yahoo!ニュース」に『yn』、「週刊アスキーPLUS」に『asw』と言う文字列を、それぞれ追加しています。


ChromeでOperaのニックネームっぽい機能を再現 投稿者 kyu3_2


D. Opera 12「ニックネーム」機能との違い

最後に このやり方で再現した「ニックネーム」機能っぽい機能と、Opera 12の「ニックネーム」機能との違いについて、書こうと思います。違いは、以下の通りです。
  1. 履歴が使えない。
  2. ページを表示するのに、一度 下矢印キー(『↓』)を押す必要がある。
  3. 複数のページに同じニックネームを割り当てることができる。
上記の点について、補足しておくと、まず「1」に関して。そもそも「なぜ履歴を無効にするのか?」と言うと、Operaの場合、アドレスバーのサジェストで、スピードダイヤルに登録しているページ(の名前)よりも、履歴が"上位"に表示されるからです。そのため履歴を有効にしていると、スピードダイヤル名の一部を入力しても、最初は表示されますが、その後しばらくすると、ほとんど表示されなくなります。
仮にスピードダイヤルの方が上位に表示されるようになれば、無効にしなくても済みますが、おそらくそのような変更は行われないのではないかと… 思います。(^_^;

次に「3」に関して。Opera 12のニックネーム機能はその特性上、同じニックネームを別のページに付けることはできません。そのため、たまに不便だなと感じることがありました。例えば、私はニックネームを付ける時、覚えやすいようにそのページの名前に含まれる文字などを用いて、ニックネームを作成していました。上の動画の例で言うと「INTERNET Watch」なら『in』、「Engadget 日本版」なら『en』、「週刊アスキーPLUS」なら『asw』("AS"CII "W"eekly)と言った具合です。しかしこのやり方だとどうしても、同じ文字列になってしまうページがありました。そう言った場合、別のニックネームを付けてたのですが、どうしても覚えにくく、中にはニックネームを使わなくなるページもありました。
また、たまにしか見ないようなページにも便宜上ニックネームを付けることもあったのですが、その結果、かなりの数のニックネームを覚えねばならなくなってしまいました。その結果、折角ニックネームを付けたにも関わらず、結局覚えられず「ブックマーク管理画面からアクセスする」と言う方法を取ると言うことも、結構ありました。

これらの問題は、同じニックネームを複数のページに割り当てれた場合、解消されます。特に後者の問題(便宜上付けたニックネーム)に関しては、同じジャンルのページに同一のニックネームを付けておくことで、アドレスバーにそれらのページを一度に表示できるので、結構便利ではないかと。(*^^*)


【関連記事】ChromeでOperaの「ニックネーム」っぽい機能を再現する方法 : Kyu3's BLOG


追記(2014/2/16):

『D』の「Opera 12『ニックネーム』機能との違い」の部分、どうも気に入らなかったので、大幅に書き換えました。( ˘ω˘ )


追記(2014/7/9):

上記の isaji さんのツイートで気付いたのですが、isaji さんの言うとおり、「検索エンジンの管理」機能を使うことでも、ニックネームっぽい機能を再現できます。この場合、上記のようなやり方で履歴を無効にしなくて済むので、PCにあまり詳しくない人は、こちらの方がやりやすいと思います。また正式版(Ver. 22)にはまだ搭載されていませんが、新たな同期機能でも検索エンジンが同期の対象になってるので、複数の環境でOperaを利用する人にとっても、都合が良いでしょうし。(*^^*)

窓の杜:「Opera 18」がリリース、「Opera Developer 19」では同期機能を実験的にサポート

ちなみにやり方は、
  1. 任意のサイトの検索ボックスで、右クリック。
  2. 右クリックメニュー『検索エンジンを追加』を選択。
  3. 『OK』ボタンを押して、ポップアップを閉じる。
  4. 環境設定の『検索エンジンの管理』ボタンを押す。
  5. 追加した検索エンジン名をクリックし、"名前"・"URL"・"ニックネーム"等を編集。
なお検索エンジンを追加しなくても、利用していない検索エンジンがあれば、それを編集してもかまいません。またこの場合、ニックネームで使用する文字列は、他の検索エンジンで利用されてるものと同一のもの(文字列)は、使えません(※ニックネームには、日本語使用可能)。あとニックネームを使ってページを開く時は、アドレスバーにニックネームの文字列を入力後、スペースキーを押して半角スペースを入れてから、『Enter』キーを押します。


追記(2014/8/24):

この記事の内容を英語でまとめた記事を書いたので、以下にリンクを掲載しておきます。

How to make the function like the nickname of Presto Opera : Kyu3's BLOG


追記(2014/8/29):

上記の検索エンジンの管理機能を使ってニックネームっぽい機能を再現する方法について、isaji さんがブログに書いていたので、以下にリンクを掲載しておきます。

こ、これはっ!おぺら四十八手の一つ、煮苦寝愛夢!!:いさぢちんメモ

あとこのやり方について「上記の(貼り付けてある) isaji さんのツイートで気付いたの…」としていましたが… このツイートが投稿されたのが、今年(2014年)の7月。一方、上記の isaji さんのブログ記事が公開されたのが、去年(2013年)の8月。

…で、私はこのブログ記事を読んだ覚えがあり… かつこのブログ記事を Twitter に isaji さんが投稿しているツイートに RT していることから、どうやらそのことをすっかり忘れ、今年の7月のツイート見て、追記を書いてしまったようです。isaji さんがその点について指摘しているツイート見かけて、気付きました。(^^;>