山下 史守朗(マニュフェストやメディアなどで小牧市民を騙し続けている詐欺師の市長、以下『史守朗』を『しずお』と表記)が市民を再三騙した挙句、『CCC』と建設しようとしている新・小牧市立図書館に、私は反対です!!なお今回の記事は、前回の記事(「山下しずお とCCCが進める新・小牧市立図書館建設に反対!!」)の続きです。


6. 新・小牧市立図書館は"商業施設"!…しかしあまりに将来性がない。

前回にも書きましたが、新・小牧市立図書館には、図書館に全く必要ないどころか、図書館にとって害になる可能性の高いカフェや書店が誘致されようとしています。また市が公開した資料にもはっきりと『設計コンセプト』の欄に「⑥新図書館の利便性の向上及び利用者の増加等を図り、"中心市街地の賑わい"創出につながる図書館とする」などとも書かれています。

新小牧市立図書館建設基本設計(案) (※PDF)・・・市が公開している新・小牧市立図書館に関する資料。2ページ目に、上記の記述有り。

そもそも図書館に賑わいを期待する時点で、おかしいと言わざるを得ません!なぜなら図書館は"賑わう事"(大勢の人が訪れ、物を買ったりサービスを受けたりする事)が、目的の施設ではないからです。しかしこれが図書館ではなく"商業施設"なら、納得です。つまり山下しずお と『CCC』は、自分たち(山下しずお と『CCC』)のために、新・図書館建設にかこつけて、小牧駅西側に商業施設を建てようとしているのです。それなら利用者に使い勝手が悪いどころか、危険性もはらむ"ピラミッド型の書架"や"巨大な壁状の書架"も、見た目のインパクトはあります(…と言うか、それだけの為に設置されたものと思われます)。これらも商業施設の"装飾"と考えたら、合点がいきます。彼らにとって図書館は、あくまで商業施設を作るための"口実"に過ぎないからです。

しかし商業施設として見ても、あまりに"将来性のない施設"としか言い様がありません。

まず立地が悪いです。小牧駅周辺は、全く栄えていません。なぜなら小牧市(…と言うか、基本的に日本全国のほとんど全てがそうだとも言えますが…)は、"車中心"に街が作られています。街の隅々に至るまで道路が張り巡らされており、多くの人が車で移動していて、街もその前提で整備されています。駅から離れた場所に商業施設やお店、住宅や公共施設があるのも、そのためです。なので、車で行きやすい大きな道路沿いや、車が停めやすい大きな駐車場のあるお店や商業施設は流行りますが、そうでない店はまず流行りません。小牧駅周辺は比較的細い道が多く、入り組んでいて、車で走りづらいです。また地上の駐車場は非常に少ないです。地下には一応駐車場がありますが、地下駐車場は出入りがしにくく駐車もしにくいため、あまり利用されていません。ちなみに新・小牧市立図書館も地下駐車場が60台分新たに整備される予定ですが、入口となる施設東側の道路は出入りしやすいとは言えず。また上記でも書きましたが、そもそも地下駐車場自体が使い勝手が悪く、そう言う点でも問題でしょう。

新小牧市立図書館建設基本設計(案)『概要』より↓
新小牧市立図書館建設基本設計(案):概要

次に商業施設の中身が問題です。"テナント"として入ってのるが、図書館とカフェ、そして書店(おそらく兼レンタルショップ)では、あまりに将来性がありません。それでも最初の数年は、話題性もあってそれなりに人は訪れるでしょう。また『CCC』にとっては、自社の"宣伝スペース"でもあります。武雄図書館のある佐賀県武雄市のような、日本の西端で、日本のほとんどの地域から行きにくい場所と比べると、行きやすい場所ではあります。そのため様々な自治体を呼ぶには好都合!("ピラミッド状の書架"や"大きな壁の書架"も、パッと見のインパクトはあるので、そのために作ろうとしていると言っても、過言ではないでしょう、つまり視察に来た人たちに強いインパクトを与えるための書架)。なので、様々な自治体が見学に訪れる事でしょう。

しかし図書館としては、非常に使いづらいです。前回の記事で書きましたが、"ピラミッド状の書架"や"大きな壁の書架"は本が取り出しにくい(当然 仕舞いにくい)ですし、カフェの話し声や、カフェ・書店・レンタルショップのBGMは、図書館に欠かせない静寂性をぶち壊すでしょうから。そのため従来の図書館利用者の何割かは、利用を止めてしまうかもしれません。また書店やレンタルショップは、年々利用者・売上げがともに減少し、店舗数もどんどん減っていっています。

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更に図書館の一角を占拠する形で営業しても、結局スペースが限られるので、本の冊数もDVD・CDの数も、それなりの数しか置けないでしょう。つまり図書館内に書店やレンタルショップを営業させる事で、図書館サービスが悪くなるだけでなく、これらはそもそも集客効果が極めて低いです。

唯一集客力があると見られるのが、カフェとして入ると見られる『スターバックス』ですが、その『スターバックス』にしても、1・2年前に比べると、大分ブームは収まったように感じられます。それにそもそも『スターバックス』の店舗は名古屋には沢山ありますし、近所では春日井市内に3店舗、扶桑町にも1店舗あります。別にこの地域で珍しい店舗ではありません。しかも春日井市内の店舗のうち、商業施設に入っている2店舗(ザ・モール春日井店とアピタ高蔵寺店)を見ても、『スターバックス』を訪れる客のほとんどは『スターバックス』だけが目的であり、施設内の他の店舗や施設周辺の店舗に、好影響を与える事はほとんどないでしょう。

更にこの種の"流行り"のお店は、流行りが終息するのも早いです。例えば『マクドナルド』。つい数年前までは『デフレの王様』と称され、とても繁盛していました。しかし今や、見る影もありません。

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『スターバックス』が2・3年後にこのような状況に陥る可能性は、よっぽどのスキャンダルが無い限り、まずないでしょう。しかし5年後・10年後は、誰も否定しようがありません。『マクドナルド』のように売り上げ不信でどんどんお店の数が減っていってても、不思議ではないでしょう。

更に『CCC』が佐賀県武雄市で運営する「武雄市図書館」は、2年連続で"赤字"です。

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立地の悪い小牧駅西に、巨額の費用で建物を立てて、しかもそこに赤字続きの『武雄市図書館』と同じ『CCC』の"商業施設"を誘致する。本当、馬鹿げているとしか言い様がありません!しかも図書館としては、極めて使いづらいのですから、本当に馬鹿げてる!


7. 周辺店舗への悪影響も懸念!

更に山下しずお と『CCC』が施設内で営業させようとしているカフェや書店は、図書館だけでなく、周辺店舗にも悪影響を与えるでしょう。それも問題です!

山下しずお と『CCC』が新・小牧市立図書館に出店させようとしているカフェや書店(おそらく兼レンタルショップ)は、小牧駅西と言う、地価等考えれば小牧市内の一等地に当たる土地に、税金で建物を建てさせ、将来に渡って店舗改修費等の維持費用を負担せずに出店できるので、当然他のライバル企業よりも有利に立ってると言えるでしょう。例え店のスペースが狭く、置ける本やDVD・CDの数が限られても、これらの費用を負担せずに済むわけですから。そうなると競合する店舗は、当然一定程度の客が奪われ、売上げが減り、ダメージを受ける事でしょう。

まずは『スターバックス』の影響から。小牧駅周辺には、カフェ(喫茶店)が複数あります。これらは少なからず、影響を受けるでしょう。

小牧駅周辺の喫茶店↓
(※画像をクリックすると、Googleマップに移動します。)


更に私は『マクドナルド』(とりわけ、新・小牧市立図書館 建設予定地の隣りにある『ラピオ』1階のお店)にも影響があるのではないかと思います。なぜなら『マクドナルド』でもコーヒーが売られており、かつ『スターバックス』・『マクドナルド』ともに、若い人の利用が多いからです。なので、今まで『マクドナルド』で飲食していた客が「今日は『スターバックス』にしよう!」と『マクドナルド』での飲食を止めて『スターバックス』へ行く事は、結構頻繁に起こるのではないかと。

小牧駅周辺のマクドナルド↓
(※スマホの場合、横向きにすると見やすいです。)


上記でも書きましたが『マクドナルド』は、経営状態が良くないです。なので客が少しでも減れば、閉店する可能性はあります。
(最近小牧市内で言うと、私が住んでる桃花台の店舗が閉店しました。人口減少で将来的に客が増える見込みがないうえ、『マクドナルド』自体の売上げが芳しくない事、そしてもちろん店舗自体を訪れる客が、以前と比べると減った事が原因と思われます。)

次に山下しずお と『CCC』が図書館内で営業させようとしている書店は、武雄図書館と同じく、『CCC』系列の『蔦屋書店』と思われます。そのため武雄図書館と同じく、DVDやCDのレンタルも行われるのではないかと思われますが… そうなると周辺の"書店"だけでなく、"DVD・CDレンタルショップ"にも、影響があるでしょう。私が知る限りこの地域には、"7つ"の書店とDVD・CDレンタルショップがあります。

新・小牧市立図書館の建設予定地と、その周辺にある書店やDVD・CDレンタルショップ(あとマクドナルド小牧ラピオ店)↓
(※スマホの場合、横向きにすると見やすいです。)

これらの店舗は、当然少なからず影響を受けるでしょう。上記でも書きましたが、ただでさえどの店舗も客が多くないのに、少しでも客が減ったら、閉店する可能性は高まるでしょう。しかもこれらの店舗(書店やDVD・CDレンタルショップ)は、一度閉店したらもう一度再開する(あるいは別の同種のお店が営業する)と言う事は、まずありません。

書店に関して"出版不況"と言われて久しく、販売額も店舗数も減り続けています。またDVDやCDレンタルに関しても、インターネットの登場以後、映画や音楽、ドラマなどを見る手段やサービスが増えただけでなく、無料で見られる(聞ける)サービスも多数あります。そのため値段を下げざるを得ず、利益は極めて少ないでしょう。更にここに人口減少も加わって、今後これらの業界が復活する可能性は、ほとんど無いと言わざるをえません。

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「駅前に新しい書店やレンタルショップが出来て、ラッキー!」なんて思っていたら、近所の書店やレンタルショップが潰れてしまった(しかもそちらの方が、品数が多かった)…では、本当目も当てられない。しかもそうなる可能性は、十分あると思います。


8. 中高校生やお金のない人には、利用しにくい・利用できない施設になる可能性も!

更に山下しずお と『CCC』が強引に建設を推し進める図書館とした商業施設は、図書館利用者として結構の割合を示すと思われる高校生や、お金のない人にとっては、利用しにくい(もしくは利用できない)施設になる懸念もあります。

『CCC』が佐賀県武雄市で運営する『武雄市図書館』は、入口近くのもっとも良い場所に、『CCC』系列の『蔦屋書店』と、『スターバックス』があります。

館内マップ:武雄市図書館

ここで問題なのが『スターバックス』。"お店専用"の席とそうでない席に明確な区分けが無いうえに、当初カウンター6席のみが『スターバックス』専用だったそうですが、なぜかその後50席、更に今では「席数108席は館内共用席」とHPに記載され、図書館内の座席なのに、『スターバックス』で飲食物の購入が強制され、問題となっています。

武雄市図書館を利用しこれからも利用したいと考えている受験生の感想 #takeolibrary:Togetterまとめ
武雄市には中学生が学校帰りに寄れない図書館があるらしい。:NAVER まとめ
武雄市図書館で苦情 スタバ席と共有席混同:佐賀新聞
スターバックス蔦屋書店武雄市図書館店に電話したよ | 脳無しの呟き《土鍋と麦酒と炬燵猫》
それでもおかしい武雄市図書館のスタバ席の話:Heavy Moon

また武雄市では、以下の様な事も起こっているそうです。

山下しずお と『CCC』が建設しようとしてる新・小牧市立図書館も武雄市図書館と同じように、1階部分のもっとも良い場所のかなりのスペースが、『CCC』によって占拠されています。下の図の『コミュニティーゾーン』がそれに当たりますが、このため当然、武雄市図書館と同じような問題が発生するでしょう。また『カフェテラス』なども、『スターバックス』の利用が強要される可能性もあります。

新小牧市立図書館建設基本設計(案)『各階平面図(1階)』より↓
新小牧市立図書館建設基本設計(案):各階平面図(1階)

新小牧市立図書館建設基本設計(案)『各階床別主要機能別面積』より↓
新小牧市立図書館建設基本設計(案):各階床別主要機能別面積

「お金がある人は席に座れる(あるいは『良い席に座れる』)が、そうでない人は座れない」、これは公共施設のあり方として、正しいあり方と言えるでしょうか?しかも巨額の建設費用を負担するのは、『CCC』ではありません。市民です!

また子供の利用に関しては、上記のツイートの事例以外にも、禁止される可能性もあります。なぜなら山下しずお は、既に決まってた小牧市立図書館の『ラピオ』移転を中止にする理由として、次のような発言を行っているからです(※しかもこれが唯一の理由)。

「ラピオの3・4階について、1部のお子さんを持つご父兄からは、本当にあの3・4階に図書館という施設を造って、子供たちをそこに通わせるのに、商業施設の中でありますので、若干の懸念の声を聞いておりますし、そういったことについてどう考えていくのか、青少年の健全育成の配慮をどういうふうにしていくのか、こういった点もございます」

ソース:ラピオ問題の検証課題(2): こまき無答塾ブログ

要約すると、山下しずお は「商業施設は、子供の健全育成に良くない!だから図書館をラピオに移転するのは良くない!」と言ってる訳です。何の根拠があってそう言ってるのでしょうか?時代遅れ(時代錯誤)も甚だしい。しかも「商業施設は、子供の健全育成に良くない」と言いつつ、自分が作ろうとしている図書館内には、商業施設を作ろうとしている。しかも「図書館の建設は、市民の意見をよく聞いて検討する」とマニュフェストで宣言したにも関わらず、それを自ら破ったうえ(どころか、最初から市民を騙す気があったのは、疑いようもありません)、強引に『CCC』と図書館を作ろうとしている。本当に『山下しずお』は、最低な人間だと言わざるを得ません!

図書館利用者の多くは、子供たちです。そして実際必要としているのも、子供たちでしょう。その子供たちが利用しにくくなる(利用が禁止される)ような施設を、作るべきではないと思います!そう言う意味でも、この山下しずお と『CCC』が建設しようとしている「図書館」を騙った"商業施設"は、多くの市民にとっても市の経済にとっても、また子供たちとその将来に関しても有益ではありませんし、作るべきではないと思います!


【関連リンク】
新小牧市立図書館建設基本設計(案)に係る意見募集:小牧市・・・9月15日まで、パブリック・コメントの募集が行われています。
 ・新小牧市立図書館建設基本設計(案) (※PDF)・・・計画の概要をまとめたPDFファイル

小牧市に市民のための図書館を・・・小牧市立図書館問題について分かりやすくまとめられているページ。スマホやタブレットで、非常に見やすいです♪ 作ってくれたのは、CCC図書館問題に取り組んでいる @keikuma さん(感謝!!)

小牧の図書館を考える会・・・小牧市の図書館建設に関して活動している市民団体。


【追記(2015/8/31)】

武雄市内の書店に関するニュースを見つけました。武雄市図書館の『CCC』化以後、売り上げが落ちているそうです。

武雄市図書館 地元書店は売り上げ減か:佐賀新聞

【追記(2015/9/10)】

実際 武雄市図書館に行った方のツイートなのですが、武雄市図書館では午後5時になると、保護者同伴でない子供たちは帰らされるそうです。


山下しずお と『CCC』が強引に推し進める新・小牧市立図書館も、館内に商業施設(カフェや書店、レンタルショップ)があるうえ、上記でも書きましたが、小牧市立図書館のラピオ移転を山下しずお が「商業施設は子供たちの健全育成に問題!」と主張して中止させたので、武雄市図書館と同じように、子供たちの利用時間がかなり限定(あるいは禁止)される懸念もあります。


【追記(2016/1/7)】

建設予定地のすぐ南、『まるさビル』の1階に『小牧ブックセンター』と言う書店があるのを知ったので、その情報を地図と本文に追加し、本文の一部を修正しました。