Opera は Chrome と同じ"Chromium"を元に作られており、両方の拡張は、かなり互換性があります。Vivaldi も同じく Chromium を元に作られており、Chrome拡張が使えるので、Opera拡張もほぼ問題なく利用できるでしょう。…と言う事で今回、Operaで使ってる拡張をVivaldiに移行する方法について、記事を書こうと思います。(*^^*)


移行の仕方


私が使用している環境が Mac OS X なので、今回は OSX での移行の仕方について書きますが、Windows でもたぶん同じようなやり方で移行できると… 思います。

なお Opera拡張の中には、サイドバーで利用できる『サイドバー・エクステンション(拡張)』と、スピーダイヤルで利用できる『スピードダイヤル・エクステンション』と言う種類のものもありますが、これらは Opera 独自の拡張なので、おそらく他のブラウザ(Chrome や Vivaldi)では、利用できない…かと。


1. 「開発者モード」を有効


まず移行したい Opera拡張が保存されてるフォルダ名を調べるため、拡張機能管理ページ右上の『開発者モード』ボタンをクリックして、開発者モードを有効にします!

Opera 36:拡張機能の「開発者モード」のボタン
Opera 36:拡張機能の「開発者モード」のボタン posted by (C)kyu3


2. IDをコピー


次に、移行したい Opera拡張の ID をコピーします!

Opera 36:拡張機能で「開発者モード」を有効時
Opera 36:拡張機能で「開発者モード」を有効時 posted by (C)kyu3


3. ID を Finder で検索


それぞれの Opera拡張が保存されてるフォルダは、ID と同じ名称になっているので、この名称のフォルダを Finder検索で探します!なおヒットしない場合は、フォルダが保存されてるフォルダ内を直接探して見て下さい。Opera拡張が保存されてるフォルダは [/Users/ユーザー名/Library/Application Support/com.operasoftware.Opera/Extensions] です!ちなみに『4』に記載されてる"バージョン"の方を便りに探した方が、見つけやすいと思います。(*^^*)

Mac OS X El Capitan:FinderでOpera拡張のファイルを検索
Mac OS X El Capitan:FinderでOpera拡張のファイルを検索 posted by (C)kyu3


4. 拡張本体が保存されてるフォルダをコピー


拡張本体は ID と同じ名前のフォルダ内に含まれる、それぞれの拡張の"バージョン"と同じ名前のフォルダに保存されています。なので、このフォルダをコピーします。

Mac OS X El Capitan:FinderでOpera拡張のファイルを開く
Mac OS X El Capitan:FinderでOpera拡張のファイルを開く posted by (C)kyu3


5. コピーしたフォルダを任意の場所に保存・リネーム


『4』で記載したそれぞれの拡張のバージョンと同じ名前のフォルダを、直接 Vivaldi のデベロッパーモード(※Operaの『開発者モード』と同じ、『6』・『7』を参照)で開いて指定する事でも、Vivaldi 用の拡張として読み込めるとは思いますが… 一応 Opera拡張と Vivaldi拡張を分けて置いた方が良いかと思い、この作業(コピーしたフォルダを任意の場所に保存・リネーム)を実施しました。

ちなみに私は『書類』フォルダの中に『Vivaldi』と言う名前のフォルダを作って、そこに保存しています。あとフォルダ名は数字(バージョン)だけだと分かりづらいので、それぞれの拡張の名前に変更しています。


6. Vivaldi の「デベロッパーモード」を有効


Vivaldi の拡張機能管理ページを開き、右上の『デベロッパーモード』にチェックを入れて有効にします!

Vivaldi 1.0:拡張機能管理ページ - 4(デベロッパーモードを有効)
Vivaldi 1.0:拡張機能管理ページ - 4(デベロッパーモードを有効) posted by (C)kyu3


7. 「パッケージ化されてない拡張を読み込む」で、Opera拡張を保存したフォルダを指定


最後に一番左端の『パッケージ化されてない拡張を読み込む』ボタンを押してダイアログを表示し、先ほどコピーして保存・リネームした Opera拡張のフォルダを指定します。すると Vivaldi で、Opera拡張を使う事ができます!

Vivaldi 1.0:拡張機能管理ページ - 3(デベロッパーモードで、パッケージ化されてない拡張を読み込む)
Vivaldi 1.0:拡張機能管理ページ - 3(デベロッパーモードで、パッケージ化されてない拡張を読み込む) posted by (C)kyu3


最後に活用事例を


最後にこのやり方の活用事例について。「別にわざわざ移行させなくても良いのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし 『Chromeウェブストア』では公開されていないけど、『Operaアドオン』(Opera拡張のサイト)では公開されてる拡張もあります。そう言った拡張を使うのに、この方法は役に立つでしょう。

また私が愛用している拡張の1つ、Evernoteの『Clearly』(WEBページを読みやすくする拡張)は、残念ながら今年(2016年)の1月に、更新・配信が終了してしいました。なので、もう新たに入手する事はできません。

Evernoteがアプリを整理、「Clearly」やMac版除く「Skitch」など提供終了に:マイナビニュース

しかし Operaに保存されてる Clearly は、そのまま使い続ける事ができるので、このような既に入手不可能となってしまった Opera で使っている拡張を使うのにも、この方法は役に立つでしょう。

【関連リンク】
VivaldiにOpera(Blink版)の拡張機能をインストールする:歌うキツネ


【追記(2016年8月8日)】


AKAMAGE さんのツイートで知ったのですが、Vivaldi も Opera公式拡張配布サイト「Opera アドオン」から、拡張機能を直接ダウンロードできるそうです!


「ダウンロードできない」と思い込んでいたので全然気づかなかったのですが、このツイートを見たあと調べてみたら、ツイートのリンク先にあるように、『Opera に追加』ボタンをクリックするとポップアップ下に『取りあえずダウンロードする』リンクがあり、それをクリックすると、Vivaldi でも Opera公式拡張配布ページの拡張機能を、ダウンロードすることができました!!Σ(・ω・ノ)ノww

Vivaldiでも、Opera拡張を"とりあえず"ダウンロード可能! - 2
Vivaldiでも、Opera拡張を"とりあえず"ダウンロード可能! - 2 posted by (C)kyu3

仮に上記の『6』以降のやり方でダウンロードした拡張機能を適応しても、当然 Opera の設定等は引き継がれませんが、とりあえず Opera公式拡張配布サイトで配布されてる拡張機能を追加したいだけならば、このやり方でやった方が『1』〜『5』までの過程を経なくて済むので、楽かと。(*^^*)

ちなみに拡張機能だけでなく、Opera のテーマもダウンロードできました。あと Vivalidi 以外のブラウザ(私が試したのは Firefox だけですが…)でも、同じようにダウンロードできると思います。

【関連リンク】
VivaldiにOpera(Blink版)の拡張機能をインストールする:歌うキツネ・・・上記のツイートに含まれるリンク先ページ。気づいた方もいるかもしれませんが、この追記の直前に『関連リンク』として貼ってあるページと同じです。この記事を読んだはずなのに、「ダウンロードできない」と言う思い込みから、全然この点(Opera 以外のブラウザでも、Opera公式拡張配布ページから拡張ダウンロードできる)に、気づきませんでした…(^^;