iOS 11の目玉機能の1つ「ARKit」(※iPhoneやiPad用の"AR"を使ったアプリを作れる仕組み)。この仕組みを使って作った無料のお薦めARアプリに関して、今回記事を書こうと思います!( ´ ▽ ` )ノ


アプリ使用前・使用時の注意点


本題に入る前に、まず注意点。ARKitに対応してる端末は、Macお宝鑑定団によると、以下の通りです。

iPhoneは『6s・6s Plus以降』
iPadは『iPad Pro以降(A9チップ以上が必要、9.7インチiPadも対応)』
iPod Touchは"非対応"(※2017年10月時点で、最新モデルはA8チップを使ってるので)

なので、これ以外の端末では、以下で紹介するアプリを使用しない方が良いと思います。実際試した訳ではないのですが、以下の記事によると画面が結構な明るさで点滅する(※リンク先記事に試したと言う方の動画付きツイートあり)みたいなので、特に"癲癇(てんかん)"の方は、しない方が良いと思われます。

【悲報】ARKit非対応のiOS 11搭載端末で「ARアプリ」を開くとやばいことに…:カミアプ

なお単にARが使えるアプリ自体は、iOS 11以前からリリースされてるので、ARKitをサポートしてない端末でも、使えるアプリが結構あります。例えば「IKEAカタログ」と言うIKEAのカタログ・アプリはサポート端末が『iOS 9.0 以降のiPhone・iPad・iPod Touch』となってますし、「Night Sky」は『iOS 9.3 以降のiPhone・iPad・iPod Touch』となってるので、それぞれのアプリのAR機能は使えると思います。自分の端末で使えるかどうかは、App Storeのそれぞれのアプリの『互換性』の欄を見れば分かるので、そちらをご確認下さい。

次に使用時の注意ですが、ARKitを使ったARアプリは、とにかくバッテリーの消費量が多いです!まぁ〜これは私の使用端末が、ARKitサポート端末の中で一番スペックが低いiPhone 6sだからと言うのもあるかもしれませんが、実際計測した訳ではないですが、だいたい1・2分使用してると10%くらい減る事があるので、外出先で試す場合は、モバイルバッテリーが必須だと思います!

あとこれも私の使用端末が6sだからかもしれませんが、結構iPhone本体が熱を持ちます。特にそれでどうと言うことはないのですが、気になる方は気になると思います。

最後に使用する際は、ある程度の空間的余裕が必要です。どらくらいの空間的余裕が必要かはアプリによって違うと思いますが、地面に何かを表示するアプリの場合は、畳(たたみ)で言うと少なくとも2〜3畳くらいの何も置いてない空間があったら、それなりに楽しめるのではないかと…思います。

またどのアプリもカメラで平面(床面)測定するので、ある程度明るい場所でないと測定できないので、出来るだけ明るい場所で使用して下さい。(*^^*)


1. 2百万の3Dモデルが楽しめる「Sketchfab」


「何を試したら良いかよく分からないけど、とにかくARアプリが試してみたい!」と言う方にお薦めなのが、3Dモデル共有サービス「Sketchfab」の公式アプリTechCrunhの記事によると、現在200万もの3Dモデルが公開されているそうです。

Sketchfab:App Store

公開されてる3Dモデルの種類は、とにかく色々あります!ロボットから恐竜、可愛らしいキャラクター、人工衛星、食べ物、そしてiPhone Xの3Dモデルも公開されています。ちなみに3Dモデル自体は、パソコンおよびスマートフォンのブラウザ経由でも楽しめるので、興味のある方は以下のリンク先(※画像や動画上のリンク先ページ)を見てみて下さい。(*^^*)

恐竜(ディロフォサウルス)
3Dモデル共有サービス「Sketchfab」公式アプリ - 80:3DモデルをAR!(ディロフォサウルス)
3Dモデル共有サービス「Sketchfab」公式アプリ - 80:3DモデルをAR!(ディロフォサウルス) posted by (C)kyu3

ハンバーガー
3Dモデル共有サービス「Sketchfab」公式アプリ - 33:3DモデルをAR!(リアルなハンバーガーとポテト)
3Dモデル共有サービス「Sketchfab」公式アプリ - 33:3DモデルをAR!(リアルなハンバーガーとポテト) posted by (C)kyu3

iPhone X
(※なぜか端末下部にイヤホンジャックあり!^^ )
Sketchfab:iPhone Xの3DモデルをARで表示 - 4
Sketchfab:iPhone Xの3DモデルをARで表示 - 4 posted by (C)kyu3

ちなみに3Dモデルは固定されいた映像だけでなく、動くものもあります!例えば以下の動画のような。

ネズミの探偵?
なお初回起動時にアカウントの作成を求められますが、スキップしても普通に使えます。あとARを表示する際は、各3Dモデルのページ右上のアイコン(※下の画像を参照)をタップすると、ARモードに切り替わります。

Sketchfab公式アプリ:ARモードの起動ボタン
Sketchfab公式アプリ:ARモードの起動ボタン posted by (C)kyu3


2. ARで長さや面積を測定できる「HakaruAR」


「ARKit」がAppleの発表会で発表された後、開発者が開発中のアプリを公開するようになって話題になったものの1つに、ARKitを使って現実世界の長さや高さを測定するアプリがあります。iOS 11リリース後その種のアプリが複数リリースされましたが、「HakaruAR」もその種アプリの1つ。

HakaruAR(測るエーアール) | 誰でも手軽に「測れる」アプリ・・・公式HP
HakaruAR:App Store

この種のアプリは日本語対応してないものが多いですが、このアプリは日本語化されてるうえ、操作メニューが割りと分かりやすいです!あと単位を『cm』や『mm』、『inti』に切り替えれるのも良い点かと。(*^^*)

公式の説明動画↓


AR測定アプリ「HakaruAR」
AR測定アプリ「HakaruAR」 posted by (C)kyu3

ただし測定できるのは、あくまで床面の"長さ"や"面積"のみ。壁面や物の高さは測定できません

あとこれはこのアプリだけではないですが、この種のアプリの測定結果は、あくまで"目安"に過ぎません!実際使ってみると分かると思いますが、うまく床面が認識できなかったり、光の加減等々などの測定条件によって、測定結果が大きく異なる場合があります。また測定結果が正しいかどうかは、結局実際メジャーや物差しなどで測ってみないと分からない訳で…(^^;

実際別のアプリですが、初回起動時に「このアプリでの測定は、あくまでエンターテイメント目的で行って下さい!」と言うアラートが表示されるものもあります。

測定アプリ「Air Measure」で表示される初回起動時のアラート↓
空間を測定できるARアプリ「AirMeasure AR」 - 1(初回起動時に表示されるアラート)
空間を測定できるARアプリ「AirMeasure AR」 - 1(初回起動時に表示されるアラート) posted by (C)kyu3

…なので楽しむために、あるいは正確な数字は必要なく、あくまで興味本位等々で測定するのに使うのなら良いですが、この測定結果を真に受けて仕事や何らかの作業を行うのは、止めた方が良いと思います。(^^;


3. IKEAの家具を試し置きできる「IKEA Place」


スウェーデンの有名家具メーカー「IKEA」の公式アプリ。IKEAの家具を自宅等々にARで表示し、実際置いて見たイメージを確認することができます。(*^^*)

IKEA Place:App Store

公式PR動画↓


なおこのアプリも上記で紹介した長さの測定アプリと同じで、大きさはあくまで目安に過ぎません!実際の製品と完全に同じ大きさで表示される訳ではないので、例えば「この隙間にこの家具が入るかな?」なんて風に試してみて、入ったので購入…と言ったことは、しない方が良いと思います。(^^;

あと上記の注意書きでチラッと書きましたが、同じくIKEAの公式アプリ「IKEAカタログ」でも、IKEAの家具をAR表示することができます。こちらのアプリはARKitを使っていないようなので、もしARKitサポート端末以外の端末を使っていて、IKEAの家具をAR表示してみたいと言う方がいたら、こちらのアプリを試してみてはいかがでしょう?

IKEAカタログ:App Store


4. ペットのドラゴンを召喚して楽しめる「AR Dragon」


次に紹介するのは、ARペットアプリの「AR Dragon」!可愛らしいミニドラゴンを召喚し、食べ物を与えたり、以下の動画のようにボール遊びなどで一緒に遊ぶことができます♪ (*^^*)w

AR Dragon:App Store


ドラゴンの皮膚の質感やアクセサリは、有料で追加・変更可能。実際どんな感じに変更できるかは、Twitterで『#ARDragon』と検索した結果を見るとよく分かると思います。

なお数日間アプリを起動しないと育てたドラゴンがどこかへ行ってしまう(?)そうなので、気をつけて下さい。一応ポイントを使って呼び戻すこともできますが。(*^^*)

AR Dragon:数日間放置すると、ドラゴンがいなくなっちゃう?!
AR Dragon:数日間放置すると、ドラゴンがいなくなっちゃう?! posted by (C)kyu3


5. 空間上に絵を描ける「LightSpace」


空間上に絵を描けるアプリはいくつかありますが、その中でこの「LightSpace」がお薦め!カラフルな蛍光ペンや、バチバチと火花が上がってるかのように描けるペンが使えるので、絵心のある人はインパクトの強い絵が描けるかと。(*^^*)/

LightSpace - 3D painting in AR:App Store



上の動画は私がこのアプリの動画撮影機能(※写真撮影機能もあり)で撮影したものなのですが、私は絵心はないので、詳しくは以下の公式PR動画をご覧下さい。

公式PR動画↓



6. 絵文字や時間、位置情報などを表示できる「ARCam」


上記の「LightSpace」は絵心が必要ですが、こちら(「ARCam」)は必要ありません!複数個の"絵文字"や"時間"、"位置情報"、"天気の情報"(あと最新版1.0.4では"任意の文字"も)をARで表示した写真や映像を、簡単に作ることができます

ARCam: Your 3D Moments:App Store



以下のInstagramの動画は、このアプリの公式ページおよびサポートページにもなってる公式Instagramのアカウントに投稿されてるものの1つです。

ARCam - Your 3D Moments:Instagram


こんな風に今どこにいるかや、絵文字を使って感情等々を表現できるので、それなりに利便性も高いのではないかと。(*^^*)


7. ラジコンヘリやラジコンカーが操縦できる「AR Radio Control」


最後に紹介するのが、ラジコンヘリやラジコン軍用車をAR表示し、それを操縦できるアプリ「AR Radio Control」。例えばラジコンヘリなんかは、そうそう気軽に飛ばせるものではありませんし、結構な値段するので、落下して壊れたら損害額は非常に大きい…ですが、ARならどこでも飛ばせますし、ぶつかっても落ちても壊れないので、その点も良い点かと!(*^^*)

AR Radio Control:App Store


ちなみに動かせる種類は、まだヘリコプターも自動車も1種類しかありません。また自動車(軍用車)の方は、平面スキャンで認識された白い枠線(四角)の範囲内でしか動かせないので、もし部屋などの狭い範囲で動かしたい場合は、車両の大きさを小さく変更すると、部屋の中でもそれなりに楽しめるのではないかと思います。



なおこのアプリ、広告がかなりうざいです!広告自体はアプリ開発企業の利益のためにしょうがないのですが、車両やヘリを選択するたび表示される全画面広告は、閉じ方がパッと見、分かりづらいですし、閉じるボタンをタップしても広告が閉じないことが多々あります。(^^;

しかしその点を踏まえても、ラジコンヘリを操縦できる体験はなかなか得難いものですし、私自身は満足しています。できたら今度、YouTubeにアップされてる公式動画(※以下にリンク掲載)の様に、公園などの広場でも飛ばしてみたいなぁ〜と思っています。(*^^*)

AR Radio Control デモ動画 ヘリコプター編:YouTube


【追記(2017年10月24日)】

早速公園で動画を撮影してきたので、以下に掲載しておきます。(*^^*)


8. ラジコン飛行機を操縦できる「AR Airplanes」


上記の「AR Radio Control」は、ラジコンヘリが操縦できるけど広告がちょっと…と言うアプリでしたが、この「AR Airplanes」は、広告は表示されません!このアプリで操縦できるのは、ラジコン飛行機です!(*^^*)/
操作方法は、本物のラジコン飛行機のコントローラー(プロポ)を再現してるのか、うまく操縦できるようになるには、繰り返し練習する必要があるかと。ちなみに操作方法は、こんな感じ(以下の画像)ではないかと。

ラジコン飛行機をARで飛ばせる「AR Airplanes」 - 7:操作方法の説明
ラジコン飛行機をARで飛ばせる「AR Airplanes」 - 7:操作方法の説明 posted by (C)kyu3

ラジコン飛行機もラジコンヘリと同じく値段が高く、持ってる人も少なく、なかなか操縦する機会は得られないでしょうし、仮に得たとしても、高価なラジコンを飛ばすのは、なかなか勇気がいるでしょう。(^^;

しかしこのアプリ(…と言うか、AR)なら、落ちてもぶつけても問題ないですし、屋内でもどこでも飛ばすことができるので、興味のある方は一度体験してみてはいかがでしょう?

9. 空中を泳ぐサメを体感できる「shARk」


最後に紹介するのは、空中を泳ぐリアルなサメVR Insideによると種類は「カリフォルニアドチザメ」という小型のサメなんだそうです)を出現させ、体感できる「shARk」と言うアプリ!ARと分かっていても、最初飛び出して来た時は、ちょっと怖かったです。(^_^;

shARk by Curiscope:App Store
ちなみに課金(120円)すると、映画『ジョーズ』でお馴染みの大型のサメ「ホホジロザメ」を呼び出すことができるようですできます。(*^^*)

【追記(2017年11月7日)】
アプリ内課金でホホジロザメを表示してみたので、興味ある方はこちらの動画を見てみて下さい。(*^^*)

ゲーム編告知と関連リンク


今回ARKit対応のお薦め無料アプリに関する記事を書いてみて、思ってた以上に記事が長くなってしまったので、ARKit対応のお薦めゲームアプリに関しては、次回別の記事で書く予定です。もし良かったらそちらの方も、見てみて下さい。( ´ ▽ ` )ノ

あとこの記事に関連するリンクを以下にまとめたので、こちらも興味があれば、見てみて下さい。


【関連リンク】
iOS11ですぐに試せるARKitアプリ6選:TechCrunch Japan
バーチャル感が楽しい! iPhoneで試したくなるARアプリ5選:&GP
「iOS 11」ですぐに試せる、「ARKit」対応おすすめアプリ23選:CNET Japan
iOS11で遊びたいARおすすめゲーム10選。ARKitでARブームがくるか?:Appliv
iPhoneで使えるおすすめARアプリ10選。ものさしも、お絵かきも、人体模型も:Appliv
AR始まった! iPhoneやiPadで今すぐ試せるオススメARアプリ11選:VR Watch
iOS11からの新機能ARのすごさがわかるオススメのARゲーム5選:ファミ通App

【関連記事】
iOS 11「ARKit」の活用事例とそこから感じたこと その1:実用的事例 : Kyu3’s Blog
iOS 11「ARKit」の活用事例とそこから感じたこと その2:ゲーム編 : Kyu3’s Blog
iOS 11「ARKit」の活用事例とそこから感じたこと その3:ゲーム以外のエンターテイメント : Kyu3’s Blog
iOS 11「ARKit」の活用事例とそこから感じたこと その4:VR編 : Kyu3’s Blog

【参照リンク】
Apple、iOS 11やmacOS High Sierraの詳細技術を公開(制限事項含む):Macお宝鑑定団 blog
【悲報】ARKit非対応のiOS 11搭載端末で「ARアプリ」を開くとやばいことに…:カミアプ
SketchfabのアプリがARKitを体験するのに最高かも:TechCrunch Japan
iOS11のARkitを利用した誰でも手軽に"測れる"「HakaruAR(測るエーアール)」が配信開始:VR Inside
ついにiPhoneにAR技術がやってきた、カメラを向けるだけで長さを測れるアプリ「AirMeasure AR」できちんと計測するコツ:GIGAZINE
ヘリなどを操作して遊べるARアプリ「AR Radio Control(ARラジオコントロール)」が配信開始:VR Inside
ARでサメと触れ合うことができる飼育ゲーム「shARk」が登場:VR Inside


【追記(2017年10月24日)】


『7』の「AR Radio Control」の欄に動画を追加しました。あと空中を泳ぐサメを体感できる「shARk」と言うアプリを追加しました!それとARKitサポート状況に「iPod Touch」の情報を追記しました。(*^^*)

【追記(2017年10月28日)】


本文にいくつか修正&追記しました。あと紹介するアプリの順番を一部変更しました。

【追記(2017年11月7日)】


『8』の空中を泳ぐサメを体感できる「shARk」の欄に、ホホジロザメの動画を追加しました。あとホホジロザメのAR、思ってたより小さかったです。(^_^;

【追記(2017年11月12日)】


お薦めARKitアプリとして「AR Airplanes」を追加しました!あと『8』だった「shARk」の欄を『9』に変更しました。