Twitterで『Vivaldi』と検索していると、最近よく「(特定のサイトで)Flash Playerが機能しない!」と言うツイートを見かけます。そこで今回はその対処法(Flash Playerを有効にする方法)について、記事にする事にしました!( ´ ▽ ` )ノ

1. Flash Playerは別途ダウンロードが必要!


まず最初に、Chromeと違ってVivaldiは、Flash Playerがソフトに同梱されている訳ではないので、Flash Playerを使うには、別途インストールする必要があります。インストールの仕方に関しては、下記の公式ヘルプが参考になると思います。
(※すでにインストールされてる場合は、この章は読む必要ないので、次の章から読んで下さい。)

Installing a Flash Player in Vivaldi:Vivaldi公式ヘルプ・・・本文は英語です。

一応以下にもやり方を書いておくと、
  1. Flash Playerダウンロードページへ移動
  2. 使用しているOSを選択
  3. 『Opera and Chromium – PPAPI』を選択
  4. ダウンロード後、インストールを実行

ちなみにVivaldiが使用するFlash Playerは、OperaなどのChromiumベースのブラウザと同じもの(VivaldiもChromiumベース)なので、Operaなどがインストールされている場合は、改めてダウンロードする必要はありません。

Flash Playerのダウンロードページ↓
Flash Playerのダウンロードページ
Flash Playerのダウンロードページ posted by (C)kyu3


2. Flash Playerを有効にするには、サイトごとに有効に切り替えることが必要!


VivaldiのFlash Playerに関する設定は、[ウェブページ >プラグイン]にあります。以前はこの設定で『常に有効』を選択していると、どのサイトでも問題なくFlash Playerが使えていたのですが、数ヶ月前のアップデートから(?)、『常に有効』にしていても、いくつかのサイトではそのままだと有効にされなくなったようです。
(※.バージョン2.0以降から、サイトごとの設定がアプリ終了ごとにリセットされるようになりました。それを無効にする方法に関しては「追記その2」と「追記その3」を参照。)

Vivaldi環境設定のFlash Player関連の項目↓
Vivaldi 1.14.1047.3:Flashに関する設定
Vivaldi 1.14.1047.3:Flashに関する設定 posted by (C)kyu3

理由はVivaldi…ではなく、"脱Flash Player"の流れから、Vivaldiがベースに使ってる「Chromium」が、Flash Playerをサイトごとに設定しないと有効にならない仕様に変わったからのようです。

Google、ChromeにおけるFlash終了への対応発表:マイナビニュース・・・ChromeもChromiumがベースになっています。


3. サイトごとにFlash Playerを有効にする方法


前置きが少し長くなってしまいましたが… ここからが本題!Vivaldiの場合、サイトごとにFlash Playerを常に有効にするには、"2つ"の方法があります。

  1. 有効にしたいサイトを表示して「サイトの設定」で『常に許可』に設定する
  2. 「vivaldi://settings/content/flash」で、URLを入力して設定する

まず『1』の「サイトの設定」ですが、これはアドレスバーの左端部分をクリックすると、表示されます。

Vivaldiの「サイトの設定」↓
Vivaldi 1.14.1047.3:サイトの設定
Vivaldi 1.14.1047.3:サイトの設定 posted by (C)kyu3

これの『Flash』の欄のプルダウンメニューをクリックし『このサイトでは常に許可』を選択すると、このサイトでは常にFlash Playerが有効になります。

「サイトの設定」でFlashを常に許可(有効)↓
Vivaldi 1.14.1047.3:サイトの設定でFlashを常に有効 - 2
Vivaldi 1.14.1047.3:サイトの設定でFlashを常に有効 - 2 posted by (C)kyu3

次に『2』の「vivaldi://settings/content/flash」ですが、こちらはChromiumの方の設定だと思われます。基本的にVivaldiの設定は環境設定で行いますが、Chromiumの設定も一部使用できるものがあり、こちらを使って設定することもできます。アドレスバーに「vivaldi://settings/content/flash」を入力し、Enterキーなどで実行(※「vivaldi://se…」を実行したらVivaldiの普通の設定画面が表示される場合は、『1』のポップアップ下部の「サイトの設定」をクリック→表示されるページ上部の「← URL」をクリック→「Flash」を選択すると表示されます)すると、以下のような設定画面が表示されます。

「vivaldi://settings/content/flash」を表示したところ↓
Vivaldi 1.14.1047.3:Flashを常に有効するサイトをまとめて設定できる設定画面
Vivaldi 1.14.1047.3:Flashを常に有効するサイトをまとめて設定できる設定画面 posted by (C)kyu3

こちらの設定画面では、URLを追加することで、追加したURLのページでFlash Playerを常に有効にできます。やり方は簡単!『許可』の欄の『追加』ボタンをクリックした後、有効にしたいページのURLを例のように入力(※「https://vivaldi.com/」の場合、「[*.]vivaldi.com」)。そして『追加』ボタンをクリックするだけです。

「vivaldi://settings/content/flash」の追加ボタン↓
Vivaldi 1.14.1047.3:Flashを常に有効するサイトをまとめて設定できる設定画面 - 3
Vivaldi 1.14.1047.3:Flashを常に有効するサイトをまとめて設定できる設定画面 - 3 posted by (C)kyu3

Vivaldi 1.14.1047.3:Flashを常に有効するサイトをまとめて設定できる設定画面 - 6(URLでサイトを追加)
Vivaldi 1.14.1047.3:Flashを常に有効するサイトをまとめて設定できる設定画面 - 6(URLでサイトを追加) posted by (C)kyu3


【関連リンク】
Installing a Flash Player in Vivaldi:Vivaldi公式ヘルプ

【関連記事】
Vivaldi 1.9で起こる主な日本語関連の不具合と対処法、対応状況(※全て修正済み) : Kyu3’s Blog


【追記(2017年12月28日)】


この記事を書いた時点では、上記『3 - 2』の「vivaldi://settings/content/flash」をアドレスバーに直打ちでFlash関連のChromiumの設定画面が表示されたのですが、なぜか今試してみたら表示されなかったので、その場合の対処法(「サイトの設定」ボタンクリックからの移動方法)について、追記しました。


【追記 その2(2018年9月28日)】


この記事の主旨とは少し異なりますが… 先日Vivaldi正式版2.0がリリースされてから、この記事へのアクセスが大幅に増えたので、一応追記。

Vivaldi 2.0から、ベースに使用してる「Chromium」の影響で、サイトごとに設定したFlash Playerの許可設定が、毎回アプリ終了ごとにリセットされるようになりました。ちなみに同じく「Chromium」をベースにしているGoogle Chromeも、数週間前にリリースされたバージョン69から、同様にFlash Playerの許可設定が終了後にリセットされるようになっています。(^^;

Google、Chrome 69でFlash廃止へ向けた取り組みを前進:マイナビニュース
「Chrome 69」安定版、10周年でパスワード自動生成など多数の新機能:ITmedia NEWS
グーグル「Chrome 69」リリースは9月、Flash終了へのさらなる対応など:CNET Japan

この対処法(?)ですが、「Flags」(※.通常の設定画面には表示されない設定画面)の『Enable Ephemeral Flash Permissions』(※.面倒な人は「vivaldi://flags/#enable-ephemeral-flash-permission」をコピーしてアドレスバーにペースト→実行)の項目の設定を『Disabled』に変更すると、毎回リセットされる設定が無効になり、終了後もFlash Playerの許可設定が保存されるようになります!( ´ ▽ ` )ノ
(※. 最新のスナップショット2.2.1360.4で、同項目が削除されました。詳しくは「追記その3」を参照!)

当該設定を『Dlsabled』(無効)にしたところ↓
Vivaldi 2.1.1317.4:Flash有効を終了後も持続させるFlags設定 - 2
Vivaldi 2.1.1317.4:Flash有効を終了後も持続させるFlags設定 - 2 posted by (C)kyu3

ちなみにGoogle Chromeでも同様に、この設定(※.Chromeの場合は「chrome://flags/」)を『Disabled』に変更すると、終了後もFlash Playerの許可設定が保存されるようになります。

【Google Chrome完全ガイド】Google ChromeでFlash Playerを有効にしてコンテンツを再生する:@IT


【関連リンク】
DefaultPluginsSettingについて:Vivaldi公式フォーラム
Vivaldi 安定版2.0 リリースのお知らせ:Vivaldiブラウザー日本語公式ブログ


【追記 その3(2018年11月11日)】


@hisamin_yurisky さんのツイートで知ったのですが、Vivaldiの最新スナップショット(2.2.1360.4)のFlags設定から、Flash Playerの許可設定が終了後にリセットされるのを無効にする設定項目(『Enable Ephemeral Flash Permissions』)が、なくなっていました!(´;ω;`) うぅ…


Flagsで「Flash」と検索しても何もヒットせず…↓
Vivaldi 2.2.1360.4:Flashの許可設定リセット止める項目が無くなる… - 2
Vivaldi 2.2.1360.4:Flashの許可設定リセット止める項目が無くなる… - 2 posted by (C)kyu3

@hisamin_yurisky さんによるとChromeでも同様の設定項目がなくなってるみたいなので、Vivaldiのベースとなってる「Chromium」のアップデートによるものと思われます。なので、今後は終了→再起動のたびに、毎回アドレスバー左端をクリックして表示される「サイトの設定」から、Flash Playerを有効にする必要があります。

「サイトの設定」でFlash Playerを有効にする手順↓
Vivaldi 2.2.1360.4:サイトごとの設定でFlashを許可 - 2
Vivaldi 2.2.1360.4:サイトごとの設定でFlashを許可 - 2 posted by (C)kyu3


【関連リンク】
Vivaldiブラウザースナップショット 2.2.1350.4 リリース:Vivaldiブラウザー日本語公式ブログ・・・記事タイトルは「2.2.1350.4」となっていますが「2.2.1360.4」の誤りです。なお変更ログの一番下に『Chromiumを71.0.3578.27に更新』とあるので、Chromiumが更新されたのは間違いありません。
Better Widevine (EME) support for Linux – Vivaldi Browser snapshot 1360.4:Vivaldi公式ブログ