今月もNetflixのお薦めドラマについて、記事を書こうと思います。ちなみに今回は奇しくも紹介する作品が、すべてNetflixオリジナル作品となりました。(*^^*)

1. ハウス・オブ・フラワーズ


最初に紹介する作品は、メキシコの花屋を舞台とするドラマ『ハウス・オブ・フラワーズ』。「花屋」と言っても街の小さな花屋ではなく、イベントや結婚式などの催し物に大量の花を納めるのがメインの花屋と思われます。そしてその花屋を経営する人たちは、貴族っぽい発言がいくつか見受けられるので、おそらく代々街の名士の一族かと。警察幹部などの有力者とも交流があり、かなりのお金持ちで、お手伝いさんが沢山いる大邸宅に住み、知り合いもリッチな人たちばかり。そんな花屋を経営する家族が、この物語の主人公です

ストーリーを簡単に説明すると、そんな裕福な花屋を営む家族の主人である男性の誕生パーティーが盛大に行われるさなか、パーティーで人が出払ってひっそりと静まり返った花屋の店内にふらっとやって来た女性が、突然首吊り自殺を決行!このことをきっかけに、この家族に様々な問題が起こっていく…と言うストーリーです。

一応ジャンル的には「コメディー」と「ホームドラマ」でカテゴライズされていますが、コメディーとしては、正直ちょっと物足りないなと思いました。しかしホームドラマとしては、まぁまぁだなと思います。あと最初『デスパレートな妻たち』っぽい感じがかなと思いましたが、『デスパレートな妻たち』ほどコメディタッチではなく。繰り返しますが、ホームドラマ色が強い作品だと思います。

ちなみに作品は全13話で、1話が約30分。日本語は字幕のみです。あと最後はそれなりに綺麗にまとまりつつも続編がありそうな展開で終わりますが、続編が作られるのかどうかは、まだ未定のようです。

The House of Flowers Season 2: Netflix Renewal Status and Release Date:What's on Netflix




2. 魔法が解けて


次に紹介するのは、『ザ・シンプソンズ』の製作者として知られるマット・グレイニングさんが製作した大人向けのファンタジー・アニメ『魔法が解けて』。ちなみに原題の『Disenchantment』の意味は、邦題とほぼ同じで「魔法を解く」の他に、受け身で用いられることがよくある単語だそうで、その場合「迷いがさめる」や「幻滅を感じる」と言う意味で用いられるようです。

disenchantmentの意味・使い方:英和辞典 Weblio辞書

中世を舞台にしたシュールなファンタジー・アニメで、主人公は大酒飲みでちょっと空気が読めず、自由奔放な性格のお姫様「ビーン」。そんな彼女が間の抜けたエルフ「エルフォ」や、どこか憎めない悪魔「ルーシー」とともに、さまざまな問題を起こしたり、冒険に出たりするストーリー。

私は『ザ・シンプソンズ』をほとんど見たことがないのですが、おそらく『ザ・シンプソンズ』でもそうなのではと思われるシュールな小ネタや展開がそこかしこに散りばめられており、割りと面白かったです。あと3Dで作られてると思われるお城や街の映像も、少し興味深かったですし、印象に残りました。

こちらも1話は約30分で、現在配信されてるのは全10話。日本語吹き替えありです。ちなみに最後の最後でかなり意外な展開があり、謎を多く残したまま終了となることから、ひょっとしたらすでに続編の製作は決定されてるのかもしれませんが、いまのところ公式発表はないようです。

Disenchantment Season 2 Release Date And Everything You Need To Know:Otakukart
Disenchantment season 2 release date, cast, spoilers:Digital Spy
Disenchantment Season 2's Release Date & Story Details:Screen Rant



【関連リンク】
『魔法が解けて(Disenchantment)』公式Twitter
Netflix、『シンプソンズ』のクリエーターが手掛けた大人向けアニメ『魔法が解けて』を本日より配信:RBB TODAY
「ザ・シンプソンズ」のマット・グレイニングによる新作アニメがNetflixで配信:映画ナタリー
「シンプソンズ」作者の新作『魔法が解けて』がNetflixで配信!:シアター
「シンプソンズ」クリエイターの新作、ネットフリックスで配信へ:ロイター

3. グレート・ニュース


次に紹介するのは、テレビ局を舞台とするコメディー・ドラマ『グレート・ニュース』。非常にベタなコメディーで、ストーリーにも登場する人物設定にも特筆すべきところはないのですが、笑い所となるツボをきちんと押さえてるので、見ればそれなりに楽しめる作品だと思います。

ストーリーを簡単に説明すると、主人公はテレビのニュース番組のプロデューサーをしている女性ケイティ。彼女はなかなか自分が職場で認められず悩んでるのですが、そんななか、親子仲は悪くないものの、過保護なところを少し疎ましく思っている彼女の母親キャロル(60代)が突然職場を訪れ、彼女の下でインターンとして働きたいと言い出します。そして職場で様々な騒動が起きると言うストーリー。

ちなみにこちらは、上の2作品よりもさらに時間が短く、1話は約20分。現在配信されてるのは、全10話です。日本語吹き替えあり。



【関連リンク】
『グレート・ニュース(Great News)』公式YouTubeチャンネル

4. 孫悟空の遊勇伝


最後にこちらはお薦めと言う程ではないのですが、興味深い作品だったので「おまけ」として紹介します。この作品『孫悟空の遊勇伝』(原題は『The New Legends of Monkey』)は、何と1978年に日本のテレビ局によって制作された堺正章さん主演のドラマ『西遊記』が元になっているそうです!

『キングスマン』原作者、堺正章を語り出す:シネマトゥデイ・・・上記の件について書かれてる記事。
New Legends of Monkey Review: Netflix Update Cuts Tale’s Chinese Root:IndieWire・・・上記の件について書かれてる英語の記事。

シネマトゥデイの記事で触れられてるマーク・ミラーさんのツイート↓

シネマトゥデイによると、このドラマ『孫悟空の遊勇伝』が製作されたオーストラリアやニュージーランド、そしてイングランド(あと英語版Wikipediaの記事によると、南米諸国)などで堺正章さん主演の『西遊記』は放送され、結構人気だったようです。

日本で働いてるイギリス人ゲームクリエイターJames Wraggさんのツイート↓

英語版『西遊記』こと『Monkey』(または『Monkey Magic』)のオープニング映像↓


肝心のドラマの出来の方ですが、このドラマ(『孫悟空の遊勇伝』)自体は、まだ全10話のうち5話までしか見ていないのですが、正直ちょっと子供っぽい感じが否めず、面白いとまでは思いませんでした。またドラマの世界観も日本の『西遊記』と比べると、ちょっと分かりづらい感じがしました。(^^;

しかしそれなりにコミカルでプッと吹き出すようなところもあり、かつドラマ『西遊記』を彷彿とさせる演出も見られるので、それなりに楽しめる作品にはなってるとは思います。

ちなみにドラマ『西遊記』では女優の夏目雅子さんが、眉目秀麗な男性役として三蔵法師を演じてましたが、『孫悟空の遊勇伝』でも女性が三蔵法師役を演じています。演じているのはトンガ系ニュージランド人のルシアン・ブキャナン(Luciane Buchanan)さん。ただしこちらは、あくまで女性が男性(の僧侶)に扮していると言う体(てい)で演じているのが、興味深かったです。やはりドラマ『西遊記』を知ってる人なら、女性が男性の三蔵法師役を演じててもあまり違和感は感じないかもしれませんが、ドラマ『西遊記』を知らない人が見たら、たぶん「何でこのドラマでは、女性が男性役を演じてるんだ?」と言う疑問が、ずっとつきまとうでしょうから。(^^;

あと余談ですが、このドラマでは沙悟浄も女性(Emilie Cocquerelさん)が演じています。そちらもちょっと興味深かったです。

ちなみにこのドラマは1話は約25分で、現在配信されてるのは全10話。日本語吹き替えありです。また子供向けの「キッズTV番組」にもカテゴライズされています。



【関連リンク】
The New Legends of Monkey:Wikipedia・・・このドラマの英語版Wikipediaの記事。