今月もAmazonプライムビデオで見たお薦め作品に関する記事を書こうと思います。今回は2つのドラマを紹介。いずれもAmazonオリジナルのドラマです。(*^^*)
まず最初に紹介する作品は、1話完結のオムニバスドラマ『ロマノフ家の末裔 ~それぞれの人生~』です。「オムニバス」なので、各話がそれぞれ独立した1話完結の作品となっています。ちょっとしたホラーあり、コメディーっぽいものもあり。各話特徴があって、それぞれがそれなりに面白かったです♪ (*^^*)
タイトルにもなってる「ロマノフ家」は知ってる方も多いかと思いますが、一応簡単に説明すると、ロシアを長きに渡って支配していた「ロマノフ朝」と言う王朝の王族で、20世紀初頭に起きたロシア革命で、一族が皆殺しにあってしまうと言う事件が起こりました。
・ロマノフ家の処刑:Wikipedia
そんな悲劇的な最後を迎えたロマノフ家の生き残りの人たちのそれぞれの物語… と言う印象を、たぶんタイトルを見た人は皆イメージすると思います(※実際私もイメージしました…(^^; )が、実際のドラマは、あくまで「ロマノフ家の末裔」と言うのは、ドラマを作る上で課せられた1つの"お題目"(条件)に過ぎません。各話の重要なキーワードでもなければ、ドラマの大きなテーマでもありません。なので、ロマノフ家の事を全然知らなくても見れますし、中には全然ロマノフ家(およびロマノフ朝)の"ロ"の字も出ない展開が続き、最後の最後で登場人物の1人が「実は私はロマノフ家の末裔なの」と言うだけの回もあるので、意識して見る必要は全くないと思います。むしろ意識すると「これ別にロマノフ家じゃなくても良くねぇ?」と言う問いに囚われ続ける事になるので、気にせず見る方が良いと思います。(^^;
ドラマとして1番面白かったのは、最後の第8話。他の7話がどれも小粒の良質のドラマと言う印象だったのに対し、8話は少し大味で、痛快なラストが良かったです。あと印象に残ったシーンとしては、5話の最後の父親の決断のところと、6話の少し切ない大人のデートシーンでしょうか。
ちなみにこのドラマ、私が見たのは普通の字幕版でしたが、日本語吹き替え版に加え、4Kの字幕・吹き替え版もあるようです。
・「ロマノフ家の末裔」でAmazonを検索
また各話が約1時間20分のものが多く、少し長めです。あとキャスト等の情報は、このドラマに関するWikiepediaのページに詳しくまとめられてるので、興味のある方はこちらも見てみてはいかがでしょう?
・ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜:Wikipedia
【関連リンク】
・ドラマ『ロマノフ家の末裔 ~それぞれの人生~(The Romanoffs)』の公式Twitter
・ドラマ『ロマノフ家の末裔 ~それぞれの人生~(The Romanoffs)』の公式Facebook
次に紹介する作品は『トランスペアレント』です。この作品を見たのはずいぶん前なので、少しうろ覚えな部分もありますが、簡単にストーリーを説明すると、堅物の父親が実は「トランスジェンダー」(※モーラの場合、他者に対する性的衝動のようなものが見られないので、あくまで「見た目が女性でない事に違和感を感じている」と言う事ではないかと)で、それを家族に告白した事や、家族が抱える様々な問題が同時に浮き彫りになって、色んな騒動が巻き起こる… と言う感じでしょうか。
ちなみにタイトルの「transparent(トランスペアレント)」は、英単語の意味としては「透明な」や「明白な」と言う意味があり、コンピューター関連の用語としては「完全なモジュール化とインターフェイスの共通化により、上位のレイヤが下位のレイヤをいっさい意識しなくてよい状態」と言う意味もあるようですが、一番しっくり来たのが情報サイト「g-lad xx」(グラァド)の表現なので、以下に引用しておきます。
コメディータッチのドラマで、シーズン1はそれなりに面白かったです。ただシーズン2は最初の数話が非常に重たく、それで見なくなってしまいました。しかしシーズン4まで続いてるので、それなりに楽しめるドラマではと思います。(^^;
ちなみにドラマ自体はシーズン5(※これがラスト)まで制作が決定していますが、残念ながら最後のシーズンは、モーラ(父親)役の主演のジェフリー・タンバーさんにセクハラ疑惑(※本人は否定)が浮上し、ドラマを降板したため、モーラ無しの話となるようです。
(※. シーズン5の配信が2019年9月から行われるそうです!詳しくは「追記その2」を参照。)
・『トランスペアレント』セクハラ疑惑のジェフリー・タンバーが降板へ:海外ドラマNAVI
・"クーデター"を起こした『トランスペアレント』がシーズン5で終了:海外ドラマNAVI
・アマゾンのLGBTドラマ主演俳優、セクハラで解雇も徹底抗戦の構え:映画.com
最後にこのドラマも私が見たのは普通の字幕版でしたが、日本語吹き替え版に加え、こちらも4Kの字幕・吹き替え版があるようです。
・「トランスペアレント」でAmazonを検索
あと1話が30分以下と少し短いのも、このドラマの良い点だと思います。
【関連リンク】
・ドラマ『トランスペアレント(Transparent)』公式Twitter
・ドラマ『トランスペアレント(Transparent)』公式Facebook
ドラマ『ロマノフ家の末裔 ~それぞれの人生~』、オムニバス作品なので続編が作られるとは誰も思っていないのではと思いますが、一応その件に関するニュースが出てたので追記。続編のリリースはキャンセル(続編出ず)となったそうです。
・米Amazonがオリジナルドラマ5本を一気にキャンセル!:海外ドラマNAVI
ドラマ『トランスペアレント』の最終シーズンであるシーズン5の配信が、9月27日から行われるそうです。上にも書きましたが、この物語の主人公である父親モーラ役のジェフリー・タンバーは、やはり降板。あとシーズン1〜4はそれぞれ各10話ずつありましたが、「5」は100分長編の1話のみとのこと。
・『トランスペアレント』フィナーレ、『チェルノブイリ』無料配信も!Amazon新着情報:海外ドラマNAVI
ドラマ公式Twitterアカウントによるシーズン5のプロモ動画ツイート。
1. ロマノフ家の末裔 ~それぞれの人生~
まず最初に紹介する作品は、1話完結のオムニバスドラマ『ロマノフ家の末裔 ~それぞれの人生~』です。「オムニバス」なので、各話がそれぞれ独立した1話完結の作品となっています。ちょっとしたホラーあり、コメディーっぽいものもあり。各話特徴があって、それぞれがそれなりに面白かったです♪ (*^^*)
タイトルにもなってる「ロマノフ家」は知ってる方も多いかと思いますが、一応簡単に説明すると、ロシアを長きに渡って支配していた「ロマノフ朝」と言う王朝の王族で、20世紀初頭に起きたロシア革命で、一族が皆殺しにあってしまうと言う事件が起こりました。
・ロマノフ家の処刑:Wikipedia
そんな悲劇的な最後を迎えたロマノフ家の生き残りの人たちのそれぞれの物語… と言う印象を、たぶんタイトルを見た人は皆イメージすると思います(※実際私もイメージしました…(^^; )が、実際のドラマは、あくまで「ロマノフ家の末裔」と言うのは、ドラマを作る上で課せられた1つの"お題目"(条件)に過ぎません。各話の重要なキーワードでもなければ、ドラマの大きなテーマでもありません。なので、ロマノフ家の事を全然知らなくても見れますし、中には全然ロマノフ家(およびロマノフ朝)の"ロ"の字も出ない展開が続き、最後の最後で登場人物の1人が「実は私はロマノフ家の末裔なの」と言うだけの回もあるので、意識して見る必要は全くないと思います。むしろ意識すると「これ別にロマノフ家じゃなくても良くねぇ?」と言う問いに囚われ続ける事になるので、気にせず見る方が良いと思います。(^^;
ドラマとして1番面白かったのは、最後の第8話。他の7話がどれも小粒の良質のドラマと言う印象だったのに対し、8話は少し大味で、痛快なラストが良かったです。あと印象に残ったシーンとしては、5話の最後の父親の決断のところと、6話の少し切ない大人のデートシーンでしょうか。
ちなみにこのドラマ、私が見たのは普通の字幕版でしたが、日本語吹き替え版に加え、4Kの字幕・吹き替え版もあるようです。
・「ロマノフ家の末裔」でAmazonを検索
また各話が約1時間20分のものが多く、少し長めです。あとキャスト等の情報は、このドラマに関するWikiepediaのページに詳しくまとめられてるので、興味のある方はこちらも見てみてはいかがでしょう?
・ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜:Wikipedia
【関連リンク】
・ドラマ『ロマノフ家の末裔 ~それぞれの人生~(The Romanoffs)』の公式Twitter
・ドラマ『ロマノフ家の末裔 ~それぞれの人生~(The Romanoffs)』の公式Facebook
2. トランスペアレント
次に紹介する作品は『トランスペアレント』です。この作品を見たのはずいぶん前なので、少しうろ覚えな部分もありますが、簡単にストーリーを説明すると、堅物の父親が実は「トランスジェンダー」(※モーラの場合、他者に対する性的衝動のようなものが見られないので、あくまで「見た目が女性でない事に違和感を感じている」と言う事ではないかと)で、それを家族に告白した事や、家族が抱える様々な問題が同時に浮き彫りになって、色んな騒動が巻き起こる… と言う感じでしょうか。
ちなみにタイトルの「transparent(トランスペアレント)」は、英単語の意味としては「透明な」や「明白な」と言う意味があり、コンピューター関連の用語としては「完全なモジュール化とインターフェイスの共通化により、上位のレイヤが下位のレイヤをいっさい意識しなくてよい状態」と言う意味もあるようですが、一番しっくり来たのが情報サイト「g-lad xx」(グラァド)の表現なので、以下に引用しておきます。
Amazonが鳴り物入りで手がけたネットドラマ『トランスペアレント』(タイトルの「Transparent」は「(反対側が見えるほど)透き通った、透明な」という意味と「トランスジェンダーの親」という意味をかけています)。
『ドラマ『トランスペアレント』:g-lad xx』より引用
コメディータッチのドラマで、シーズン1はそれなりに面白かったです。ただシーズン2は最初の数話が非常に重たく、それで見なくなってしまいました。しかしシーズン4まで続いてるので、それなりに楽しめるドラマではと思います。(^^;
ちなみにドラマ自体はシーズン5(※これがラスト)まで制作が決定していますが、残念ながら最後のシーズンは、モーラ(父親)役の主演のジェフリー・タンバーさんにセクハラ疑惑(※本人は否定)が浮上し、ドラマを降板したため、モーラ無しの話となるようです。
(※. シーズン5の配信が2019年9月から行われるそうです!詳しくは「追記その2」を参照。)
・『トランスペアレント』セクハラ疑惑のジェフリー・タンバーが降板へ:海外ドラマNAVI
・"クーデター"を起こした『トランスペアレント』がシーズン5で終了:海外ドラマNAVI
・アマゾンのLGBTドラマ主演俳優、セクハラで解雇も徹底抗戦の構え:映画.com
最後にこのドラマも私が見たのは普通の字幕版でしたが、日本語吹き替え版に加え、こちらも4Kの字幕・吹き替え版があるようです。
・「トランスペアレント」でAmazonを検索
あと1話が30分以下と少し短いのも、このドラマの良い点だと思います。
【関連リンク】
・ドラマ『トランスペアレント(Transparent)』公式Twitter
・ドラマ『トランスペアレント(Transparent)』公式Facebook
【追記(2019年8月6日)】
ドラマ『ロマノフ家の末裔 ~それぞれの人生~』、オムニバス作品なので続編が作られるとは誰も思っていないのではと思いますが、一応その件に関するニュースが出てたので追記。続編のリリースはキャンセル(続編出ず)となったそうです。
・米Amazonがオリジナルドラマ5本を一気にキャンセル!:海外ドラマNAVI
【追記 その2(2019年8月29日)】
ドラマ『トランスペアレント』の最終シーズンであるシーズン5の配信が、9月27日から行われるそうです。上にも書きましたが、この物語の主人公である父親モーラ役のジェフリー・タンバーは、やはり降板。あとシーズン1〜4はそれぞれ各10話ずつありましたが、「5」は100分長編の1話のみとのこと。
・『トランスペアレント』フィナーレ、『チェルノブイリ』無料配信も!Amazon新着情報:海外ドラマNAVI
ドラマ公式Twitterアカウントによるシーズン5のプロモ動画ツイート。
The trailer is finally here! 🎵 Mark your calendars for the #TransparentTV musicale series finale arriving September 27 on @PrimeVideo! pic.twitter.com/HDvR7AGWAN
— Transparent (@transparent_tv) July 27, 2019