今月もAmazonプライムビデオで見たお薦め作品に関する記事を書こうと思います。今回はドラマと映画を1作品ずつ、紹介します。(*^^*)

1. 湿地


最初に紹介する作品は、映画『湿地』です。作品紹介欄に「このミステリーがすごい大賞入選の傑作を完全映画化!」とあったので、ミステリー好きとして気になったのと、以前見たこの作品と同じアイスランドが舞台のドラマ『トラップ凍える死体』が結構良かったので、見てみました。

舞台は上記の通りアイスランド。時代は現代。ある日老人の撲殺死体が見つかったため主人公の警察官が死体が見つかった部屋を捜索すると、なぜか古い写真が机の裏に隠されているのを見つけます。その写真に写っているのはお墓。そこで事件に関係するのではと、このお墓に眠る人物を調べる始めるのですが、そこから分かったのは、ある過去の悲劇でした。

これ以上書くとネタバレになってしまい面白くなくなってかもしれないので書きませんが、ミステリーとしての出来はまぁまぁだと思います。ただちょっと映像的に分かりづらい点があるのが気になりました。特に最後の方のシーンで、今起こってるのか過去に起こった出来事なのかが分かりづらいところがあり、その点が気になりました。

それと本編中の何気ないシーンで1つ驚いたことがあったので、紹介します。主人公の警察官がとあるお店のドライブスールー(スーパーマーケットか何かかな?)に立ち寄ると、馴染みの店なのか店員さんが「いつものでいい?」と尋ねてきます。そこで主人公は「ヒツジの頭をくれ!」と言うのです!てっきりこれはジョーダンか何かなと思いました。何かヒツジの頭に似ている商品があって「それをくれ」と、主人公が馴染みの店員さんにジョーダンを言ったのかなと。しかし店員さんは愛想笑いすらする事なく、普通に何かが入ったビニール袋を渡したので、変だなと思いました。

そのあと主人公が自宅で食事をしながら本(確か聖書)を読んでいるシーンがあるのですが、その時食べていたのが、本当にヒツジの頭!!あとから調べて分かったのですが、アイスランドのポピュラーな料理に、羊の頭を2つに割って焼いた「スヴィズ(Svid)」や丸ごと煮込んだ「スマゥラホゥバ(Smalahove)」と呼ばれる料理があるそうで、これには少し驚きました。(^^;

注:苦手な人は閲覧注意↓
羊の頭 スヴィーズは本当に食べることができるのか?:Guide to Iceland
SVIÐ スヴィズ 羊の頭 ( ヨーロッパ ):りーたろう・の・うさぎ穴

あと気になる点としては、日本語のタイトル。英題は『Jar City』となっており、直訳すると「瓶の街」。これは映画を見た人はピンとくると思いますが、それがなぜか『湿地』と言うタイトルになっています。映像に湿地らしきシーンが少し登場しますし、ひょとしてアイスランドに湿地が多いからかな?なんて思っていたのですが、原作の翻訳本の解説を読んだところ、老人が撲殺された場所というのが「湿地にある建物の地階」だそうで、おそらくそれが『湿地』と言うタイトルになった理由だと思います。それにしてもちょっと不思議なタイトルですが…(^^;

湿地 (創元推理文庫)
アーナルデュル・インドリダソン
東京創元社
2015-05-29


最後にこの映画、時間は94分で、日本語吹き替えなし(字幕版のみ)です。あとなぜかAmazonではまったく同じ作品が別のページでもう1つ公開されていますが、そちらはプライム会員の対象となっていませんし、そもそも有料購入もできない状態になってるので、注意して下さい。

湿地(字幕版):Amazon・・・こちらはプライム対象で、有料レンタルおよび購入も可能です。
湿地(字幕版):Amazon・・・こちらはプライム非対象で、レンタル・購入もできません。



【関連リンク】
アイスランド料理:Wikipedia

【関連記事】
Netflixのお薦め作品(2018年11月):『女刑事マーチェラ』『ウルトラヴィオレット』『トラップ凍える死体』 : Kyu3’s Blog


2. メイド・イン・ヘヴン ~運命の出会い~


もう1つの作品は、Amazonオリジナルドラマ『メイド・イン・ヘヴン ~運命の出会い~』です。舞台は現代インド。おもに富裕層向けの結婚式の企画・運営を行う新興企業「メイド・イン・ヘヴン」の経営者2人とその社員、結婚式を依頼してくる人たちに起こる様々な物語を描いています。

もう少し詳しい作品紹介について書こうと思ったのですが、この作品のレビューコメントの一部に「これ以上ない!」と言うくらい完璧な作品紹介部分があったので、そちらを以下に引用しておきます。

下流家庭出身だが努力と色気で玉の輿をつかんだ社長夫人のタラと、ナイトクラブ経営に失敗し借金まみれになったゲイのカラン。センスが売りの二人が、タラの夫の出資を受けて立ち上げたデリーのウェディングプランニング会社、メイド・イン・ヘブン。彼らの手がける結婚式では毎回、現代インドを象徴するような家族トラブルが表面化し、式の続行のためプランナーとしての職務を超えた介入が必要となるが、二人は持ち前の機転としたたかさで次々に試練を乗り越えていく。

※『【「メイド・イン・ヘヴン ~運命の出会い~」カスタマーレビュー】結婚式に見る現代インドの縮図:Amazon』より引用

ちなみにこの方のレビューは作品を見終わった後に読むと「へぇ〜!そうだったのかぁ〜」と感じる内容が書かれてるので、見終わった後に読むのをお薦めします。

この作品で一番印象に残ったのは、やはりインド独特の結婚式や作品で登場する人たちの結婚感。特に式に関しては、とにかく女性の意見が尊重され、男性側(男性の家族も含め)はそれを叶えようと多額の借金をする人までいる始末。これがインドの実情なのか、富裕層だけの特徴なのかは分かりませんが、とても印象に残りました。

あと印象に残ったシーンは、最後の第9話の夜の結婚式のシーン。この話自体はかなりエグい話で、それを考えると「綺麗」と言うのが少しためらわれるのですが、映像的にとても綺麗でした。また他の回の結婚式のシーンもそうですが、とても華やかな雰囲気ものが多く、インドならではの装飾や衣装、化粧や儀式のシーンなども印象的な作品だと思います。

ちなみにこのドラマは1話が約50分で全9話。日本語吹き替えはなく字幕版のみですが、通常版に加え「4K」版もあります。

メイド・イン・ヘヴン ~運命の出会い~:Amazon
メイド・イン・ヘヴン ~運命の出会い~(4K UHD 版):Amazon

あと余談ですが、なぜか日本のAmazonでは、作品のサムネイル画像が主人公の2人(タラとカラン)でなく脇役の2人(タラの夫と親友)になっています。理由は分かりませんが、主人公の2人は以下の予告編動画のサムネイルに映っている方です。(^^;



【関連リンク】
Made in Heaven (TV series):Wikipedia
Made in Heaven (TV Series 2019– ):IMDb
「Made in Heaven (Music from the Prime Original Series) 」:Amazon・・・この作品のサウンドトラック。
カラン役のアルジュン・マートゥル(Arjun Mathur)さんの公式Twitter
カラン役のアルジュン・マートゥル(Arjun Mathur)さんの公式Instagram
タラ役のソービター・ドゥリパーラー(Sobhita Dhulipala)さんの公式Twitter
タラ役のソービター・ドゥリパーラー(Sobhita Dhulipala)さんの公式Instagram
タラ役のソービター・ドゥリパーラー(Sobhita Dhulipala)さんの公式Facebook


【追記(2019年4月13日)】


『メイド・イン・ヘヴン』シーズン2 の制作が始まったそうです!ディレクターの Zoya Akhtar さんが、自身の Instagramアカウントで、シーズン2 の制作を始めたと投稿したとのこと。

Zoya Akhtar Confirms That Amazon’s Made In Heaven Is Getting A Season 2 And We Cannot Wait:iDiva
Made in Heaven - Zoya Akhtar confirms season 2 of Amazon Prime web series: Back to work':SHOWSHA

当該投稿↓

【関連リンク】
Zoya Akhtar さんの公式Instagram