今回は Netflix と Hulu で観たお薦めドラマについて、記事を書こうと思います。

1. マインドハンター


最初に紹介する作品は、Netflix オリジナル・ドラママインドハンター。映画レビュー系ポッドキャスト「映画の話をしているのに必ず脱線して違う話になるポッドキャスト」で紹介されてたので、観始めました。

vol.359 「マインドハンター」: 映画の話をしているのに必ず脱線して違う話になるポッドキャスト

現在シーズン2(全19話)まで製作されており、全部見終わったのですが、監督があのデヴィッド・フィンチャーと言うだけあって、映像も登場人物も魅力的。ショッキングなシーンや展開で煽って来ないのも良い点だと思いました。

原作は同名のノンフィクション作品。ドラマ『クリミナル・マインド』などでお馴染みの、犯行の特徴や犯人の行動パターンなどから犯人がどう言う人物かを推測するプロファイリング手法。これを実際確立した FBI に所属していた人物が、自身の体験を書いものです。

原作のノンフィクション作品↓↓


Amazon のこの作品の内容紹介を読むと、実際ドラマと同じ様に異常な連続殺人犯(エドモンド・ケンパーチャールズ・マンソンなど)と直接話をしたりして彼らの事を研究し、プロファイリング手法を確立したようです。また実際起きた事件もドラマでは登場します。しかし完全に原作通り・事実の通りと言う訳ではなく、多少脚色はされてるようですが。

実話を基にしたNetflix『マインドハンター』の“連続殺人鬼”に関する事実&フィクション6つ:海外ドラマboard

なお上記の通り、この作品は現在シーズン2 まで製作されていますが、シーズン3 の製作はまだ決まっていないそうです。また監督のデヴィッド・フィンチャーが現在映画製作に取り組んでいるそうで、その関係で「仮に製作が決まっても3年後くらいになるのでは?」と言う予測が、『海外ドラマ Navi』の記事に書かれていました。

『マインドハンター』製作には3年以上かかる⁉︎:海外ドラマNAVI

実際どうなるかは分かりませんが、シーズン2 の配信が今年(2019年)の 8月だったそうなので、仮に今から製作に取り掛かったとしても、1年以上は待たねばならないのではと思います。




2. 僕と生きる人生


次に紹介する作品は、こちらも Netfilx オリジナル・ドラマ僕と生きる人生です。最初このドラマを観始めて、主人公役の俳優ポール・ラッドを「どこかで観たことあるなぁ〜?」とすごく気になりました。その後調べてみてびっくり!!『フレンズ』の後半から登場するフィービーの恋人「マイク」を演じていた俳優さんでした!最近だと映画『アントマン』で主役を演じていて、こちらの方がよく知られているかもしれません。

ポール・ラッド:Wikipedia

話を『僕と生きる人生』に戻すと、このドラマ、端的に言うと"SFコメディー"です。ポール・ラッド演じる主人公マイルズは人生絶不調。仕事も夫婦関係もうまく行かず、思い悩んでいます。そんな中、同僚から「生まれ変わる様な体験ができる」と言う怪しげなスパを紹介され、大金払って施術を受けることに。しかし気がつくと地中にオムツした状態で埋められていて、何とか脱出して家に帰ると、そこにはもう1人の自分(クローン)が!?驚く2人は、仕方なく入れ替わりながら、1人の人生を生きていくことに…と言うストーリーです。

このドラマ、興味深かったのはやはり「クローン」と言う存在。たまに「肉体を離れ、コンピューターの中に自分の心を移して、そこで生きていきたい」なんてことを言う人がいますが、仮にそうできたとしても、果たしてそれは自分と言えるのか?私達の「心」と言うものは、肉体によって構成されてるものです(少なくとも現代科学で理解されてる範囲では)。そこから全ての経験や知識をデータとしてコンピューターに写せたとしても、肉体が滅べば、肉体の中に存在する「自分」は消えてしまいます。この時点で「自分」と言う連続体が一度途切れてしまうことになります。そしてコンピューターの中の存在が仮に自分の知識や経験を持っていて、他人からするとあたかもそれが私のように感じられたとしても、それは他者から見た「自分」と言う存在でしかなく、本当の自分とは言えないのではないでしょうか。そしてそれはクローンについても言えることで、仮に自分と瓜二つで、自分がこれまで得ている知識や経験を全て持っていたとしても、自分の肉体とは離れた別の存在である以上、それは他者から見たら「自分」かもしれませんが、私からすれば「自分」ではないでしょう。あと私が好きな漫画『銃夢』の世界では、一部の人たちが「ザレム」と言う空中都市で暮らしています。そこでは治安や平和を維持する目的で、「イニシエーション」と呼ばれる儀式がある年齢に達すると行われます。その儀式とは、実は人間の頭を割って脳を取り出し、脳内の知識や経験などを入れたチップに置き換えると言うものでした。これもまさに同じで、一見すると他者からすれば自分と同じ肉体でそれまでの知識や経験を持っているのですから、同じ存在に感じられるかもしれませんが、脳を取り出されたことで「自分」と言う連続体が途切れてしまいます。果たしてそれは本当に「自分」と言えるのでしょうか。…なんてことを、この『僕と生きる人生』を見ながら考えました。(^^;

話をまたこの『僕と生きる人生』に戻すと、最終的にこのドラマ、ハッピーエンドで終わりますし、上記のような小難しい内容を考えなくても普通にコメディーとしても楽しめる作品なので、観て損はないと思います。

ちなみにこのドラマ、予告編の欄に主演のポール・ラッドが撮影裏話を語ってるのですが、それによるとほとんど代役を立てず、最初に片方を演じた後、もう1人のマイルズを演じていたとのこと。あまり詳しく説明されないので、実際どうやってたのかはよく分かりませんが、撮影のメイキングをもっと詳しく教えて欲しいなと思いました。(*^^*)




3. ミディアム 霊能者アリソン・デュボア


最後に紹介する作品は、現在 Hulu で全シーズン(シーズン7まで)観られます。ミディアム 霊能者アリソン・デュボア。夢に見た内容などを警察に伝えることで事件解決に協力していると言う実在の女性霊能者(アリソン・デュボア)をモデルにしたドラマです。そう聞くと「いかがわしい」と思う人もいるかもしれません。実際私もまったくその手の人たちを信じていませんが、ドラマとしては結構面白いです。

どこまでが実際あった出来事で、どこからがフィクションなのかは分かりません。アリソン・デュボア本人曰く「ほとんどが真実」とのことですが、実際こう言う能力があったら本当大変だろうなと思います。未来が見えたり死者と話ができると言っても、自分で意図して見れる・話せる訳ではありませんし。日常生活の中でふいに幻覚が見えると言うのは、実際かなり不安でしょうし、精神錯乱を起こしかねないでしょうから。

全米のカリスマ霊能者、アリソン・デュボア独占インタビュー!:シネマトゥデイ

…とは言え、ドラマとしては本当面白いです。一話完結方式で、たいていアリソンの夢の中から話が始まり、ほとんど毎回事件解決できちんと終わります。なので「この後どうなるんだろ?」と悩むことは、ほとんどありません。また最近だと一話完結方式ドラマでも、シーズンごとに大きな1つのストーリーがあるのがほとんどですが、このドラマにはありません。なので、基本どこから見ても楽しめますし、しばらく観るのをやめても、すぐに楽しめると思います。その点も良い点だなと思います。

あと個人的に興味深いなと思うのは、アリソンの夫ジョー。航空宇宙技術者をしている彼は、とても献身的に彼女(アリソン)に尽くします。家事も子育ても協力的で、本当素晴らしいなと思います。ただその一方で、現実的で皮肉屋の面もあり、その結果シーズン1では結構な頻度喧嘩をします。ちょっとした口喧嘩だけでなく、かなり激しい喧嘩もします。それが毎回ハラハラして、事件よりもそっちの方が印象に残りました。(^^;

それでもまぁ、何やかんや言って夫婦関係が続いてますし、彼らの場合は「喧嘩するほど、仲が良い」と言うの典型なんだと思います。途中で子供も増えますし、何やかんや言っても、2人はとても性格が合ってるんだと思います。(^^;

ちなみにこのドラマのタイトルにある「ミディアム(Medium)」ですが、かなり昔からこのドラマを知っていましたが、どう言う意味なのかは先日まで知りませんでした。「ミディアム」と言うとステーキの焼き加減しか思い浮かばず、どう言う意味なんだろう?とずっと思ってましたが、先日シーズン2 の第5話を観てようやく分かりました!

ミディアム 霊能者アリソン・デュボア シーズン2 第5話「旅立ちの日」(吹き替え):Hulu

英語で「Medium」は、確かにステーキの焼き加減(「中くらい」)の意味もありますが、「霊媒」とか「巫女」と言う意味もあるそうです。実際上記の回では「ウィジャボード」と呼ばれる日本のコックリさんに似たもの(※こちらのリンク先の解説によると、このウィジャボードが「こっくりさん」の元になったものだそうです)が登場するのですが、その時に霊を呼ぶ役の人を「ミディアム」と呼んでいました。なので、このタイトルになってるのだと思います。

Mediumの意味:Weblio英和辞書
ウィジャボード:Wikipedia



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