先日ドロンメーカーの「DJI」が、日本の改正航空法の対象外となる専用モデル(200g未満の 199g)のあるトイドローン「Mavic Mini」を発表しました。

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それを受けて DJI の公式 Twitter が、200g未満のトイドローンにも適用される法律やルール、飛行禁止エリア等について解説した画像をツイートしてました。



ちなみに上の画像は、ツイートに含まれる以下のリンク先(※Google Drive)で、高解像度版が公開されています。

上の画像の高解像度版

簡単に上記の画像に書かれてる内容をまとめると、以下の通りです。ちなみにトイドローンが対象外となってる項目に関しては、打ち消し線が引いてあります。

<飛行禁止エリア>
  • 空港などの周辺の上空
  • 150m以上の高さの空域
  • 国の重要施設(国会議事堂等)
  • 防衛施設(自衛隊の施設等)
  • 外国公館等
  • 原子力事業所(原子力発電所等)
  • 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会会場
  • 人口集中地区の上空

<禁止飛行行為>
  • 人または建物との距離が 30m未満
  • イベント上空の飛行
  • 物の投下
  • 危険物の輸送
  • 目視外の飛行
  • 夜間の飛行

<守るべきルール>
  • 飲酒時の飛行の禁止
  • 危険な飛行の禁止
  • 飛行前点検
  • (飛行機やヘリコプターなどに対しての)衝突予防

こうやってみると、改正航空法の対象となる 200g以上のドローンと比べると、かなり自由に飛ばせるように感じますが、実際はそう簡単ではないでしょう。例えば「飛行禁止エリア」に関して言えば、人工集中地区(※以下のリンク先で確認可能)で飛ばせるとは言え、公園なども各自治体が規制してる場合がありますし、道路の上空を飛ばす場合は、警察の許可を得る必要があるようです

【地理院地図】人口集中地区 平成27年(総務省統計局):国土地理院・・・こちらは平成27年(2015年)のものなので、今後データが書き換わる可能性があります。

また当然他人の敷地の上を飛ばせば文句を言われるでしょうし、イベントでも「飛ばして良いんだ」と勝手に飛ばしてたら、当然イベント関係者は怪我人等が出ては困るので「やめてくれ」と言われるかと。

それに法律で対象外となってるからと言って、上記の項目の飛行(例えば「飲酒飛行」や「危険な飛行」)が倫理的に許されるかと言えば、そうとは言えないでしょう。なので、DJI 公式 Twitter もツイートしてますが、対象外の項目も「あくまでルール上ですので、対物、対人向けの安全対策や安全意識は常に心がけて」飛ばす必要があると思います。

ちなみに DJI は、購入したドローンに1年間無償の賠償責任保険が付いてる(※要登録)そうなので、もし飛ばしてて何か壊したり誰かを怪我させてしまった場合は、一度 DJI に問い合わせてみてはいかがでしょう。


最後に以前トイドローンについて興味があった時に検索した時は、トイドローンに関係する法律やルールについてまとめられてるページを、なかなか見つけられませんでした。しかし今回この記事を書くにあたって検索してみたところ、いくつかよくまとめられてるページを見つけたので、以下の『関連リンク』にそれらのページのリンクを設置しておきます。興味があれば、こちらも見てみてはいかがでしょう?


【関連リンク】
【初心者向け】200g以下のホビードローンにも適用される法規制まとめ:DroneAgent
ドローン規制の落とし穴!200g以下のトイドローンにも適用される法規制とは:Viva! Drone
200g以下のドローンは規制がないわけではない!知っておきたい最低限の知識:ドローンスクールナビ
無人航空機の飛行の許可が必要となる空域について:国土交通省

【関連記事】
春日井市内(県営名古屋空港南)にドローンスクールがオープン!(追記あり) : Kyu3’s Blog