Simple Comic
By Alexander Rauchfuss [MIT]

最近読んだ本の中で、「面白かったなぁ~」と思ったものを紹介。


1. 日本人なら知っておきたい日本文学
日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典
日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典
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日本文学(古典)で有名な作品の作者やそこで取り上げられてる有名な人物(清少納言、紫式部、藤原道長、安倍晴明、吉田兼好、他)について、人物像や作品にまつわるエピソードなどを面白おかしく紹介している漫画。特に「古典に興味がある」と言う訳ではないのですが、同じ作者が書いた『日本人の知らない日本語』が非常に面白かったので、読みました(ちなみにこの作品はドラマ化もされてます)。

感想としては、古典文学に興味があってもなくても楽しめる、面白い作品だと思います。特に清少納言と吉田兼好の章が面白かったです。
清少納言はとても自分に正直な人で、頭も良く、それでいてとても清々(すがすが)しく、さっぱりとした人物であったらしく、とても好感を持ちました。「彼女のような人間になりたいなぁ~」なんて、少し思いました。(^^)
また吉田兼好も頭が良いだけでなく、"ウィット"に富んでいて、「友達になれたら楽しいだろうな」と思いました。

あとこの作品を読んで、「高校などで行われている古典(古文)や漢文の授業は、現代語訳で学ばせるべきではないか?」とも感じました。と言うのも、「本格的に古典を研究したい」と言うのであれば別ですが、そうでないなら古文や漢文の文法はほとんどの人の人生においてまったく役に立たず、むしろ古典や漢文を敬遠する(またはあまり親しみを持てなくしてしまう)要因の1つになっているのではないかと感じたからです。
・・・とは言え、"俳句"や"短歌"になると、言葉の発音なども絡んでくるので、最低限昔の言葉を知らないと読めないでしょうが、物語や随筆などに関しては、現代語訳だけで学ばせても良いのではないかと思います。

ちなみにこの作品の冒頭部分が、作者の1人である蛇蔵(へびぞう)さんのブログに掲載されています。興味のある方はそちらを見てみてはいかがでしょう?

未確認蛇行物体:【新刊・冒頭試し読み掲載中】日本人なら知っておきたい日本文学


2. 中国嫁日記
中国嫁日記 一
中国嫁日記 一
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同名タイトルのブログ(WEB漫画「中国嫁日記」)を書籍化したもの。いわゆる「オタク」で、且つ40代の作者の男性が、20代の中国人女性と結婚。2人の日常を4コマ漫画で描いたもの。WEBでも公開されいるので、興味のある方はそちらをご覧下さい。
ちなみに作者の井上 純弌(じゅんいち)さんは、本人のTwitterのプロフィール欄によると、"TRPGデザイナー"・"同人作家"との事。またWikipediaの記述によれば、"漫画家"の他に"ゲームデザイナー"やイラストレーター"などもやっておられるそうです。あと作品にも登場しますが、商売としての"フィギュアの制作"などもやっているとの事。

感想としては、とても面白い作品でした。「育った国や文化が違う人と毎日過ごす(暮らす)」と言う事は、色んな発見や驚きの連続なんだな~なんて。(^^)
印象に残った話は、食事関係の話が多かったです。例えば「朝食に和食(だったかと)と"お汁粉"が出てきた驚いた」と言う話や、「普段の食事の際の飲み物として、夏は"緑茶"(体が冷えるそうです)、冬は"紅茶"(逆に温まるそうです)が必ず出される」と言う話(※月さんの育った中国東北部では、一般的(?)らしいです)。

特に緑茶・紅茶の話は、緑茶は日本では特に「この季節良く飲む」と言うのではなく、どちらかと言えば年中飲むものだと思います。しかし冬飲んだ時、それで特に体が温まったと言う記憶がなく、むしろその後すぐに冷えてしまった(あとトイレに行きたくなった)と言う記憶しかありません。一方紅茶は飲むと温まり、体がポカポカした感じが持続するように思われます。
この事に気づかされてから、最近すっかり秋めいて少し寒くなってきましたが、以前は結構この時期緑茶を飲んでいましたが、紅茶をよく飲むようになりました。(^^)/ 月さん、謝謝!!

PS:
あと以前Twitterで「漫画『日本人なら知っておきたい日本文学』で吉田兼好の紹介文が「家に執着する男」となってて笑えた♪」と書きましたが、『家に執着する男』として紹介されてるのは"鴨長明(かもの ちょうめい)"でした。(^^;