漫画・小説・書籍

写真やカメラを学ぶきっかけに「すずちゃんのはじめてのカメラとレンズ」はお薦め!

今回紹介するのはすずちゃんのはじめてのカメラとレンズと言う本です。先日近所の本屋でたまたま手に取ってのですが、カメラの仕組みや写真の撮り方について、イラストや実際撮影された写真を使って、とても分かりやすく説明されいました。実際購入して読んでみましたが、とても分かりやすかったです。写真やカメラを学ぶきっかけとして、この本はとてもお薦めです!(*^^*)



ちなみに本の内容は、約半分がカメラとレンズの仕組みや機能についてで、もう半分が撮影手法について書かれています。上記の Amazon のリンク先では「なか見! 検索」で実際本の中身が見られる他、出版社の公式サイトでも最初の10ページが見られるので、興味があればこれらを見てみてはいかがでしょう?

「上達やくそくBOOK すずちゃんのはじめてのカメラとレンズ」の試し読み:インプレス

あと余談ですが、Amazon の「Kindle Unlimited」の対象作品となってるので、このサービスに課金してる方は、追加料金無しで見ることができます。なお Kindle 版は紙版より少し安い「1386円」となっていました。

すずちゃんのはじめてのカメラとレンズ Kindle 版:Amazon


【関連リンク】
上達やくそくBOOK すずちゃんのはじめてのカメラとレンズ:インプレスブックス・・・出版社の公式ページ。様々な書店や電子書籍サービスでの購入リンクあり
すずちゃんのカメラ!かめら!camera!・・・作者の鈴木知子さんの公式ブログ。
鈴木知子さんの公式 Twitter
エコ ブログ・・・イラストレーターのナカムラエコさんの公式ブログ
ナカムラエコさんの公式 Twitter

【関連記事】
Canonのコンデジ「SX730 HS」で撮影した木星・土星そして月 : Kyu3’s Blog
100円ショップ「セリア」で売ってる広角レンズ「自撮りレンズ スーパーワイド」は、お薦め! : Kyu3’s Blog
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【追記(2019年10月25日)】


タイトルとや本文を一部変更しました。

昆虫食の入門本として漫画「新世紀食糧記ムシグルメン」はお薦め!(追記あり)

今回は先日購入した昆虫食をテーマにした漫画『新世紀食糧記ムシグルメン』について記事を書こうと思います。(*^^*)

1. きっかけは「バイリンガルニュース」!


私は大人気ポッドキャスト「バイリンガルニュース」を聴いてます。このポッドキャストは基本的には英語学習を目的としたもので、DJ のマミさんが日本語で、マイケルさんが英語で、それぞれ最近話題となったニュースについて話すと言う番組です。毎回取り上げるニュースが興味あるものが多いのでよく聴いています。

このバイリンガルニュース、たまに「特別編」と称して、ゲストとがっつり話すと言う回があります。私はこの特別編は普段はあまり聞かないのですが、第363回の食用昆虫科学研究会 佐伯真二郎さんの回は、めっちゃ面白かったです!

バイリンガルニュース (Bilingual News): 363. 特別編 Saeki 05.23.19



「昆虫食」を研究してる佐伯真二郎さんの話はとにかく面白く、とても興味深い話が沢山聞けました!セミが食べられる(食べられている)と言うのは知っていたのですが、その味がセミは木の樹液を飲んで育つので「ナッツの様な木の実の香りや味がする」と言うのは、言われてみれば何となく分かるのですが、それまでまったく想像できないことでした!また他にも「この昆虫が美味しい」とか、昆虫の調理法や食べる際の注意事項等々、色んな話が聞けて、とても面白かったです。

自分がほとんど知らなかった昆虫食の話が聞けて、元々昆虫食に少し興味があったので、何か昆虫食に関する本を読んでみようと思い、番組でも紹介されてた佐伯さんも監修の1人として参加されてると言う子供向けの漫画『新世紀食糧記ムシグルメン』を買ってみることにしました。


2. 作者さんのツイートと本の概要


あとこの本を買ったもう1つのきっかけは、この漫画の作者・古本ゆうやさんのこのツイートでした!本を購入するに当たって、写真などの資料が多い方が良いだろうと思い調べたのですが、中身が見られる本があまりなく…。そんな時このツイートを見かけて、購入を決めました。(*^^*)


それと中身について簡単に説明すると、漫画部分が3分の2くらいを占めていますが、残りはすべて昆虫食に関して文章や写真・イラストなどで、詳しく分かりやすく説明されています。大人が読んでもそれなりの量があります。食べる際の注意点や調理の仕方、昆虫食の歴史や文化などについて、幅広く書かれています。

ちなみに漢字にはすべて読み仮名が振ってあるので、小さいお子さんでも十分読める…と言うか、対象年齢はたぶん小学生だと思います。あと本のタイトルから「戦隊モノ(漫画)かな?」と思いましたが、SF でした。なお Amazon では Kindle版が、少し安く販売されています。

Amazon のリンク↓↓



3. 食べたことある昆虫と食べてみたい昆虫


続いて食べたことある昆虫と食べてみたい昆虫について。私はこれまで昆虫を何度か食べたことがあります。食べたことがあるのは「イナゴ」と「蜂の子」。両方とも確か長野県に旅行に行った時お土産で買ったのですが、蜂の子はほとんど覚えてませんが、イナゴはエビなどの甲殻類の味がして、普通に美味しかったです。

私が食べたことがあるイナゴの佃煮
(※. 写真は Wikimedia Commons より)
Inago no tsukudani 02
Photo by Pqks758(CC BY-SA 3.0

一方食べてみたい昆虫は、この漫画で紹介されてた中で言うと「セミ」と「カナブン」かなと。両方とも樹液を食べて育つので、ナッツみたいな味がして美味しいのかなと。あとセミは幼虫も食べれるそうなのですが、幼虫の方がそのまま揚げてパクっと食べれそうで、成虫よりも食べやすいのかなと。ただ見た目が結構愛らしいので、それで食べるのに抵抗ありそうですが…(^^;

脱皮するために木を登ってるセミの幼虫↓
今夏(2018年)初めて出会った脱皮前のセミの幼虫 - 1
今夏(2018年)初めて出会った脱皮前のセミの幼虫 - 1 posted by (C)kyu3

余談ですが、これまで近所の野良猫がセミの幼虫をパクっと丸飲みするところを何回か見たことがあります。結構美味しそうに食べてたので、彼らにとってはご馳走なのかもしれません。

あとバイリンガルニュースで確か佐伯さんも一番美味しいと言ってた「トビイロスズメ」の幼虫。この漫画でも「おいしいイモムシランキング」で 1位となってました。中国では無農薬の大豆畑で採集され、揚げたり炒めたりスープに入れたりして食べられてるそうです。そんなに美味しいなら、一度食べてみたないと。

トビイロスズメの幼虫↓
トビイロスズメ#10
トビイロスズメ#10 posted by (C)monroe

それとちょっと抵抗感はありますが、桜の葉を食べて育つと言う「モンクロシャチホコ」と言う蛾の幼虫、通称「サクラケムシ」も食べてみたいなと。毛虫なので抵抗感はありますが、桜の葉と言えば桜餅に巻かれたりするもの。葉自体にも桜の香りが付いていて、それを食べて育つサクラケムシも桜の香りがするそうなので。

虫食の当面の課題についてサクラケムシ(モンクロシャチホコ)をテーマに考えましょう:野食ハンマープライス
モンクロシャチホコおいしいです:ざざむし。

サクラケムシ↓
モンクロシャチホコ(紋黒天社蛾) 別名:フナガタケムシ,サクラケムシ(桜毛虫) 学名:Phalera flavescens 
Photo by urasimaruCC BY-NC 2.0


4. タランチュラとタイフェス


あとこれは食べてみたい訳ではなく興味があるだけなのですが、「猛毒を持つ巨大蜘蛛」と言うイメージがある「タランチュラ」。実際毒は「猛毒」と呼べるようなものでは全然なく、映画などでそう言うイメージが付いてしまっただけで、大した毒はないそうなのですが、何とこれも食べれるとのこと!日本でも昆虫食の通販サイトで売られてました!

タランチュラ:昆虫食の通販ショップ「TAKEO」

漫画の紹介されてる缶詰の紹介文によると「カニっぽい味」とのことですが、食べれることも驚きですが、実際どう言う味がすのか興味はあります(※. 見た目がかなり苦手なので、さすがに食べたいとは思いませんが…。あと見た目が苦手なので、写真も貼りません…(^^; )。

最後に余談ですが、私が住んでる地域でも毎年開催され、大勢の人で賑わってる「タイフェスティバル」。2012年のこのイベントで食用の「タガメ」と「コオロギ」が売られていました。

タイフェスティバルで売られてた「タガメ」と「コオロギ」↓
タイフェスティバル名古屋 2012 - 19:タガメ
タイフェスティバル名古屋 2012 - 19:タガメ posted by (C)kyu3

コオロギ(写真奥)の方はちょくちょく売れていたのですが、タガメの方は写真でも分かる通り、かなり売れ残っていました。それもあってか、この年以降は食用昆虫が売られなくなってしまいました。

ただこの時から数年経って、昆虫食に対する認知度や世間の興味は上がってると思いますし、「タイフェス」の1つのウリにもなるんじゃないかと。実際タイはかなり昆虫食が盛んな地域みたいですし。なので、来年から是非また販売してくれたらなと思います。

激辛激痛昆虫食、タイ生活の洗礼をぜんぶ受ける:デイリーポータルZ
食通王国タイの「昆虫食」の不思議に迫ってみたい!:人生は旅だ
バンコクの最先端「昆虫食」レストランに行ってみた:ハーバービジネスオンライン
【閲覧注意】虫がいっぱい!!タイの市場!:『平安桜』~カネ無しコネ無しビンボー旅芸人の奮闘記~

ちなみにタガメはこの漫画によると「洋梨ともバナナともつかないトロピカルな香り」がするそうで、確かこれはバイリンガルニュースで佐伯さんも言っていたと思うのですが、タイではこのタガメの香りを人工的に再現した化学香料もあるそうです。

蟲ソムリエの自由時間(オフタイム):第4回 本場のタガメはフルーティースパイシー:ディスカバリーチャンネル
和やかな昆虫試食会・タガメはラフランスの香り ( 生物学 ):虫撮る人々


【関連リンク】
Studio Furumoto・・・この漫画の作者・古本ゆうや さんの公式HP。
新世紀 食糧記 ムシグルメン マイマイの人類虫食計画:Amazon

バイリンガルニュース 公式サイト
バイリンガルニュース 旧・公式サイト・・・こちらのサイトではポッドキャストが聞けます。

佐伯 真二郎:Facebook
タグ「佐伯真二郎」:昆虫食のTAKEO・・・昆虫食の通販サイト「TAKEO」の佐伯真二郎さん関連のブログ記事。

【関連記事】
夏ですねぇ〜。…と言うことで、アブラゼミの動画を。 : Kyu3’s Blog


【追記(2019年7月16日)】


この漫画でも紹介されてる通称「ザザムシ」と呼ばれる川に住む虫を実際採ってる方を取材したドキュメンタリー番組が、NHK で制作されてました。番組の紹介動画が以下のツイートで見られるので、一応以下に掲載しておきます。興味のある方は、見てみてはいかがでしょう?


実際動画で見ると「これを食べるのかぁ〜」とちょっと抵抗感を感じましたが、佃煮にすれば食べれそうではあります。希少で結構な値段がするとのことですが、検索してみたら Amazon でも購入できました。

Amazon のリンク↓↓




ちなみに私が見た時点では、上の「高級珍味甘露煮セット」は 4340円、下の「伊那の名物高級珍味ざざむし」は 2290円でした。思ってたほど高くはないなぁ〜と。

あと上記の番組ですが、2019年7月19日(金)の午後2時05分に NHK で再放送されるそうです。また NHKオンデマンドでも配信されてるようです。



【関連リンク】
NHKドキュメンタリー - 目撃!にっぽん「ざざむし~信州・伊那谷に生きる~」
「ざざ虫」食べる習慣、長野でも伊那地方だけ:NIKKEI STYLE
ざざむしは酒の友に:ざざむし。

『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』は、金田一少年ファンに絶対お薦め!

最近紙の本で唯一読んだ漫画がこの作品『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』です!『金田一少年の事件簿』の漫画やアニメを見たことがある人、この作品が好きにな人には、絶対お薦めです!!ヽ(*´∀`)ノ ww

この作品の各巻ごとの公式ページ↓
(※. それぞれ約1話分試し読みできます)
『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(1)』…:講談社コミックプラス
『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(2)』…:講談社コミックプラス
『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(3)』…:講談社コミックプラス
『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(4)』…:講談社コミックプラス









私が読んだのは、今のところ3巻まで。4巻は今日(2018年11月16日)発売されたばかりなのですが、一応簡単に作品を説明すると、漫画『金田一少年の事件簿』を犯人視点で描いたパロディー作品です。アニメ版ではなく漫画原作の方を元に制作されているので、アニメ版とは少し設定や登場人物が異なるところがあります。私はおもにアニメ版の方を見ていたので、それも興味深かったです。

感想としては、原作を見ていた時は作品にのめり込んでるので全然気づかなかったのですが、まぁこれはミステリー全般に言えることかもしれませんが、実際大掛かりであろうとなかろうと、トリックを使って完全犯罪や殺人を犯すのって、相当無理があるんだなぁ〜と。(*^^*)ww

あと犯人の目的が途中から「殺人」ではなく、「金田一をいかにやり込めるか」「金田一を倒すか」に変わっていく点が面白かったです♪

それと作品の中では、個人的には2巻の「雪夜叉伝説」と「悲恋湖伝説」の回が、一番面白かったです♪ 「雪夜叉…」の方は特に氷橋(すがばし)の辺りが、あと「悲恋湖…」の場合は『SK』推しのフレーズがとても面白かったです♪ (*^^*)ww

ちなみに私は近所のゲオのレンタルで借りました。漫画はいまは買ってもたぶん一度きりしか読まないと思うので、そうなるとわざわざ買うのはちょっと…抵抗あったので。本当はAmazonとかでレンタルできると嬉しいのですが…(^^;

あと『金田一少年の事件簿』関連で言うと『R(リターンズ)』に続いて、原作者さとうふみやさんと天樹征丸さんによる『金田一37歳の事件簿』も現在連載が行われています。単行本は2巻まで出てました。私はこちらは読んでいないですが、結構話題になってるので、興味のある方は見てみてはいかがでしょう?

この作品の各巻ごとの公式ページ↓
(※. こちらも、それぞれ約1話分試し読みできます)
『金田一37歳の事件簿(1)』…:講談社コミックプラス
『金田一37歳の事件簿(2)』…:講談社コミックプラス






【関連リンク】
金田一少年の事件簿:Wikipedia
『犯人たちの事件簿』を描いてる船津紳平さんの公式Twitter

今まで読んだお薦めの小説:『占星術殺人事件』『時計館の殺人』『コンスタンティノープルの陥落』『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』『魔法の国ザンス』

最近「ブックメン」と言う、本の紹介や読書感想について話してるポッドキャストを聞いてるのですが、そこで「お薦めの本があれば…」的な話をされていたので、最初Twitterで投稿しようと思ったのですが長くなりそうだったので、今まで読んだ小説の中でお薦めの本を紹介する記事を、ブログに書くことにしました。

…と言っても、最近読んでる本は、ほぼ実用書ばかり。小説を読んでいたのはもうずいぶん前の話(子供の頃)なので、かなりうろ覚えの部分もありますが…。一応それでも印象に残ってる作品を、ジャンル別に紹介します!(*´∀`)つ

1. ミステリー:『占星術殺人事件』『時計館の殺人』


最初に紹介するジャンルは「ミステリー」。今も好きで、最近はもっぱらドラマでばかり見ていますが、昔は小説をよく読んでました。その中で特に印象に残ってるのがこの2つの作品。『占星術殺人事件』『時計館の殺人』です。

占星術殺人事件 (講談社文庫)
島田 荘司
講談社
1987-07-08


時計館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人
講談社
1995-06-07


占星術殺人事件』は、「新本格」と称される人たちの代表である島田荘司さんのデビュー作。2015年に玉木宏さん主演でドラマ化され話題にもなった "御手洗潔(みたらい きよし)シリーズ" の最初の作品でもあります。

御手洗潔シリーズ:Wikipedia
探偵『御手洗潔』シリーズはなぜ、35年目にして映画化されたのか? 原作者・島田荘司語る:マイナビニュース

簡単にストーリーを説明すると、占星術師であり探偵でもあるこの作品の主人公の御手洗潔が、とあるきっかけから数十年前に起きた猟奇的殺人事件について調べることになり、その真相に迫る…と言うもの。御手洗が真相に気づいた時のシーンは、今でもめっちゃ面白かったことを覚えています。(*^^*)

もう1つの作品『時計館の殺人』は、島田荘司さんと同じく「新本格」の代表的存在である綾辻行人さんの作品。謎の建築家が設計した建物で、次々と殺人事件が起こると言う"館(やかた)シリーズ"の作品の1つで、「時計館」と言う建物で起こる連続殺人事件に主人公たちが巻き込まれる…と言うストーリー。

館シリーズ:Wikipedia

この作品の内容自体はもうほとんど覚えていないのですが、密閉空間の中、時間間隔が分からない奇妙な感覚が、読んでいてすごく伝わってきたことを覚えています。


2. 歴史:『コンスタンティノープルの陥落』『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』


私が小説をよく読んでいた時、おもに読んでいたジャンルは「ミステリー」と「歴史」、そして「ファンタジー」の3つでした。大学生くらいの頃は、エッセイや詩なども読みましたが、おもに読んでいたのはこの3つでした。

そのうち歴史小説の中で、今でも印象に残ってるのはこの作品。塩野七生さんの『コンスタンティノープルの陥落』と『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』です。





塩野七生さんと言えば、代表作品は『ローマ人の物語』シリーズですが、こちらは1冊1冊が重厚な作品であるうえ、どちらかと言うと"小説"と言うより"歴史研究書"のような感じが強いので、これはこれで良い作品だと思いますが、私としてはもっと小説的で軽く読める今回紹介する作品や、あと今回紹介しませんでしたが『海の都の物語 - ヴェネツィア共和国の一千年』の方が、どちらかと言うと好きでした。(^^;

ローマ人の物語:Wikipedia
「海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年」で検索:Amazon

小説『コンスタンティノープルの陥落』は、現在のトルコ・イスタンブール東ローマ帝国の首都で「コンスタンティノープル」と呼ばれていた時代(1453年)、オスマン帝国の皇帝「メフメト2世」がコンスタンティノープルに侵攻した史実を描いた作品。

コンスタンティノープルの陥落:Wikipedia・・・※.史実の方について書かれた記事。

これはこの作品に限らず塩野七生さんの小説全般に言えることでしょうが、この作品でも歴史研究書的な書き方がされつつ、個々の情景や出来事が非常に精緻な文章で、ドラマティックに描かれています。特にこの戦争で起きた1つの悲劇に関するシーンは、今でもその空気感をよく覚えています。

もう1つの作品『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』は日本ではあまり有名な人物ではありませんが、中世イタリア半島を統一しようとした人物「チェーザレ・ボルジア」の半生を描いた作品です。彼だけでなく、その一族もかなりスキャンダラス!しかし政治哲学者マキャベリが自著『君主論』で理想の君主として名を挙げるなど、非常に優秀な人物でもあったようです。

チェーザレ・ボルジア:Wikipedia
毒殺に暗殺!?スキャンダラスな一族「ボルジア家」とは:wondertrip

この作品は何と言ってもタイトルが良い!「チェーザレ」と言う人物像を簡潔に端的に表現していますし、とにかくカッコイイし、これまで読んだ本の中でも一番印象に残る良いタイトルだと思います。(*´∀`)b Coool!!!

内容はと言うと、上記の『コンスタンティノープルの陥落』と同じように歴史研究書的な書き方がされつつ、個々のシーンがドラマティックに描かれている点は同じです。ただ今も印象に残っているのはチェーザレ自身のエピソードではなく、彼に征服された地域の女領主「カテリーナ・スフォルツァ」のエピソードですが。(^^;

カテリーナ・スフォルツァ:Wikipedia
肝っ玉母ちゃんカテリーナ 「子供なんてここからナンボでも出てくらぁ!」:BUSHOO!JAPAN

ちなみにチェーザレに関しては、最近だと雑誌『モーニング』に惣領冬実さんによる『チェーザレ 破壊の創造者』と言う作品が不定期連載されています。

チェーザレ ~破壊の創造者~ / 惣領冬実 監修 原基晶:モーニング公式サイト
チェーザレ 破壊の創造者:Wikipedia


3. ファンタジー:『魔法の国ザンス』


最後にファンタジー系で一番印象に残ってる作品は、イギリスの作家ピアズ・アンソニイさんの著『魔法の国ザンス』です。私の子供の頃に連載されていた作品ですが、何と今でも連載が続いています!英語版Wikipediaによると、最初の第1巻(※.下の作品)が出版されたのが"1977年"で、昨年(2017年)現在出版されてるのは41巻まで。さらに出版予定の作品がまだ複数あるとのこと!!

Xanth:Wikipedia・・・英語版Wikipediaのページ



ちなみに日本で出版されてるのは、21巻目までのようです。日本語版Wikipediaにもそう記載されていましたし、Amazonや楽天でも調べてみましたが、検索でヒットした最新刊は21巻だったので。

魔法の国ザンス:Wikipedia
「魔法の国ザンス」で本を検索:Amazon
「魔法の国ザンス」で検索:楽天ブックス

このうち私が読んだは8巻の『幽霊の勇士』までだと思いますが、何が面白かったかと言うと、まずはこの作品独特の魔法の種類やあり方。作品自体はよくある中世ヨーロッパ風のファンタジー小説なのですが、この作品では魔法は習得するものではなく、人間の個性や特性の様に1人に対し1つ発現し、使えるようになります。そしてファンタジー作品によく登場するような動物などに姿を変える(変えさせる)とか怪我を治すなど、そう言ったよくある魔法も存在するのですが、些細なことやまったく無意味なことしかできない魔法なども登場します。あと一見特に役立ちそうになく感じられるんですが、使いこなすとすごく役に立つ魔法なども登場します。そう言ったこれまで見たことない魔法が登場する点も、面白かったです。

1巻では主人公の青年ビンクが「25歳までに魔法が使えるようにならないと、国を追放される」と言う掟(おきて)の問題に直面し、自身が魔法の能力を持っているのか、持っているとしたらどんな魔法なのかを知るために、大魔法使いハンフリーに会いに行くと言うところから始まります。基本1巻で1つの話が終わる形式で、1巻以降もビンクやその子供、孫と言った1巻の主人公だったビンクの一族が主人公とした話が続きます。また物語の途中で登場した様々な怪物(人喰い鬼やゴブリン)などを主人公にした巻もあります。

あと世界観も特徴的で、この魔法の国「ザンス」と言う世界は"半島型"の陸地をしている国で、時々現実世界と繋がります。例えば朝鮮半島だったり、作者ピアズ・アンソニーが住んでると言うフロリダ半島だったり等々。そして現実世界から時々干渉を受けます。こう言う現実と繋がりがある世界(しかも半島型)と言う設定も、ちょっと変わっていて興味深かったです。

ただ読んでいてちょっと困ったのは、翻訳本であると言うこと。そのため日本語的にちょっと見慣れない表現や意味が伝わりにくい箇所もありますが、それでもそれなりに楽しめると思います。ちなみに日本語版Wikipediaによると駄洒落や語呂合わせなどの言葉遊びが特徴の1つとして挙げられてますが、私が読んだ記憶を思い出す限りでは、そう言ったものはほとんど感じられなかったと…思います。英語の原文を読むと、そう感じられるのかもしれませんが…(^^;

最後に何とこの『魔法の国ザンス』、映画化やドラマ化の計画があるそうです!Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッ

【独占記事】有名ファンタジー小説『魔法の国ザンス』の映画化とテレビシリーズ化が進行中:ガジェット通信

上の記事は昨年(2017年)の4月の記事なんですが、現在この計画がどうなってるかは、調べてみましたが分かりませんでした。しかし子どもの頃楽しんで読んでいた作品がドラマ化や映画化されるかもと知り、ちょっと楽しみです♪ (*^^*)


【関連リンク】
ブックメン 公式サイト
ブックメン:iTunes Store
ブックメン公式Twitter

【関連記事】
最近読んで面白かった本(2011年9月):『日本人なら知っておきたい日本文学』『中国嫁日記』 : Kyu3’s Blog
最近読んで面白かった本(2011年7月):『テルマエ・ロマエ』『古代ローマ人の24時間』『iPhoneのすごい中身』 : Kyu3’s Blog


【追記(2018年11月11日)】


本文の一部を修正・変更しました。

最近読んで面白かった本(2011年9月):『日本人なら知っておきたい日本文学』『中国嫁日記』

最近読んだ本の中で、「面白かったなぁ~」と思ったものを紹介。

1. 日本人なら知っておきたい日本文学




日本文学(古典)で有名な作品の作者やそこで取り上げられてる有名な人物(清少納言、紫式部、藤原道長、安倍晴明、吉田兼好、他)について、人物像や作品にまつわるエピソードなどを面白おかしく紹介している漫画。特に「古典に興味がある」と言う訳ではないのですが、同じ作者が書いた『日本人の知らない日本語』が非常に面白かったので、読みました(ちなみにこの作品はドラマ化もされてます)。

感想としては、古典文学に興味があってもなくても楽しめる、面白い作品だと思います。特に清少納言と吉田兼好の章が面白かったです。
清少納言はとても自分に正直な人で、頭も良く、それでいてとても清々(すがすが)しく、さっぱりとした人物であったらしく、とても好感を持ちました。「彼女のような人間になりたいなぁ~」なんて、少し思いました。(^^)
また吉田兼好も頭が良いだけでなく、"ウィット"に富んでいて、「友達になれたら楽しいだろうな」と思いました。

あとこの作品を読んで、「高校などで行われている古典(古文)や漢文の授業は、現代語訳で学ばせるべきではないか?」とも感じました。と言うのも、「本格的に古典を研究したい」と言うのであれば別ですが、そうでないなら古文や漢文の文法はほとんどの人の人生においてまったく役に立たず、むしろ古典や漢文を敬遠する(またはあまり親しみを持てなくしてしまう)要因の1つになっているのではないかと感じたからです。
・・・とは言え、"俳句"や"短歌"になると、言葉の発音なども絡んでくるので、最低限昔の言葉を知らないと読めないでしょうが、物語や随筆などに関しては、現代語訳だけで学ばせても良いのではないかと思います。

ちなみにこの作品の冒頭部分が、作者の1人である蛇蔵(へびぞう)さんのブログに掲載されています。興味のある方はそちらを見てみてはいかがでしょう?

未確認蛇行物体:【新刊・冒頭試し読み掲載中】日本人なら知っておきたい日本文学


2. 中国嫁日記


中国嫁日記 一
井上 純一
エンターブレイン
2011-08-12


同名タイトルのブログ(WEB漫画「中国嫁日記」)を書籍化したもの。いわゆる「オタク」で、且つ40代の作者の男性が、20代の中国人女性と結婚。2人の日常を4コマ漫画で描いたもの。WEBでも公開されいるので、興味のある方はそちらをご覧下さい。
ちなみに作者の井上 純弌(じゅんいち)さんは、本人のTwitterのプロフィール欄によると、"TRPGデザイナー"・"同人作家"との事。またWikipediaの記述によれば、"漫画家"の他に"ゲームデザイナー"やイラストレーター"などもやっておられるそうです。あと作品にも登場しますが、商売としての"フィギュアの制作"などもやっているとの事。

感想としては、とても面白い作品でした。「育った国や文化が違う人と毎日過ごす(暮らす)」と言う事は、色んな発見や驚きの連続なんだな~なんて。(^^)
印象に残った話は、食事関係の話が多かったです。例えば「朝食に和食(だったかと)と"お汁粉"が出てきた驚いた」と言う話や、「普段の食事の際の飲み物として、夏は"緑茶"(体が冷えるそうです)、冬は"紅茶"(逆に温まるそうです)が必ず出される」と言う話(※月さんの育った中国東北部では、一般的(?)らしいです)。

特に緑茶・紅茶の話は、緑茶は日本では特に「この季節良く飲む」と言うのではなく、どちらかと言えば年中飲むものだと思います。しかし冬飲んだ時、それで特に体が温まったと言う記憶がなく、むしろその後すぐに冷えてしまった(あとトイレに行きたくなった)と言う記憶しかありません。一方紅茶は飲むと温まり、体がポカポカした感じが持続するように思われます。
この事に気づかされてから、最近すっかり秋めいて少し寒くなってきましたが、以前は結構この時期緑茶を飲んでいましたが、紅茶をよく飲むようになりました。(^^)/ 月さん、謝謝!!

PS:


あと以前Twitterで「漫画『日本人なら知っておきたい日本文学』で吉田兼好の紹介文が「家に執着する男」となってて笑えた♪」と書きましたが、『家に執着する男』として紹介されてるのは"鴨長明(かもの ちょうめい)"でした。(^^;
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