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朝日新聞の記事で知ったのですが、中部電力も発電量と電気使用量の予想割合を示す「でんき予報」を、専用ホームページで6/27(月)から始めるそうです。

詳細は以下の通りです。

実施期間:
6/27(月)~9/30(金)(※予定)

更新時間:
毎日18時(※目途)に翌日の予想を掲載。当日朝8時(※目途)に当日予想を最新情報に更新。

提供情報:
・イラストによる需給予報
・需給逼迫(ひっぱく)度合いに応じた節電のお願い文
・翌日のピーク時供給力および予想最大電力

専用サイト:
http://denki-yoho.chuden.jp/
(※ひっ迫度合いを示す目安となる"電池"をモチーフにしたイラストは、中部電力トップページにも掲載。)

ちなみに、専用サイトのイメージ画像はこちら。

中部電力のプレスリリースにあった専用サイトのイメージ画像↓
(※元になったPDFファイルはこちら
中部電力でんき予報のイメージ画像

電気予報を始めた事はすごく良い事だと思います。「9/30まで」との事ですが、できたらその先もずっとやって欲しいなと思います。なぜなら自分達の使っている電気の量と総発電量を知る事は、とても意味のある事だと思うからです。

ただし注意しなければならない点が1つあります。今回浜岡原発の原子炉が全て停止する事を受けて「でんき予報」が始められましたが、それは「予想される電気の使用量より、浜岡原発分を除く中部電力の総発電量が下回る」と言う訳ではありません。あくまで「中部電力の総発電量から、実際使われる(と予想される)電気使用量を差し引いた"余剰分"が、浜岡原発の停止で今年(2011年)は昨年(2010年)よりも少ない」と言う事です。
ちなみに私が以前聞いた話だと、浜岡原発の発電量が中部電力の総発電量に占める割合は「約10%」との事。逆に言えば"約90%"は確保されている事になり、この"90%"には余剰分も含まれています。

そのため、マスコミ等々で盛んに「節電!」・「節電!」と騒がれていますが、過剰に反応する必要はありません。「普段通り(昨年と同じように)生活しつつ、ちょっとだけ意識して電気の使用量を抑える」と言うのが、事実に基づいた現実的な行動だと思います。

関連情報:中部電力|『中部電力でんき予報』について - プレスリリース(2011年)
関連情報:朝日新聞:中部電力が27日から「でんき予報」 翌日の需給を予想
関連情報:中部電力、「でんき予報」を27日に開始 - 家電Watch
関連情報:中部電力も「でんき予報」 - ITmedia ニュース


追記:
毎日新聞の記事によると、定期検査を予定していた四日市火力発電所3号機と新名古屋火力発電所の一部の発電機の検査延期が国から認められたため、8月の供給予備力(余剰電力?)が、最大で約"7%"となるそうです。
ちなみに安定供給の目安とされる供給予備力は、"8~10%"との事。

関連情報:中部電力:供給予備力2%上積み 「火力」定期検査先送り:毎日新聞
関連情報:時事ドットコム:中部電、電力供給力1%程度上積み見通し=火力発電所検査期限延期で
関連情報:中日新聞:夏の電力供給「綱渡り的状況」 東電と中電が県に説明:静岡


追記(2011/8/13):
中部電力「でんき予報」の携帯電話用ページが作られてたので、以下に掲載しておきます。

関連情報:中部電力でんき予報 携帯版


追記(2011/9/30):
中部電力「でんき予報」は事前に予定していた通り、今日(9/30)終了していました。

中部電力:プレスリリース:「中部電力でんき予報」の掲載およびデータ提供の終了について