最近いくつかの Android タブレットを触ってみたのですが、その中で一番気に行ったのが、今回紹介する「IdeaPad Tablet K1」でした。なので、この製品ついて、少しレビュー記事を書こうと思います。

まずは良かった点から。

  1. iPad のようなホーム画面を表示する物理ボタン(OFN ボタン)がある。
  2. OFN ボタン長押しでスクリーンショット撮影。
  3. ランチャー・アプリが使いやすい!

まず「1」についてですが、ほとんどの Android タブレットには、ディスプレイ側に物理ボタンはありませんが、この『IdeaPad Tablet K1』(以下『IdeaPad Tablet』) には、『Optical Finger Navigation』ボタン(略して『OFN』ボタン)があります。触ってみる前は「ボタンのある・無しに、そんなに大きな違いはないだろう・・・」と思っていましたが、実際触ってみて「このボタン1つで大きく違う!」と感じました。
これはタッチパネル全般に言える事ですが、タッチパネルの仮想ボタンは基本的に、触れた感触がある訳ではありません。一部振動などで触ったような感触を指に与える機種はありますが、物理ボタンのように押さずにボタンの上をただ触れたり、ボタンの位置を視覚に頼らず確認する事はできません。しかし物理ボタンはそれができます。
ホームボタンはアプリを終了する時やホーム画面のウィジェットを確認する時など、使用中、割りと頻繁に押す(仮想ボタンの場合は"触る")ボタンです。そのため「いちいち視覚で確認せずとも、ボタンが押せる」と言うのは、とても大きな事だと思います。
またボタンがある事で、非常に安心感も感じました。これは上記の「視覚で確認せずとも・・・」と言う事と関係しているのか、あるいはボタンがある事によって製品の"向き"(方向、持ち方)がある程度確定すると言う点に関係しているのか、あるいはその両方なのかはよく分かりませんが、ボタンがある事によって数段使いやすくなると感じました。(^^)

・・・あと話変わって、iPad にもホームボタンがありますが、改めて「iPad にホームボタンがある事が、使い勝手をとても良くしてるんだなぁ・・・。」と感心しました。

話を戻して、次に「2」についてですが、Android タブレットだけでなく Android スマートフォンもそうみたいなのですが、ほとんどの機種で iPhone のようにデフォルトでスクリーンショットを撮影する機能がなく、「撮影できるようにするには、結構大変」なんて話も、以前WEB上で見かけた事があります(※少し古い情報なので、最新のものはデフォルトで撮影できるのかもしれませんが・・・)。
スクリーンショットは、アプリおよび端末のレビュー記事や、不具合報告等々、様々な理由で撮影できると非常に便利なものだと思います。それがこの IdeaPad Tablet では、OFN ボタンの長押しで簡単に撮影できます。これはとても良い機能だと思います。(^^)b Good Job!!
どんな画面でも撮影できるようです。例えばアプリ使用中の画面やホーム画面、設定画面等々。

次に「3」についてですが、ランチャー・アプリは、レノボ・オリジナルのアプリです。『戻る』や『ホーム画面表示』の仮想ボタンのあるタッチパネル最下部中央に、起動ボタン("吹き出し"状のアイコン)があります(最初このアイコンを見て、てっきり Twitter や Facebook などのSNS関連ボタン(?)・・・かと(笑)(^^; )。押すと画面右下にランチャーが表示されます。
ほとんどの人は、"右利き"だと思います。なので、この位置にランチャーが表示されるのは、非常に使い勝手が良いなと感じました。(^^)b Good Job!!
ちなみに登録できるアプリは、最大"6個"です。設定画面で追加(または削除)する事ができます。

次に良くなかった点について。

  1. 少し重い。
  2. OFN ボタンのタッチセンサー機能で「戻る」・「メニュー表示」。
  3. フォントが中国語。

まず「1」についてですが、公式ページの仕様書(※PDF)によると、重さは"約750g"との事。これまで色んなタブレットを試してみて、10インチタブレットで重さがほとんど気にならないのは"600g台"だと考えてるので、実際使用してみてもそう感じましたし、仕様からもやはり少し重たいかなと(ちなみに「iPad 2(Wi-Fi)」は"601g"です)。
ただ持ちやすい形状をしているので、同じ"10インチ"で"700g"の他社製 Android タブレット(例えば「Xoom」)と比べると、気にならない方かもしれませんが・・・。

次に「2」についてですが、上記の『良かった点』でべた褒めした OFN ボタンですが、残念な事に光学性のセンサーが付いていて、ボタン上を指でスライドすると、「戻る」や「メニュー表示」をする機能が備わっています。
最初この機能の存在を知らなかったので、不意に「戻る」や「メニュー表示」が行われるため、てっきり動作が不安定なのかと思いました。(^^;
マニュアルを見て存在を知ってからも、時々意図せず「戻る」や「メニュー表示」が行われるため、とてもこの機能を残念に思いました。折角 OFN ボタンが良い機能なのに・・・。

次に「3」についてですが、WEBページをいくつか読んでみて「ちょっと変だなぁ・・・」と思いました。しかし何が変なのかその時分からず、製品が置いてあるお店を出て家に帰ってから 『PC Watch』のレビュー記事を読んで、その原因が分かりました。なぜそうしたのかは良く分かりませんが、IdeaPad Tabletで使用されてるフォントは"日本語"ではなく"中国語"のものとの事。

PC Watch:【Hothotレビュー】 レノボ・ジャパン「IdeaPad Tablet K1」 ~レノボブランドのAndroidタブレット

基本的に平仮名や片仮名は問題ない(日本語フォントと同じ)ようですが、漢字に関しては中国語の字が表示される事が時々ありました。例えば私が気付いたのは、将来の『将』の字。これが少し違う字になっていました。この場合(『将』の場合)かなり似ていたので、一応読めましたが、字によってはまったく似てない(読めない)ものもあるのではないかと・・・(^^;
なおこの問題に関しては、『PC Watch』の記事によると「今後のバージョンアップで変更される予定がある」との事。

最後に総論ですが、いくつか問題点はあるものの、iPad ライクの OFN ボタンやオリジナルのランチャー機能など、独自に使い勝手を向上する機能が搭載されており、他の Android タブレットと比べると、使い勝手はとても良いと思います。私の中では今一番良いと感じる Android タブレットは、この「IdeaPad Tablet」です。(^^)


PS:
「IdeaPad Tablet」のレビュー動画をYouTubeで見つけたので、以下に掲載しておきます。