Kyu3’s Blog

前回に続き、今回もOperaエクステンション機能について記事を書こうと思います。

前回も書きましたが、Operaのエクステンション機能は、誰がどう見てもGoogle Chromeのエクステンション機能の真似だと思います。その事自体（真似する事自体）は別にかまわない（悪いとも良くない事だと思わない）のですが、今のところ「ただ真似しただけ」と言う状態です。「Operaエクステンションならでは」の機能や特徴が見当たりません。この点がどうも気になります。

そこで、自分なりに「このような特徴（機能）があれば良いのでは？」と思うアイデアを考えてみました。

1. エクステンション・ボタン（またはボタンが設置できる領域）を、自由に設置できるようにする。
2. Operaウィジェットのように、独立したウィンドウで表示されるようなエクステンションを作れるようにする。

まず「1」についてですが、現在エクステンション・ボタンは、アドレスバーの専用領域のみに設置できます。これを別のツールバーに置けるようにしたら、使い勝手が向上するのではないかと思うのです。

例えば「スタートバー」。

スタートバー↓（※たぶんOpera9）


「スタートバー」は必要な時だけ、ユーザーがアドレス表示・入力欄をクリックすると表示されます。そこにエクステンション・ボタンが設置できれば、普段あまり使わないエクステンションだったらここに置いておけば、"必要な時だけ"スタートバーを表示してボタンをクリックできるので、使い勝手が良いのではないかと思います。
また「あまりアドレスバーに多くのボタンを置きたくない」と言う人もいるでしょう。そんな人にも、この方法（スタートバーに置く方法）は向いているのではないかと。

あと人によっては、エクステンション・ボタン（もしくは「特定のエクステンション」と言い換えても良いかもしれません）が、画面の下に表示された方が、便利だと思う人もいるかもしれません。そんな人の場合、「ステータスバー」にボタンが設置できれば、とてもありがたいでしょう。

Operaツールバー全表示↓


次に「2」についてですが、どこで読んだのか忘れましたが、「Operaのエクステンション機能はOperaウィジェットとほぼ同じ」との事。であるならば、ウィジェットのように独立したウィンドウで表示されるエクステンションが作れれば、とても良いのではないかと思うのです。

例えば「Twitterクライアント」。

Twitterウィジェット↓


これまでChromeのTwitterクライアント・エクステンションを、いくつか試してました。しかしいずれも馴染めず、すぐに使うのを止めてしました。理由はいくつかあります。

1. 常に表示したままにできない。
2. 独立したウィンドウにならない。
3. ポップアップを閉じるとまた読み込み直さなければならない。
4. ポップアップの大きさを変更できないため、テキストエリアや文字の大きさに制限がある。

これらの問題点は、Operaウィジェットなら解決できます。

では「Operaウィジェットを使えば良いのでは？」と思われる方もいるかもしれませんが、・・・残念ながら今のOperaウィジェットは、リンクの受け渡し先がOSの"デフォルト・ブラウザ"に限定されています。そのため普段共有パソコンを使用していたり、どうしてもOpera以外をデフォルト・ブラウザにしておかなければならない場合、Twitterクライアント・ウィジェットなどは、単にツイート閲覧用にしか使えません。
（なので是非Operaウィジェットには、「常にリンクをOperaで開く」と言うオプションを設けて欲しいです！）

そこでOperaエクステンション。もしOperaエクステンションでウィジェットのような"独立したウィンドウ"として機能するエクステンションや、"常に前に表示される"エクステンション、"大きさを自在に変更できる"エクステンション（そしてリンクを常にOperaで開くエクステンション）が作れるのであれば、これはOperaエクステンションの大きな特徴になるのではないかと。