山下 史守朗(マニュフェストやメディアなどで小牧市民を騙し続けている詐欺師の市長、以下『史守朗』を『しずお』と表記)が市民を再三騙した挙句、『CCC』と建設しようとしている新・小牧市立図書館に、私は反対です!!
1. 『CCC』への委託選定が不適切だし、信用出来ない!!
なぜならまず第一に、『CCC』に委託した経緯がおかしい!そもそもは山下しずお が、新・小牧市立図書館の計画策定を『CCC』に丸投げした事に始まります。その後、実際運営する業者の選定が行われたのですが、『CCC』が作った計画を一番よく知っているのは『CCC』に決まってます!その『CCC』が業者の1つとして応募し、当選する過程は明らかにおかしい!!他の企業は『CCC』ほど計画に通じている訳ではありません。選定基準も『CCC』ほど、詳しくないでしょう。…であれば、『CCC』が当選するのは当たり前で、こんなの"茶番劇"以外の何者でもありません!こんな選定の仕方は不公平だし、不正な選定と言わざるをえません!!
・どうなる第二のツタヤ図書館、愛知県小牧市で住民投票の実施が決定:IRORIO
更に佐賀県武雄市の図書館『武雄図書館』を『CCC』に運営させる事を強引に決めた元・武雄市市長 樋渡啓祐は、『CCC』の作った会社の社長に就任。癒着関係が顕在化しています。
・「天下り」「露骨」との声続出! 樋渡啓祐・前武雄市長がCCC子会社ふるさとスマホ社長就任:ガジェット通信
・ 樋渡啓祐・前武雄市長、CCC子会社の社長に就任:J-CASTニュース
また2016年3月に移転オープン予定の『CCC』が運営することが決まっている、宮城県多賀城市の『多賀城市立図書館』では、委託運営業者を選定していた図書館協議会の会長が、会長退任後『CCC』の社員となったのち、同図書館の館長に『CCC』の社員として、就任することが決定(こちらも癒着関係が顕在化)しています。
・ツタヤ図書館、市側の元図書館協議会会長がCCC天下り疑惑…新館長に就任:ビジネスジャーナル
・ツタヤ図書館、市から「天下り入社」疑惑の新館長を直撃!「市長から声かけられた」:ビジネスジャーナル
さらに岡山県高槻市でも、『CCC』への図書館運営を決めた教育委員会の委員長が露骨な天下りをして、問題となっています。
・ツタヤ図書館、強引にCCCへ委託先決めた市教委委員長が新館長就任か…再び天下り人事疑惑:ビジネスジャーナル
・ツタヤ図書館、利用者にTポイント付与で波紋…CCCを選定した教育委員長が館長に天下り:ビジネスジャーナル
この事を踏まえると、図書館の『CCC』化を強引に推し進めている山下しずお や、山下しずお と結託している小牧市議会会派『牧政会』・『小牧市民連合』の議員たち、更に図書館協議会の委員たち、ならびに小牧市教育委員会の委員も、『CCC』から委託選定の"見返り"(金銭授受やポストの約束等)を得ている可能性が、強く疑われまれます。
2. 『CCC』自体が公的な役割を担うのに不適切!!
『CCC』が運営している武雄図書館では、様々な問題が指摘されています。例えば最近大きな話題となったのが、『CCC』がどう見ても図書館の書籍として相応しくない時代遅れの本や占い、自己啓発などの本を多数、武雄図書館に購入させていた問題です。
・10年以上前のExcel本や「公認会計士受験本」・・・ 武雄市図書館はTSUTAYAの「在庫処分」なのか:J-CASTニュース
・武雄市図書館の蔵書購入に内田樹氏「根拠示すべき」:夕刊アメーバニュース
・大批判の渦中、ツタヤ図書館が身内の中古書店から“無用の100円本”を大量購入:週プレNEWS
またもう1つ最近大きな話題なった事と言えば、開館直前に大量のDVDやCD、郷土資料などを破棄していた問題です。
・武雄市図書館が開館前にDVDを大量除籍 「館内併設のTSUTAYAに配慮?」との疑問の声に武雄市は否定:ハフィントン・ポスト
破棄されたDVDやCDの中には人気のドラマや映画、有名ミュージシャンの楽曲が多数含まれており、『CCC』が武雄図書館の中で運営しているレンタルショップ『TSUTAYA』の経営に少しでも影響のあるものを排除する目的で、破棄したと見られています。
そしてその他にも、沢山の問題が指摘されています。
・武雄市図書館の問題について意見をまとめてみました:さまよう金の髭
・武雄市図書館 >カルチュア・コンビニエンス・クラブによる運営:Wikipedia
更に最近『(CCCへの)業務委託契約の内容が「ずさんで違法」』として、『CCC』への委託を決めた樋渡啓祐 元・武雄市長に対し、武雄市民が損害賠償を請求する裁判を起こしています。
・武雄市図書館の業務委託は違法 市民が提訴:佐賀新聞LiVE
・関連会社から“疑惑”の選書 武雄市TSUTAYA図書館、委託巡り住民訴訟に発展:週刊朝日(Yahoo!ニュース)
このような様々な問題を武雄図書館で引き起こしている悪質な企業、自社の在庫処分としか思えない本を購入させたり、自社に都合が悪いDVDやCD、郷土資料を廃棄したり(※DVDやCD、書籍は税金で購入したものです!)等々する企業が、公的な図書館の運営者に相応しいとはとても思えません!!
3. 建設しようとしてる施設が不適切!!
先日『こまき無答塾』で知ったのですが、山下しずお と『CCC』は、新・小牧市立図書館に、"書架のピラミッド"や"書架で作った壁"を作ろうとしているそうです。
・小牧市立図書館は誰のためのものか:こまき無答塾ブログ
"書架のピラミッド"の方は、オランダのスパイケニッセ公立図書館の『ブック・マウンテン』と呼ばれる巨大な書架を真似し、"書架で作った壁"の方は、オランダのデルフト工科大学図書館を真似して作ろうとしているそうです。以下のページで、両方図書館の写真を多数見られます。
・オランダ スパイケニッセ公立図書館「Book Mountain + Library Quarter」:Tumblr
・Category:Boekenberg:Wikimedia Commons・・・スパイケニッセ公立図書館の写真。
・デルフト工科大学図書館(オランダ):世界の図書館.com
スパイケニッセ公立図書館の"書架のピラミッド"
デルフト工科大学図書館の"書架の壁"↓
ちなみに武雄図書館でも巨大な壁の書架が作られており、問題となっています。こちらは『Googleストリートビュー』でも見る事ができます。
武雄図書館↓
これらを見て感じるのは、書架の"ピラミッド"にしろ"壁"にしろ、あまりに非実用的で、使う人や本を管理する事をまるで考えていないと言う事です!
図書館は、子供や高齢者の利用者が多いです。更に小牧市でも高齢化が進んでいて、高齢者の数は増えています。このような書架の場合、自分がいる階の下の段の本を取るのは彼ら(子供や高齢者)でも容易でしょうが、例えば自分がいる階の上の段(高い段)の本や、自分がいる階とは異なる階の本を取るのは、とても大変でしょう。高い段の本を取るには、梯子や台のような物が必要でしょうし、自分と異なる階の場合は、階段等で移動しなければなりません。更に上の階(2階でも3階でも良いですが…)の高い段の本を取る場合は、梯子や踏み台(更に各階に設けられてる柵を超えて)からの落下の懸念もあります。もし書架の"ピラミッド"や"壁"の高い階から人が落下した場合、大怪我は避けられないでしょう。
また返却された本を書架に戻す作業や、本の整理、定期的に行われる蔵書点検(書架の棚卸し)などの作業も、このような書架では容易では無いでしょうし、同時に危険も伴われます。
4. カフェや書店はそもそも図書館と関係ないどころか、図書館に害があるので反対!!
加えて『CCC』は、図書館内でカフェや書店を営業しようとしています。おそらく武雄図書館と同様に、『スターバックス』や、自社が運営する『蔦屋書店』やCD・DVDなどのレンタルショップの『TSUTAYA』を、オープンさせようとしているのでしょう。しかしこれらのお店は、そもそも図書館とは"全く"関係がありません!なのに、なぜ図書館内に作る必要があるのでしょうか?しかもこれらのお店は、図書館に様々な弊害をもたらす可能性があります。
例えばカフェ。そもそも現在、小牧市立図書館だけでなくほとんどの図書館では、館内での"飲食が禁止"されています。図書館で飲食が禁止されている理由は、飲食物で本を汚してしまったり、読めなくならないようにするためです。国内の一部 図書館(例えば東京の千代田図書館)で、ペットボトルやタンブラーなど、蓋がきちんと閉まるものであれば、水分補給にドリンクの持ち込みをOKにする動きはありますし、これに関しては考慮すべき(※私自身は賛成、特に夏は水分補給が大事ですし、冬も体を暖められるので有用)だと思います。しかしカフェは別です。カフェの場合、例えば飲料は基本的にカップやグラスで出されるので、こぼれやすいです!また持ち帰り用のカップも、十分な密閉性はありません。しかしカフェが図書館内にできれば、当然カフェに本を持ち込む人が出てくるでしょう。その結果、本を汚す人も増えるでしょう。
またカフェや書店、レンタルショップには、店内BGMやアナウンスが欠かせません!それらの音声は、図書館にとって重要な"静寂性"を、ぶち壊すでしょう。加えて武雄図書館では私語(会話)が認められており、話し声がうるさいそうです。実際 武雄図書館に行った方によると、館内にある『スターバックス』と図書館との境が曖昧なためか、カフェの雰囲気が図書館にも持ち込まれていたそうで、図書館内にも関わらず話し声が大きかったり、携帯電話で電話している人もいたそうです。
・全国的に話題の『武雄市図書館』に行ってみた。:今日もボクはいい加減
・私語OK、スタバ併設…「TSUTAYA図書館」論争で浮かび上がる、図書館の悲しい末路!:TOCANA
更に山下しずお と『CCC』が作ろうとしている建物は、"3階吹き抜け構造"です!…と言う事は、普通の構造(吹き抜けではなく、各階ごとに区分けされた構造)と比べて数段、音が響く事でしょう。
そして書店やレンタルショップの商売と図書館が競合すれば、図書館サービスが大きく毀損する可能性が高いです。上記でも書きましたが武雄図書館では、税金で購入したDVDやCD(無料で借りれる)が大量に破棄されて問題になっています。また『TSUTAYA』で買い取ったと思われる時代遅れの本や自己啓発本、占いの本などの図書館に置くにはとてもふさわしいとは言えない本を、図書館に購入させて問題になっています。また「蔦屋書店に雑誌が沢山置いてある」ことを理由に、図書館で購入していた雑誌が大量に減らされもいるそうです。
・武雄市図書館で読める雑誌は600点? バックナンバーは20点?:市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を!Ver.2.0
・武雄市モデルの問題点 : 瑞穂図書館を考えるblog
このように、そもそもカフェや書店、レンタルショップは図書館に"全く関係がない"だけでなく、図書館の機能やサービス、雰囲気を大きく損なう可能性が高いです。なので、図書館内でのカフェや書店、レンタルショップの営業には反対です!!
ちなみに以下のツイートは、武雄図書館や『CCC』の問題に取り組んでいる方のツイートです。
5. スタバやTSUTAYAが欲しければ、税金使わず、欲しいと言う人が自身で誘致すれば良い!
最後に小牧市の新しい図書館に関して、「『スターバックス』が入る(と思う)から」とか、「駅前に書店が欲しい」とか、「『TSUTAYA』が入る(と思う)から」と言う理由で、山下しずお と『CCC』が建設しようとしている図書館を支持している人たちが、結構います。それは 極 "私的な感情" としては、理解できます。
しかし上記でも書きましたが、それらのお店はそもそも図書館とは全く何の関係もありません!またそれらが館内に入る事で、弊害もあります。さらに税金を使う以上、当然これら店舗に"公共性"や"公益性"を求める必要がありますが、これら店舗(やその誘致)が"公共性"や"公益性"を持っているとは思えません。
なので、もしこれらの店舗がどうしても近所に欲しいと言うのであれば、"税金を使わず"、"自治体に頼らず"、自分たちの手で、誘致を行うべきだと思います!例えば『スターバックス』に関しては、実際一般の人が集まって誘致し、成功した事例があります。
・スタバ誘致 署名5000人の長野は成功 宇部もFBで続く:withnews(ウィズニュース)
【関連リンク】
・新小牧市立図書館建設基本設計(案)に係る意見募集:小牧市・・・9月15日まで、パブリック・コメントの募集が行われています。
・新小牧市立図書館建設基本設計(案) (※PDF)・・・計画の概要をまとめたPDFファイル
・小牧市に市民のための図書館を・・・小牧市立図書館問題について分かりやすくまとめられているページ。スマホやタブレットで、非常に見やすいです♪ 作ってくれたのは、CCC図書館問題に取り組んでいる @keikuma さん(感謝!!)
・小牧の図書館を考える会・・・小牧市の図書館建設に関して活動している市民団体。
【追記(2015/8/27)】
この件に関する記事をもう1つ書きました!良かったら見てみて下さい。
・Kyu3's LOG : 山下しずお とCCCが進める新・小牧市立図書館建設に反対!! - その2
【追記(2015/8/30) (2015/8/31)】
本文が長くなり過ぎてると感じたので、昨日(8/30)の追記部分を、独立した新しい記事にしました!良かったら見てみて下さい。
・Kyu3's LOG : 山下しずお とCCCが進める新・小牧市立図書館建設に反対!! - その3
【追記(2015/9/19)】
『CCC』が委託運営する10月1日にオープン予定の、神奈川県海老名市の海老名市立図書館でも、『CCC』による問題が発覚しました!本ではない『メガネ拭き』や、一応解説本が付いてるものの図書館で購入するのに相応しくない『おろし金』や『タジン鍋』、更に10年以上前の雑誌を、自社系列の古本買取り業社から購入していたとの事。
・眼鏡ふき・おろし金・シリコン鍋……武雄市に続き来月新装開館予定の海老名市立中央図書館でも「疑惑の選書」が発覚か:ガジェット通信
・海老名市立ツタヤ図書館、驚愕の実態:ナムラーのブログ
・海老名市立図書館、選書やり直しへ 武雄市図書館問題が「飛び火」:ハフィントン・ポスト
これもまた「ひどい」としてか言いようがありません!上記でも書いた、武雄市図書館で時代遅れの本や占い、自己啓発などの本を多数購入していた問題が発覚した後に、またこのような不要なもの…どころか、図書館とは全く関係ないものを購入した訳ですから、彼らに反省する気が全く無いのは、間違いないでしょう!このような悪質な企業に図書館運営を任せるのは、まったくもって相応しくない(不適切)!!
【関連リンク】
・海老名市立TSUTAYA図書館問題 - Togetterまとめ
【追記(2015/9/21)】
上記のカフェや書店、レンタルショップが図書館に不可欠な静寂性を破壊する問題に関して、市が公開してる資料(『新小牧市立図書館建設基本設計(案) (※PDF)』)でも、それが事実である事が確認されました。カフェや書店と言った『CCC』の商業施設が占拠する『コミュニティーゾーン』と名付けられたエリアが、武雄市図書館と同じように"会話OKのスペース"(おしゃべりや、おそらく携帯電話での会話もOK)としても使われ、加えて店内BGMや、3階吹き抜け構造で音が反響しやすい事を踏まえると、館内が商業施設と同じように騒然としているのは、まず間違いないでしょう。
各階ごとの説明(1階)↓
各階ごとの説明(3階)↓
ちなみに現在 市が行ってる説明会の資料では、より"子供受け"を狙っての事だと思いますが、1階部分の説明を「ゆっくりとお茶を飲みながら、本を読んだり、"友だちとお話をしたりできる"…空間」と説明しており、ますます図書館に相応しくないおかしな説明になっています。これではまるで、ラピオ等々のフードコートと同じ!それこそ友だちと会話をしたければ、ラピオのフードコートに行けばいい話です!図書館建設予定地の"すぐ隣り"にあるのですから。
またもし『CCC』が『蔦屋書店』と『TSUTAYA』を、そして『スターバックス』が自社店舗を本当に小牧駅前に出店したいのであれば、これもラピオに行けばいい(入れば良い)話!山下しずお が市民を騙して無理矢理誘致した『ファニチャードーム』が、売上げ不振で店舗縮小し、4階部分が大きく空いているのですから(更に今後を考えると、『ファニチャードーム』だけでなく、ラピオ前に『マックスバリュ』がオープンした事で、『平和堂』の撤退の可能性も極めて高いでしょう)。そうすれば図書館に余分な施設を作る必要がなくなり、建築費用を大幅に下げる事ができるしょう。また騒音問題も発生せず、商業施設だからとして子供たちの入場が規制される事もないでしょうから。
あと上記の図面を見て思ったのですが、カフェや書店、レンタルショップと言った図書館とはまったく関係ない(必要ない)『CCC』の商業施設が、1階のもっとも良い場所を占拠し、その一方でもっとも利用が多いであろう、子供たちのための『学習スペース』が、もっとも利用しにくい3階の隅っこに追いやられているのも、ひどいなと感じます!子供たちの事をまったく考えていないのですから。
【追記(2015/10/1)】
市が行った説明会で、市の職員が「CCCの選書に問題ない!」と回答したそうです。これで、小牧市でも『CCC』の選書問題が起こるのは、まず間違いないでしょう。
・Kyu3's LOG : 「CCCの選書に問題ない!」、呆れた回答をする小牧市職員(山下しずお悪政問題)
しかも仮に、武雄市図書館や海老名市立図書館のような、おかしな書籍や書籍でさえない物の購入が事前に発覚しても、市側は「問題ない!」と主張した訳なので、それが止められる事もないでしょう。
【追記(2015/11/6)】
建物の外観にも問題を見つけたので、追記します。
ほとんどの図書館が日光を入らないようにしているのは、日差しによる本の劣化を防ぐためです。しかし山下しずお と『CCC』が強引に推し進めようとしていた新・小牧市立図書館の建物には、ガラスが多く使用されており、日差しがとても多く館内に入るデザインとなっています。これは確実に本に悪影響を及ぼします!
しかも上記の画像で窓のある向きは"南向き"で、もっとも日差しが多く入る方向です。更にそのガラス部分と平行になるように本棚があると言う事は、当然その棚に仕舞われてる本は、より早く劣化します。単に見た目重視だけで『CCC』がこのようにした可能性もありますが、それよりもわざと日差しに当てる事で本をより早く劣化させ、より多くの本を自社系列の本屋や古本屋から購入させる狙いがあるのではないかとも思われます。
ちなみに山下しずお と『CCC』が真似て1階部分に作ろうとしてる"ピラミッド状本棚"のある『スパイケニッセ公立図書館』は、建物の構造がガラス張りになっており、これによって本の劣化が通常よりかなり早くなっているそうです。
・自然光が差し込む素敵な建築デザインが流行りだが本にとっては「地獄の図書館」に疑問の声:Togetterまとめ
【追記(2016/2/15)】
宮城県多賀城市に2016年3月にオープン予定のTSUTAYA図書館で発覚した天下り問題に関する記述を、本文に追加しました。
【追記(2017/3/08)】
2017年2月にオープンした岡山県高槻市でも、教育委員会の委員長の露骨な天下り問題が発覚したので、それに関する記述を本文に追加しました。
1. 『CCC』への委託選定が不適切だし、信用出来ない!!
なぜならまず第一に、『CCC』に委託した経緯がおかしい!そもそもは山下しずお が、新・小牧市立図書館の計画策定を『CCC』に丸投げした事に始まります。その後、実際運営する業者の選定が行われたのですが、『CCC』が作った計画を一番よく知っているのは『CCC』に決まってます!その『CCC』が業者の1つとして応募し、当選する過程は明らかにおかしい!!他の企業は『CCC』ほど計画に通じている訳ではありません。選定基準も『CCC』ほど、詳しくないでしょう。…であれば、『CCC』が当選するのは当たり前で、こんなの"茶番劇"以外の何者でもありません!こんな選定の仕方は不公平だし、不正な選定と言わざるをえません!!
・どうなる第二のツタヤ図書館、愛知県小牧市で住民投票の実施が決定:IRORIO
更に佐賀県武雄市の図書館『武雄図書館』を『CCC』に運営させる事を強引に決めた元・武雄市市長 樋渡啓祐は、『CCC』の作った会社の社長に就任。癒着関係が顕在化しています。
・「天下り」「露骨」との声続出! 樋渡啓祐・前武雄市長がCCC子会社ふるさとスマホ社長就任:ガジェット通信
・ 樋渡啓祐・前武雄市長、CCC子会社の社長に就任:J-CASTニュース
また2016年3月に移転オープン予定の『CCC』が運営することが決まっている、宮城県多賀城市の『多賀城市立図書館』では、委託運営業者を選定していた図書館協議会の会長が、会長退任後『CCC』の社員となったのち、同図書館の館長に『CCC』の社員として、就任することが決定(こちらも癒着関係が顕在化)しています。
・ツタヤ図書館、市側の元図書館協議会会長がCCC天下り疑惑…新館長に就任:ビジネスジャーナル
・ツタヤ図書館、市から「天下り入社」疑惑の新館長を直撃!「市長から声かけられた」:ビジネスジャーナル
さらに岡山県高槻市でも、『CCC』への図書館運営を決めた教育委員会の委員長が露骨な天下りをして、問題となっています。
・ツタヤ図書館、強引にCCCへ委託先決めた市教委委員長が新館長就任か…再び天下り人事疑惑:ビジネスジャーナル
・ツタヤ図書館、利用者にTポイント付与で波紋…CCCを選定した教育委員長が館長に天下り:ビジネスジャーナル
この事を踏まえると、図書館の『CCC』化を強引に推し進めている山下しずお や、山下しずお と結託している小牧市議会会派『牧政会』・『小牧市民連合』の議員たち、更に図書館協議会の委員たち、ならびに小牧市教育委員会の委員も、『CCC』から委託選定の"見返り"(金銭授受やポストの約束等)を得ている可能性が、強く疑われまれます。
2. 『CCC』自体が公的な役割を担うのに不適切!!
『CCC』が運営している武雄図書館では、様々な問題が指摘されています。例えば最近大きな話題となったのが、『CCC』がどう見ても図書館の書籍として相応しくない時代遅れの本や占い、自己啓発などの本を多数、武雄図書館に購入させていた問題です。
・10年以上前のExcel本や「公認会計士受験本」・・・ 武雄市図書館はTSUTAYAの「在庫処分」なのか:J-CASTニュース
・武雄市図書館の蔵書購入に内田樹氏「根拠示すべき」:夕刊アメーバニュース
・大批判の渦中、ツタヤ図書館が身内の中古書店から“無用の100円本”を大量購入:週プレNEWS
またもう1つ最近大きな話題なった事と言えば、開館直前に大量のDVDやCD、郷土資料などを破棄していた問題です。
・武雄市図書館が開館前にDVDを大量除籍 「館内併設のTSUTAYAに配慮?」との疑問の声に武雄市は否定:ハフィントン・ポスト
破棄されたDVDやCDの中には人気のドラマや映画、有名ミュージシャンの楽曲が多数含まれており、『CCC』が武雄図書館の中で運営しているレンタルショップ『TSUTAYA』の経営に少しでも影響のあるものを排除する目的で、破棄したと見られています。
そしてその他にも、沢山の問題が指摘されています。
・武雄市図書館の問題について意見をまとめてみました:さまよう金の髭
・武雄市図書館 >カルチュア・コンビニエンス・クラブによる運営:Wikipedia
更に最近『(CCCへの)業務委託契約の内容が「ずさんで違法」』として、『CCC』への委託を決めた樋渡啓祐 元・武雄市長に対し、武雄市民が損害賠償を請求する裁判を起こしています。
・武雄市図書館の業務委託は違法 市民が提訴:佐賀新聞LiVE
・関連会社から“疑惑”の選書 武雄市TSUTAYA図書館、委託巡り住民訴訟に発展:週刊朝日(Yahoo!ニュース)
このような様々な問題を武雄図書館で引き起こしている悪質な企業、自社の在庫処分としか思えない本を購入させたり、自社に都合が悪いDVDやCD、郷土資料を廃棄したり(※DVDやCD、書籍は税金で購入したものです!)等々する企業が、公的な図書館の運営者に相応しいとはとても思えません!!
3. 建設しようとしてる施設が不適切!!
先日『こまき無答塾』で知ったのですが、山下しずお と『CCC』は、新・小牧市立図書館に、"書架のピラミッド"や"書架で作った壁"を作ろうとしているそうです。
・小牧市立図書館は誰のためのものか:こまき無答塾ブログ
"書架のピラミッド"の方は、オランダのスパイケニッセ公立図書館の『ブック・マウンテン』と呼ばれる巨大な書架を真似し、"書架で作った壁"の方は、オランダのデルフト工科大学図書館を真似して作ろうとしているそうです。以下のページで、両方図書館の写真を多数見られます。
・オランダ スパイケニッセ公立図書館「Book Mountain + Library Quarter」:Tumblr
・Category:Boekenberg:Wikimedia Commons・・・スパイケニッセ公立図書館の写真。
・デルフト工科大学図書館(オランダ):世界の図書館.com
スパイケニッセ公立図書館の"書架のピラミッド"
"Boekenberg DSCF1911" by G.Lanting - 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via Wikimedia Commons.
デルフト工科大学図書館の"書架の壁"↓
ちなみに武雄図書館でも巨大な壁の書架が作られており、問題となっています。こちらは『Googleストリートビュー』でも見る事ができます。
武雄図書館↓
これらを見て感じるのは、書架の"ピラミッド"にしろ"壁"にしろ、あまりに非実用的で、使う人や本を管理する事をまるで考えていないと言う事です!
図書館は、子供や高齢者の利用者が多いです。更に小牧市でも高齢化が進んでいて、高齢者の数は増えています。このような書架の場合、自分がいる階の下の段の本を取るのは彼ら(子供や高齢者)でも容易でしょうが、例えば自分がいる階の上の段(高い段)の本や、自分がいる階とは異なる階の本を取るのは、とても大変でしょう。高い段の本を取るには、梯子や台のような物が必要でしょうし、自分と異なる階の場合は、階段等で移動しなければなりません。更に上の階(2階でも3階でも良いですが…)の高い段の本を取る場合は、梯子や踏み台(更に各階に設けられてる柵を超えて)からの落下の懸念もあります。もし書架の"ピラミッド"や"壁"の高い階から人が落下した場合、大怪我は避けられないでしょう。
また返却された本を書架に戻す作業や、本の整理、定期的に行われる蔵書点検(書架の棚卸し)などの作業も、このような書架では容易では無いでしょうし、同時に危険も伴われます。
4. カフェや書店はそもそも図書館と関係ないどころか、図書館に害があるので反対!!
加えて『CCC』は、図書館内でカフェや書店を営業しようとしています。おそらく武雄図書館と同様に、『スターバックス』や、自社が運営する『蔦屋書店』やCD・DVDなどのレンタルショップの『TSUTAYA』を、オープンさせようとしているのでしょう。しかしこれらのお店は、そもそも図書館とは"全く"関係がありません!なのに、なぜ図書館内に作る必要があるのでしょうか?しかもこれらのお店は、図書館に様々な弊害をもたらす可能性があります。
例えばカフェ。そもそも現在、小牧市立図書館だけでなくほとんどの図書館では、館内での"飲食が禁止"されています。図書館で飲食が禁止されている理由は、飲食物で本を汚してしまったり、読めなくならないようにするためです。国内の一部 図書館(例えば東京の千代田図書館)で、ペットボトルやタンブラーなど、蓋がきちんと閉まるものであれば、水分補給にドリンクの持ち込みをOKにする動きはありますし、これに関しては考慮すべき(※私自身は賛成、特に夏は水分補給が大事ですし、冬も体を暖められるので有用)だと思います。しかしカフェは別です。カフェの場合、例えば飲料は基本的にカップやグラスで出されるので、こぼれやすいです!また持ち帰り用のカップも、十分な密閉性はありません。しかしカフェが図書館内にできれば、当然カフェに本を持ち込む人が出てくるでしょう。その結果、本を汚す人も増えるでしょう。
またカフェや書店、レンタルショップには、店内BGMやアナウンスが欠かせません!それらの音声は、図書館にとって重要な"静寂性"を、ぶち壊すでしょう。加えて武雄図書館では私語(会話)が認められており、話し声がうるさいそうです。実際 武雄図書館に行った方によると、館内にある『スターバックス』と図書館との境が曖昧なためか、カフェの雰囲気が図書館にも持ち込まれていたそうで、図書館内にも関わらず話し声が大きかったり、携帯電話で電話している人もいたそうです。
・全国的に話題の『武雄市図書館』に行ってみた。:今日もボクはいい加減
・私語OK、スタバ併設…「TSUTAYA図書館」論争で浮かび上がる、図書館の悲しい末路!:TOCANA
更に山下しずお と『CCC』が作ろうとしている建物は、"3階吹き抜け構造"です!…と言う事は、普通の構造(吹き抜けではなく、各階ごとに区分けされた構造)と比べて数段、音が響く事でしょう。
そして書店やレンタルショップの商売と図書館が競合すれば、図書館サービスが大きく毀損する可能性が高いです。上記でも書きましたが武雄図書館では、税金で購入したDVDやCD(無料で借りれる)が大量に破棄されて問題になっています。また『TSUTAYA』で買い取ったと思われる時代遅れの本や自己啓発本、占いの本などの図書館に置くにはとてもふさわしいとは言えない本を、図書館に購入させて問題になっています。また「蔦屋書店に雑誌が沢山置いてある」ことを理由に、図書館で購入していた雑誌が大量に減らされもいるそうです。
・武雄市図書館で読める雑誌は600点? バックナンバーは20点?:市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を!Ver.2.0
・武雄市モデルの問題点 : 瑞穂図書館を考えるblog
このように、そもそもカフェや書店、レンタルショップは図書館に"全く関係がない"だけでなく、図書館の機能やサービス、雰囲気を大きく損なう可能性が高いです。なので、図書館内でのカフェや書店、レンタルショップの営業には反対です!!
ちなみに以下のツイートは、武雄図書館や『CCC』の問題に取り組んでいる方のツイートです。
「ツタヤやスタバが入った図書館ができるんでしょう」って手放しで考える前に、なぜ一般の商業施設である、ツタヤやスタバの店舗を税金を使って立地させないといけないのか、そしてなぜ、商業施設の都合に合わせて公共図書館を運営しないといけないのかを考えてみて頂きたいのです。 #公設ツタヤ問題
— MAEDA Katsuyuki (@keikuma) 2015, 7月 24
武雄市図書館は、ツタヤやスタバに乗っ取られてしまいました。蔵書は手の届かない高い棚に積まれて飾りに。読み聞かせのスペースはスタバのスタッフルームに。歴史資料館はツタヤのレンタルスペース。スタバの飲み物を買わないと座れない閲覧席。市民の図書館が乗っ取られたのです。 #公設ツタヤ問題
— MAEDA Katsuyuki (@keikuma) 2015, 7月 24
5. スタバやTSUTAYAが欲しければ、税金使わず、欲しいと言う人が自身で誘致すれば良い!
最後に小牧市の新しい図書館に関して、「『スターバックス』が入る(と思う)から」とか、「駅前に書店が欲しい」とか、「『TSUTAYA』が入る(と思う)から」と言う理由で、山下しずお と『CCC』が建設しようとしている図書館を支持している人たちが、結構います。それは 極 "私的な感情" としては、理解できます。
しかし上記でも書きましたが、それらのお店はそもそも図書館とは全く何の関係もありません!またそれらが館内に入る事で、弊害もあります。さらに税金を使う以上、当然これら店舗に"公共性"や"公益性"を求める必要がありますが、これら店舗(やその誘致)が"公共性"や"公益性"を持っているとは思えません。
なので、もしこれらの店舗がどうしても近所に欲しいと言うのであれば、"税金を使わず"、"自治体に頼らず"、自分たちの手で、誘致を行うべきだと思います!例えば『スターバックス』に関しては、実際一般の人が集まって誘致し、成功した事例があります。
・スタバ誘致 署名5000人の長野は成功 宇部もFBで続く:withnews(ウィズニュース)
【関連リンク】
・新小牧市立図書館建設基本設計(案)に係る意見募集:小牧市・・・9月15日まで、パブリック・コメントの募集が行われています。
・新小牧市立図書館建設基本設計(案) (※PDF)・・・計画の概要をまとめたPDFファイル
・小牧市に市民のための図書館を・・・小牧市立図書館問題について分かりやすくまとめられているページ。スマホやタブレットで、非常に見やすいです♪ 作ってくれたのは、CCC図書館問題に取り組んでいる @keikuma さん(感謝!!)
・小牧の図書館を考える会・・・小牧市の図書館建設に関して活動している市民団体。
【追記(2015/8/27)】
この件に関する記事をもう1つ書きました!良かったら見てみて下さい。
・Kyu3's LOG : 山下しずお とCCCが進める新・小牧市立図書館建設に反対!! - その2
【追記
本文が長くなり過ぎてると感じたので、昨日(8/30)の追記部分を、独立した新しい記事にしました!良かったら見てみて下さい。
・Kyu3's LOG : 山下しずお とCCCが進める新・小牧市立図書館建設に反対!! - その3
【追記(2015/9/19)】
『CCC』が委託運営する10月1日にオープン予定の、神奈川県海老名市の海老名市立図書館でも、『CCC』による問題が発覚しました!本ではない『メガネ拭き』や、一応解説本が付いてるものの図書館で購入するのに相応しくない『おろし金』や『タジン鍋』、更に10年以上前の雑誌を、自社系列の古本買取り業社から購入していたとの事。
・眼鏡ふき・おろし金・シリコン鍋……武雄市に続き来月新装開館予定の海老名市立中央図書館でも「疑惑の選書」が発覚か:ガジェット通信
・海老名市立ツタヤ図書館、驚愕の実態:ナムラーのブログ
・海老名市立図書館、選書やり直しへ 武雄市図書館問題が「飛び火」:ハフィントン・ポスト
これもまた「ひどい」としてか言いようがありません!上記でも書いた、武雄市図書館で時代遅れの本や占い、自己啓発などの本を多数購入していた問題が発覚した後に、またこのような不要なもの…どころか、図書館とは全く関係ないものを購入した訳ですから、彼らに反省する気が全く無いのは、間違いないでしょう!このような悪質な企業に図書館運営を任せるのは、まったくもって相応しくない(不適切)!!
【関連リンク】
・海老名市立TSUTAYA図書館問題 - Togetterまとめ
【追記(2015/9/21)】
上記のカフェや書店、レンタルショップが図書館に不可欠な静寂性を破壊する問題に関して、市が公開してる資料(『新小牧市立図書館建設基本設計(案) (※PDF)』)でも、それが事実である事が確認されました。カフェや書店と言った『CCC』の商業施設が占拠する『コミュニティーゾーン』と名付けられたエリアが、武雄市図書館と同じように"会話OKのスペース"(おしゃべりや、おそらく携帯電話での会話もOK)としても使われ、加えて店内BGMや、3階吹き抜け構造で音が反響しやすい事を踏まえると、館内が商業施設と同じように騒然としているのは、まず間違いないでしょう。
各階ごとの説明(1階)↓
各階ごとの説明(3階)↓
ちなみに現在 市が行ってる説明会の資料では、より"子供受け"を狙っての事だと思いますが、1階部分の説明を「ゆっくりとお茶を飲みながら、本を読んだり、"友だちとお話をしたりできる"…空間」と説明しており、ますます図書館に相応しくないおかしな説明になっています。これではまるで、ラピオ等々のフードコートと同じ!それこそ友だちと会話をしたければ、ラピオのフードコートに行けばいい話です!図書館建設予定地の"すぐ隣り"にあるのですから。
またもし『CCC』が『蔦屋書店』と『TSUTAYA』を、そして『スターバックス』が自社店舗を本当に小牧駅前に出店したいのであれば、これもラピオに行けばいい(入れば良い)話!山下しずお が市民を騙して無理矢理誘致した『ファニチャードーム』が、売上げ不振で店舗縮小し、4階部分が大きく空いているのですから(更に今後を考えると、『ファニチャードーム』だけでなく、ラピオ前に『マックスバリュ』がオープンした事で、『平和堂』の撤退の可能性も極めて高いでしょう)。そうすれば図書館に余分な施設を作る必要がなくなり、建築費用を大幅に下げる事ができるしょう。また騒音問題も発生せず、商業施設だからとして子供たちの入場が規制される事もないでしょうから。
あと上記の図面を見て思ったのですが、カフェや書店、レンタルショップと言った図書館とはまったく関係ない(必要ない)『CCC』の商業施設が、1階のもっとも良い場所を占拠し、その一方でもっとも利用が多いであろう、子供たちのための『学習スペース』が、もっとも利用しにくい3階の隅っこに追いやられているのも、ひどいなと感じます!子供たちの事をまったく考えていないのですから。
【追記(2015/10/1)】
市が行った説明会で、市の職員が「CCCの選書に問題ない!」と回答したそうです。これで、小牧市でも『CCC』の選書問題が起こるのは、まず間違いないでしょう。
・Kyu3's LOG : 「CCCの選書に問題ない!」、呆れた回答をする小牧市職員(山下しずお悪政問題)
しかも仮に、武雄市図書館や海老名市立図書館のような、おかしな書籍や書籍でさえない物の購入が事前に発覚しても、市側は「問題ない!」と主張した訳なので、それが止められる事もないでしょう。
【追記(2015/11/6)】
建物の外観にも問題を見つけたので、追記します。
ほとんどの図書館が日光を入らないようにしているのは、日差しによる本の劣化を防ぐためです。しかし山下しずお と『CCC』が強引に推し進めようとしていた新・小牧市立図書館の建物には、ガラスが多く使用されており、日差しがとても多く館内に入るデザインとなっています。これは確実に本に悪影響を及ぼします!
しかも上記の画像で窓のある向きは"南向き"で、もっとも日差しが多く入る方向です。更にそのガラス部分と平行になるように本棚があると言う事は、当然その棚に仕舞われてる本は、より早く劣化します。単に見た目重視だけで『CCC』がこのようにした可能性もありますが、それよりもわざと日差しに当てる事で本をより早く劣化させ、より多くの本を自社系列の本屋や古本屋から購入させる狙いがあるのではないかとも思われます。
ちなみに山下しずお と『CCC』が真似て1階部分に作ろうとしてる"ピラミッド状本棚"のある『スパイケニッセ公立図書館』は、建物の構造がガラス張りになっており、これによって本の劣化が通常よりかなり早くなっているそうです。
・自然光が差し込む素敵な建築デザインが流行りだが本にとっては「地獄の図書館」に疑問の声:Togetterまとめ
【追記(2016/2/15)】
宮城県多賀城市に2016年3月にオープン予定のTSUTAYA図書館で発覚した天下り問題に関する記述を、本文に追加しました。
【追記(2017/3/08)】
2017年2月にオープンした岡山県高槻市でも、教育委員会の委員長の露骨な天下り問題が発覚したので、それに関する記述を本文に追加しました。