中国企業連合による Opera 社買収はまだ完了してないみたいですが、やはり「買収が決まってから本気出した!」 …のか、また予想外の発表!Opera 社が、iOS 向けの無料・無制限VPNアプリ「Opera VPN」をリリースしましたぁ〜!( ´ ▽ ` )ノ
(※注:このアプリは、2018年4月にサービスを終了しました。詳しくはこちらを参照。)
・Download Opera VPN for iPhone – a free VPN app for iOS:Opera・・・アプリの公式HP。
・Opera VPN:iTunes App Store
・New VPN app for free | Opera VPN for iOS:Opera 公式ブログ(※英語)
…と言うことで、簡単なメリット・デメリットやレビュー記事を書こうと思います。なお「VPN」(厳密に言うと「インターネットVPN」)に関しては、以下のページが参考になると思います。
・インターネットVPNとは:e-words
・5分で絶対に分かるVPN:@IT
・Virtual Private Network(VPN):日本語版 Wikipedia
公式動画↓
起動直後に表示される画面↓
説明画面によると、iPhone(および iPad)に専用プロファイルをインストールすることで、VPNを実現しているそうです。
プロファイルについて↓
主な機能は、以下の通り。
広告ブロック機能が搭載されてないアプリ(Opera Coast)でも広告ブロック可能↓
統計情報(※VPN有効時のみ、閲覧可能)↓
日本国内でも沢山の無料 Wi-Fi スポットが設置されていますが、中には通信が暗号化されていないものもあります。そう言った場合でもこの「Opera VPN」を使えば、ある程度安全にネット閲覧(暗号化通信)ができるようになるでしょう。その上 Safari 以外のブラウザでも、WEBページ上の広告やトラッキングがブロックされるようになり、さらには通常日本国内からアクセスできない海外サイトにもアクセスできたりします。
接続先を『アメリカ』にしてアクセスした Netflix .com↓
(※通常日本国内からアクセスした場合、日本向けのページが表示されますが、接続先をアメリカにすると、アメリカ向けのページが表示されます。)
このようなサービスが「容量無制限で無料で利用できる」と書くと、良いことづくめのように思われるかもしれませんが…もちろんマイナス点もあります。
まず『通信速度』に関してですが、現状 接続先設定で日本国内(日本国内に設置されてるVPNサーバー)がないので、利用する場合、いずれも海外の接続先(サーバー)を経由することになります。そのため、アプリやWEB表示の通信速度が多少遅くなります。どのくらい遅くなるかは、接続先とアクセスするWEBサイト、利用するアプリによって異なりますが、今のところ私が試したのがアメリカとシンガポールとドイツですが、それでもシンガポールは距離が一番近いからか、遅れは「若干」と言った感じです。
次に『地域限定コンテンツ』に関してですが、上記で書いたように Opera VPN を使えば、日本からだと通常アクセスできない地域限定のWEBサイトなどにアクセスできるようになります(※海外からのアクセスに偽装できるため)。しかし日本国内からのアクセスに限定されているアプリやWEBサービスは、反対に海外からのアクセスに見えることで、一部利用できなくなるものがあります。例えば私が利用している月額制ビデオ・オンデマンド・サービス「Hulu(フールー)」のアプリは、Opera VPN 使用中は、ログインおよびコンテンツの視聴ができなくなりました。
Opera VPN 使用中の Hulu アプリ↓
(※接続先を『シンガポール』にした状態で同アプリを起動したところ、ログイン情報の入力を求められましたが、パスワード等を入力しても、「この地域では利用できない」としてログインできませんでした。)
またNHKラジオの公式アプリ「らじるらじる」も、利用できなくなるようです。
ちなみにインターネット経由で日本国内のラジオ放送が聞ける「radiko」(アプリ)は、地域判別を行っている代表的なアプリの1つですが、こちらは端末の位置情報(GPS)を元に判別を行っているようで、Opera VPN を使用していても、問題なく利用できました。
接続先を『シンガポール』にした状態で、radiko を起動したところ↓
なお、これらの問題(『通信速度』と『アプリやWEBサービスの一部が使えなくなる』)は、日本国内に Opera VPN のサーバーが設置されれば、概ね解決される問題だと思われます。
最後に上記の問題とは別に、このアプリにも関係する問題…と言うか、"懸念事項"が2つあります。この記事の一番最初にも少し書きましたが、それは Opera 社が現在、中国企業連合によって買収されそうになっていることです。
・Opera、中国企業グループによる買収提案に応じる意向--12億ドル:CNET Japan
Opera 社は「買収されても、これまで通りの姿勢で製品やサービスを維持し続けるよ」と、公式ブログやSNS等で、盛んにアピールしていますが… 中国検索企業大手「百度(バイドゥ)」に買収された日本語IMEアプリ「Simeji」の事例もあるので、やはりこの点は、懸念を感じずにはいられません。例え端末とVPNサーバーとの間の通信が暗号化されていたとしても、そのサーバーで通信内容を記録したり、個人情報などの機密情報を取得することは可能でしょうから。(^_^;
・「Baidu IME」「Simeji」が変換文字列を無断で送信、NISCが省庁に注意喚起:INTERNET Watch
・「不自然な大量アクセス」の理由を説明しない百度、ユーザーはどこまで信じるべきか:TechCrunch Japan
・Opera は Opera のまま:Opera Japan公式ブログ
また INTERNET Watch によると「将来的にはアプリ(Opera VPN アプリ上?)に広告が表示され」るようなるほか、「デバイスIDに基づいた統計情報が収集される」とのこと。
・iOS用の無料VPNアプリ「Opera VPN」公開:INTERNET Watch
この収集されると言う『統計情報』がアプリに表示される統計情報(広告ブロック数やトラッキング数)だけなのか、それともそれ以外の個人情報も含まれるのかも、気になるところです。(^_^;
【関連リンク】
・無料でiPhone・iPadからVPNが使い放題になり広告ブロック&追跡ブロックも可能なOpera製アプリ「Opera VPN」:GIGAZINE
・Opera、iOS端末向けの無料VPNアプリ「Opera VPN」:ケータイWatch
【関連記事】
・Kyu3's LOG : Opera 37レビュー:動画のポップアップ、広告ブロック、ほか・・・PC用 Opera のVPN機能についても、少し記載があります。
yasu0796 さんが、Opera VPN とPC用 Opera のVPN機能、そして Opera の子会社「SurfEasy」が提供してるVPNサービスの比較記事を、ブログに書いていました!( ´ ▽ ` )ノ
・iOS 向け Opera VPN がリリースされました:What I Know ~ワッタイナ
あと SurfEasy も公式ブログで、この件に関する記事を書いてました。
・You get a VPN, you get a VPN – everyone gets a VPN!:SurfEasy公式ブログ(※英語)
Opera VPN は、SurfEasy のサーバーを利用しています。また SurfEasy はiOSアプリやPC用 Opera 用の拡張機能もリリースしてるので、サービスとしては Opera VPN やPC用 Opera のVPN機能と、完全に競合することになります。なので、今後 SurfEasy はどうなるのかと思ってましたが、どうやら以下の様な差別化を図ることで、サービスを存続させるようです。
<SurfEasy>
あと上記の SurfEasy 公式ブログによると、Android 版の Opera VPN も、近々リリースされるようです。
Twitter でツイートされてる方がいたので知ったのですが、Opera VPN 使用中(私は接続先を『カナダ』と『シンガポール』に設定しました)に Twitter 公式アプリを起動すると、同アプリのニュース機能が消失することが分かりました。
Twitter公式アプリのニュース機能は、日本のユーザー向けに最初にアプリに搭載され、アメリカでもテストされてるようですが、どうやら機能の表示・非表示を接続先IPから判別してるようで、日本以外の国(※アメリカも含む)から接続した状態で起動すると、非表示となるようです。
ちなみに非表示にするには、同アプリを一度iOSのアプリスイッチャー(ホームボタン二度押し)で完全に終了させた後、起動する必要があります。( ´ ▽ ` )ノ
上記のニュースタブ非表示を試すために、頻繁に Opera VPN で接続先の国を切り替えていたからか… 昨日の夜、突然「不審なアクティビティが確認されました!」として Twitter のアカウントがロックされ、"パスワードのリセット" → "再設定" を求められましたぁ〜。Σ(°Д°;)アワワ
アカウント・ロック通知画面↓
…なので、Opera VPN であまり頻繁に接続先国を変更しない方が良いかも…しれません。ちなみにこの問題も、日本国内のサーバーが選択できるようになれば、解消されるかと。(^^;
実際 接続国によってどのくらい通信速度が異なるのか、調べてみました。ちなみに私の環境は「au 4G(LTE)」「iPhone 6s」です。あと回線速度を測るのに利用したアプリは「MFR回線速度チェッカー」です。( ´ ▽ ` )ノ
結果は、以下の通りです(※単位は『Mbps』)。予想通り…と言うか、実際利用してみて感じた通り、『シンガポール』が"下り"・"上り"とも、一番早かったです!
<VPN未使用>
<カナダ>
<ドイツ>
<オランダ>
<シンガポール>
<アメリカ>
もちろん通信速度は使用環境やサーバーのアクセス状況等々、様々な要因で変わると思いますが、概ね日本国内からの利用であれば、『シンガポール』が一番早いと…思います。(*^^*)
無線LANを使った通信速度も、測ってみましたぁ〜!ちなみにプロバイダーは「コミュファ光」、測定に利用したアプリは4Gの時と同じく「MFR回線速度チェッカー」です。
結果は4Gの時と同じく、『シンガポール』がやはり"上り"・"下り"とも早かったです!ただ3回目の"下り"の測定結果が大幅に下がってしまったので、"下り"の1位は『アメリカ』でしたぁ〜!またアメリカの隣りのカナダも、"下り"が4Gより早くなった一方、『ドイツ』と『オランダ』(ヨーロッパ諸国)は、半分以下でした。(^_^;
<VPN未使用>
<カナダ>
<ドイツ>
<オランダ>
<シンガポール>
<アメリカ>
Opera 公式の Twitter アカウントに「VPNサーバーの選択肢に、日本国内のサーバーを追加して欲しいです」と要望を送ったら、「現在は既存の5カ国のサーバーに注力してるので、追加するかどうかはまだ未定」とのこと。また「5カ国以外のVPNサーバーが利用したい場合は、(子会社の)SurfEasy のアプリを使ってぇ〜」とのこと。
2018年4月30日にこのサービスが終了するので、その注意書きを記載しました。なおサービス終了に関しては、以下の関連記事を参照して下さい。
【関連記事】
・OperaVPNが4月30日でサービスを終了!SurfEasyへの移行促す : Kyu3’s Blog
(※注:このアプリは、2018年4月にサービスを終了しました。詳しくはこちらを参照。)
・Download Opera VPN for iPhone – a free VPN app for iOS:Opera・・・アプリの公式HP。
・Opera VPN:iTunes App Store
・New VPN app for free | Opera VPN for iOS:Opera 公式ブログ(※英語)
…と言うことで、簡単なメリット・デメリットやレビュー記事を書こうと思います。なお「VPN」(厳密に言うと「インターネットVPN」)に関しては、以下のページが参考になると思います。
・インターネットVPNとは:e-words
・5分で絶対に分かるVPN:@IT
・Virtual Private Network(VPN):日本語版 Wikipedia
1. 簡単な機能紹介とメリット
公式動画↓
起動直後に表示される画面↓
説明画面によると、iPhone(および iPad)に専用プロファイルをインストールすることで、VPNを実現しているそうです。
プロファイルについて↓
主な機能は、以下の通り。
- 5カ国(カナダ・ドイツ・オランダ・シンガポール・アメリカ、将来的には増える?)のサーバー経由で、VPNを利用可能。
- Safari 以外のブラウザなどのアプリでも、広告ブロック機能を実現!
- トラッキングもブロック可能。
- ブロックした広告やトラッキングの統計情報を閲覧可能。
- 閲覧制限(ファイヤーウォールやフィルタリング、地域制限等)されてるサイトにも、アクセス可能。
広告ブロック機能が搭載されてないアプリ(Opera Coast)でも広告ブロック可能↓
統計情報(※VPN有効時のみ、閲覧可能)↓
日本国内でも沢山の無料 Wi-Fi スポットが設置されていますが、中には通信が暗号化されていないものもあります。そう言った場合でもこの「Opera VPN」を使えば、ある程度安全にネット閲覧(暗号化通信)ができるようになるでしょう。その上 Safari 以外のブラウザでも、WEBページ上の広告やトラッキングがブロックされるようになり、さらには通常日本国内からアクセスできない海外サイトにもアクセスできたりします。
接続先を『アメリカ』にしてアクセスした Netflix .com↓
(※通常日本国内からアクセスした場合、日本向けのページが表示されますが、接続先をアメリカにすると、アメリカ向けのページが表示されます。)
このようなサービスが「容量無制限で無料で利用できる」と書くと、良いことづくめのように思われるかもしれませんが…もちろんマイナス点もあります。
2. マイナス点
- 通信速度が遅くなる。
- 特定の国や地域(※現状 日本国内)に利用を限定してるアプリやサービスの一部が、利用できなくなる場合も…。
- 普段 日本国内からしか利用してないサービスの場合、運営側に「アカウントが乗っ取られた」と判断され、アカウント・ロックされる場合も…(例. Twitter、5/13 の追記を参照)
まず『通信速度』に関してですが、現状 接続先設定で日本国内(日本国内に設置されてるVPNサーバー)がないので、利用する場合、いずれも海外の接続先(サーバー)を経由することになります。そのため、アプリやWEB表示の通信速度が多少遅くなります。どのくらい遅くなるかは、接続先とアクセスするWEBサイト、利用するアプリによって異なりますが、今のところ私が試したのがアメリカとシンガポールとドイツですが、それでもシンガポールは距離が一番近いからか、遅れは「若干」と言った感じです。
次に『地域限定コンテンツ』に関してですが、上記で書いたように Opera VPN を使えば、日本からだと通常アクセスできない地域限定のWEBサイトなどにアクセスできるようになります(※海外からのアクセスに偽装できるため)。しかし日本国内からのアクセスに限定されているアプリやWEBサービスは、反対に海外からのアクセスに見えることで、一部利用できなくなるものがあります。例えば私が利用している月額制ビデオ・オンデマンド・サービス「Hulu(フールー)」のアプリは、Opera VPN 使用中は、ログインおよびコンテンツの視聴ができなくなりました。
Opera VPN 使用中の Hulu アプリ↓
(※接続先を『シンガポール』にした状態で同アプリを起動したところ、ログイン情報の入力を求められましたが、パスワード等を入力しても、「この地域では利用できない」としてログインできませんでした。)
またNHKラジオの公式アプリ「らじるらじる」も、利用できなくなるようです。
Opera VPNを入れてみた。
— yasuhiro nagae (@ynagae) 2016年5月11日
NHKからは、はじかれたので動作している模様。 アンテナバーの横に VPNのアイコンもある。 pic.twitter.com/hWKBFBYfE0
ちなみにインターネット経由で日本国内のラジオ放送が聞ける「radiko」(アプリ)は、地域判別を行っている代表的なアプリの1つですが、こちらは端末の位置情報(GPS)を元に判別を行っているようで、Opera VPN を使用していても、問題なく利用できました。
接続先を『シンガポール』にした状態で、radiko を起動したところ↓
なお、これらの問題(『通信速度』と『アプリやWEBサービスの一部が使えなくなる』)は、日本国内に Opera VPN のサーバーが設置されれば、概ね解決される問題だと思われます。
3. 懸念事項と今後の展開
最後に上記の問題とは別に、このアプリにも関係する問題…と言うか、"懸念事項"が2つあります。この記事の一番最初にも少し書きましたが、それは Opera 社が現在、中国企業連合によって買収されそうになっていることです。
・Opera、中国企業グループによる買収提案に応じる意向--12億ドル:CNET Japan
Opera 社は「買収されても、これまで通りの姿勢で製品やサービスを維持し続けるよ」と、公式ブログやSNS等で、盛んにアピールしていますが… 中国検索企業大手「百度(バイドゥ)」に買収された日本語IMEアプリ「Simeji」の事例もあるので、やはりこの点は、懸念を感じずにはいられません。例え端末とVPNサーバーとの間の通信が暗号化されていたとしても、そのサーバーで通信内容を記録したり、個人情報などの機密情報を取得することは可能でしょうから。(^_^;
・「Baidu IME」「Simeji」が変換文字列を無断で送信、NISCが省庁に注意喚起:INTERNET Watch
・「不自然な大量アクセス」の理由を説明しない百度、ユーザーはどこまで信じるべきか:TechCrunch Japan
・Opera は Opera のまま:Opera Japan公式ブログ
@kyu3 Opera はノルウェーに本拠を置き世界各地で開発を行っている企業です。開発者や株主の国籍がどこであろうとも、これまで通りの品質を保ち続けます。
— Opera Software Japan (@opera_jp) 2016年3月31日
また INTERNET Watch によると「将来的にはアプリ(Opera VPN アプリ上?)に広告が表示され」るようなるほか、「デバイスIDに基づいた統計情報が収集される」とのこと。
・iOS用の無料VPNアプリ「Opera VPN」公開:INTERNET Watch
この収集されると言う『統計情報』がアプリに表示される統計情報(広告ブロック数やトラッキング数)だけなのか、それともそれ以外の個人情報も含まれるのかも、気になるところです。(^_^;
【関連リンク】
・無料でiPhone・iPadからVPNが使い放題になり広告ブロック&追跡ブロックも可能なOpera製アプリ「Opera VPN」:GIGAZINE
・Opera、iOS端末向けの無料VPNアプリ「Opera VPN」:ケータイWatch
【関連記事】
・Kyu3's LOG : Opera 37レビュー:動画のポップアップ、広告ブロック、ほか・・・PC用 Opera のVPN機能についても、少し記載があります。
【追記(2016年5月10日)】:Opera VPN と PC用 Opera のVPN機能、SurfEasy の比較
yasu0796 さんが、Opera VPN とPC用 Opera のVPN機能、そして Opera の子会社「SurfEasy」が提供してるVPNサービスの比較記事を、ブログに書いていました!( ´ ▽ ` )ノ
・iOS 向け Opera VPN がリリースされました:What I Know ~ワッタイナ
あと SurfEasy も公式ブログで、この件に関する記事を書いてました。
・You get a VPN, you get a VPN – everyone gets a VPN!:SurfEasy公式ブログ(※英語)
Opera VPN は、SurfEasy のサーバーを利用しています。また SurfEasy はiOSアプリやPC用 Opera 用の拡張機能もリリースしてるので、サービスとしては Opera VPN やPC用 Opera のVPN機能と、完全に競合することになります。なので、今後 SurfEasy はどうなるのかと思ってましたが、どうやら以下の様な差別化を図ることで、サービスを存続させるようです。
<SurfEasy>
- 無料は500MBまでの容量制限あり。
- 個人情報を全く収集しない。
- マルチデバイスで利用可能。
- 完全無料。
- 匿名の個人情報を収集。
- 広告表示。
- 完全無料。
- 個人情報を全く収集しない。
- 利用できるのは、Opera のみ。
あと上記の SurfEasy 公式ブログによると、Android 版の Opera VPN も、近々リリースされるようです。
【追記 その2(2016年5月12日)】:海外経由アクセスで Twitter 公式アプリのニュースタブが消失!?
Twitter でツイートされてる方がいたので知ったのですが、Opera VPN 使用中(私は接続先を『カナダ』と『シンガポール』に設定しました)に Twitter 公式アプリを起動すると、同アプリのニュース機能が消失することが分かりました。
opera vpnで海外vpn接続した状態でTwitter使うとnewsタブが消える
— KAZU@立川-青梅 (@2015_D_TDU) 2016年5月11日
端末の言語設定で機能判断してほしい
Twitter公式アプリのニュース機能は、日本のユーザー向けに最初にアプリに搭載され、アメリカでもテストされてるようですが、どうやら機能の表示・非表示を接続先IPから判別してるようで、日本以外の国(※アメリカも含む)から接続した状態で起動すると、非表示となるようです。
ちなみに非表示にするには、同アプリを一度iOSのアプリスイッチャー(ホームボタン二度押し)で完全に終了させた後、起動する必要があります。( ´ ▽ ` )ノ
【追記 その3(2016年5月13日)】:海外経由アクセスで Twitter が「不審なアクティビティ検出」と判断!アカウントロック→パスワードリセットに…orz
上記のニュースタブ非表示を試すために、頻繁に Opera VPN で接続先の国を切り替えていたからか… 昨日の夜、突然「不審なアクティビティが確認されました!」として Twitter のアカウントがロックされ、"パスワードのリセット" → "再設定" を求められましたぁ〜。Σ(°Д°;)アワワ
アカウント・ロック通知画面↓
…なので、Opera VPN であまり頻繁に接続先国を変更しない方が良いかも…しれません。ちなみにこの問題も、日本国内のサーバーが選択できるようになれば、解消されるかと。(^^;
【追記 その4(2016年5月15日)】:通信速度比較(4G)
実際 接続国によってどのくらい通信速度が異なるのか、調べてみました。ちなみに私の環境は「au 4G(LTE)」「iPhone 6s」です。あと回線速度を測るのに利用したアプリは「MFR回線速度チェッカー」です。( ´ ▽ ` )ノ
結果は、以下の通りです(※単位は『Mbps』)。予想通り…と言うか、実際利用してみて感じた通り、『シンガポール』が"下り"・"上り"とも、一番早かったです!
<VPN未使用>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 50.80 | 48.58 | 52.46 | 50.6 |
上り | 7.36 | 7.81 | 7.87 | 7.68 |
<カナダ>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 2.53 | 4.22 | 2.05 | 2.93 |
上り | 0.24 | 0.38 | 0.27 | 0.30 |
<ドイツ>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 1.86 | 2.27 | 2.00 | 2.04 |
上り | 0.10 | 0.11 | 0.11 | 0.10 |
<オランダ>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 3.62 | 4.05 | 2.56 | 3.41 |
上り | 0.11 | 0.25 | 0.15 | 0.17 |
<シンガポール>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 4.84 | 7.68 | 5.02 | 5.85 |
上り | 2.84 | 2.47 | 2.54 | 2.62 |
<アメリカ>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 4.11 | 6.76 | 1.90 | 4.26 |
上り | 0.14 | 0.14 | 0.13 | 0.14 |
もちろん通信速度は使用環境やサーバーのアクセス状況等々、様々な要因で変わると思いますが、概ね日本国内からの利用であれば、『シンガポール』が一番早いと…思います。(*^^*)
【追記 その5(2016年5月17日)】:通信速度比較(無線LAN)
無線LANを使った通信速度も、測ってみましたぁ〜!ちなみにプロバイダーは「コミュファ光」、測定に利用したアプリは4Gの時と同じく「MFR回線速度チェッカー」です。
結果は4Gの時と同じく、『シンガポール』がやはり"上り"・"下り"とも早かったです!ただ3回目の"下り"の測定結果が大幅に下がってしまったので、"下り"の1位は『アメリカ』でしたぁ〜!またアメリカの隣りのカナダも、"下り"が4Gより早くなった一方、『ドイツ』と『オランダ』(ヨーロッパ諸国)は、半分以下でした。(^_^;
<VPN未使用>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 28.19 | 34.47 | 33.43 | 32.03 |
上り | 26.54 | 14.34 | 32.50 | 24.46 |
<カナダ>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 7.28 | 3.13 | 3.89 | 4.77 |
上り | 0.15 | 0.18 | 0.07 | 0.13 |
<ドイツ>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 1.05 | 1.45 | 0.56 | 1.02 |
上り | 0.18 | 0.11 | 0.11 | 0.13 |
<オランダ>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 0.90 | 0.45 | 1.13 | 0.83 |
上り | 0.19 | 0.10 | 0.12 | 0.14 |
<シンガポール>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 10.67 | 13.97 | 1.63 | 8.76 |
上り | 3.14 | 3.33 | 7.96 | 4.81 |
<アメリカ>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
下り | 10.07 | 13.78 | 9.38 | 11.08 |
上り | 0.14 | 0.15 | 0.89 | 0.39 |
【追記 その6(2016年5月20日)】:日本国内のサーバー追加はまだ未定…
Opera 公式の Twitter アカウントに「VPNサーバーの選択肢に、日本国内のサーバーを追加して欲しいです」と要望を送ったら、「現在は既存の5カ国のサーバーに注力してるので、追加するかどうかはまだ未定」とのこと。また「5カ国以外のVPNサーバーが利用したい場合は、(子会社の)SurfEasy のアプリを使ってぇ〜」とのこと。
@kyu3 Hey, as for right now we are only focusing on the 5 locations that are available. It is still unclear if we are going to add... 1/2
— Opera (@opera) 2016年5月20日
@kyu3 ...more locations to the add. Should you need more than 5, make sure to download @surfeasy vpn app. :)
— Opera (@opera) 2016年5月20日
/Rosi 2/2
【追記 その7(2018年4月24日)】
2018年4月30日にこのサービスが終了するので、その注意書きを記載しました。なおサービス終了に関しては、以下の関連記事を参照して下さい。
【関連記事】
・OperaVPNが4月30日でサービスを終了!SurfEasyへの移行促す : Kyu3’s Blog