デザインを刷新し、今年1月に発表したコンセプトブラウザ「Opera Neon」の要素を盛り込んで作り直した(生まれ変わった)PC用ブラウザ、コードネーム「Reborn」こと、Opera 45がリリースされました!…と言うことで、簡単なレビューを書こうと思います。(*^^*)
・Opera is Reborn:Operaデスクトップチーム公式ブログ・・・本文は英語。
・生まれ変わった「Opera 45」が正式版に ~“Facebook Messenger”をサイドに組み込む:窓の杜
・再生「Opera」ブラウザ、「Facebook Messenger」などをサイドバーに組み込み:CNET Japan
コンセプト紹介動画↓
担当者がコンセプトを説明する動画↓
このバージョンの大きな変更点の1つが、UIデザインの"フラット化"。以前と比べ、見た目やボタン等がよりフラットでシンプルなデザインに変わったので、動作が早くなっただけでなく、数世代前にフラット化されたMac OSやWindows OSに、よりマッチするようになったと思います。
更に今回のバージョンから、新たに「ダークテーマ(暗色テーマ)」も追加されました。こう言う黒色のテーマが好きと言う人は、結構いると思います。
今回のアップデートの1番の特徴は、何と言ってもこの新しい"サイドバー"でしょう!スピードダイヤルやブックマーク、各種設定などへ素早くアクセスできるだけでなく、『Facebook Messenger』や『WhatsApp』などのメッセンジャー・サービスを利用してる人にとっては、それらのサービスを利用しながらネットサーフィンや動画閲覧などもできるので、かなり便利だと思います。(*^^*)
細くしたサイドバー↓
(※Mac版だけかもしれませんが、サイドバーは設定で細くすることもできます。)
Facebook Messengerのポップアップを常時表示(固定表示)したところ↓
実際Facebook Messengerを使用してるスクリーンショット付きのツイート↓
しかし使用してるメッセンジャー・サービスが無ければ、正直ほとんど意味がないと思います。スピードダイヤルにアクセスするならアドレスバーにボタンがありますし、キーボード・ショートカットなどでも、スピードダイヤルやブックマーク等々に素早くアクセスできるので。それでも強いて意味を見出すとしたら、Windowsの『タブレット・モード』の場合は、多少操作性が向上するのではと思いますが…(^_^;
ちなみにサイドバーを固定表示(常時表示)しない状態だと、これまで通りスピードダイヤルの左端に表示されます。あとこのバージョンから設定や履歴等でも、常に左端に表示されるようになりました。
固定表示を解除した状態のスピードダイヤル左端に表示されてるサイドバー↓
(※サイドバーに表示する項目は、設定画面や右クリックメニューから簡単に、表示・非表示を切り替えることができます。ちなみに下のスクリーンショットでは、『ブックマーク』と『履歴』のみ表示しています。)
あとネットサーフィンや動画見ながら利用するサービスと言えば、日本では『Twitter』が1番利用されてるでしょうが、私が3月に公式Twitterアカウントに問い合わせたところ、「Twitterをサイドバーに追加する計画はない」とのこと…(((゚Д゚;)))あわわ
これはあくまで"3月時点"の話なので、現在は検討してるかもしれませんが…。日本国内だけでなく、世界的にもそれなりに利用されてるサービスだと思うので、是非追加して欲しいなぁ〜と…思います。(^^;
(※一応公式フォーラムでも要望は出してますが…。)
それと日本でナンバーワンのメッセンジャー・サービスと言えば『LINE』ですが、もし『LINE』が新しいサイドバーで利用できるようになったら、日本ではかなりインパクトあるのではと。
なお現在利用できるサービスは『Facebook Messenger』と『WhatsApp』のほかに、東欧やロシアなどで人気のメッセンジャー・サービス『Telegram』があります。あとCNETの記事によると、日本ではあまり人気がありませんが、楽天が数年前に買収した『Viber(バイバー)』や、中国で人気のある『WeChat』も「近いうちに利用可能になる」とのこと。
約1年前にリリースされたバージョン37から搭載されたネイティブ広告ブロック機能。1つ前のバージョン(ver. 44)でもカスタムリストを追加できましたが、このバージョンからは“各言語別”の広告フィルターが、より簡単に適用できるようになりました!( ´ ▽ ` )ノ
更に『管理リスト』ボタンをクリックして表示される設定画面では、広告ブロック機能を利用してる表示される同機能を無効にするよう求めるバナーをブロックする「Adblock警告除去」や、マルウェアを配布してるサイトをブロックする機能(「マルウェアブロック」)を、有効にすることもでき、実用度が大幅に向上しています!
ちなみに前バージョンまであった「カスタムリスト」の追加機能は、この管理リストの一番下に移動されました。また日本語以外の言語圏フィルターも、この管理リストの画面から追加できます。
最後に総評を。
動作も早く安定してて、使用感はとても良いなと思いました。新しいデザインもOSとマッチしてるので、その点も良い感じ。
また新しいサイドバーに関しては、現状「Twitter」が使用できないので、私の場合ほとんど固定表示する意味はありませんが、無ければ無いで固定表示しなければ良いだけなので、特にその点は気になりません。
ただ今後の要望として、是非「Twitter」を追加して欲しい(※VivaldiのWEBパネルで使用してる人が多いことから考えても、かなり需要はあると思うので)のと、Opera Neonに搭載されてるメディア・コントロール機能「Player Panel」が素晴らしく、「将来的にWEBブラウザの必須機能になるのでは?」とも思うので、この機能も是非追加して欲しいです。(*^^*)/ 是非!!
Opera Neonの「Player Panel」↓
(※再生中の動画や音声をコントロールできる機能。再生・停止に加え、動画のポップアップ表示を実行することもできます。)
あと広告ブロック機能に関しては、実用的にはもう十分だと思います。足りない点としては、主要広告ブロック拡張に備わってる「右クリックで要素を指定してブロック」する機能ですが… あまり『広告をブロックするブラウザ』と言うイメージが広がっても、今度はOperaそのものをサイト側でブロックするような運動が広がるなんて懸念もあるので、機能的に少し足りない今の状態が、調度良いのではと…。まぁ〜この機能を使いたければ、拡張使えば良い訳ですし…(^^;
【関連記事】
・Operaが新しいコンセプトブラウザ「Opera Neon」を発表!今後の展開に期待♪ : Kyu3's Mini Media
・Opera 37レビュー:動画のポップアップ、広告ブロック、ほか : Kyu3's Mini Media
【関連リンク】
・Opera is Reborn:Operaデスクトップチーム公式ブログ・・・本文は英語。
・生まれ変わった「Opera 45」が正式版に ~“Facebook Messenger”をサイドに組み込む:窓の杜
・再生「Opera」ブラウザ、「Facebook Messenger」などをサイドバーに組み込み:CNET Japan
・Opera is Reborn:Operaデスクトップチーム公式ブログ・・・本文は英語。
・生まれ変わった「Opera 45」が正式版に ~“Facebook Messenger”をサイドに組み込む:窓の杜
・再生「Opera」ブラウザ、「Facebook Messenger」などをサイドバーに組み込み:CNET Japan
コンセプト紹介動画↓
Meet the social browser that changes the way you communicate with your friends & surf the web. Codename: #Reborn https://t.co/PMSMkouibd pic.twitter.com/vQwnFTa9hX
— Opera (@opera) 2017年5月10日
担当者がコンセプトを説明する動画↓
1. UIデザインを刷新!フラット化され、よりOSにマッチ!ダークテーマも。
このバージョンの大きな変更点の1つが、UIデザインの"フラット化"。以前と比べ、見た目やボタン等がよりフラットでシンプルなデザインに変わったので、動作が早くなっただけでなく、数世代前にフラット化されたMac OSやWindows OSに、よりマッチするようになったと思います。
更に今回のバージョンから、新たに「ダークテーマ(暗色テーマ)」も追加されました。こう言う黒色のテーマが好きと言う人は、結構いると思います。
2. 新しいサイドバーは使ってるメッセンジャーがあれば良いけど、そうでないとあまり意味がない…
今回のアップデートの1番の特徴は、何と言ってもこの新しい"サイドバー"でしょう!スピードダイヤルやブックマーク、各種設定などへ素早くアクセスできるだけでなく、『Facebook Messenger』や『WhatsApp』などのメッセンジャー・サービスを利用してる人にとっては、それらのサービスを利用しながらネットサーフィンや動画閲覧などもできるので、かなり便利だと思います。(*^^*)
細くしたサイドバー↓
(※Mac版だけかもしれませんが、サイドバーは設定で細くすることもできます。)
Facebook Messengerのポップアップを常時表示(固定表示)したところ↓
実際Facebook Messengerを使用してるスクリーンショット付きのツイート↓
Facebook, WhatsApp, Telegram all in one sidebar! 😱 Time to give your phone a well-deserved charging break 😉 https://t.co/PMSMkoLT2L pic.twitter.com/TUlzsxgzmX
— Opera (@opera) 2017年5月19日
しかし使用してるメッセンジャー・サービスが無ければ、正直ほとんど意味がないと思います。スピードダイヤルにアクセスするならアドレスバーにボタンがありますし、キーボード・ショートカットなどでも、スピードダイヤルやブックマーク等々に素早くアクセスできるので。それでも強いて意味を見出すとしたら、Windowsの『タブレット・モード』の場合は、多少操作性が向上するのではと思いますが…(^_^;
ちなみにサイドバーを固定表示(常時表示)しない状態だと、これまで通りスピードダイヤルの左端に表示されます。あとこのバージョンから設定や履歴等でも、常に左端に表示されるようになりました。
固定表示を解除した状態のスピードダイヤル左端に表示されてるサイドバー↓
(※サイドバーに表示する項目は、設定画面や右クリックメニューから簡単に、表示・非表示を切り替えることができます。ちなみに下のスクリーンショットでは、『ブックマーク』と『履歴』のみ表示しています。)
あとネットサーフィンや動画見ながら利用するサービスと言えば、日本では『Twitter』が1番利用されてるでしょうが、私が3月に公式Twitterアカウントに問い合わせたところ、「Twitterをサイドバーに追加する計画はない」とのこと…(((゚Д゚;)))あわわ
@kyu3 No plans so far:) But you can leave your request in the comments here: https://t.co/KWGk3mlBc5 😊 /Rosi
— Opera (@opera) 2017年3月14日
これはあくまで"3月時点"の話なので、現在は検討してるかもしれませんが…。日本国内だけでなく、世界的にもそれなりに利用されてるサービスだと思うので、是非追加して欲しいなぁ〜と…思います。(^^;
(※一応公式フォーラムでも要望は出してますが…。)
それと日本でナンバーワンのメッセンジャー・サービスと言えば『LINE』ですが、もし『LINE』が新しいサイドバーで利用できるようになったら、日本ではかなりインパクトあるのではと。
なお現在利用できるサービスは『Facebook Messenger』と『WhatsApp』のほかに、東欧やロシアなどで人気のメッセンジャー・サービス『Telegram』があります。あとCNETの記事によると、日本ではあまり人気がありませんが、楽天が数年前に買収した『Viber(バイバー)』や、中国で人気のある『WeChat』も「近いうちに利用可能になる」とのこと。
3. 各言語別のフィルターやマルウェア・ブロックリストなどが追加され、広告ブロック機能の実用度が向上!
約1年前にリリースされたバージョン37から搭載されたネイティブ広告ブロック機能。1つ前のバージョン(ver. 44)でもカスタムリストを追加できましたが、このバージョンからは“各言語別”の広告フィルターが、より簡単に適用できるようになりました!( ´ ▽ ` )ノ
更に『管理リスト』ボタンをクリックして表示される設定画面では、広告ブロック機能を利用してる表示される同機能を無効にするよう求めるバナーをブロックする「Adblock警告除去」や、マルウェアを配布してるサイトをブロックする機能(「マルウェアブロック」)を、有効にすることもでき、実用度が大幅に向上しています!
ちなみに前バージョンまであった「カスタムリスト」の追加機能は、この管理リストの一番下に移動されました。また日本語以外の言語圏フィルターも、この管理リストの画面から追加できます。
4. 総評と要望
最後に総評を。
動作も早く安定してて、使用感はとても良いなと思いました。新しいデザインもOSとマッチしてるので、その点も良い感じ。
また新しいサイドバーに関しては、現状「Twitter」が使用できないので、私の場合ほとんど固定表示する意味はありませんが、無ければ無いで固定表示しなければ良いだけなので、特にその点は気になりません。
ただ今後の要望として、是非「Twitter」を追加して欲しい(※VivaldiのWEBパネルで使用してる人が多いことから考えても、かなり需要はあると思うので)のと、Opera Neonに搭載されてるメディア・コントロール機能「Player Panel」が素晴らしく、「将来的にWEBブラウザの必須機能になるのでは?」とも思うので、この機能も是非追加して欲しいです。(*^^*)/ 是非!!
Opera Neonの「Player Panel」↓
(※再生中の動画や音声をコントロールできる機能。再生・停止に加え、動画のポップアップ表示を実行することもできます。)
あと広告ブロック機能に関しては、実用的にはもう十分だと思います。足りない点としては、主要広告ブロック拡張に備わってる「右クリックで要素を指定してブロック」する機能ですが… あまり『広告をブロックするブラウザ』と言うイメージが広がっても、今度はOperaそのものをサイト側でブロックするような運動が広がるなんて懸念もあるので、機能的に少し足りない今の状態が、調度良いのではと…。まぁ〜この機能を使いたければ、拡張使えば良い訳ですし…(^^;
【関連記事】
・Operaが新しいコンセプトブラウザ「Opera Neon」を発表!今後の展開に期待♪ : Kyu3's Mini Media
・Opera 37レビュー:動画のポップアップ、広告ブロック、ほか : Kyu3's Mini Media
【関連リンク】
・Opera is Reborn:Operaデスクトップチーム公式ブログ・・・本文は英語。
・生まれ変わった「Opera 45」が正式版に ~“Facebook Messenger”をサイドに組み込む:窓の杜
・再生「Opera」ブラウザ、「Facebook Messenger」などをサイドバーに組み込み:CNET Japan