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1. 鑑賞目的での利用
「鑑賞目的」と言っても色々あるでしょうが、特に現実に存在しないゲームやアニメのキャラクターなどは、こう言ったARでの鑑賞が非常に向いてる(…と言うか、ファンにとっては興奮する?)のではないかと。(*^^*)
#arkit で実物大Ζガンダム pic.twitter.com/OcLMrBBPNj
— Yusuke Akimoto (@A_kkie) 2017年7月12日
Transformers roll out! #ARKit pic.twitter.com/1DwB4UbaXI
— Nathie (@NathieVR) 2017年8月2日
2. 映画のような映像体験!
上記の事例の場合、単にファンの方のちょっとした楽しみ…と言った感じですが、例えば以下の動画のようなものになると、まさに映画のような映像が、目の前の現実空間で起きてる感じがします!将来的に映画館などではなく、特定の場所、あるいは近所のちょっとした広場、更には自宅の中でこう言った映像が、あたかも本当に目の前で起きてるかのように見られるようになるのが一般的なことになるんだろうなぁ〜なんて、思いました。(*^^*)ワクワク
😮 Hollywood will soon invade your 👓 smartglasses airspace → fact 👍 https://t.co/jLYm1YcBW2 pic.twitter.com/to2qqfFIVr
— Mixed Reality Design (@MixedrealityD) 2017年7月4日
@madewithARKit seeing such hype about #ARKit, just made a quick Pacific Rim mockup video without any coding, using #HoloLens Actiongram pic.twitter.com/Xj8kIrodce
— Sky Z (@skyzdev) 2017年7月5日
3. アイドルのプライベート・コンサート体験、そしてPV作成への活用
以下の動画で登場するのは"CGキャラクター"ですが、例えばアイドルが歌ったり踊ったりする様子を撮影し、それを元に3Dオブジェクトを作成すれば、こんな風に、アイドルがあたかも自分の目の前でプライベート・コンサートしてくれてるような体験ができるようになるかもしれません。これはファンにとっては、かなり魅力的なコンテンツではないかと。(*^^*)
更にiOS 11では、iPhone(やiPad)の画面を動画で録画する機能が搭載されます。
・発見! iOS 11から、iPhone単体で動画キャプチャが撮れるように:ギズモード・ジャパン
なのでこの機能を使って、様々な場所や色んな人(あるいは物)の隣りで(3Dオブジェクトの)アイドルがコンサートしてる様子を撮影してもらって、それを動画共有サイトやSNSに投稿してもらうことで、プロモーションにも利用できるでしょう。さらに投稿してもらった動画をつなぎ合わせてPV(プロモーション・ビデオ)を作る…なんてことにも、活用できるのではないかと。(*^^*)
4. 映像製作での活用
上記で映像製作(PV製作)に触れたので、少し脱線して映像製作に関して書くと、以下の動画はARKitを使って作った映像なのだそうです。…ただしGizmodeによると、上で紹介した映像のような3Dオブジェクトを投影した状態でiPhoneの画面を撮影したものではなく、iPhoneで撮影した映像を元に、後付けで3Dオブジェクト(この場合はロボット兵)などを追加したものなのだそうです。
・クリエイターがARKitを使うとなんでもできる! 近未来SF的映像もホラこの通り:ギズモード・ジャパン
#Apple #ARKit film making experiments. Shot on #iphone #madewithunity #screenshotsaturday #madewithARKit pic.twitter.com/85ljCdQqHW
— Duncan Walker (@Trashgames) 2017年7月29日
上の他の映像でもそうですが、かなりリアルな映像が作れるのは、間違いないでしょう。…とは言え、まったく違和感ない映像が作れると言う訳ではないので、プロの作品として映画やドラマの作成には向いてない(まだそこまでのレベルに達していない)でしょうが、パイロット版(試作版)の作成や、あるいは一般の人が趣味で作る分には、十分な映像が作れるのではないかと。なので、映像制作ツールとしても、結構使えるかも…しれません。(*^^*)
5. ARペットやAR彼女など、気分を高揚または和ませるための活用
アニメ『電脳コイル』でARペット(犬)の「デンスケ」を見た時、正直「これ(ARペット)は、あり得ないだろぉ〜」なんて思いましたが、以下のスクリーンショットを見て、変わりましたぁ〜!現在開発中らしいAR猫アプリ「nekoAR」♪ (*^^*)w
The #cats #AR out of the bag! @nekoARapp is coming soon to #iPhone with #ARKit #AugmentedReality #cat #photography pic.twitter.com/X43ptFVujE
— nekoAR (@nekoARapp) 2017年7月21日
猫好きな人は、世界中に沢山いるでしょう。先日話題になったツイートですが、お隣りの中国では『雲養猫』と言う言葉があるそうで、「猫が好きだけど、猫が飼えないので、ネットで日々猫の動画見てる」人をこう呼ぶそうです。(*^^*)
昨日中国在住の友人から「雲養猫」という言葉を聞いて、すごくツボに入ったので紹介します!①猫は大好きだけど、なかなか飼えない。②インターネットで猫動画を漁り、毎日他人んちの猫を眺める。つまりデータは自分のパソコンにあるじゃなくて、クラウド(雲)にあるから、エア猫飼育^ω^
— 劉セイラ☆漫画連載中→ふんわりジャンプ (@kkryu_k) 2017年7月31日
例えばこう言う『雲養猫』な人たちは、家庭の都合や猫が飼えないマンションに住んでる等々の理由で、猫が飼えないのだと思いますが、そう言う人たちにこのAR猫アプリは非常に受けるのではと!また私自身、ARKitについて書いた最初の記事で、ARゴーグルに関してはある種否定的な意見を書きましたが、もしARゴーグルが発売されたとしたらその"キラーコンテンツ"は、実用的活用やゲームではなく、こう言ったARペット(あと下記のAR彼女)的なものになるのではないかと…思います!
この種のARアプリは、iPhoneなどでも楽しめるでしょう。しかしその場合、いちいち見るためにスマホをかざさなければならず、常に自分の身の回りにいる"ARペット"と言う存在を楽しむには、不十分だと思います。しかしARゴーグルを常にかけていれば、いつでもどこでもARペットに会える!それはペット好き(猫に限らず)な人にとっては、非常に心和む、素晴らしい体験になるのではと。(*^^*)
Playing fetch in the park with Peanut!🐶🌳 (We're on #Kickstarter! https://t.co/k4ZcIowxRr)#madewitharkit #arkit #vr #indiedev #gamedev pic.twitter.com/IpQEc1Io6W
— Ridgeline Labs (@ridgelinelabs) 2017年8月20日
またペットに限らず、例えば以下のARは女性のCGキャラクターですが、女性に限らず男性も、またアニメだけでなく実写映像(実在する人物から作った3Dオブジェクト)も使ったり等々して、常にその人にとって魅力的な存在のキャラクターや人物がARとして自分の身近に存在し、自分を楽しませてくれたり応援してくれたりしてくれたら、例えば仕事で疲れた時に良い気分転換になったり、「またがんばろう!」と言う気になれるのではないかと。
VR機器によるモーションのARへのリアルタイム反映できました!表情、リップシンクも連動します。#ARKit pic.twitter.com/roar3L1A4z
— 福田一行 (@ikko) 2017年7月10日
そしてこの場合も、やはりスマホでかざして見るよりも、ARゴーグルをかけていて、自分が表示させたいタイミングで表示されるようにしたら、それはARゴーグルをかける大きな理由の一つになるのではと。(*^^*)
6. 音の視覚化
次に紹介したいのが「音の視覚化」。特に最初の動画は、初めて見た時「すごいなぁ〜!こんなことも出来るのかぁ〜!」と感心しました。(*^^*)
Music Notes with AudioKit and ARKit by Scott Finkelsteinhttps://t.co/abT4dDHueN 🎸#ARkit #AR #AugmentedReality #Technology #Music #MR pic.twitter.com/FUFwnNwVva
— Sanem Avcil #ARKit (@Sanemavcil) 2017年7月9日
Real time woofers and other improvements... #ARKit is awesome! pic.twitter.com/KHAMI4OJlR
— Ricardo° (@ricO2O) 2017年7月4日
具体的にどんなことに活用できるのか?例えば耳の聞こえない人が音楽を楽しむのに活用できるのではと…思います。また実際どの程度有用かは分かりませんが、例えば音楽教室で音楽を学ぶのにも活用できるのではと。
7. ドミノ
ドミノにARを活用することは、非常に有用だと思います!これなら途中倒してしまうこともないですし、実際どんな具合に倒れるのかを、AR上で再現することもできるでしょうから。(*^^*)w
#ARKit pic.twitter.com/XlcuyAUvA9
— Dominik Arnhof (@oanhof) 2017年7月29日
サポート端末と、ゲーム以外のエンターテイメント編の予告
最後にこれは前回の記事・前々回の記事にも書きましたが、今回もARKitのサポート端末について、一応書いておこうと思います。ARKitのサポート端末は、『Macお宝鑑定団』のブログによると、iPhoneは「6s・6s Plus以降」、iPadは「iPad Pro以降(A9チップ以上が必要)」とのこと。対応端末が結構限定されてるので、注意して下さい。( ´ ▽ ` )ノ
・Apple、iOS 11やmacOS High Sierraの詳細技術を公開(制限事項含む):Macお宝鑑定団 blog
あと今回で3回目となったARKitを使った活用事例に関する記事ですが、まだ全て書ききれなかったので、もう1つ記事を書く予定です。次回は『VR編』です。(*^^*)
【関連リンク】
・ARKitができる事、できない事:Qiita・・・ARKitに関して、日本語で詳しくまとめられています。
・アップルの「ARKit」を徹底解説、技術よりも戦略がすごい(西田宗千佳):Engadget 日本版
・Apple ARKitの可能性を感じさせるGIF動画13選:TechCrunch Japan
・iOS11で動作、ARKitで作られた驚きのデモ動画の数々:iPhone Mania
・発見! iOS 11から、iPhone単体で動画キャプチャが撮れるように:ギズモード・ジャパン
・クリエイターがARKitを使うとなんでもできる! 近未来SF的映像もホラこの通り:ギズモード・ジャパン
【関連記事】
・iOS 11「ARKit」の活用事例とそこから感じたこと その1:実用的事例 : Kyu3’s Blog
・iOS 11「ARKit」の活用事例とそこから感じたこと その2:ゲーム編 : Kyu3’s Blog
【追記(2017年8月21日)】
『5』の「ARペット」の事例に、現在Kickstarterで支援を募集中のVRペット飼育ゲーム「RoVR」の事例を追加しました。ちなみにARKitを使ったアプリは、このVRゲームで育てた犬を外に連れ出して一緒に遊べるようにするためのアプリのようです。(*^^*)
・RoVR - Your New Virtual Best Friend! by Ridgeline Labs:Kickstarter
・Ridgeline Labsさんのツイート: "Playing fetch in the park with Peanut!🐶🌳 (We're on #Kickstarter! https://t.co/k4ZcIowxRr) #madewitharkit #arkit #vr #indiedev #gamedev https://t.co/IpQEc1Io6W"・・・追加したツイート