iPhone用の防水耐衝撃ケース「Catalyst(カタリスト)」を約2年間使用したので、今回はこのケースに関するレビュー記事を書こうと思います。
ほとんどの人がこの種のケースで気になるのは「防水・耐衝撃性」でしょうが、それはこのあと書くとして。まずはタイトルにも書いた「持った感触・握った感触の良さ」について、書こうと思います。
このケース、とにかく持った感触・握った感触がすごく良いです!滑りにくくかつ適度な柔らかさを備えたケース周辺部は、耐衝撃性を備えているだけでなく落としにくく、持っていて心地も良く、iPhone 使用時の満足感を非常に高めてくれたと感じました。
Catalyst を握ってるところ↓

「持った時の感触なんて、どうでも良い」と思う人もいるかもしれませんが、私はこれはとても重要なことだと思います。特にスマホの様に日常的によく使用するものであればあるほど、持った時の感触の良さは、使用感に影響を及ぼすと思いますし、何より持った時の感触が良いに越したことはありませんし。
余談ですが、昨今のスマホは iPhone も含めて、持った時の感触を軽視してると思います。iPhone の場合はツルツルですぐ落としそうな本体が多いですし、画面占有率なんて数字で競ってるのも、実際ユーザーの利便性がそれで著しく上がる訳ではないので、馬鹿げてると思います。上記でも書きましたが、持った時の感触は使用時の満足感を高めると思うので、Apple も他のメーカーも、この点をもっと重視した端末作りをして欲しいなと思います。
このケースは約2年間使用しましたが、防水・耐衝撃性にまったく問題はありませんでした!水の中に落としてしまったこともありましたし、それなりの高さから落としたりしたことも何度かありましたが、iPhone 本体は傷一つ付いていませんでしたし、故障もしませんでした。
ただ購入時は念の為、防水テストはちゃんとした方が良いと思います。これは他のケースにも言えることですが、本体の微妙な歪みやパッキンの不具合等々で、水が侵入する場合も実際あるので。
耐衝撃性を備えていますが、ケース本体のプラスチック部分や周辺などのゴムでできた部分は、劣化はします。ただ以前紹介した同じく防水・耐衝撃ケース「Lifeproof」ほどは、劣化しませんでした。Lifeproof の場合1年くらい使用すると周辺部分のゴムが剥がれ落ち少しみっともない状態になりましたが、こちらは1年半くらい使用したら、ちょっと皮がむけたような感じにはなりましたが、私はあまり気になりませんでした。
約1年半使用した Catalyst↓


ちなみにディスプレイ部分を覆っているプラスチック部分の細かい傷が目立ち始めたのも、約1年半経った頃でした。こちらは多少気にはなりましたが。

もう1つ本体の劣化について。Lightningコネクタ部分をフタするためのゴムは、最初に触った時「本当これで大丈夫なのかな?」と思うほど弱々しい感じがしましたが、思っていたほど弱くはなく、1年半は問題なく使用できました。ただ1年半くらいしたら、このようにゴムの一部に切れ目が入ってしまいました。
切れてしまった Lighningコネクタ部分のゴム↓

ただ Catalyst の良いのところは、このように Lightningコネクタ部分のゴムが破損しても、ゴム単品で購入可能なこと!これも本当助かります。他のケースだとこの部分が破損すると、ケーズ自体を買い直さなければならないので。
ちなみに以前は Amazon でもこのゴムが売られてましたが、現在は正規代理店の「Trinity(トリニティ)」の公式サイトからのみ?、購入できます。値段は1個648円(税込み)で、別途送料(私の時は500円)かかります。あと銀行振込の場合は、さらに手数料がかかります。
・Catalyst 交換プラグ一覧:トリニティ
なお私が Catalyst のケースを使用していたのは、iPhone 6s でした。「6s」はイヤホンジャックが付いていましたが「6s」以降の iPhone は付いてないので、その分このゴムが短くなり、多少破損しにくくなってると思います。また「8」以降は Qi 充電に対応してるので、Qi 充電器を使えばコネクタ部分の開け閉めの回数が減らせるので、その点でも破損しにくくなってると思います。
Lifeproof のレビュー記事でも書きましたが、カメラ部分を覆ってしまうケースでどうしても起こってしまうのが「ゴースト現象」。夕日や照明などの強い光を発するものを撮影した際に、発光体がずれて映っていたり、丸や筋と言った光の像が映ってしまう現象のことです。
Catalyst を装着して撮影した写真↓



ただゴースト現象が起きてしまった写真(あと動画も)が、必ずしも良くないと言う訳ではなく、それも"味になる"こともあります。なので、必ずしも悪いことではないのですが、もし気になるようであればケースの付け具合でも多少起こりやすさや起き具合が変わるので、一度ケースを付け直してみることをお薦めします。
Lifeproof の場合は、音声通話の際話した声がちょっと反響してるように相手方に聞こえたり、動画撮影時に録音される音声が小さいなと感じることがたまにあったのですが、このケースではこれらの問題は起きませんでした。
ただもし音が反響したり小さくなると感じる方がいたら、通話や動画撮影時の際は Lightningコネクタ部分を開けた状態にしてみてはいかがでしょう。ただしその際は当然コネクタ部分がむき出しになるので、防水性は損なわれますが。
最近だと他のケースでも同様のものが見られるのですが、私が購入した約4年前は、Catalyst のようなマナーモード切り替えスイッチが付いてるものはなかったと思います。実際使ってみると分かると思いますが、普通にマナースイッチを切り替えるよりもオンオフがしやすいと思います。
マナースイッチ↓

それと1つ注意点としては、Lightningケーブルを購入する際。Apple純正のケーブルと端子部分の大きさが同じ場合は良いのですが、それより太いとケースに当たってしまって、奥まで入らない可能性があります。なので購入する際は、できたら実際購入するケーブルを挿して試せるお店で試したあと、きちんと入ることを確認してから、購入した方が良いと思います。
Apple純正Ligthningケーブルを指した状態↓

持った感触やマナーボタンなどの使用感が良く、とても使っていて満足度の高いケースでしたが、唯一ネックになる部分を挙げるとすると、値段が少し高いことでしょうか。私はヨドバシで購入したのですが、その時も1万円以上しましたし、最新の「XS」「XS Max」「XR」はトリニティの公式サイトだと、いずれも1万4040円しますし、Amazon でも1万2千円以上します。
・Catalyst ブランドの製品紹介:トリニティ
・「catalyst 完全防水ケース」を『Catalyst』『防水・防滴』の条件で絞り込み検索:Amazon.co.jp
ただ上記でも書きましたが、非常に使い心地が良いですし、防水耐衝撃性もちゃんとしています。そう言う快適さや安全性をお金を出して買ったと思えば、決して高い値段だとは思いませんし、私はむしろ満足感の方が高かったです。
ちなみに確か「8」「X」世代からだったと思いますが、防水性がない耐衝撃性のみを備えたケース(「Catalyst 衝撃吸収ケース」)も出ています。こちらは値段が半額以下の値段で売られているのですが、パッと見、防水性備えた製品と見間違いやすいので、特に Amazon などのネットショッピングで購入される際は、注意して下さい。
【関連リンク】
・Catalyst Lifestyle・・・製品公式サイト(※英語)。
・Catalyst の公式Twitter
・Catalyst の公式Instagram
・Catalyst の公式Facebook
・Catalyst の公式YouTubeチャンネル
・Catalyst ブランドの製品紹介ページ:トリニティ・・・トリニティは Catalyst 製品の日本の正規代理店です。
・トリニティの公式Twitter
・トリニティの公式Facebook
・「Catalyst」の写真:フォト蔵
【関連記事】
・防水・耐衝撃のiPhoneケース「LifeProof」レビュー : Kyu3’s Blog
1. 持った感触・握った感触がすごく良い!
ほとんどの人がこの種のケースで気になるのは「防水・耐衝撃性」でしょうが、それはこのあと書くとして。まずはタイトルにも書いた「持った感触・握った感触の良さ」について、書こうと思います。
このケース、とにかく持った感触・握った感触がすごく良いです!滑りにくくかつ適度な柔らかさを備えたケース周辺部は、耐衝撃性を備えているだけでなく落としにくく、持っていて心地も良く、iPhone 使用時の満足感を非常に高めてくれたと感じました。
Catalyst を握ってるところ↓

「持った時の感触なんて、どうでも良い」と思う人もいるかもしれませんが、私はこれはとても重要なことだと思います。特にスマホの様に日常的によく使用するものであればあるほど、持った時の感触の良さは、使用感に影響を及ぼすと思いますし、何より持った時の感触が良いに越したことはありませんし。
余談ですが、昨今のスマホは iPhone も含めて、持った時の感触を軽視してると思います。iPhone の場合はツルツルですぐ落としそうな本体が多いですし、画面占有率なんて数字で競ってるのも、実際ユーザーの利便性がそれで著しく上がる訳ではないので、馬鹿げてると思います。上記でも書きましたが、持った時の感触は使用時の満足感を高めると思うので、Apple も他のメーカーも、この点をもっと重視した端末作りをして欲しいなと思います。
2. 防水・耐衝撃性に問題なし!
このケースは約2年間使用しましたが、防水・耐衝撃性にまったく問題はありませんでした!水の中に落としてしまったこともありましたし、それなりの高さから落としたりしたことも何度かありましたが、iPhone 本体は傷一つ付いていませんでしたし、故障もしませんでした。
ただ購入時は念の為、防水テストはちゃんとした方が良いと思います。これは他のケースにも言えることですが、本体の微妙な歪みやパッキンの不具合等々で、水が侵入する場合も実際あるので。
3. 長期間使用すると劣化はします
耐衝撃性を備えていますが、ケース本体のプラスチック部分や周辺などのゴムでできた部分は、劣化はします。ただ以前紹介した同じく防水・耐衝撃ケース「Lifeproof」ほどは、劣化しませんでした。Lifeproof の場合1年くらい使用すると周辺部分のゴムが剥がれ落ち少しみっともない状態になりましたが、こちらは1年半くらい使用したら、ちょっと皮がむけたような感じにはなりましたが、私はあまり気になりませんでした。
約1年半使用した Catalyst↓


ちなみにディスプレイ部分を覆っているプラスチック部分の細かい傷が目立ち始めたのも、約1年半経った頃でした。こちらは多少気にはなりましたが。

4. Lightning コネクタ部分は破損しやすいかも。ただし単品購入可能!
もう1つ本体の劣化について。Lightningコネクタ部分をフタするためのゴムは、最初に触った時「本当これで大丈夫なのかな?」と思うほど弱々しい感じがしましたが、思っていたほど弱くはなく、1年半は問題なく使用できました。ただ1年半くらいしたら、このようにゴムの一部に切れ目が入ってしまいました。
切れてしまった Lighningコネクタ部分のゴム↓

ただ Catalyst の良いのところは、このように Lightningコネクタ部分のゴムが破損しても、ゴム単品で購入可能なこと!これも本当助かります。他のケースだとこの部分が破損すると、ケーズ自体を買い直さなければならないので。
ちなみに以前は Amazon でもこのゴムが売られてましたが、現在は正規代理店の「Trinity(トリニティ)」の公式サイトからのみ?、購入できます。値段は1個648円(税込み)で、別途送料(私の時は500円)かかります。あと銀行振込の場合は、さらに手数料がかかります。
・Catalyst 交換プラグ一覧:トリニティ
なお私が Catalyst のケースを使用していたのは、iPhone 6s でした。「6s」はイヤホンジャックが付いていましたが「6s」以降の iPhone は付いてないので、その分このゴムが短くなり、多少破損しにくくなってると思います。また「8」以降は Qi 充電に対応してるので、Qi 充電器を使えばコネクタ部分の開け閉めの回数が減らせるので、その点でも破損しにくくなってると思います。
5. ゴースト現象
Lifeproof のレビュー記事でも書きましたが、カメラ部分を覆ってしまうケースでどうしても起こってしまうのが「ゴースト現象」。夕日や照明などの強い光を発するものを撮影した際に、発光体がずれて映っていたり、丸や筋と言った光の像が映ってしまう現象のことです。
Catalyst を装着して撮影した写真↓



ただゴースト現象が起きてしまった写真(あと動画も)が、必ずしも良くないと言う訳ではなく、それも"味になる"こともあります。なので、必ずしも悪いことではないのですが、もし気になるようであればケースの付け具合でも多少起こりやすさや起き具合が変わるので、一度ケースを付け直してみることをお薦めします。
6. 通話や動画撮影時の音声は問題なし
Lifeproof の場合は、音声通話の際話した声がちょっと反響してるように相手方に聞こえたり、動画撮影時に録音される音声が小さいなと感じることがたまにあったのですが、このケースではこれらの問題は起きませんでした。
ただもし音が反響したり小さくなると感じる方がいたら、通話や動画撮影時の際は Lightningコネクタ部分を開けた状態にしてみてはいかがでしょう。ただしその際は当然コネクタ部分がむき出しになるので、防水性は損なわれますが。
7. マナースイッチが使いやすい
最近だと他のケースでも同様のものが見られるのですが、私が購入した約4年前は、Catalyst のようなマナーモード切り替えスイッチが付いてるものはなかったと思います。実際使ってみると分かると思いますが、普通にマナースイッチを切り替えるよりもオンオフがしやすいと思います。
マナースイッチ↓

8. Lightningケーブル購入の際は大きさに注意!
それと1つ注意点としては、Lightningケーブルを購入する際。Apple純正のケーブルと端子部分の大きさが同じ場合は良いのですが、それより太いとケースに当たってしまって、奥まで入らない可能性があります。なので購入する際は、できたら実際購入するケーブルを挿して試せるお店で試したあと、きちんと入ることを確認してから、購入した方が良いと思います。
Apple純正Ligthningケーブルを指した状態↓

9. 唯一のネックは値段が高いこと。だけど快適さや安全性を買っていると思えば…
持った感触やマナーボタンなどの使用感が良く、とても使っていて満足度の高いケースでしたが、唯一ネックになる部分を挙げるとすると、値段が少し高いことでしょうか。私はヨドバシで購入したのですが、その時も1万円以上しましたし、最新の「XS」「XS Max」「XR」はトリニティの公式サイトだと、いずれも1万4040円しますし、Amazon でも1万2千円以上します。
・Catalyst ブランドの製品紹介:トリニティ
・「catalyst 完全防水ケース」を『Catalyst』『防水・防滴』の条件で絞り込み検索:Amazon.co.jp
ただ上記でも書きましたが、非常に使い心地が良いですし、防水耐衝撃性もちゃんとしています。そう言う快適さや安全性をお金を出して買ったと思えば、決して高い値段だとは思いませんし、私はむしろ満足感の方が高かったです。
ちなみに確か「8」「X」世代からだったと思いますが、防水性がない耐衝撃性のみを備えたケース(「Catalyst 衝撃吸収ケース」)も出ています。こちらは値段が半額以下の値段で売られているのですが、パッと見、防水性備えた製品と見間違いやすいので、特に Amazon などのネットショッピングで購入される際は、注意して下さい。
catalyst
2017-12-19
【関連リンク】
・Catalyst Lifestyle・・・製品公式サイト(※英語)。
・Catalyst の公式Twitter
・Catalyst の公式Instagram
・Catalyst の公式Facebook
・Catalyst の公式YouTubeチャンネル
・Catalyst ブランドの製品紹介ページ:トリニティ・・・トリニティは Catalyst 製品の日本の正規代理店です。
・トリニティの公式Twitter
・トリニティの公式Facebook
・「Catalyst」の写真:フォト蔵
【関連記事】
・防水・耐衝撃のiPhoneケース「LifeProof」レビュー : Kyu3’s Blog