先日ドロンメーカーの「DJI」が、日本の改正航空法の対象外となる専用モデル(200g未満の 199g)のあるトイドローン「Mavic Mini」を発表しました。
・DJIの超小型ドローン「Mavic Mini」、日本特別モデルは199g。46,200円:AV Watch
・DJI「Mavic Mini」、ドローン専門家も驚く常識破りの性能:マイナビニュース
それを受けて DJI の公式 Twitter が、200g未満のトイドローンにも適用される法律やルール、飛行禁止エリア等について解説した画像をツイートしてました。
ちなみに上の画像は、ツイートに含まれる以下のリンク先(※Google Drive)で、高解像度版が公開されています。
・上の画像の高解像度版
簡単に上記の画像に書かれてる内容をまとめると、以下の通りです。ちなみにトイドローンが対象外となってる項目に関しては、打ち消し線が引いてあります。
<飛行禁止エリア>
<禁止飛行行為>
<守るべきルール>
こうやってみると、改正航空法の対象となる 200g以上のドローンと比べると、かなり自由に飛ばせるように感じますが、実際はそう簡単ではないでしょう。例えば「飛行禁止エリア」に関して言えば、人工集中地区(※以下のリンク先で確認可能)で飛ばせるとは言え、公園なども各自治体が規制してる場合がありますし、道路の上空を飛ばす場合は、警察の許可を得る必要があるようです。
・【地理院地図】人口集中地区 平成27年(総務省統計局):国土地理院・・・こちらは平成27年(2015年)のものなので、今後データが書き換わる可能性があります。
また当然他人の敷地の上を飛ばせば文句を言われるでしょうし、イベントでも「飛ばして良いんだ」と勝手に飛ばしてたら、当然イベント関係者は怪我人等が出ては困るので「やめてくれ」と言われるかと。
それに法律で対象外となってるからと言って、上記の項目の飛行(例えば「飲酒飛行」や「危険な飛行」)が倫理的に許されるかと言えば、そうとは言えないでしょう。なので、DJI 公式 Twitter もツイートしてますが、対象外の項目も「あくまでルール上ですので、対物、対人向けの安全対策や安全意識は常に心がけて」飛ばす必要があると思います。
ちなみに DJI は、購入したドローンに1年間無償の賠償責任保険が付いてる(※要登録)そうなので、もし飛ばしてて何か壊したり誰かを怪我させてしまった場合は、一度 DJI に問い合わせてみてはいかがでしょう。
最後に以前トイドローンについて興味があった時に検索した時は、トイドローンに関係する法律やルールについてまとめられてるページを、なかなか見つけられませんでした。しかし今回この記事を書くにあたって検索してみたところ、いくつかよくまとめられてるページを見つけたので、以下の『関連リンク』にそれらのページのリンクを設置しておきます。興味があれば、こちらも見てみてはいかがでしょう?
【関連リンク】
・【初心者向け】200g以下のホビードローンにも適用される法規制まとめ:DroneAgent
・ドローン規制の落とし穴!200g以下のトイドローンにも適用される法規制とは:Viva! Drone
・200g以下のドローンは規制がないわけではない!知っておきたい最低限の知識:ドローンスクールナビ
・無人航空機の飛行の許可が必要となる空域について:国土交通省
【関連記事】
・春日井市内(県営名古屋空港南)にドローンスクールがオープン!(追記あり) : Kyu3’s Blog
愛知県営の公園と名古屋市内の公園は条例でドローンの飛行が禁止されてるそうなので、注意して下さい。その他の自治体でも公園での利用が禁止されてるところがあるようなので、飛ばす前に確認した方が良いと思います。
・必ず確認を!愛知県でのドローン規制はどうなっている?:ドローンスクールナビ
・無人航空機の飛行を制限する条例等(※PDF):国土交通省
あと国営木曽三川公園でも禁止されてるそうです。
・公園のご利用案内:国営木曽三川公園
・DJIの超小型ドローン「Mavic Mini」、日本特別モデルは199g。46,200円:AV Watch
・DJI「Mavic Mini」、ドローン専門家も驚く常識破りの性能:マイナビニュース
それを受けて DJI の公式 Twitter が、200g未満のトイドローンにも適用される法律やルール、飛行禁止エリア等について解説した画像をツイートしてました。
199g以下の模型航空機に該当する機体と200g以上の無人航空機で守るべき飛行ルールです。
— DJI JAPAN (@DJIJAPAN) November 1, 2019
飛行ルールhttps://t.co/5TAUDr9FkN
模型航空機の定義は「本体のとバッテリー重量の合計」です。例えば、#MavicMini にプロペラガードやSDカードなどを搭載して200gを超えた場合も、模型航空機に該当します。 pic.twitter.com/lLtVr8WSs9
「★」印は、199g以下の製品は対象外ですが、あくまでルール上ですので、対物、対人向けの安全対策や安全意識は常に心がけてください。
— DJI JAPAN (@DJIJAPAN) November 1, 2019
ちなみに上の画像は、ツイートに含まれる以下のリンク先(※Google Drive)で、高解像度版が公開されています。
・上の画像の高解像度版
簡単に上記の画像に書かれてる内容をまとめると、以下の通りです。ちなみにトイドローンが対象外となってる項目に関しては、打ち消し線が引いてあります。
<飛行禁止エリア>
- 空港などの周辺の上空
- 150m以上の高さの空域
- 国の重要施設(国会議事堂等)
- 防衛施設(自衛隊の施設等)
- 外国公館等
- 原子力事業所(原子力発電所等)
- 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会会場
人口集中地区の上空
<禁止飛行行為>
- 人または建物との距離が 30m未満
- イベント上空の飛行
- 物の投下
- 危険物の輸送
- 目視外の飛行
- 夜間の飛行
<守るべきルール>
- 飲酒時の飛行の禁止
- 危険な飛行の禁止
- 飛行前点検
- (飛行機やヘリコプターなどに対しての)衝突予防
こうやってみると、改正航空法の対象となる 200g以上のドローンと比べると、かなり自由に飛ばせるように感じますが、実際はそう簡単ではないでしょう。例えば「飛行禁止エリア」に関して言えば、人工集中地区(※以下のリンク先で確認可能)で飛ばせるとは言え、公園なども各自治体が規制してる場合がありますし、道路の上空を飛ばす場合は、警察の許可を得る必要があるようです。
・【地理院地図】人口集中地区 平成27年(総務省統計局):国土地理院・・・こちらは平成27年(2015年)のものなので、今後データが書き換わる可能性があります。
また当然他人の敷地の上を飛ばせば文句を言われるでしょうし、イベントでも「飛ばして良いんだ」と勝手に飛ばしてたら、当然イベント関係者は怪我人等が出ては困るので「やめてくれ」と言われるかと。
それに法律で対象外となってるからと言って、上記の項目の飛行(例えば「飲酒飛行」や「危険な飛行」)が倫理的に許されるかと言えば、そうとは言えないでしょう。なので、DJI 公式 Twitter もツイートしてますが、対象外の項目も「あくまでルール上ですので、対物、対人向けの安全対策や安全意識は常に心がけて」飛ばす必要があると思います。
ちなみに DJI は、購入したドローンに1年間無償の賠償責任保険が付いてる(※要登録)そうなので、もし飛ばしてて何か壊したり誰かを怪我させてしまった場合は、一度 DJI に問い合わせてみてはいかがでしょう。
<DJI無償付帯賠償責任保険のご案内>
— DJI JAPAN (@DJIJAPAN) November 6, 2019
Mavic Miniをはじめ、DJIのドローン製品には賠償責任保険が1年間無償で付帯されます。初回利用前には必ずご登録ください。
DJI無償付帯賠償責任保険について:https://t.co/7mRrN5kKVy
最後に以前トイドローンについて興味があった時に検索した時は、トイドローンに関係する法律やルールについてまとめられてるページを、なかなか見つけられませんでした。しかし今回この記事を書くにあたって検索してみたところ、いくつかよくまとめられてるページを見つけたので、以下の『関連リンク』にそれらのページのリンクを設置しておきます。興味があれば、こちらも見てみてはいかがでしょう?
【関連リンク】
・【初心者向け】200g以下のホビードローンにも適用される法規制まとめ:DroneAgent
・ドローン規制の落とし穴!200g以下のトイドローンにも適用される法規制とは:Viva! Drone
・200g以下のドローンは規制がないわけではない!知っておきたい最低限の知識:ドローンスクールナビ
・無人航空機の飛行の許可が必要となる空域について:国土交通省
【関連記事】
・春日井市内(県営名古屋空港南)にドローンスクールがオープン!(追記あり) : Kyu3’s Blog
【追記(2020年4月28日)】
愛知県営の公園と名古屋市内の公園は条例でドローンの飛行が禁止されてるそうなので、注意して下さい。その他の自治体でも公園での利用が禁止されてるところがあるようなので、飛ばす前に確認した方が良いと思います。
・必ず確認を!愛知県でのドローン規制はどうなっている?:ドローンスクールナビ
・無人航空機の飛行を制限する条例等(※PDF):国土交通省
あと国営木曽三川公園でも禁止されてるそうです。
・公園のご利用案内:国営木曽三川公園