今回は最近 Netflix で見たお薦め作品について、記事を書こうと思います。ちなみに今回紹介する作品は、一応すべて Netflix オリジナル作品です。
最初に紹介する作品は、ドラマ『MARCO POLO マルコ・ポーロ』。言わずと知れた『東方見聞録』を書いたとされる人物。ただ今回このドラマを見るにあたって調べたところ、実際『東方見聞録』を書いたのは「ルスティケロ」と言う人物だそうです。マルコ・ポーロがアジアからヨーロッパに戻った後に戦争で捕虜になり、獄中で自らの体験や訪れた場所の情報を語り、それをルスティケロがまとめて本にしたのが『東方見聞録』なのだそうです。
・「東方見聞録」とは:コトバンク
・東方見聞録:Wikipedia
Kindle版↓↓
このドラマでは主人公のマルコ・ポーロが今から約 750年前の 13世紀後半、当時ユーラシア大陸の大部分を支配していたモンゴル帝国の 1つで中国北部を支配していた「元」王朝の首都「大都」(※. ドラマ内ではヨーロッパでのこの都市の呼び名「カンバルク」)を訪れ、フビライと謁見するところから始まります。そしてマルコはフビライになぜか気に入られ(?)仕えることになり、様々な体験をしたり過酷な指令をこなしていくと言うのが非常におおまかなストーリーです。
ちなみにマルコが父親と叔父(途中までは宣教師も)とともにユーラシア大陸を横断し、フビライに謁見するに至る事情については、以下のリンク先の Wikipedia のマルコ・ポーロのページの『東方見聞録』の内容に関する部分にまとめられています。私はこの部分をドラマを見た後で知ったのですが、ドラマを見る前にこの部分を読んだ方が、ドラマの内容が分かりやすくなると思います。
・マルコ・ポーロ >『東方見聞録』の内容:Wikipedia
それと「歴史もの」と言うことで歴史的に正しいのかどうか調べたのですが、私自身この時代に詳しくなく、おもに Wikipedia 等で調べたのですが、非常におおまかな流れは史実に沿っているものの、1つ 1つのエピソードはかなり脚色されていて、史実と異なる部分が多いようでした。例えばシーズン 1の中盤辺りから登場する宋の幼帝「祥興帝」は、史実だと元軍に追い詰められた後、家臣が彼を抱いたまま海に飛び込んだ結果死亡したようですが、ドラマではその後(?)生きていたことになり、史実と異なるドラマが展開されます。
・祥興帝:Wikipedia
他にも史実だとここで死なない人が死んだり等、ドラマの展開としては面白いですが史実とは異なる内容が多いようなので、あくまでこれはフィクションだと理解した上で見た方が良いと思います。
前置きが長くなりましたが、以下ドラマの感想について。左記の通り史実と異なる展開は多々ありますが、ドラマとしては面白いです。カンフーアクションあり、ロマンスあり。政争・戦争ドラマとしても、割りとよくできてると思います。
ただ1つ気になる点がありました。それは主人公マルコの魅力のなさ。シーズン 1が特にそうなのですが、彼自身に特に優れた点が感じられず。ハンサムな役者さんがやってるので見た目は良いのですが、頭が良い訳でもなく、表現力に優れてる訳でもなく、何かに能力を発揮するでもない。割りとキャラとしては、凡人として描かれています。
その一方で現代人の私達に近い価値観も持っているので、制作側の意図としては「見てる人たちが感情移入しやすいように設定したキャラ」なのかもしれませんが。なぜフビライが彼を気に入ったのか、見ていてずっと気になりました。(^^;
最後にこのドラマ、もしこの時代に詳しくないのであれば、以下の用語も知っておいた方が良いと思います。割りと頻繁に出てくる言葉なので。
・「カラコルム」とは:コトバンク
・「クリルタイ」とは:コトバンク
あとこの作品中に登場するマルコを鍛える謎の武闘家「百の眼」は、たぶん実在した人物ではなく、このドラマのオリジナルキャラだと思います。この人物がなぜ「百の眼」と呼ばれフビライに仕えているのか、その経緯と人物像を描いたミニドラマも、本編とは別に製作されています。こちらも興味があれば、見てみてはいかがでしょう。
・MARCO POLO ONE HUNDRED EYES マルコ・ポーロ:百の眼:Netflix
次に紹介する作品は、中国の人気 WEBアニメを元に製作された『シザーセブン』。オリジナル版は中国版「ニコニコ動画」こと「ビリビリ動画」で配信されてるようなのですが、地域制限の関係で見られませんでしたが、YouTube で中国語の作品名(「刺客伍六七」)で検索したところ、それらしいのが多数ヒットしました。
・「刺客伍六七」で検索:YouTube
比較したところ Netflix 版の方が若干改良されてる感じもしますが、ほぼオリジナルのまま配信されてるようです。見てもらうと分かりますが、こう言うラフなタッチの絵柄が特徴となっています。
ストーリーを簡単に説明すると、ハサミを自由自在に操る特殊能力のある主人公「セブン」が、相棒の青い鳥のアドバイスに従って、お金を稼ぐために、床屋をやりながら殺し屋家業をしていくと言う話です。お金儲けするために殺し屋すると言うのは、ちょっと無理がありますが…(^^;
ただ内容自体は割りとシビアなものが多いですが、主人公のセブンはお人好しで間の抜けたキャラなので、殺しの依頼をされてもいつもうまく行かず。それが面白おかしく描かれています。
最後に感想ですが、端的にこのアニメを表現するなら『ドラゴンボール』の初期と『ワンピース』をミックスしたようなアニメでしょうか。格闘シーンは初期のドラゴンボールっぽいですし、動物が擬人化されて人間と同じ様に行動したりする点は、両方のアニメの特徴ですし。また殺し屋も海賊も一般的には認められない職業なので、その点は『ワンピース』に似てるなと思います。
ただ気になる点が 2つありました。まずは主人公セブンの声。他のキャラは良いのですが、なぜか主人公セブンだけが素人っぽい。中国語の歌を歌うシーンがあるので「ひょっとして中国語のできる若手声優さんを採用したのかな?」とか「意図的にこう言う話し方をするように演出したのかな?」などと考えましたが、作品の詳細欄に『斉藤慎二』とあったので調べたところ、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二さんがセブン役をやってました。
彼の Wikipedia を見ると、これまで声優の経験はなく、今回が初めてのようですが、作品自体はまぁまぁなので、大人の事情で採用されたのかななんて風に思いますが、できたらちゃんとした声優さんにやってもらった方が良かったのでは…なんて風に思いました。(^^;
・斉藤慎二:Wikipedia
もう 1つ気になったのは、最初に世界観が分かりづらいと言うこと。町並みやそこで暮らしてる人たちは現代中国っぽいのですが、鳥がしゃべってたり、犬や猫が人間みたいに行動したり等々。リアルと違う世界だと言うことは分かるのですが、何となく全体的な世界観が見えてこない。
ただこれはシーズン 1の最後の方で明らかになるので、あえてこう言う風にしたのかなとも思いますが、個人的には最初にここがどう言う世界なのかを説明する場面や絵があった方が良かったなと思います。
(※. シーズン2がすでに配信されていました!詳しくは「追記」を参照。)
最後に紹介する作品は、ドリームワークス製作のアニメ『キポとワンダービストの冒険』。ほとんどの人類が地下で暮らし、地上は人間の様な知性を持った動物や目が4つあるなどの奇怪な特徴のある動物、巨大化した動物などが生息する世界。そんな地上にアクシデントで出てしまった人間の少女キポ(主人公)が、地上で生き残っていた少女や少年らとともに、キポの父親らが暮らす地下世界に戻ろうとする話です。
現代文明崩壊後の世界の話と言うと、昨年(2019年)アニメ化され話題となった『Dr. STONE(ドクターストーン)』を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、『キポとワンダービストの冒険』はこのアニメの様な崩壊して数千年後を描いた作品ではなく、崩壊してせいぜい数十年と言ったところでしょうか。建物などはまだ残っていますし、お店の中の保存の聞く商品は、まだ食べれる状態で残ってたりします。そんな世界です。
感想としては、登場するキャラはとても個性的だなと思います。様々な動物が人間の様な知性を持ってるのですが、それぞれが色んな特徴を持っていますし、知性のない動物も目が 4つあったり腕がたくさんあったり等。本当に個性豊かなキャラクターが登場します。その点は興味深いし、面白いなと思いました。またストーリーも割りと良かったですし、さすがドリームワークスだなと言った感じ。
あと今回紹介した上記 2作品は『マルコ・ポーロ』が大人向き、『シザーセブン』は青年向きですが、この『キポとワンダービストの冒険』は完全に小さい子向き。『マルコ・ポーロ』はセクシーシーンやかなりエグいシーンもあるので子供には見せられないでしょうし、『シザーセブン』は主人公が殺し屋なので小さい子供に見せるのに抵抗ある人もいるかもしれませんが、『キポとワンダービストの冒険』は小さいお子さんに安心して見せられる作品だと思います。なので、そう言う意味でもお薦めです。
(※. シーズン2の配信が決定していました!詳しくは「追記」を参照。)
【関連リンク】
・ドラマ『マルコ・ポーロ』に関するトリビア7選:ciatr
・『マルコ・ポーロ』がシーズン2でキャンセルに:海外ドラマNAVI
・中国WEBアニメのダークホース「刺客伍六七(シザー・セブン)」 Netflixで全世界配信決定!:中国アニメブログ ちゃにめ!
【関連記事】
・Huluのお薦め作品(2019年7月):「バーバリアンズ・ライジング ~ローマ帝国に反逆した戦士たち」「ブルーストーン42 爆発物処理班」 : Kyu3’s Blog
・Amazonプライムのお薦め子ども向けアニメ:『The Gruffaloシリーズ』『ロッキーとブルウィンクルの大冒険』『ニコ 光の剣を持つ戦士』(追記あり) : Kyu3’s Blog
『シザー・セブン』のシーズン2がすでに配信されていました。また『キポとワンダービーストの冒険』のシーズン2が6月12日から配信されるそうです。いずれも Netflix の番組公式ページを見て知りました。
・シザー・セブン:Netflix
・キポとワンダービーストの冒険:Netflix
1. MARCO POLO マルコ・ポーロ
最初に紹介する作品は、ドラマ『MARCO POLO マルコ・ポーロ』。言わずと知れた『東方見聞録』を書いたとされる人物。ただ今回このドラマを見るにあたって調べたところ、実際『東方見聞録』を書いたのは「ルスティケロ」と言う人物だそうです。マルコ・ポーロがアジアからヨーロッパに戻った後に戦争で捕虜になり、獄中で自らの体験や訪れた場所の情報を語り、それをルスティケロがまとめて本にしたのが『東方見聞録』なのだそうです。
・「東方見聞録」とは:コトバンク
・東方見聞録:Wikipedia
Kindle版↓↓
このドラマでは主人公のマルコ・ポーロが今から約 750年前の 13世紀後半、当時ユーラシア大陸の大部分を支配していたモンゴル帝国の 1つで中国北部を支配していた「元」王朝の首都「大都」(※. ドラマ内ではヨーロッパでのこの都市の呼び名「カンバルク」)を訪れ、フビライと謁見するところから始まります。そしてマルコはフビライになぜか気に入られ(?)仕えることになり、様々な体験をしたり過酷な指令をこなしていくと言うのが非常におおまかなストーリーです。
ちなみにマルコが父親と叔父(途中までは宣教師も)とともにユーラシア大陸を横断し、フビライに謁見するに至る事情については、以下のリンク先の Wikipedia のマルコ・ポーロのページの『東方見聞録』の内容に関する部分にまとめられています。私はこの部分をドラマを見た後で知ったのですが、ドラマを見る前にこの部分を読んだ方が、ドラマの内容が分かりやすくなると思います。
・マルコ・ポーロ >『東方見聞録』の内容:Wikipedia
それと「歴史もの」と言うことで歴史的に正しいのかどうか調べたのですが、私自身この時代に詳しくなく、おもに Wikipedia 等で調べたのですが、非常におおまかな流れは史実に沿っているものの、1つ 1つのエピソードはかなり脚色されていて、史実と異なる部分が多いようでした。例えばシーズン 1の中盤辺りから登場する宋の幼帝「祥興帝」は、史実だと元軍に追い詰められた後、家臣が彼を抱いたまま海に飛び込んだ結果死亡したようですが、ドラマではその後(?)生きていたことになり、史実と異なるドラマが展開されます。
・祥興帝:Wikipedia
他にも史実だとここで死なない人が死んだり等、ドラマの展開としては面白いですが史実とは異なる内容が多いようなので、あくまでこれはフィクションだと理解した上で見た方が良いと思います。
前置きが長くなりましたが、以下ドラマの感想について。左記の通り史実と異なる展開は多々ありますが、ドラマとしては面白いです。カンフーアクションあり、ロマンスあり。政争・戦争ドラマとしても、割りとよくできてると思います。
ただ1つ気になる点がありました。それは主人公マルコの魅力のなさ。シーズン 1が特にそうなのですが、彼自身に特に優れた点が感じられず。ハンサムな役者さんがやってるので見た目は良いのですが、頭が良い訳でもなく、表現力に優れてる訳でもなく、何かに能力を発揮するでもない。割りとキャラとしては、凡人として描かれています。
その一方で現代人の私達に近い価値観も持っているので、制作側の意図としては「見てる人たちが感情移入しやすいように設定したキャラ」なのかもしれませんが。なぜフビライが彼を気に入ったのか、見ていてずっと気になりました。(^^;
最後にこのドラマ、もしこの時代に詳しくないのであれば、以下の用語も知っておいた方が良いと思います。割りと頻繁に出てくる言葉なので。
・「カラコルム」とは:コトバンク
・「クリルタイ」とは:コトバンク
あとこの作品中に登場するマルコを鍛える謎の武闘家「百の眼」は、たぶん実在した人物ではなく、このドラマのオリジナルキャラだと思います。この人物がなぜ「百の眼」と呼ばれフビライに仕えているのか、その経緯と人物像を描いたミニドラマも、本編とは別に製作されています。こちらも興味があれば、見てみてはいかがでしょう。
・MARCO POLO ONE HUNDRED EYES マルコ・ポーロ:百の眼:Netflix
2. シザーセブン
次に紹介する作品は、中国の人気 WEBアニメを元に製作された『シザーセブン』。オリジナル版は中国版「ニコニコ動画」こと「ビリビリ動画」で配信されてるようなのですが、地域制限の関係で見られませんでしたが、YouTube で中国語の作品名(「刺客伍六七」)で検索したところ、それらしいのが多数ヒットしました。
・「刺客伍六七」で検索:YouTube
比較したところ Netflix 版の方が若干改良されてる感じもしますが、ほぼオリジナルのまま配信されてるようです。見てもらうと分かりますが、こう言うラフなタッチの絵柄が特徴となっています。
ストーリーを簡単に説明すると、ハサミを自由自在に操る特殊能力のある主人公「セブン」が、相棒の青い鳥のアドバイスに従って、お金を稼ぐために、床屋をやりながら殺し屋家業をしていくと言う話です。お金儲けするために殺し屋すると言うのは、ちょっと無理がありますが…(^^;
ただ内容自体は割りとシビアなものが多いですが、主人公のセブンはお人好しで間の抜けたキャラなので、殺しの依頼をされてもいつもうまく行かず。それが面白おかしく描かれています。
最後に感想ですが、端的にこのアニメを表現するなら『ドラゴンボール』の初期と『ワンピース』をミックスしたようなアニメでしょうか。格闘シーンは初期のドラゴンボールっぽいですし、動物が擬人化されて人間と同じ様に行動したりする点は、両方のアニメの特徴ですし。また殺し屋も海賊も一般的には認められない職業なので、その点は『ワンピース』に似てるなと思います。
ただ気になる点が 2つありました。まずは主人公セブンの声。他のキャラは良いのですが、なぜか主人公セブンだけが素人っぽい。中国語の歌を歌うシーンがあるので「ひょっとして中国語のできる若手声優さんを採用したのかな?」とか「意図的にこう言う話し方をするように演出したのかな?」などと考えましたが、作品の詳細欄に『斉藤慎二』とあったので調べたところ、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二さんがセブン役をやってました。
彼の Wikipedia を見ると、これまで声優の経験はなく、今回が初めてのようですが、作品自体はまぁまぁなので、大人の事情で採用されたのかななんて風に思いますが、できたらちゃんとした声優さんにやってもらった方が良かったのでは…なんて風に思いました。(^^;
・斉藤慎二:Wikipedia
もう 1つ気になったのは、最初に世界観が分かりづらいと言うこと。町並みやそこで暮らしてる人たちは現代中国っぽいのですが、鳥がしゃべってたり、犬や猫が人間みたいに行動したり等々。リアルと違う世界だと言うことは分かるのですが、何となく全体的な世界観が見えてこない。
ただこれはシーズン 1の最後の方で明らかになるので、あえてこう言う風にしたのかなとも思いますが、個人的には最初にここがどう言う世界なのかを説明する場面や絵があった方が良かったなと思います。
(※. シーズン2がすでに配信されていました!詳しくは「追記」を参照。)
Netflixオリジナルアニメシリーズ
— Netflix Japan Anime (@NetflixJP_Anime) January 10, 2020
『シザー・セブン』
全世界独占配信スタート✨
中国発のWebアニメが #ネトフリ に登場!
理髪師用のハサミで戦う殺し屋<七>は、暗殺任務を完了できた試しがなくて…⁉
七の声優・ジャングルポケット斉藤慎二さん(@chsaito)にも要注目💡#ネトフリアニメ pic.twitter.com/YsfHgtYCUV
Mr.Safe
3. キポとワンダービストの冒険
最後に紹介する作品は、ドリームワークス製作のアニメ『キポとワンダービストの冒険』。ほとんどの人類が地下で暮らし、地上は人間の様な知性を持った動物や目が4つあるなどの奇怪な特徴のある動物、巨大化した動物などが生息する世界。そんな地上にアクシデントで出てしまった人間の少女キポ(主人公)が、地上で生き残っていた少女や少年らとともに、キポの父親らが暮らす地下世界に戻ろうとする話です。
現代文明崩壊後の世界の話と言うと、昨年(2019年)アニメ化され話題となった『Dr. STONE(ドクターストーン)』を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、『キポとワンダービストの冒険』はこのアニメの様な崩壊して数千年後を描いた作品ではなく、崩壊してせいぜい数十年と言ったところでしょうか。建物などはまだ残っていますし、お店の中の保存の聞く商品は、まだ食べれる状態で残ってたりします。そんな世界です。
感想としては、登場するキャラはとても個性的だなと思います。様々な動物が人間の様な知性を持ってるのですが、それぞれが色んな特徴を持っていますし、知性のない動物も目が 4つあったり腕がたくさんあったり等。本当に個性豊かなキャラクターが登場します。その点は興味深いし、面白いなと思いました。またストーリーも割りと良かったですし、さすがドリームワークスだなと言った感じ。
あと今回紹介した上記 2作品は『マルコ・ポーロ』が大人向き、『シザーセブン』は青年向きですが、この『キポとワンダービストの冒険』は完全に小さい子向き。『マルコ・ポーロ』はセクシーシーンやかなりエグいシーンもあるので子供には見せられないでしょうし、『シザーセブン』は主人公が殺し屋なので小さい子供に見せるのに抵抗ある人もいるかもしれませんが、『キポとワンダービストの冒険』は小さいお子さんに安心して見せられる作品だと思います。なので、そう言う意味でもお薦めです。
(※. シーズン2の配信が決定していました!詳しくは「追記」を参照。)
【関連リンク】
・ドラマ『マルコ・ポーロ』に関するトリビア7選:ciatr
・『マルコ・ポーロ』がシーズン2でキャンセルに:海外ドラマNAVI
・中国WEBアニメのダークホース「刺客伍六七(シザー・セブン)」 Netflixで全世界配信決定!:中国アニメブログ ちゃにめ!
【関連記事】
・Huluのお薦め作品(2019年7月):「バーバリアンズ・ライジング ~ローマ帝国に反逆した戦士たち」「ブルーストーン42 爆発物処理班」 : Kyu3’s Blog
・Amazonプライムのお薦め子ども向けアニメ:『The Gruffaloシリーズ』『ロッキーとブルウィンクルの大冒険』『ニコ 光の剣を持つ戦士』(追記あり) : Kyu3’s Blog
【追記(2020年5月15日)】
『シザー・セブン』のシーズン2がすでに配信されていました。また『キポとワンダービーストの冒険』のシーズン2が6月12日から配信されるそうです。いずれも Netflix の番組公式ページを見て知りました。
・シザー・セブン:Netflix
・キポとワンダービーストの冒険:Netflix