私の住んでる地域は小さい川が結構多く、それらの名前は Google マップなどの地図アプリを使っても表示されない事が多いです。もちろん現地に行けば橋などに川の名前が書かれてる場合もありますが、全く書かれてない場合も結構ありました。
実際こう言った小さい川の名前を調べなければならない人や状況は少ないでしょうが、もし調べなければならない場合は「OpenStreetMap」を使って調べると良いかもしれません。
例えば私が住んでる小牧市東部の場合。
Google マップと OpenStreetMap の比較↓↓

こんな感じで OpenStreetMap には小さい川の名前もきちんと表示されます。ちなみに Google マップの場合上の地図画像で言うと、地図中央を流れる「大山川」は倍率を上げていくと表示されますが、それ以外の川は最大まで倍率を上げても、名前は表示されませんでした。
次に春日井市東部の場合。
Google マップと OpenStreetMap の比較↓↓

こちらも OpenStreetMap は小さい川の名前が表示されます。ちなみに Google マップはこちらだと地図の中央左端を流れる「大谷川」と、地図右下側を流れる「うぐい川」は倍率を上げると表示されるものの、それ以外の川の名前は表示されませんでした。
もちろん Google マップは生活情報がメインなので、お店の情報や施設の情報などは、OpenStreetMap より豊富で見やすいです。また OpenStreetMap は「誰もが自由に使える地図」を目指して、有志が地図作りを行ってるサービスなので、地域によっては情報が少ない場所もあるでしょう。
・OpenStreetMap Japan | 自由な地図をみんなの手に/The Free Wiki World Map・・・プロジェクトの日本語ページ。
・オープンストリートマップ:Wikipedia
しかし上記の川の事例の様に、Google マップよりも優れてる場合もあります。なので、選択肢として覚えておくと良いと思います。
ちなみに上記の OpenStreetJapan のプロジェクトページには、OpenStreetMap の地図作りに参加できるイベントの案内も掲載されています。地図作りに興味のある方は、一度見てみてはいかがでしょう?
【関連リンク】
・OpenStreetMap
・OpenStreetMap Japan | 自由な地図をみんなの手に/The Free Wiki World Map・・・プロジェクトの日本語ページ。
【関連記事】
・What3Wordsの活用法:現実世界を使ったゲームでの活用(追記あり) : Kyu3’s Blog
・国交省「川の防災情報」ページの英語モバイル版は結構お薦め!(追記あり) : Kyu3’s Blog
・タグ「WEBサービス」 : Kyu3’s Blog・・・上記以外の WEB サービス関連の記事が見られます。
「OpenStreetMap をアプリで使いたい」と言う人もいるでしょう。そこで App Store を調べてたみたら、複数のアプリを見つけました。その中で一番良いなと思ったのが「OSMaps」です。
(※. OSMaps の配信が停止されたようで、App Store から無くなっていました。詳しくは「追記 その2」を参照)
・OSMaps:App Store
昔の地図アプリを思い起こさせるようなシンプルなアプリで、以下のスクリーンショットみたいに画面いっぱいに地図が表示され、現在地も表示できます。また右上の斜め線の部分をタップすると距離測定モードになり、測定したい場所をタップすると簡単に距離も測れます。

なお場所の共有に関しては一応できることはできるものの、このアプリ以外で開くのは少し面倒になっています。共有メニューで場所の URL をコピーし、URL の末尾の数字が緯度経度になってるのでそれを Google マップ等にコピペすれば、その場所は表示できます。
ちなみにこのアプリは iPad 版もあります。
最後に余談ですが、OpenStreetMap は小さい川だけでなく登山道などの散策路の情報も、Google マップより優れてる場合があります。例えば春日井市東部にある「弥勒山」や「大谷山」は Google マップだと山の麓から頂上までは空白地帯となっていますが、OpenStreetMap だと詳細な登山道(※.赤い点線)が記されています。

なので山や森を散策する場合にも、活用できると思います。
【関連リンク】
・OSMaps:App Store
・春日井三山 ―ミニ縦走気分が味わえる、人気の三山―:日本山岳会
・春日井市の山 大谷山 (425m) 弥勒山 (436.6m):Kオジサンの新・山歩きの記
App Store を確認したところ、iPhone 版・iPad 版ともに「OSMaps」が消えてました。配信が停止されたようです。いつ頃から無くなったかは、不明です。
OSMaps に代わる OpenStreetMap が使えるアプリはないかと調べてみましたが、「あの山へ!」と言うアプリが良いのではないかと。普通に OpenStreetMap が地図アプリとして使えますし、もちろん川の名前も表示されます。
・あの山へ!:App Store
さらに OSMaps にはなかった山の情報(標高や頂上までの距離等)も表示できますし、目的地を設定する機能もあります。目的地までの距離や方角を知ることができるので、地図アプリとして OSMaps よりも便利だと思います。


ちなみにこのアプリは iPad 用はありませんが、Apple Watch に対応しており、Apple Watch に目的地に設定した場所までの距離や方角を表示することもできるようです。他にもメモ機能や等高線表示の地図に切り替える機能などもあります。なお使い方などの詳しい情報は、下の関連リンクにあるアプリの公式ページを御覧下さい。
【関連リンク】
・あの山へ! - az-dev : Mobile Apps with GPS
OpenStreetMap が使える便利なアプリを見つけたので追記します。それは「Organic Maps」と言うアプリで、Google マップなどの地図アプリと同じく端末の向きや施設・店舗検索、ルート検索などの機能もあります。しかも広告もなく完全無料で使えます!
・Organic Maps Offline Hike&Bike:App Store
・Offline Organic Maps Hike&Bike:Google Play
Organic Maps↓↓



ただしこちらのアプリは地図をダウンロードする必要があります。それがちょっと面倒くさいですが、行動範囲・移動範囲を事前にダウンロードしておけば普通の地図アプリと同じように使えるので、とても良いアプリだと思います。
なので、いま一番お薦めの OpenStreetMap を使えるアプリは、この「Organic Maps」です。
【関連リンク】
・無料&広告なしで圏外でも使えるオープンソースの地図アプリ「Organic Maps」を使ってみた:GIGAZINE
・【やじうまWatch】利用統計データを一切サーバーに送信しない、プライバシー重視設計のマップアプリが登場:INTERNET Watch
実際こう言った小さい川の名前を調べなければならない人や状況は少ないでしょうが、もし調べなければならない場合は「OpenStreetMap」を使って調べると良いかもしれません。
例えば私が住んでる小牧市東部の場合。
Google マップと OpenStreetMap の比較↓↓

こんな感じで OpenStreetMap には小さい川の名前もきちんと表示されます。ちなみに Google マップの場合上の地図画像で言うと、地図中央を流れる「大山川」は倍率を上げていくと表示されますが、それ以外の川は最大まで倍率を上げても、名前は表示されませんでした。
次に春日井市東部の場合。
Google マップと OpenStreetMap の比較↓↓

こちらも OpenStreetMap は小さい川の名前が表示されます。ちなみに Google マップはこちらだと地図の中央左端を流れる「大谷川」と、地図右下側を流れる「うぐい川」は倍率を上げると表示されるものの、それ以外の川の名前は表示されませんでした。
もちろん Google マップは生活情報がメインなので、お店の情報や施設の情報などは、OpenStreetMap より豊富で見やすいです。また OpenStreetMap は「誰もが自由に使える地図」を目指して、有志が地図作りを行ってるサービスなので、地域によっては情報が少ない場所もあるでしょう。
・OpenStreetMap Japan | 自由な地図をみんなの手に/The Free Wiki World Map・・・プロジェクトの日本語ページ。
・オープンストリートマップ:Wikipedia
しかし上記の川の事例の様に、Google マップよりも優れてる場合もあります。なので、選択肢として覚えておくと良いと思います。
ちなみに上記の OpenStreetJapan のプロジェクトページには、OpenStreetMap の地図作りに参加できるイベントの案内も掲載されています。地図作りに興味のある方は、一度見てみてはいかがでしょう?
【関連リンク】
・OpenStreetMap
・OpenStreetMap Japan | 自由な地図をみんなの手に/The Free Wiki World Map・・・プロジェクトの日本語ページ。
【関連記事】
・What3Wordsの活用法:現実世界を使ったゲームでの活用(追記あり) : Kyu3’s Blog
・国交省「川の防災情報」ページの英語モバイル版は結構お薦め!(追記あり) : Kyu3’s Blog
・タグ「WEBサービス」 : Kyu3’s Blog・・・上記以外の WEB サービス関連の記事が見られます。
【追記(2020年7月13日)】
「OpenStreetMap をアプリで使いたい」と言う人もいるでしょう。そこで App Store を調べてたみたら、複数のアプリを見つけました。その中で一番良いなと思ったのが「OSMaps」です。
(※. OSMaps の配信が停止されたようで、App Store から無くなっていました。詳しくは「追記 その2」を参照)
昔の地図アプリを思い起こさせるようなシンプルなアプリで、以下のスクリーンショットみたいに画面いっぱいに地図が表示され、現在地も表示できます。また右上の斜め線の部分をタップすると距離測定モードになり、測定したい場所をタップすると簡単に距離も測れます。

なお場所の共有に関しては一応できることはできるものの、このアプリ以外で開くのは少し面倒になっています。共有メニューで場所の URL をコピーし、URL の末尾の数字が緯度経度になってるのでそれを Google マップ等にコピペすれば、その場所は表示できます。
最後に余談ですが、OpenStreetMap は小さい川だけでなく登山道などの散策路の情報も、Google マップより優れてる場合があります。例えば春日井市東部にある「弥勒山」や「大谷山」は Google マップだと山の麓から頂上までは空白地帯となっていますが、OpenStreetMap だと詳細な登山道(※.赤い点線)が記されています。

なので山や森を散策する場合にも、活用できると思います。
【関連リンク】
・OSMaps:App Store
・春日井三山 ―ミニ縦走気分が味わえる、人気の三山―:日本山岳会
・春日井市の山 大谷山 (425m) 弥勒山 (436.6m):Kオジサンの新・山歩きの記
【追記 その2(2021年5月17日)】
App Store を確認したところ、iPhone 版・iPad 版ともに「OSMaps」が消えてました。配信が停止されたようです。いつ頃から無くなったかは、不明です。
【追記 その3(2021年5月17日)】
OSMaps に代わる OpenStreetMap が使えるアプリはないかと調べてみましたが、「あの山へ!」と言うアプリが良いのではないかと。普通に OpenStreetMap が地図アプリとして使えますし、もちろん川の名前も表示されます。
・あの山へ!:App Store
さらに OSMaps にはなかった山の情報(標高や頂上までの距離等)も表示できますし、目的地を設定する機能もあります。目的地までの距離や方角を知ることができるので、地図アプリとして OSMaps よりも便利だと思います。


ちなみにこのアプリは iPad 用はありませんが、Apple Watch に対応しており、Apple Watch に目的地に設定した場所までの距離や方角を表示することもできるようです。他にもメモ機能や等高線表示の地図に切り替える機能などもあります。なお使い方などの詳しい情報は、下の関連リンクにあるアプリの公式ページを御覧下さい。
【関連リンク】
・あの山へ! - az-dev : Mobile Apps with GPS
【追記 その4(2022年11月01日)】
OpenStreetMap が使える便利なアプリを見つけたので追記します。それは「Organic Maps」と言うアプリで、Google マップなどの地図アプリと同じく端末の向きや施設・店舗検索、ルート検索などの機能もあります。しかも広告もなく完全無料で使えます!
・Organic Maps Offline Hike&Bike:App Store
・Offline Organic Maps Hike&Bike:Google Play
Organic Maps↓↓



ただしこちらのアプリは地図をダウンロードする必要があります。それがちょっと面倒くさいですが、行動範囲・移動範囲を事前にダウンロードしておけば普通の地図アプリと同じように使えるので、とても良いアプリだと思います。
なので、いま一番お薦めの OpenStreetMap を使えるアプリは、この「Organic Maps」です。
【関連リンク】
・無料&広告なしで圏外でも使えるオープンソースの地図アプリ「Organic Maps」を使ってみた:GIGAZINE
・【やじうまWatch】利用統計データを一切サーバーに送信しない、プライバシー重視設計のマップアプリが登場:INTERNET Watch