最近遠出がなかなかできず。かと言ってずっと家にいるのもつらいので、気分転換を兼ねて近所にある山に出かけています。今回はこれまで行った山の中でお薦めの山の1つ、春日井東部にある「弥勒山(みろくさん)」を紹介します!( ´ ▽ ` )ノ
【目次】
弥勒山についてまず簡単に説明すると、愛知県春日井市と岐阜県多治見市の境にある、春日井市内では最高峰の山です。標高は437メートル。並んである「大谷山」・「道樹山(どうじゅさん)」と合わせて「春日井三山(かすがいさんざん)」と呼ばれています。
・春日井三山 ―ミニ縦走気分が味わえる、人気の三山―:日本山岳会
・春日井三山:山たまごの東海岳行
麓から中伏までのメインルートは道幅が広く、急な部分は少ないです。ただし中伏から頂上までは、ルートによってはかなり急な所があります。詳しくは下記『4』の「お薦めの登山口と登山ルート」を参照して下さい。
中伏までのメインルート↓↓
頂上手前の急坂↓↓
頂上からは春日井東部〜名古屋市内、犬山方面がよく見えます。岐阜県方面は木々の関係で少し見づらいですが、こちらも岐阜の山々が見えます。詳しくは下記『5』の「頂上展望台とそこから見える景色」を参照して下さい。
春日井東部〜名古屋方面の景色のパノラマ写真↓↓
ちなみに麓から頂上までは、30分くらいで登れます。また私はいつも春日井市側から登っているのですが、多治見市側からも30分くらいで登れるそうです。
弥勒山にもし登ってみたいと思ったら、登る前に必ずやっておくべきと思うことがあります。それは地図のダウンロードです。春日井市の公式HPには、弥勒山を含め、春日井市東部の山々に設けられた遊歩道などを記した地図が公開されています。
・東海自然歩道「春日井コース」:春日井市・・・公開されてるページ。
・東海自然歩道ガイド春日井コース散策マップ(※PDF):春日井市・・・上記のページで公開されてる地図。
また弥勒山の麓にあるグリーンピア春日井の公式HPにも、弥勒山の地図が公開されています。
・いろいろな地図:グリーンピア春日井
・みろく道樹地図改定版(※PDF):グリーンピア春日井・・・上記のページで公開されてる地図。
(※. 追記:グリーンピアの地図は上記の春日井市公式HPの地図と違って、掲載されてるのが弥勒山付近のみですし、より詳細な内容となっているので、ダウンロードするならこちらの方が良いかもしれません。なおこちらの地図はこの記事を書いた後で見つけたので、以下本文は上記の春日井市公式HPの地図を元に書いています。)
弥勒山は決して高い山と言う訳ではありませんし、本格的な登山道具が必要な山と言う訳でもありません。しかし地図なしで登ると迷子になる危険性は十分あります。また急な斜面など、登りにくい場所もいくつかあります。上記の地図にはそれらの情報も記載されているので、行く前に必ず地図をダウンロードし、スマホに入れるか印刷などして、登る際に持って行って下さい。
ちなみに現地でダウンロードすると言う手もありますが、山なので通信環境が悪いところもあるので、事前にダウンロードしておいた方が良いです。
なお Google マップはまったく役に立ちません!なぜなら遊歩道が一切表示されないからです(※. 2020年8月時点)。また以前紹介した「OpenStreetMap」は遊歩道の大半、Apple マップは遊歩道の一部が表示されるものの、いずれも急な斜面かどうかや、分かれ道に設置されてる案内板の番号などは分からないので、そう言う意味でも地図のダウンロードは必須だと思います。
それと弥勒山にはトイレはありません!最寄りのトイレは多目的広場かグリーンピア春日井になる(※. いずれも地図に記載あり)ので、心配な方は「簡易トイレキット」か、あるいは紙と使用後紙をしまう為のビニール袋などを持って行った方が良いかもしれません。
・山のトイレ事情。「青空トイレ」のときに、気に留めておきたい3つのこと:ヤマケイオンライン
多くの人が車で行くでしょうから、まずは駐車場について。弥勒山周辺には駐車場がいくつかあります。一番分かりやすいのは弥勒山のすぐ麓の大谷山の麓にある施設「グリーンピア春日井」の駐車場でしょう。
グリーンピア春日井入り口↓↓
(※. ちなみに建物の後ろにある山は「大谷山」です)
そしてグリーンピア春日井の北端の道路挟んだところにも駐車場があります。ここが弥勒山の入り口に一番近い駐車場です。Google マップでは「弥勒山駐車場」となっています。さらに大久手池の南側にも駐車場があります。この2つはいずれも「春日井少年自然の家」の駐車場となっていますが、登山目的で使用しても問題ないと思います。
(※. 訂正:今日確認してきたところ、弥勒山登山口に近い「少年自然の家 第3駐車場」は「少年の家利用者以外の利用お断り」となっていたので、修正線を入れました。なお大久手池の南側の駐車場は「都市緑化植物園(グリーンピア春日井)の利用者も OK」となっていたので、こちらに停めてグリーンピアに行きつつ弥勒山に登れば、一応問題ないと思います。)
ただしこれら駐車場は午後6時くらいで閉鎖されてしまう(※. 弥勒山駐車場は午後5時に閉鎖するようです。)ので注意して下さい。そしてグリーンピア春日井の駐車場の駐車場も施設の閉園時間に合わせて、夏季(4月~10月)は午後6時、冬季(11月~3月)は午後5時に閉鎖されてしまうので、注意して下さい。
・施設案内:グリーンピア春日井
なおここで紹介した駐車場の場所は、上記『2』で紹介した地図にも記載されています。
弥勒山には複数の登山口(入り口)があります。また上記『2』で紹介した地図を見ると分かりますが、隣りにある大谷山や道樹山などとも遊歩道が繋がっていますし、内津峠方面からも登ることができます。しかしここでは『3』で紹介した駐車場から近い登山口とそこからのお薦めルートについて書こうと思います。
『3』で紹介した駐車場から近い登山口は、3つあります。1つはグリーンピア春日井内。グリーンピア春日井の駐車場に車を停めてここから登る人は結構多いです。もう1つは県道53号沿いのグリーンピア春日井北端と隣接している「弥勒山登頂入口」の矢印案内板が出ている場所です。
しかし上記の2つは大谷山の麓を通り弥勒山方面へと抜けて行く途中が少し分かりづらいので、一番お薦めは『2』の地図で言うと「多目的広場」の向かいにある場所です。下の写真がその場所ですが、矢印案内板などはありませんが、ここから入ると一本道で弥勒山の麓の遊歩道に出られるのでお薦めです。
ここからの山頂までのルートは複雑ではありません。お薦めは『2』の地図の分かれ道にある案内板の番号で言うと「18」→「20」→「23」です。このルートは上記『1』で紹介した道幅が広く整備された道なので、非常に歩きやすいです。
選択が分かれるのが「23」の分かれ道。「山頂はこちら」と言った感じで「みろく山まで 0.4km」と案内板が出ているので多くの人が最初ここから山頂へと登るのですが、「34」を経由するルートは最短距離で登頂できますが、「23」〜「34」の間が少し道が分かりにくいうえ、急な斜面や滑りやすいところがあります。また「34」と山頂の間は『1』で紹介したかなり急な階段や岩場となっているので、私はあまりお薦めしません。
(※. 「23」の分かれ道から登るルートを撮影した動画が下にあります。あと「23」の分かれ道の脇に水場がありますが、ここの水は飲まないで下さい!詳しくは「追記その4」を参照。)
「23」の分かれ道↓↓
ではお薦めのルートはと言うと、「23」の分かれ道で「34」方面へと向かわず、広い道をそのまま進みます。すると地図に家のマークで示されてる休憩所に行き当たります。
見晴らしの良い休憩所↓↓
(※. ここからの眺めも結構綺麗です。ここまでは広い道で歩きやすいので、ここまで登るだけでも結構楽しめると思います。 )
そこからさらに広い道を進んで行くと、右側に矢印案内板のない登山口があります。ここから山頂へと向かうのがお薦めです。
矢印案内板のない山頂への登山口↓↓
「23」→「34」を経由するルートと比べると距離は長いものの、急な斜面は山頂手前くらいしかなく、それ以外は比較的緩やかな坂道となっています。また山頂手前も「34」から登るのと比べると急な部分も少ないので、こちらの方が登りやすいです。
お薦めルートを示した地図↓↓
(※. タップまたはクリックすると拡大した地図画像が表示されます)
なお上記のお薦めルートを歩いて撮影した動画をアップしたので、動画で見たい方はこちらを見てみて下さい。時間は約13分です。
お薦め登頂ルートの動画↓↓
(※. 注:この動画で「23」番の分かれ道から頂上まで「約7分」とキャプションしていますが、実際は「約13・4分」でした。)
「23」の分かれ道から登るルートの動画↓↓
(※. こちらの動画は約4分です。)
山頂にはベンチが複数設置されていて、休憩できるようになっています。なおトイレや水飲み場はありません。
そして展望台が整備されています。ここからの眺めはとても綺麗です。上記『1』で書きましたが、春日井市東部〜名古屋方面、犬山市や岐阜県の山々などが見られます。
展望台から見た春日井東部〜名古屋市中心↓↓
(※. 手前に見える池は「築水池」と「宮滝大池」。奥に見えるのが名古屋駅周辺の高層ビル群。)
高蔵寺ニュータウン↓↓
神屋(かぎや)工業団地↓↓
尾張富士と入鹿池↓↓
ちなみにベンチの設置されてる休憩スペースからは、多治見方面が見渡せます。こちらは木々の関係で少し見づらいですが、結構遠くまで見通すことができます。
頂上休憩スペースから見た多治見方面↓↓
多治見方面の山↓↓
弥勒山は大谷山や道樹山と遊歩道で繋がっているので、弥勒山からそれぞれの山へと行くこともできます。なのでこの2つの山についても、少し書いておきます。
まず大谷山についてですが、上記『2』の地図で言うと「20」番の分かれ道から、大谷山の山頂へと行くこともできます。また弥勒山山頂から「34」経由で大谷山山頂まで行くこともできます。「34」から大谷山山頂までは急な斜面はあまりないので、比較的簡単に行くことができます。しかし大谷山の山頂は見晴らしが良くないので、見晴らしを期待して行くなら、止めた方が良いと思います。
大谷山山頂↓↓
大谷山山頂から見た景色↓↓
(※. 神屋工業団地方面がわずかに開けています)
次に道樹山についてですが、大谷山山頂から道樹山山頂へと通じる遊歩道も整備されています。ここは中間地点の分かれ道の案内板までしか歩いたことがないですが、おそらくそこから道樹山山頂までも、それほど大変ではないと思います。ちなみに弥勒山山頂から道樹山山頂までのこの遊歩道は「東海自然歩道」の一部となっていて、定光寺駅近くまで続いています。
・東海自然歩道:Wikipedia
そして道樹山の頂上には御岳神社があります。ただ周りは開けていないので、見晴らしは期待できません。ただ頂上から一段下がったところにある休憩所のある辺りから、名古屋方面が見通せます。
道樹山山頂にある御岳神社↓↓
道樹山山頂手前にある見通しが開けてた場所↓↓
(※. 手前にあるのが高蔵寺ニュータウン、奥に小さく見えてるのが名古屋駅周辺の高層ビル群です)
ちなみに道樹山は宗教的役割を担っていたようで、頂上の御岳神社の他に登山道の途中にはとこどころに祠や石碑、積石などがあります。また麓には秋葉神社があります。
なおこの記事を読んで弥勒山山頂から道樹山まで行って、道樹山を下ろうと考える人がいるかもしれないので書いておくと、道樹山は弥勒山や大谷山よりも登るのも下るのも結構きついです。岩場など歩きにくいところが多く、以前麓から頂上まで登った時は、何度も心が折れそうになりました。弥勒山や大谷山ほど歩きやすくはないので、それはお薦めしません。
以前紹介した鳥だけでなく、弥勒山には都市部では見られないような様々な動植物が生息しています。私は見かけたことがないですが、野ウサギなんかもいるようです。
弥勒山で撮影されたと言う野ウサギ↓↓
Photo by Alpsdake(CC BY-SA)
山頂のエサ場でたまに見かけるヤマガラ↓↓
(※. ヤマガラに関して追記しました!興味ある方は「追記 その5」と「追記 その7」を読んでみて下さい。)
Photo by Alpsdake(CC BY-SA)
遊歩道脇にいた大きなヒキガエル↓↓
麓に生えていたヘビイチゴの実↓↓
(※. 食べれます。味は薄くてあまり美味しくはないそうですが…)
こう言った普段出会えない動植物に出会えるのも、弥勒山の魅力の1つと言えるでしょう。もし興味のある方は、以下のリンク先ページを見てみて下さい。
・Category:Animals of Mount Miroku:Wikimedia Commons・・・弥勒山で撮影された昆虫や動物の写真がまとめられてるページ。
・Category:Flora of Mount Miroku:Wikimedia Commons・・・弥勒山で撮影された植物の写真がまとめられてるページ。
・弥勒山で出会った鳥 : Kyu3’s Blog
ただ上記のような人間に危害がない動物だけでなく、人間に危害がおよぶ可能性のある動物も生息しています。例えば「イノシシ」。
イノシシ↓↓
Photo by Valentin Panzirsch(CC BY-SA 3.0)
イノシシに馴染みのない人には、あまりピンと来ないかもしれませんが、イノシシは本当ゴツいです!私はこれまで3・4回、弥勒山の頂上付近ででイノシシに遭遇しました。いずれも私の存在に気づくと、イノシシは不機嫌そうな声を挙げて離れて行きましたが、遭遇した時はちょっと怖かったです。
警戒心が強いので人間の存在に気づくと基本的には離れていきますが、危険を感じたりパニックになると向かってきて襲われることがあります。イノシシに襲われると言う事件は定期的に起こっているので、ニュースで見たことがあると言う方も多いと思います。
・イノシシに襲われ5人けが、大分 ゴルフ場の客や従業員:福井新聞ONLINE
・市街地にイノシシ、4人けが=台風で居場所なくす?-栃木:時事ドットコム
・狩猟中にイノシシに襲われ死亡 無線で「やられた」:朝日新聞デジタル
なのでもし遭遇したら、決して威嚇したり無理に追い払おうとせず、ゆっくりとその場を離れて下さい。詳しくは以下のリンク先ページを御覧ください。
(※. あとイノシシ関連の内容が「追記 その4」にもあります)
・イノシシにご注意ください:春日井市
あと1度だけ「マムシ」にも遭遇しました。麓付近の細い遊歩道で道の真ん中でとぐろを巻いていたのですが、スマホを見ながら歩いていたので、危うく踏みかけました!
とぐろを巻いてるマムシ↓↓
Photo by Ks(CC BY-SA)
マムシはこの辺りでは色んなところに生息していて、直接見たことはなくても「マムシ注意」の看板は見たある方は多いと思います。
マムシも警戒心が強いので、人間を見かけると基本的には離れていきますが、追いかけたりスマホで写真を撮ろう近づくと向かって来る(※. 経験談)ことがあるので、こちらももし遭遇したら威嚇したり無理に追い払おうとせず、ゆっくりとその場を離れて下さい。
最後に上記以外の見どころを紹介。まずは頂上付近。『1』で書いたように弥勒山は、愛知県と岐阜県の県境にあります。そのため頂上付近には県境を示す杭が打ってあります。杭には「愛知県」と彫られています。
あと麓の渓流沿い、『2』の地図で言うと「19」番の矢印案内板の近くに、自然の大理石が露出しているところがあります。
パッと見分かりづらいですが、上の写真の石がそうだと思います。春日井市公式HPによると「今から7千万年ほど前、地中深くにあった石灰石の地層にマグマが 触れて出来たもの」だそうで「長い年月の間に大地が上昇し、岩石が少しずつ削られ、地表に出てきた」とのことです。
・郷土誌かすがい 第63号:春日井市・・・上記の記述があるページ。
もちろん削ったり掘り起こしたりして勝手に持って行くのは駄目ですが、大理石が自然だとどのように埋設してるのか興味がある方は、見に行ってみてはいかがでしょう?
【関連リンク】
・春日井三山 ―ミニ縦走気分が味わえる、人気の三山―:日本山岳会
・春日井三山:山たまごの東海岳行
・東海自然歩道「春日井コース」:春日井市
・東海自然歩道ガイド春日井コース散策マップ(※PDF):春日井市
・山のトイレ事情。「青空トイレ」のときに、気に留めておきたい3つのこと:ヤマケイオンライン
・春日井少年自然の家:春日井市
・グリーンピア春日井
・東海自然歩道:Wikipedia
・Category:Animals of Mount Miroku:Wikimedia Commons・・・弥勒山で撮影された昆虫や動物の写真がまとめられてるページ。
・Category:Flora of Mount Miroku:Wikimedia Commons・・・弥勒山で撮影された植物の写真がまとめられてるページ。
・イノシシにご注意ください:春日井市
・郷土誌かすがい 第63号:春日井市・・・大理石についての記述あり。
・kyu3さんのタグ「弥勒山」:フォト蔵・・・弥勒山関連の写真がまとめられ見られます。
【関連記事】
・弥勒山で出会った鳥 : Kyu3’s Blog
上記『3』の「最寄りの駐車場について」の欄で書かれてる内容が一部間違っていたり等したので、修正・追記しました。
グリーンピア春日井の公式HPで弥勒山のより詳細な地図が公開されていたので、上記『2』にこのことを追記しました。
・いろいろな地図:グリーンピア春日井
上記『7』で使用してたイノシシの写真を別の写真に変更しました。
先日 弥勒山に登ったところ、上記『4」の「お薦めの登山口と登山ルート」にも書いた山の中腹にある「23」の分かれ道…のすぐ脇にある水場に「この水飲むな!40m上流に猪水風呂ある」と言う注意書きがされていました。
問題の水場↓↓
注意書き↓↓
なので、ここの水は決して飲まないようにして下さい!イノシシ関連のウイルスなどに汚染されてる可能性があるので。
【関連リンク】
・イノシシと人間のあつれき:野生動物との共存を考える | nippon.com
ヤマガラについて追記。山頂付近にいるヤマガラは人に慣れていて、かなり近づけます。
ちなみにこの時は100円ショップで買った鳥の餌を持って行ったのですが、Twitter で教えてもらった情報によると、クルミやピーナッツの方が好物なのだそうです。うまく行けば、手から直接食べてもらえる可能性も。
なのでこれらを持って行くと、弥勒山がより楽しめるかもしれません。ちなみにヤマガラが普段食べてる好物は、エゴノキの実だそうです。
【関連リンク】
・野鳥のヤマガラの好きな食べものは、なに?:とりのる
・クルミ大好きヤマガラ〜布団皮ほどいて整理:八ヶ岳山麓清里から~杏荘便り
・No.24 ヤマガラとエゴノキの実:NPO法人 日本パークレンジャー協会
上記本文「4. お薦めの登山口と登山ルート」に、実際お薦めルートを歩いて撮影した動画を追加しました。以下のリンク先動画がそれです。
・弥勒山のお薦め登頂ルート:YouTube
上記本文「4. お薦めの登山口と登山ルート」に、最短ルートとなる「23」番の分かれ道から登るルートを歩いて撮影した動画を追加しました。以下のリンク先動画がそれです。
・弥勒山:「23」番分岐点からの最短ルート:YouTube
あと「追記 その5」でヤマガラが手の上のピーナッツを食べてくれると言う話を聞いたので試したところ、私にもできました!以下の動画がその様子です。動画の長さは 5秒です。
ちなみにピーナッツはコンビニ等でも売っているので、もし興味があれば、買って持って行ってみてはいかがでしょう?
【目次】
- 「春日井三山」の1つで春日井市内最高峰の山
- 行く前に地図のダウンロードは必須!そしてトイレについて
- 最寄りの駐車場について
- お薦めの登山口と登山ルート
- 頂上展望台とそこから見える景色
- 隣りにある大谷山と道樹山
- 様々な動植物が生息。イノシシやマムシに注意!
- その他の見どころ
1. 「春日井三山」の1つで春日井市内最高峰の山
弥勒山についてまず簡単に説明すると、愛知県春日井市と岐阜県多治見市の境にある、春日井市内では最高峰の山です。標高は437メートル。並んである「大谷山」・「道樹山(どうじゅさん)」と合わせて「春日井三山(かすがいさんざん)」と呼ばれています。
・春日井三山 ―ミニ縦走気分が味わえる、人気の三山―:日本山岳会
・春日井三山:山たまごの東海岳行
麓から中伏までのメインルートは道幅が広く、急な部分は少ないです。ただし中伏から頂上までは、ルートによってはかなり急な所があります。詳しくは下記『4』の「お薦めの登山口と登山ルート」を参照して下さい。
中伏までのメインルート↓↓
頂上手前の急坂↓↓
頂上からは春日井東部〜名古屋市内、犬山方面がよく見えます。岐阜県方面は木々の関係で少し見づらいですが、こちらも岐阜の山々が見えます。詳しくは下記『5』の「頂上展望台とそこから見える景色」を参照して下さい。
春日井東部〜名古屋方面の景色のパノラマ写真↓↓
ちなみに麓から頂上までは、30分くらいで登れます。また私はいつも春日井市側から登っているのですが、多治見市側からも30分くらいで登れるそうです。
2. 行く前に地図のダウンロードは必須!そしてトイレについて
弥勒山にもし登ってみたいと思ったら、登る前に必ずやっておくべきと思うことがあります。それは地図のダウンロードです。春日井市の公式HPには、弥勒山を含め、春日井市東部の山々に設けられた遊歩道などを記した地図が公開されています。
・東海自然歩道「春日井コース」:春日井市・・・公開されてるページ。
・東海自然歩道ガイド春日井コース散策マップ(※PDF):春日井市・・・上記のページで公開されてる地図。
また弥勒山の麓にあるグリーンピア春日井の公式HPにも、弥勒山の地図が公開されています。
・いろいろな地図:グリーンピア春日井
・みろく道樹地図改定版(※PDF):グリーンピア春日井・・・上記のページで公開されてる地図。
(※. 追記:グリーンピアの地図は上記の春日井市公式HPの地図と違って、掲載されてるのが弥勒山付近のみですし、より詳細な内容となっているので、ダウンロードするならこちらの方が良いかもしれません。なおこちらの地図はこの記事を書いた後で見つけたので、以下本文は上記の春日井市公式HPの地図を元に書いています。)
弥勒山は決して高い山と言う訳ではありませんし、本格的な登山道具が必要な山と言う訳でもありません。しかし地図なしで登ると迷子になる危険性は十分あります。また急な斜面など、登りにくい場所もいくつかあります。上記の地図にはそれらの情報も記載されているので、行く前に必ず地図をダウンロードし、スマホに入れるか印刷などして、登る際に持って行って下さい。
ちなみに現地でダウンロードすると言う手もありますが、山なので通信環境が悪いところもあるので、事前にダウンロードしておいた方が良いです。
なお Google マップはまったく役に立ちません!なぜなら遊歩道が一切表示されないからです(※. 2020年8月時点)。また以前紹介した「OpenStreetMap」は遊歩道の大半、Apple マップは遊歩道の一部が表示されるものの、いずれも急な斜面かどうかや、分かれ道に設置されてる案内板の番号などは分からないので、そう言う意味でも地図のダウンロードは必須だと思います。
それと弥勒山にはトイレはありません!最寄りのトイレは多目的広場かグリーンピア春日井になる(※. いずれも地図に記載あり)ので、心配な方は「簡易トイレキット」か、あるいは紙と使用後紙をしまう為のビニール袋などを持って行った方が良いかもしれません。
・山のトイレ事情。「青空トイレ」のときに、気に留めておきたい3つのこと:ヤマケイオンライン
3. 最寄りの駐車場について
多くの人が車で行くでしょうから、まずは駐車場について。弥勒山周辺には駐車場がいくつかあります。一番分かりやすいのは弥勒山のすぐ麓の大谷山の麓にある施設「グリーンピア春日井」の駐車場でしょう。
グリーンピア春日井入り口↓↓
(※. ちなみに建物の後ろにある山は「大谷山」です)
そしてグリーンピア春日井の北端の道路挟んだところにも駐車場があります。ここが弥勒山の入り口に一番近い駐車場です。Google マップでは「弥勒山駐車場」となっています。さらに大久手池の南側にも駐車場があります。この2つはいずれも「春日井少年自然の家」の駐車場となっていますが、
(※. 訂正:今日確認してきたところ、弥勒山登山口に近い「少年自然の家 第3駐車場」は「少年の家利用者以外の利用お断り」となっていたので、修正線を入れました。なお大久手池の南側の駐車場は「都市緑化植物園(グリーンピア春日井)の利用者も OK」となっていたので、こちらに停めてグリーンピアに行きつつ弥勒山に登れば、一応問題ないと思います。)
ただしこれら駐車場は午後6時くらいで閉鎖されてしまう(※. 弥勒山駐車場は午後5時に閉鎖するようです。)ので注意して下さい。そしてグリーンピア春日井の駐車場の駐車場も施設の閉園時間に合わせて、夏季(4月~10月)は午後6時、冬季(11月~3月)は午後5時に閉鎖されてしまうので、注意して下さい。
・施設案内:グリーンピア春日井
なおここで紹介した駐車場の場所は、上記『2』で紹介した地図にも記載されています。
4. お薦めの登山口と登山ルート
弥勒山には複数の登山口(入り口)があります。また上記『2』で紹介した地図を見ると分かりますが、隣りにある大谷山や道樹山などとも遊歩道が繋がっていますし、内津峠方面からも登ることができます。しかしここでは『3』で紹介した駐車場から近い登山口とそこからのお薦めルートについて書こうと思います。
『3』で紹介した駐車場から近い登山口は、3つあります。1つはグリーンピア春日井内。グリーンピア春日井の駐車場に車を停めてここから登る人は結構多いです。もう1つは県道53号沿いのグリーンピア春日井北端と隣接している「弥勒山登頂入口」の矢印案内板が出ている場所です。
しかし上記の2つは大谷山の麓を通り弥勒山方面へと抜けて行く途中が少し分かりづらいので、一番お薦めは『2』の地図で言うと「多目的広場」の向かいにある場所です。下の写真がその場所ですが、矢印案内板などはありませんが、ここから入ると一本道で弥勒山の麓の遊歩道に出られるのでお薦めです。
ここからの山頂までのルートは複雑ではありません。お薦めは『2』の地図の分かれ道にある案内板の番号で言うと「18」→「20」→「23」です。このルートは上記『1』で紹介した道幅が広く整備された道なので、非常に歩きやすいです。
選択が分かれるのが「23」の分かれ道。「山頂はこちら」と言った感じで「みろく山まで 0.4km」と案内板が出ているので多くの人が最初ここから山頂へと登るのですが、「34」を経由するルートは最短距離で登頂できますが、「23」〜「34」の間が少し道が分かりにくいうえ、急な斜面や滑りやすいところがあります。また「34」と山頂の間は『1』で紹介したかなり急な階段や岩場となっているので、私はあまりお薦めしません。
(※. 「23」の分かれ道から登るルートを撮影した動画が下にあります。あと「23」の分かれ道の脇に水場がありますが、ここの水は飲まないで下さい!詳しくは「追記その4」を参照。)
「23」の分かれ道↓↓
ではお薦めのルートはと言うと、「23」の分かれ道で「34」方面へと向かわず、広い道をそのまま進みます。すると地図に家のマークで示されてる休憩所に行き当たります。
見晴らしの良い休憩所↓↓
(※. ここからの眺めも結構綺麗です。ここまでは広い道で歩きやすいので、ここまで登るだけでも結構楽しめると思います。 )
そこからさらに広い道を進んで行くと、右側に矢印案内板のない登山口があります。ここから山頂へと向かうのがお薦めです。
矢印案内板のない山頂への登山口↓↓
「23」→「34」を経由するルートと比べると距離は長いものの、急な斜面は山頂手前くらいしかなく、それ以外は比較的緩やかな坂道となっています。また山頂手前も「34」から登るのと比べると急な部分も少ないので、こちらの方が登りやすいです。
お薦めルートを示した地図↓↓
(※. タップまたはクリックすると拡大した地図画像が表示されます)
なお上記のお薦めルートを歩いて撮影した動画をアップしたので、動画で見たい方はこちらを見てみて下さい。時間は約13分です。
お薦め登頂ルートの動画↓↓
(※. 注:この動画で「23」番の分かれ道から頂上まで「約7分」とキャプションしていますが、実際は「約13・4分」でした。)
「23」の分かれ道から登るルートの動画↓↓
(※. こちらの動画は約4分です。)
5. 頂上展望台とそこから見える景色
山頂にはベンチが複数設置されていて、休憩できるようになっています。なおトイレや水飲み場はありません。
そして展望台が整備されています。ここからの眺めはとても綺麗です。上記『1』で書きましたが、春日井市東部〜名古屋方面、犬山市や岐阜県の山々などが見られます。
展望台から見た春日井東部〜名古屋市中心↓↓
(※. 手前に見える池は「築水池」と「宮滝大池」。奥に見えるのが名古屋駅周辺の高層ビル群。)
高蔵寺ニュータウン↓↓
神屋(かぎや)工業団地↓↓
尾張富士と入鹿池↓↓
ちなみにベンチの設置されてる休憩スペースからは、多治見方面が見渡せます。こちらは木々の関係で少し見づらいですが、結構遠くまで見通すことができます。
頂上休憩スペースから見た多治見方面↓↓
多治見方面の山↓↓
6. 隣りにある大谷山と道樹山
弥勒山は大谷山や道樹山と遊歩道で繋がっているので、弥勒山からそれぞれの山へと行くこともできます。なのでこの2つの山についても、少し書いておきます。
まず大谷山についてですが、上記『2』の地図で言うと「20」番の分かれ道から、大谷山の山頂へと行くこともできます。また弥勒山山頂から「34」経由で大谷山山頂まで行くこともできます。「34」から大谷山山頂までは急な斜面はあまりないので、比較的簡単に行くことができます。しかし大谷山の山頂は見晴らしが良くないので、見晴らしを期待して行くなら、止めた方が良いと思います。
大谷山山頂↓↓
大谷山山頂から見た景色↓↓
(※. 神屋工業団地方面がわずかに開けています)
次に道樹山についてですが、大谷山山頂から道樹山山頂へと通じる遊歩道も整備されています。ここは中間地点の分かれ道の案内板までしか歩いたことがないですが、おそらくそこから道樹山山頂までも、それほど大変ではないと思います。ちなみに弥勒山山頂から道樹山山頂までのこの遊歩道は「東海自然歩道」の一部となっていて、定光寺駅近くまで続いています。
・東海自然歩道:Wikipedia
そして道樹山の頂上には御岳神社があります。ただ周りは開けていないので、見晴らしは期待できません。ただ頂上から一段下がったところにある休憩所のある辺りから、名古屋方面が見通せます。
道樹山山頂にある御岳神社↓↓
道樹山山頂手前にある見通しが開けてた場所↓↓
(※. 手前にあるのが高蔵寺ニュータウン、奥に小さく見えてるのが名古屋駅周辺の高層ビル群です)
ちなみに道樹山は宗教的役割を担っていたようで、頂上の御岳神社の他に登山道の途中にはとこどころに祠や石碑、積石などがあります。また麓には秋葉神社があります。
なおこの記事を読んで弥勒山山頂から道樹山まで行って、道樹山を下ろうと考える人がいるかもしれないので書いておくと、道樹山は弥勒山や大谷山よりも登るのも下るのも結構きついです。岩場など歩きにくいところが多く、以前麓から頂上まで登った時は、何度も心が折れそうになりました。弥勒山や大谷山ほど歩きやすくはないので、それはお薦めしません。
7. 様々な動植物が生息。イノシシやマムシに注意!
以前紹介した鳥だけでなく、弥勒山には都市部では見られないような様々な動植物が生息しています。私は見かけたことがないですが、野ウサギなんかもいるようです。
弥勒山で撮影されたと言う野ウサギ↓↓
Photo by Alpsdake(CC BY-SA)
山頂のエサ場でたまに見かけるヤマガラ↓↓
(※. ヤマガラに関して追記しました!興味ある方は「追記 その5」と「追記 その7」を読んでみて下さい。)
Photo by Alpsdake(CC BY-SA)
遊歩道脇にいた大きなヒキガエル↓↓
麓に生えていたヘビイチゴの実↓↓
(※. 食べれます。味は薄くてあまり美味しくはないそうですが…)
こう言った普段出会えない動植物に出会えるのも、弥勒山の魅力の1つと言えるでしょう。もし興味のある方は、以下のリンク先ページを見てみて下さい。
・Category:Animals of Mount Miroku:Wikimedia Commons・・・弥勒山で撮影された昆虫や動物の写真がまとめられてるページ。
・Category:Flora of Mount Miroku:Wikimedia Commons・・・弥勒山で撮影された植物の写真がまとめられてるページ。
・弥勒山で出会った鳥 : Kyu3’s Blog
ただ上記のような人間に危害がない動物だけでなく、人間に危害がおよぶ可能性のある動物も生息しています。例えば「イノシシ」。
イノシシ↓↓
Photo by Valentin Panzirsch(CC BY-SA 3.0)
イノシシに馴染みのない人には、あまりピンと来ないかもしれませんが、イノシシは本当ゴツいです!私はこれまで3・4回、弥勒山の頂上付近ででイノシシに遭遇しました。いずれも私の存在に気づくと、イノシシは不機嫌そうな声を挙げて離れて行きましたが、遭遇した時はちょっと怖かったです。
警戒心が強いので人間の存在に気づくと基本的には離れていきますが、危険を感じたりパニックになると向かってきて襲われることがあります。イノシシに襲われると言う事件は定期的に起こっているので、ニュースで見たことがあると言う方も多いと思います。
・イノシシに襲われ5人けが、大分 ゴルフ場の客や従業員:福井新聞ONLINE
・市街地にイノシシ、4人けが=台風で居場所なくす?-栃木:時事ドットコム
・狩猟中にイノシシに襲われ死亡 無線で「やられた」:朝日新聞デジタル
先日のイノシシ襲撃事件。
— 長坂 幸樹 (@Koki915N) November 4, 2018
ほんと痛そう、、、。😭 pic.twitter.com/JAmzsFbiKe
なのでもし遭遇したら、決して威嚇したり無理に追い払おうとせず、ゆっくりとその場を離れて下さい。詳しくは以下のリンク先ページを御覧ください。
(※. あとイノシシ関連の内容が「追記 その4」にもあります)
・イノシシにご注意ください:春日井市
あと1度だけ「マムシ」にも遭遇しました。麓付近の細い遊歩道で道の真ん中でとぐろを巻いていたのですが、スマホを見ながら歩いていたので、危うく踏みかけました!
とぐろを巻いてるマムシ↓↓
Photo by Ks(CC BY-SA)
マムシはこの辺りでは色んなところに生息していて、直接見たことはなくても「マムシ注意」の看板は見たある方は多いと思います。
マムシも警戒心が強いので、人間を見かけると基本的には離れていきますが、追いかけたりスマホで写真を撮ろう近づくと向かって来る(※. 経験談)ことがあるので、こちらももし遭遇したら威嚇したり無理に追い払おうとせず、ゆっくりとその場を離れて下さい。
8. その他の見どころ
最後に上記以外の見どころを紹介。まずは頂上付近。『1』で書いたように弥勒山は、愛知県と岐阜県の県境にあります。そのため頂上付近には県境を示す杭が打ってあります。杭には「愛知県」と彫られています。
あと麓の渓流沿い、『2』の地図で言うと「19」番の矢印案内板の近くに、自然の大理石が露出しているところがあります。
パッと見分かりづらいですが、上の写真の石がそうだと思います。春日井市公式HPによると「今から7千万年ほど前、地中深くにあった石灰石の地層にマグマが 触れて出来たもの」だそうで「長い年月の間に大地が上昇し、岩石が少しずつ削られ、地表に出てきた」とのことです。
・郷土誌かすがい 第63号:春日井市・・・上記の記述があるページ。
もちろん削ったり掘り起こしたりして勝手に持って行くのは駄目ですが、大理石が自然だとどのように埋設してるのか興味がある方は、見に行ってみてはいかがでしょう?
【関連リンク】
・春日井三山 ―ミニ縦走気分が味わえる、人気の三山―:日本山岳会
・春日井三山:山たまごの東海岳行
・東海自然歩道「春日井コース」:春日井市
・東海自然歩道ガイド春日井コース散策マップ(※PDF):春日井市
・山のトイレ事情。「青空トイレ」のときに、気に留めておきたい3つのこと:ヤマケイオンライン
・春日井少年自然の家:春日井市
・グリーンピア春日井
・東海自然歩道:Wikipedia
・Category:Animals of Mount Miroku:Wikimedia Commons・・・弥勒山で撮影された昆虫や動物の写真がまとめられてるページ。
・Category:Flora of Mount Miroku:Wikimedia Commons・・・弥勒山で撮影された植物の写真がまとめられてるページ。
・イノシシにご注意ください:春日井市
・郷土誌かすがい 第63号:春日井市・・・大理石についての記述あり。
・kyu3さんのタグ「弥勒山」:フォト蔵・・・弥勒山関連の写真がまとめられ見られます。
【関連記事】
・弥勒山で出会った鳥 : Kyu3’s Blog
【追記(2020年8月25日)】
上記『3』の「最寄りの駐車場について」の欄で書かれてる内容が一部間違っていたり等したので、修正・追記しました。
【追記 その2(2020年8月27日)】
グリーンピア春日井の公式HPで弥勒山のより詳細な地図が公開されていたので、上記『2』にこのことを追記しました。
・いろいろな地図:グリーンピア春日井
【追記 その3(2020年9月2日)】
上記『7』で使用してたイノシシの写真を別の写真に変更しました。
【追記 その4(2020年9月24日)】
先日 弥勒山に登ったところ、上記『4」の「お薦めの登山口と登山ルート」にも書いた山の中腹にある「23」の分かれ道…のすぐ脇にある水場に「この水飲むな!40m上流に猪水風呂ある」と言う注意書きがされていました。
問題の水場↓↓
注意書き↓↓
なので、ここの水は決して飲まないようにして下さい!イノシシ関連のウイルスなどに汚染されてる可能性があるので。
【関連リンク】
・イノシシと人間のあつれき:野生動物との共存を考える | nippon.com
【追記 その5(2020年10月16日)】
ヤマガラについて追記。山頂付近にいるヤマガラは人に慣れていて、かなり近づけます。
ちなみにこの時は100円ショップで買った鳥の餌を持って行ったのですが、Twitter で教えてもらった情報によると、クルミやピーナッツの方が好物なのだそうです。うまく行けば、手から直接食べてもらえる可能性も。
なのでこれらを持って行くと、弥勒山がより楽しめるかもしれません。ちなみにヤマガラが普段食べてる好物は、エゴノキの実だそうです。
エゴノキの実を好み、秋にはくちばしでたたいて穴をあけ、中身を食べている姿をよく見かけます。
※. サントリーの愛鳥活動 日本の鳥百科の「ヤマガラ」のページより引用。
【関連リンク】
・野鳥のヤマガラの好きな食べものは、なに?:とりのる
・クルミ大好きヤマガラ〜布団皮ほどいて整理:八ヶ岳山麓清里から~杏荘便り
・No.24 ヤマガラとエゴノキの実:NPO法人 日本パークレンジャー協会
【追記 その6(2020年10月26日)】
上記本文「4. お薦めの登山口と登山ルート」に、実際お薦めルートを歩いて撮影した動画を追加しました。以下のリンク先動画がそれです。
・弥勒山のお薦め登頂ルート:YouTube
【追記 その7(2020年11月1日)】
上記本文「4. お薦めの登山口と登山ルート」に、最短ルートとなる「23」番の分かれ道から登るルートを歩いて撮影した動画を追加しました。以下のリンク先動画がそれです。
・弥勒山:「23」番分岐点からの最短ルート:YouTube
あと「追記 その5」でヤマガラが手の上のピーナッツを食べてくれると言う話を聞いたので試したところ、私にもできました!以下の動画がその様子です。動画の長さは 5秒です。
ちなみにピーナッツはコンビニ等でも売っているので、もし興味があれば、買って持って行ってみてはいかがでしょう?
奈良県の香具山は地上の香具山と言われ、こちらは高天願の香具山と言う訳でして、当時は伊勢海が濃尾平野一杯に入った海でした。内津も湊でした。
外国人観光客が失望する香具山ですが、新益京(藤原京)の時代に敷地に遷座されました。
神領と呼ばれ南の東谷山には、伊勢湾の潮の満ち引きで井戸の水位が変化する伝承の井戸が有ります。こちらは正真正銘の高尾張山で、元は御春山で、尾治山を経て尾張山と呼ばれ香具山と同じく遷座され春日山と奈良県で呼ばれます。東谷山の西に春日地名は名残りです。更に西には大治や葛城地名が配置されてますが、高尾張山の麓には、蔓木邑が有りました。