東海自然歩道からの帰路、山を下っていると、道路沿いの斜面から動物の気配がしました。そちらを見てみると、離れた所にキジがいました。後で調べて分かったのですが、「ヤマドリ」(※. 地域分類で言うと「キタヤマドリ)と言う種類のキジでした。

山で付いてきたヤマドリ(キタヤマドリ) - 1
山で付いてきたヤマドリ(キタヤマドリ) - 1 posted by (C)kyu3

山で付いてきたヤマドリ(キタヤマドリ) - 3
山で付いてきたヤマドリ(キタヤマドリ) - 3 posted by (C)kyu3

これまでの経験から「キジは基本的に警戒心が強く、人間の存在を確認したらすぐに逃げる」と思っていたので、離れた所から観察しつつ、スマホで写真や動画を撮影しました。

「さて、そろそろ帰ろう」とその場を離れましたが、その時 妙なことに気づきました。このキジ、逃げるどころかなぜか私と同じ方向に歩いているのです。距離は離れたままでしたが、まるで平行移動してるかのように、同じ方向に歩き続けていました。

「ひょっとして付いてきてる?」と思った私は、2・3度歩いては止まるを繰り返しました。するとキジは私が歩きだすと歩き出し、止まるとその場で止まるのでした。「このキジ、付いてきてる!」と私は確信しました。

ただ不思議でなりませんでした。キジは警戒心が強いのに、一体なぜ?人間に興味があるのか?あるいは昔人に飼われていて、エサがもらえると思ったのか??

真相は分かりませんが、とりあえずどこまで近づけるか試してみることにしました。ただまっすぐキジの方へ向かうとさすがに逃げると思ったので、平行移動してるキジに対し徐々に近づくように、歩く向きを徐々にキジ側に寄せて行きました。

その結果、一番近づいた時に撮影した動画が以下の動画です。距離にして 70 〜 80cm くらいでしょうか。スマホを持って手を伸ばせばギリギリ、スマホの先で触れられるくらいの距離まで近づけました。



近づいても逃げなかったヤマドリ(キタヤマドリ) - 8
近づいても逃げなかったヤマドリ(キタヤマドリ) - 8 posted by (C)kyu3

これ以上近づくとスッと離れたので、手が届かない距離が境界線だったのでしょう。

それにしても、まるで着物の柄のようなとても綺麗な模様のキジでした。特に警戒してる様子もなく、動画に写ってるようにポーポー言いながら、繰り返し地面を突いていました。

近づいても逃げなかったヤマドリ(キタヤマドリ) - 3
近づいても逃げなかったヤマドリ(キタヤマドリ) - 3 posted by (C)kyu3

近づいても逃げなかったヤマドリ(キタヤマドリ) - 5
近づいても逃げなかったヤマドリ(キタヤマドリ) - 5 posted by (C)kyu3

ひとしきり観察しスマホで写真や動画も撮影したので、別れを告げてその場を立ち去りましたが、何とこのキジ、その後も付いてきました!

道路を歩くヤマドリ(キタヤマドリ)
道路を歩くヤマドリ(キタヤマドリ) posted by (C)kyu3

ただ私は道路を歩く必要があったので、付いてきて車に轢かれたりしたら嫌だなと思い、できるだけ体を大きく見せて、軽く奇声を上げて追いかけて山に戻そうと試みました。しかし向こうは特に怖がる様子もなく…。一応私が近づけば離れるのですが、離れるとまた付いて来ました。



2・3度追いかける行為を繰り返すと、何とか道路を出て山に入ったので、そのタイミングで今度はダッシュで一気に道路を下りました。走りながら振り返ると、何とこのキジ、山の中をダッシュで追いかけて来ていました!!ww

ただ見えなくなるくらい距離が離れると、さすがにあきらめたのか、付いて来ていませんでしたが。

それにしても、なぜこのキジはそこまで付いて来たかったのか?そんなにも人間に興味があったのか?あるいは付いて行けば、また人間と一緒に暮らせると思ったのか??真相は謎です。


街・野山・水辺で見かける 野鳥図鑑
柴田 佳秀
日本文芸社
2019-05-18





【関連リンク】
ヤマドリ:日本の鳥百科 サントリーの愛鳥活動
ヤマドリ:Wikipedia
キタヤマドリとは:コトバンク
キジ科 キタヤマドリ:ナンでも図鑑 (動物偏)

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弥勒山で出会った鳥(追記あり) : Kyu3’s Blog
鳥の名前を調べるのにサントリーの「日本の鳥百科」がお薦め! : Kyu3’s Blog
タグ「鳥」 : Kyu3’s Blog・・・上記以外の「鳥」関連の記事が見られます。


【追記(2020年10月8日)】


その後 Twitter で、同じ場所でヤマドリに出会ったと言う方とやりとりしました。どうやらその方が出会われたヤマドリは、私が出会ったヤマドリと同じ個体のようでした。

また色々調べてみたら、どうやらヤマドリの中には、人間に付いてくる個体がいるようです。全部が全部そうではないでしょうが、人間に強い興味を持っている個体もいるようです。

以下の動画は、茨城県の筑波山で撮影された動画とのことですが、やはり山歩きをしていたら付いてきたそうです。