2019年から始まった「ジャパンポッドキャストアワード(Japan Podcast Award)」。今年も開催され、現在大賞およびノミネート作品の審査とリスナー投票が行われていますが、それに合わせて私個人が選ぶ「ポッドキャストアワード 2020」を書こうと思います。

選考基準や各賞は「ジャパンポッドキャストアワード 2020」とできるだけ同じ感じになるようにしました。そして番組は、昨年(2020年)私が聞いたポッドキャスト番組の中から選びました。ちなみに「ジャパンポッドキャストアワード 2020」の選考基準と各賞は公式サイトにもありますが、以下のページが見やすいと思います。

豪華選考委員8名発表!「JAPAN PODCAST AWARDS 2020」開催 - 記事詳細:Infoseekニュース


【目次】
  • ベスト パーソナリティ賞
  • ベスト エンタメ賞
  • ベスト ナレッジ賞と大賞
  • NEXT クリエイター賞(新人賞)
  • その他お薦め(リスナーズ・チョイスと推薦作品)
  • ジャパンポッドキャストアワードへの提言

ベスト パーソナリティ賞


まずは「ベスト パーソナリティ賞」。こちらは名前の通り「最も魅力的なパーソナリティに贈呈される部門賞」です。

私が選んだのはタイムマシン部のラジオ』の白井 良さん!『タイムマシン部(初代)』『タイムマシン部2』『タイムマシン部G』(※.音源1音源2)、そして『タイムマシン部のラジオ』と10年以上ポッドキャストを続けている方で、途中休んでる時期や『2』では2人組でやってたりもしてますが、それ以外はずっと1人で毎回1時間近くしゃべり続けていて、本当すごいなと思います。話の内容も『初代』から面白く、私にとって彼はまさに「ベストパーソナリティ」だと思います。

‎タイムマシン部のラジオ:Apple Podcast
タイムマシン部のラジオ:Spotify

あとジャパンポッドキャストアワードには「助演賞」と言う賞はありませんが、もしあったら、白井さんと一緒に10年以上ポッドキャストを続けている AD 笠原さんにあげたいです。笑い屋として常に白井さんの話に合わせて笑い続けている笠原さんも、本当すごいなと思うので。

最近放送されお気に入り回↓↓



ベスト エンタメ賞


次は「ベスト エンタメ賞」。こちらは「(カルチャー・ドラマ・コメディ・ホラー・トークなど)最もエンターテインメント性に優れたポッドキャストに贈呈される部門賞」だそうです。

正直この賞の選考は、かなり迷いました。なぜなら私が聞いてる番組の多くが、賞で言うとこの賞の選考対象に含まれるからです。しかし各賞ではなくジャパンポッドキャストアワード全体の選考基準として「今、絶対に聴くべきPodcast、もっと世の中に知られるべきPodcastであり、そのPodcastを通じて、制作者が新しい視点を生み出しているか」とあるので、今回は「制作者が新しい視点を生み出している」と言う点を重視して選びました。

…と言うことで前置きが長くなりましたが、私が「ベスト エンタメ賞」に選んだのは営農とサブカルです!北海道で米農家をされてるジョンさんが映画や漫画、ゲームなどを取り上げ、作品の農業描写や実在したらどの様なものになるかなどを分析・解説する番組で、こう言った視点での番組作りは本当斬新だと思います。農業や植物に詳しくない私にとっては、毎回新しい視点を得られる番組だなと感じます。

‎営農とサブカル:Apple Podcast
営農とサブカル:Spotify

この斬新な視点が注目され、昨年 TBSラジオの人気番組でジョンさんが特集を担当し、ポッドキャスト界隈で大きな話題となりました。

TBSラジオ『アフター6ジャンクション』 特集:農業視点で<映画>や<ゲーム>を味わう(ゲスト:ジョン):Spotify

こう言った話題となる出来事があったと言う点からも、『営農とサブカル』は2020年の「ベスト エンタメ賞」にふさわしいと思います。ちなみにこの番組はジャパンポッドキャストアワードでも「ベスト エンタメ賞」にノミネートされています。

2020 NOMINATIONS:ジャパンポッドキャストアワード2020

お気に入り回↓↓





ベスト ナレッジ賞と大賞


次は「ベスト ナレッジ賞」。こちらは「(学習・テック・ビジネス・ニュース・ライフスタイルなど)最も知的好奇心を刺激するポッドキャストに贈呈される部門賞」だそうです。

こちらも聞いてる番組の中で選考対象が複数あり、迷いましたが、私が選んだのはTBSラジオ『アフター6ジャンクション』です。そして「最も優れた作品に贈呈される」大賞も『アフター6ジャンクション』です。

『アフター6ジャンクション』(通称「アトロク」)は毎週月〜金曜日の夕方から夜にかけて生放送で配信されてるラジオ番組で、毎回多彩なカルチャー情報やカルチャー関連の特集が放送・配信されるのですが、知的好奇心を刺激されるものが多く、さすがプロと言ったところ。ゲストも多彩で、有名人も数多くゲスト出演しています。

‎TBSラジオ「アフター6ジャンクション」:Apple Podcast
‎TBSラジオ「アフター6ジャンクション」:Spotify

メインパーソナリティーのライムスター宇多丸さんのトークも面白く、日替わりで登場する TBSアナウンサーの方々も個性豊かで面白い人が多いです。

ちなみにこの番組はラジオ放送なので「radiko」でも聞くことができます。また本放送とは別に収録された Spotify 限定配信番組『別冊アフター6 ジャンクション』が、『営農とサブカル』と同じく、ジャパンポッドキャストアワードの「ベスト エンタメ賞」にノミネートされています。

別冊アフター6 ジャンクション:Spotify
2020 NOMINATIONS:ジャパンポッドキャストアワード2020

お気に入り回↓↓





NEXT クリエイター賞(新人賞)


ジャパンポッドキャストアワードにはもう1つ「Spotify NEXT クリエイター賞」と言う賞があります。こちらは Spotify が自社プラットフォームで配信されている番組の中から「自社データをもとに、今後さらなる活躍が期待されるクリエイター」に贈る賞だそうです。最大3組選ばれるそうです。

これをどうしようかと考えたのですが、「今後さらなる活躍が期待される」と言う言葉を多少曲解して、他の賞と被らない形で「新人賞」ならそれっぽいなと思ったので、昨年知った番組の中から今後活躍が期待される番組を選ぶことにしました。

…と言うことで「Spotify NEXT クリエイター賞」改め「NEXT クリエイター賞(新人賞)」『インスタSNSニュース@聴くまとめ』です!特徴は情報が早いこと。写真販売業をされてる Koukichi_T さんが、SNS 関連ニュースや写真販売等々について話してる番組なのですが、更新頻度が高く、1日に数回アップされることもあります。なので、最新の SNS 関連の情報等を、いち早く知ることができます。SNS 関連の情報に興味ある方にお薦めです。

‎インスタSNSニュース@聴くまとめ by Koukichi_T:Apple Podcasts
インスタSNSニュース@聴くまとめ by Koukichi_T:Spotify

最近放送されたお薦め回↓↓



その他お薦め(リスナーズ・チョイスと推薦作品)


ジャパンポッドキャストアワードには、その他に一般投票によって決定する部門賞「リスナーズ・チョイス」があります。こちらは上位10作品まで発表され、最多得票を獲得した番組にこの賞が送られるそうです。また上記大賞と部門賞に惜しくももれた作品を、公式サイトで「推薦作品」として紹介しています。

RECOMMENDS | JAPAN PODCAST AWARDS 2020:ジャパンポッドキャストアワード2020

…と言うことで、これら2つを兼ねて、上記の受賞番組以外のお薦め番組を以下で紹介します。

Apple News ワンボタンの声
Wood Stream のデジタル生活
ブックメン
朝日新聞 ニュースの現場から・・・「2020」大賞にノミネート
流行りモノ通信簿
アシカガ CAST
WELCOME タイ沼
少女漫画喫茶
映画の話をしてるのに必ず脱線して違う話になるポッドキャスト
バイリンガルニュース
コテンラジオ・・・「2019」で2冠「2020」も大賞にノミネート
Rebuild
ふゆのライオン
backspace.FM
海外ドラマフレンズ
朝日新聞 ニュース深堀り
週刊 日経トレンディ & クロストレンド
ゲームなんとか
音亀
おあとがよろしいようで
#radiotarosite
狭くて浅いやつら


ジャパンポッドキャストアワードへの提言


最後にジャパンポッドキャストアワードへの提言を書こうと思います。前回は「大賞」と「Spotify 賞」の2つしか賞がなく、ジャンル分けもされていない点が課題の1つとして指摘されていました。それを受けて今回はジャンル分けがある程度され、賞も全部で6つに増えてるので、この点は良くなったと思います。

ただジャンル分けは、まだ不十分だと思います。今回ジャンルで言うと「ベスト エンタメ賞」と「ベスト ナレッジ賞」の2つがありますが、どちらも基準が曖昧で様々なジャンルの番組が含まれており、正直どちらの賞のノミネート作品を見比べても、何を基準に選んだのか、どうしてこれらの番組がこの賞にまとめられてるのか良く分かりません。

あと例えば日本だと語学学習がポッドキャストの人気ジャンルの1つですが、今回だとノミネートされてるのは「ベスト エンタメ賞」の『UK vs US:Fancy an English Battle ?』のみ。しかもノミネートされてる他の番組は、いずれも語学とは関係ない番組。これだと語学学習用の優れたポッドキャスト番組を探している場合、ジャパンポッドキャストアワードは役に立ちません。そして他のジャンルについてもそれが言えると思います。現状の分け方だと、ジャンル分けしている意味があまりないように感じられます。

なので私はもう少し細かくかつ明瞭なジャンル分けした方が、多くの人にとって意味あるジャンル分けになると思います。例えば以下の通りです。

語学学習・・・文字通り語学学習に関する番組。コーナーの1つが語学学習でも可。(今回ノミネートされた作品だと『UK vs US:Fancy an English Battle ?』、他に有名どころでは『バイリンガルニュース』等)
ニュース・時事問題・・・ニュースや時事問題に関する番組。(今回ノミネートされた番組だと『朝日新聞 ニュースの現場から』、他に有名どころでは『NHK ラジオニュース』『荻上チキ・Session』等)
文化・教養・テクノロジー・・・映画やドラマ、アニメ、漫画等の紹介や語学以外の学習コンテンツ、テック系の話題等。(今回ノミネートされた番組だと『歴史を面白く学ぶコテンラジオ』や『味な副音声 〜Voice of food〜』、『営農とサブカル』等)
エンターテイメント・・・ラジオドラマやトーク番組等。(今回ノミネートされた番組だと『ロバートpresents聴くコント番組〜秋山第一ビルヂング〜』や『シノブとナルミの毒舌アメリカンライフ』、『令和版・夜のミステリーseason1』等)

その一方で「ベスト パーソナリティ賞」は、むしろ無くても良いように思います。と言うのも魅力的なパーソナリティと優れた番組への賞を分けると、何だかちぐはぐな感じがするので。例えばこの賞に選ばれたパーソナリティの番組は「パーソナリティは優れてるけど、番組はそうでもない?」と言う風にも見えます。

それと日本でもポッドキャストに参入する企業や有名人が増えています。ノミネート作品を見比べても、前回よりも企業制作や有名人の番組が増えてるように思われます。

ジャパンポッドキャストアワード 2019

一般の人が作ってる番組は企業や有名人による番組と比べ、資金力でも知名度でも不利です。そのためひょっとしたら近い将来ノミネート作品が、資金力や知名度を生かした企業や有名人の番組ばかりになってしまうのではと懸念しています。

そうなるとポッドキャスト業界が面白くなくなってしまうと思いますし、そう言った不利を乗り越えて素晴らしい番組を制作している人たちを増やし支援する意味でも、企業や有名人制作でない番組のみを選考対象にした「インディーズ賞」なるものを作った方が良いのではと思います。

あと各賞の決定についても一言。今回一般リスナーの投票によって決定する「リスナーズチョイス」と審査員が決める賞を分けたことは、1つのやり方としては理解できます。ただこれだと結局「リスナーズチョイス」以外の賞は審査員だけで決定することになり、ある種非常に偏ったものになるのではないでしょう?そうなると結局前回と同じで、何と無く多くの人に不満のある結果になり、結果ジャパンポッドキャストアワード自体の評価もあまりパッとしないままになってしまうのではと。

前回のことに触れたので言うと、前回2冠を達成した『コテンラジオ』は私もずっと聞いてますし、誰もが認める素晴らしい番組だと思います。しかしこの番組が審査員のみの決定で2冠となってしまったことで、この番組だけが注目・評価されることになり、他の『コテンラジオ』と同じくらい素晴らしいノミネートされた番組が、その後あまり注目されず、アワード自体がすごく尻すぼみになってしまったように感じました。

音声コンテンツの新たな指標を目指す「JAPAN PODCAST AWARDS」が開催決定、エントリー受付を開始:TechCrunch Japan・・・前回の選考に関する記事。

なので、ある程度番組数を絞り込むことために1次審査をスタッフや審査員のみで行うのはしょうがないし、そうせざるを得ないと思いますが、その後各ジャンルで一般投票を行い、それぞれの賞を決定する方が良いと思います。そうすることである程度偏りを抑えることができると思いますし、審査するためノミネートされてる番組を聞く人も増えるのではと思います。

また大賞に関しては、各ジャンルの賞にノミネートされた作品の中からもっとも票を得た番組が獲得し、大賞が出たジャンルは2位が繰り上がって部門賞を得る形にしたら良いと思います。そして審査員は審査員特別賞と言う形で、やはりノミネート作品から何番組か選ぶ形にしたら良いのではと。そうすることで多くの番組が注目されることになり、結果ポッドキャスト業界の発展に繋がると思います。







【関連リンク】
ポッドキャストアワード観覧席:Anchor・・・ジャパンポッドキャストアワードについて語っているポッドキャスト。
タイムマシン部:Wikipedia
アフター6ジャンクション:Wikipedia
ポッドキャスト用マイクロホンの選び方:Shure 公式ブログ

【関連記事】
iPhoneのPodcastアプリで聴けるお薦めポッドキャスト番組15選 : Kyu3’s Blog
Covid-19 関連のお薦めポッドキャスト(追記あり) : Kyu3’s Blog
タグ「ポッドキャスト」 : Kyu3’s Blog・・・上記以外のポッドキャスト関連記事が見られます。 


【追記(2021年2月3日)】


ジャパンポッドキャストアワードの提言に関して追記。あと大賞を取ったら、翌年以降は参加できないようにした方が良いのではと思います。そうしたら毎年新しい番組が大賞を取って注目されることになり、結果多くの番組が注目され、それがポッドキャスト業界の発展に繋がると思うので。

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