先日リリースされた iOS 15 から、iOS 版と iPad 版 Safari でも拡張機能が使えるようになりました。そこで早速導入して良かったと感じたのが、今回紹介する「Svadilfari」です。画面上で予め設定してあるように指を動かすこと(ジェスチャー)で、Safari の様々な機能や JavaScript を実行できます。

Svadilfari・・・公式サイト。
‎Svadilfari:App Store

ちなみに「Svadilfari」の読み方は「スヴァジルファリ」と思われます。「スヴァジルファリ」は北欧神話に登場する馬の名前です。
※. 拡張機能の名前に関しては、追記にも情報を載せています。良かったら見てみて下さい。

スヴァジルファリ:Wikipedia

【目次】
  1. Svadilfari の実際の動作と機能一覧
  2. 意図しないアクションが実行されてしまった時の Tips
  3. 拡張機能の設定方法と注意点

1. Svadilfari の実際の動作と機能一覧


まずは実際動作してるところを御覧下さい。以下の動画では、指を『 ↑ 』『 ← 』の順に動かすジェスチャーで「タブ(ページ)の複製」を2回実行したあと、『 ↑ 』『 ↓ 』の順に動かすジェスチャーで「開いてるタブを全部閉じる」を実行してます。

Svadilfari 実行中の動画↓↓
(※. 動画の長さは20秒です。)


実際試してみると分かりますが、ジェスチャーはメニューを選択するよりも素早く操作を実行できるので、すごく便利です!ちなみに私が今設定してるのは「開いてるタブを全部閉じる」と言うアクションと、「ページの URL で Twitter 検索する」 JavaScript、そして「開いてるページのタイトルと URL をコピーする」 JavaScript の3つですが、特に前者2つはともによくやる動作です。それが瞬時にジェスチャーで実行できるので、本当便利だなと思います。

ただ少しコツを覚える必要があると思います。上の動画を見ても分かる通り、タッチディスプレイ上で指を動かすとどうしても画面が動いてしまうので。最初はそれが気になりますし、実際うまく実行できないこともたまにあります。しかし繰り返しやってると画面の動きは気にならなくなり、コツも掴めると思うので、インストールした際は繰り返し練習すると良いと思います。

ちなみに2021年9月現在設定できる Safari の機能(アクション)は、以下の画像の通りです。あとジェスチャーは予め用意されてるものを使用することもできますし、自分でオリジナルのジェスチャーを作成することもできます。

設定できるアクション一覧↓↓


予め用意されてるジェスチャー↓↓


オリジナルジェスチャーの作成↓↓


JavaScript の設定↓↓


2021年9月 2021年10月 現在で使える機能一覧↓↓
  • 既存のジェスチャーからアクションを設定
  • オリジナルのジェスチャーを作成
  • 既存のアクション以外に JavaScript を設定
  • 拡張が機能しないサイト(除外リスト)の設定
  • New ジェスチャーの編集機能
  • New ジェスチャーの感度調整

なお Svadilfari についてツイートしたところ、開発者さんに直接リプを頂けました。それによると現在は一度設定したジェスチャーを編集できませんが、アップデートで編集機能も実装予定とのこと。またアプリ(拡張機能)をオープンソース化するそうです。
※. ジェスチャーの編集機能が追加されました!詳しくは「追記 その6」を参照。



2. 意図しないアクションが実行されてしまった時の Tips


次に Svadilfari の Tips(ちょっとしたお役立ち情報)を1つ書こうと思います。Svadilfari で設定したジェスチャーを実行すると、下の画像のように実行したアクションが画面に表示されます。



この際もし意図せずアクションが実行されてしまったのであれば、指をそのまま画面から離さずしばらく置いたままにすると、アクションが自動的にキャンセルされる場合があります。

もしくは意図せず実行されたのが例えば「 ↑ 」「 → 」のジェスチャーに設定されてるアクションの場合、実行されるアクションが画面に表示された状態で指をそのまま画面から離さず、さらに「 ↓ 」とか「 ← 」などに指を動かすと、そう言ったジェスチャーが設定されていなければ、表示されたアクションはキャンセルされます。なので、もし意図しないアクションが実行されてしまった場合は、これらの方法を試してみてはいかがでしょう?


3. 拡張機能の設定方法と注意点


最後に拡張機能自体の有効・無効の仕方について。iOS・iPadOS 版の拡張機能はインストール後、設定で有効化しなければ機能しません。有効の仕方は2つ。

まずは設定アプリを使った方法。設定アプリの Safari の設定から「機能拡張」を選択。そして次に有効(あるいは無効)化したい拡張機能を選択し、各拡張のページで有効(あるいは無効)化します。

設定アプリで個々の拡張機能を有効↓↓


もう1つの方法は、Safari を使った方法です。Safari のアドレスバーにある「あぁ」部分をタップすると表示されるメニューの中から「機能拡張の管理」部分を選択します。すると有効無効切り替えることができるので、ここで有効(あるいは無効)化します。

Safari を使った拡張機能の有効無効↓↓
(※. もし拡張機能が表示されない時は、一度 Safari でページを再読み込みして下さい。)


さらに Svadilfari の場合は、もう1段階設定が必要になります。「あぁ」のメニューの拡張機能の名前の欄に「注意」を示すマークが表示されてると思うので拡張名をタップすると、「1日ごとに(使用を)許可」するのか「常に許可」するのかと、「このサイトでは常に許可」するのか「すべての Web サイトで許可」するのかを選ぶアラートが表示されます。それらを選択し許可すると、ようやく Svadilfari が使えるようになります。

期間やサイトごとの許可設定↓↓
(※. 下の画像は別の拡張機能の時に撮影したものですが、Svadilfari も同じです。)


なお有効にするやり方については Svadilfari のチュートリアルでも説明されてるので、もし分からなかったらそちらを御覧下さい。

そしてこれは今回紹介した Svadilfari に限らず拡張機能全般に言えることですが、拡張機能はとてもブラウザを便利にする反面、セキュリティ的リスクもはらんでいます。下の記事は PC 版ブラウザに関する記事ですが、Safari でも同じことが言えると思います。

ChromeやFirefoxのブラウザ拡張機能は本当に安全か?:ライフハッカー

一応 Apple も個々の拡張機能が問題ないかチェックはしていますし、今回紹介した Svadilfari だと開発者さんがセキュリティ的懸念に関して「オープンソース化して透明化を図る」と言っておられるので大丈夫だと思いますが、個々の拡張機能の設定欄の下に書かれている注意書きの通り、拡張機能にはセキュリティ的リスクがあります。なので、特に Safari で特定のサイトにログインした状態で使用してる方はこの点に留意して、拡張機能を使った方が良いと思います。

個々の拡張機能の設定欄下に記載されてる注意書き↓↓








【関連リンク】
Svadilfari・・・公式サイト。
‎Svadilfari:App Store
機能拡張を入手して iPhone の Safari をカスタマイズする:Apple サポート
‎ウェブ閲覧を快適に:App Store ストーリー・・・iOS・iPadOS 版の Safari 拡張機能の紹介。

【関連記事】
iOS版Safariの広告ブロック拡張「1Blocker」は、ブロックしたい要素を指定(タップ)してブロック可能!
iOS 9 Safariの「広告ブロック機能」は64bit CPU端末のみ使用可能!
タグ「Safari」・・・上記以外の Safari 関連の記事が見られます。
タグ「拡張機能」・・・拡張機能関連の記事が見られます。


【追記(2021年9月26日)】


拡張機能の名前について開発者さんがツイートされていたので、以下に掲載しておきます。


あと Svadilfari のオリジナル・ジェスチャーの作り方に関して良いアイデアをツイートされていた方がいたので、そのツイートも掲載しておきます。確かに文字の方が覚えやすいかもしれません。



【追記 その2(2021年9月26日)】


文章を少し修正・加筆しました。


【追記 その3(2021年9月27日)】


Svadilfari のアクションとして追加した JavaScript に関して別に記事を書いたので、良かったら見てみて下さい。

iOS版Safariで動くJavaScript・ブックマークレット(おもにTwitter関連)


【追記 その4(2021年9月28日)】


拡張機能の有効無効は、設定アプリを使わずに Safari のみでもできました。なので「3」の拡張機能の設定に関する部分を書き直しました。


【追記 その5(2021年9月28日)】


非常に興味深く、かつ有用な Svadilfari の活用方法をされてる方がいたので、以下に掲載しておきます。同じ様に普段よく LINE に URL 送信をされてる方いたら、チャレンジしてみてはいかがでしょう?

【iOS15】Safariのジェスチャー機能で記事URLを自分のLINEに即送信する:ガジェラン


【追記 その6(2021年10月19日)】


今日リリースされた最新のアップデート(Ver. 1.1.0)で、要望していたジェスチャーの編集機能が追加されました!あと感度の調整機能も追加されました。





これでこの拡張の不満点がなくなったので、まさに「☆5つ」の最高の拡張だと思います。ヽ(*´∀`)ノ 感謝!!

ちなみにこのバージョンでは上記以外にも新しいアクションとして「戻る・進む」や「URLを開く」も追加されています。また「2本以上の指がある場合に、ジェスチャーとして検出しない」ようにもなったそうです。

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