最近使っているUIのカスタマイズ性が高い Twitter クライアント「Spring Mini for Twitter」と「Spring for Twitter」を紹介します。
<追記(2023年1月22日)>
残念ながらイーロンマスクのせいで、Spring for Twitter も使えなくなりました。記事はこのまま残しますが、その旨了承の上お読みください。
<追記(2023年1月23日)>
Spring Mini for Twitter も使えなくなっていました。
<追記(2023年4月10日)>
Spring for Twitter の開発者さんが、Spring をベースに Mastodon クライアントを開発しています。現在はまだクローズドβですが、興味ある方はこちらのリンク先の開発者さんの Mastodon アカウントのページで情報発信してるので、そちらを御覧ください。
【目次】
最初に「Spring Mini for Twitter」(以下『Mini』)と「Spring for Twitter」(以下『Spring』)の違いについて。開発してる人や機能は同じですが、 Mini はiOS版のみ、Spring はiOS版に加え、iPadOS版とMac版がユニバーサルで使えます。
両方とも有料で、2021年11月20日現在 Mini が490円、Spring が1220円となっています。
(※. 2023年1月17日現在は Mini が1100円、Spring が1900円となっています。)
・Spring mini for Twitter:App Store
・Spring for Twitter:App Store
ちなみに実際どんなカスタマイズができるかやどのように動作するか試せる無料アプリ「Spring Lite for Twitter」もリリースされています。
・Spring Lite for Twitter:App Store
なおこのアプリでは個人のアカウントでログインしたり、ツイートを投稿したりすることはできませんが、UI のカスタマイズはひと通りできます。なので、有料版で試す前に一度こちらで試してみるのも1つの手かと。
このアプリの1番の特徴は、何と言っても UI のカスタマイズ性の高さだと思います。以下カスタマイズ項目をざっと挙げてみました。
上記が全てではないですが、これだけでもかなり使い勝手を向上させられると思います。ちなみに私がカスタマイズした状態は、こんな感じです。
主なカスタマイズ内容↓↓
カスタマイズ性の高さに加え、色んな機能も搭載されています。これもざっと挙げてみました。
なおスワイプ操作に関してですが、Spring のiPadOS版やMac版にも設定項目がありますが、機能が使えるのはiOS版の Spring(と Mini)のみです。今後iPadOS版やMac版で使えるようになるかは不明です。
あとこれも魅力に感じる人がいるのではと。iPad版とMac版の Spring はスプリットビューやリストの複数表示機能を使って、こんな風に Tweetdeck 風のカラム表示(複数列)が可能です。
最後に感想と気になる点について。この Twitter クライアント、値段はこの種のアプリとしては少し高いですが、UIのカスタマイズ性の高さや豊富な機能があり、基本的には満足しています。
ただ気になる点も3つほど。
「RTアイコン」と「引用RT」に関しては、他の Twitter クライアントと異なる点なので、未だになかなか慣れずにいます。「引用RT」に関しては、これも1つの考え方だとは思いますが、どうしてもいつもリプと勘違いしてしまいます。😅
ちなみに日本語化は最近されたばかりなので、「誤訳が多い」のはしょうがないところですが。なお誤訳に関しては、開発者さんの公式 Twitter にリプすると対応してくれるようなので、もし気になるようであれば報告してみてはいかがでしょう?ちなみに私もいくつか報告しました。
(※. 誤訳がほとんど修正されていました。詳しくは「追記 その3」を参照。)
<追記(2023年1月17日)>
現在 Twitter 社は、サードパーティー製アプリの排除をこそこそ行っています。Spring と Mini は今のところその対象にはなっていないものの、いつ Twitter 社が両アプリを対象とするかは全く読めない状況です。
・現在有志によって確認されてるサードパーティー製 Twitter クライアントの利用可否
・Twitterのサードパーティアプリ遮断は意図的なもの──The Informaton報道:ITmedia NEWS
・サードパーティー製Twitterクライアントアプリの「Tweetbot」はTwitterから意図的に締め出されている可能性:GIGAZINE
そのためその旨を理解した上で、購入して下さい。
あと使えなくなったサードパーティー製アプリの代替として Spring や Mini が注目されたからか、両アプリを使ったツイート数が増え、これまで経験しなかった API 上限を超えてツイートやリツイートができなくなる問題が発生しました。実際今日一時的に、それが理由でツイートやリツイートがエラーが表示されできなくなりました。
この時 Spring もBANされたのかと思い公式アカウントにリプライしたところ「API上限を超えた」と教えてもらい、そうでない事が分かりましたが。😅
確認する方法としては、BANされた場合は TL などが更新されず、「いいね」なども行えません。しかしツイートの API 上限超えの場合はTL自体は更新され、リツイートはできないものの「いいね」はできるので、それでBANされたかどうか見極めれると思います。
繰り返しになりますが、BANされたサードパーティー製アプリの代替として注目され利用者が増えてる可能性があり、API 上限超えがたびたび起こるようになるかもしれません。その旨も理解した上で、購入した方が良いと思います。
<追記(2023年1月20日)>
Twitter 社が規約の一部を変更し、禁止事項に「Twitterアプリの代替または類似サービス、製品の作成の禁止」を追加しました!そのためサード製アプリが、今後使えなくなる可能性が高まりました。
・Twitterのサードパーティー製アプリ禁止、正式決定 「Twitterアプリの代替または類似サービス禁止」 規約がひっそりと変更に:ねとらぼ
・Twitter、「開発者契約」を密かに改定し、公式にサードパーティアプリを禁止:ITmedia NEWS
・Twitter、サードパーティアプリを禁止:Impress Watch
・Twitter、サードパーティー製クライアントアプリの禁止を正式に発表:ASCII.jp
現時点ではまだ Spring および Mini 両方とも使えています(※. ただしAPI上限に達しツイートやリツイートができなことがたびたび起きています)が、いつ使えなくなるかは不明ですが、今後使えなくなる可能性は高いのではと思われます。
【関連リンク】
・Spring mini for Twitter:App Store
・Spring for Twitter:App Store
・The one-and-only Spring app:Twitter・・・アプリ開発者さんの公式 Twitter。
【関連記事】
・評価の高い有料Twitterクライアント「Tweetbot 4 for Twitter」レビュー(おもにEchofonとの比較)
・カテゴリ「Twitter」・・・上記以外の Twitter 関連記事が見られます。
「Gifアニメ投稿機能」を書き忘れていたので『3』に追加しました。ちなみにこの機能は Twitter 公式アプリやWEBと同じ、「Tenor」が使われているようです。
・Tenor 公式サイト
UIのカスタマイズ内容を追記しました。
アプリを確認したところ、日本語の誤訳部分のほとんどが修正されていました。アプリの説明によると、日本人の方が翻訳に協力したようです。😊
実際どのような UI カスタマイズができるか等を試せる「Spring Lite for Twitter」がリリースされていたので、そのことを本文に追記しました。
スワイプ操作が iPad 版 Spring でも実行可能になってたので、その部分を修正しました。あと「Spring for Twitter」の省略を「Sft」から「Spring」に変更しました。
本文に掲載していたカスタマイズ事例が分かりにくかったので、今のカスタマイズ状況の画像に置き換えました。あと値段がこの記事を書いた当時から値上がりしてたので、現在の価格を書き加えました。あと今問題となってるサードパーティー製アプリのブロック問題についても追記しました。
Twitter が規約変更してサードパーティー製アプリが今後使えなくなる可能性が高まったので、その件を追記しました。
Spring for Twitter も使えなくなってしまったので、その件を本文に追記。
Spring Mini for Twitter も使えなくなってしまったので、その件を本文に追記。
<追記(2023年1月22日)>
残念ながらイーロンマスクのせいで、Spring for Twitter も使えなくなりました。記事はこのまま残しますが、その旨了承の上お読みください。
<追記(2023年1月23日)>
Spring Mini for Twitter も使えなくなっていました。
<追記(2023年4月10日)>
Spring for Twitter の開発者さんが、Spring をベースに Mastodon クライアントを開発しています。現在はまだクローズドβですが、興味ある方はこちらのリンク先の開発者さんの Mastodon アカウントのページで情報発信してるので、そちらを御覧ください。
【目次】
- 「Spring Mini for Twitter」と「Spring for Twitter」の違い
- UI のカスタマイズ性が高い
- 豊富な機能
- iPad と Mac で Tweetdeck 風のカラム表示
- 感想と気になる点
1. 「Spring Mini for Twitter」と「Spring for Twitter」の違い
最初に「Spring Mini for Twitter」(以下『Mini』)と「Spring for Twitter」(以下『Spring』)の違いについて。開発してる人や機能は同じですが、 Mini はiOS版のみ、Spring はiOS版に加え、iPadOS版とMac版がユニバーサルで使えます。
両方とも有料で、
(※. 2023年1月17日現在は Mini が1100円、Spring が1900円となっています。)
・Spring mini for Twitter:App Store
・Spring for Twitter:App Store
ちなみに実際どんなカスタマイズができるかやどのように動作するか試せる無料アプリ「Spring Lite for Twitter」もリリースされています。
・Spring Lite for Twitter:App Store
なおこのアプリでは個人のアカウントでログインしたり、ツイートを投稿したりすることはできませんが、UI のカスタマイズはひと通りできます。なので、有料版で試す前に一度こちらで試してみるのも1つの手かと。
2. UI のカスタマイズ性が高い
このアプリの1番の特徴は、何と言っても UI のカスタマイズ性の高さだと思います。以下カスタマイズ項目をざっと挙げてみました。
- タブバーの並べ替え
- タブバーのアイコンの変更
- ツイートに対するアクション(RTや いいね など)の並び替えが可能
- ツイートのステータス(RT数や いいね数)の表示・非表示
- フルスクリーン表示の有無
- フォントの種類や大きさ
- 画像の表示方法
- ツイートボタンの位置
- ユーザーアイコンを丸くするか四角くするか
- アプリのホーム画面アイコン
上記が全てではないですが、これだけでもかなり使い勝手を向上させられると思います。ちなみに私がカスタマイズした状態は、こんな感じです。
主なカスタマイズ内容↓↓
- タブを「ホーム」「通知」「リスト」「設定」「ハンバーガーメニュー(その他のメニューを表示)」に。
- 「ホーム」のアイコン変更。
- 「RT」ボタンと「引用RT」ボタンを分ける。
- ツイートのアクションは「返信」「RT」「引用RT」「いいね」「翻訳」に。
- ツイート作成ボタンをタブ右端に。
3. 豊富な機能
カスタマイズ性の高さに加え、色んな機能も搭載されています。これもざっと挙げてみました。
- 翻訳機能
- Gifアニメ投稿機能
- 投稿画像の複数枚選択
- スワイプ操作
- リンクプレビューの表示・非表示
- ツイートテキストのコピー
- ツイートURLの共有
- Safariで開いてるツイートを拡張機能でこのアプリで開く
- 同期機能
- ツイートの下書き
- 設定のインポート・エクスポート
4. iPad と Mac で Tweetdeck 風のカラム表示
あとこれも魅力に感じる人がいるのではと。iPad版とMac版の Spring はスプリットビューやリストの複数表示機能を使って、こんな風に Tweetdeck 風のカラム表示(複数列)が可能です。
5. 感想と気になる点
最後に感想と気になる点について。この Twitter クライアント、値段はこの種のアプリとしては少し高いですが、UIのカスタマイズ性の高さや豊富な機能があり、基本的には満足しています。
ただ気になる点も3つほど。
- RTした人のアイコンが大きく上部に表示される。
- 引用RTがリプみたいにツイートの下に表示される。
日本語の誤訳がまだ多い。- イーロンに BAN される可能性がある。
「RTアイコン」と「引用RT」に関しては、他の Twitter クライアントと異なる点なので、未だになかなか慣れずにいます。「引用RT」に関しては、これも1つの考え方だとは思いますが、どうしてもいつもリプと勘違いしてしまいます。😅
ちなみに
(※. 誤訳がほとんど修正されていました。詳しくは「追記 その3」を参照。)
<追記(2023年1月17日)>
現在 Twitter 社は、サードパーティー製アプリの排除をこそこそ行っています。Spring と Mini は今のところその対象にはなっていないものの、いつ Twitter 社が両アプリを対象とするかは全く読めない状況です。
・現在有志によって確認されてるサードパーティー製 Twitter クライアントの利用可否
・Twitterのサードパーティアプリ遮断は意図的なもの──The Informaton報道:ITmedia NEWS
・サードパーティー製Twitterクライアントアプリの「Tweetbot」はTwitterから意図的に締め出されている可能性:GIGAZINE
そのためその旨を理解した上で、購入して下さい。
あと使えなくなったサードパーティー製アプリの代替として Spring や Mini が注目されたからか、両アプリを使ったツイート数が増え、これまで経験しなかった API 上限を超えてツイートやリツイートができなくなる問題が発生しました。実際今日一時的に、それが理由でツイートやリツイートがエラーが表示されできなくなりました。
この時 Spring もBANされたのかと思い公式アカウントにリプライしたところ「API上限を超えた」と教えてもらい、そうでない事が分かりましたが。😅
This happens if too many people are posting at the same time. Should be back to normal now. (This tweet is send via Spring)
— Spring app (@theSpringApp) January 17, 2023
確認する方法としては、BANされた場合は TL などが更新されず、「いいね」なども行えません。しかしツイートの API 上限超えの場合はTL自体は更新され、リツイートはできないものの「いいね」はできるので、それでBANされたかどうか見極めれると思います。
繰り返しになりますが、BANされたサードパーティー製アプリの代替として注目され利用者が増えてる可能性があり、API 上限超えがたびたび起こるようになるかもしれません。その旨も理解した上で、購入した方が良いと思います。
<追記(2023年1月20日)>
Twitter 社が規約の一部を変更し、禁止事項に「Twitterアプリの代替または類似サービス、製品の作成の禁止」を追加しました!そのためサード製アプリが、今後使えなくなる可能性が高まりました。
・Twitterのサードパーティー製アプリ禁止、正式決定 「Twitterアプリの代替または類似サービス禁止」 規約がひっそりと変更に:ねとらぼ
・Twitter、「開発者契約」を密かに改定し、公式にサードパーティアプリを禁止:ITmedia NEWS
・Twitter、サードパーティアプリを禁止:Impress Watch
・Twitter、サードパーティー製クライアントアプリの禁止を正式に発表:ASCII.jp
現時点ではまだ Spring および Mini 両方とも使えています(※. ただしAPI上限に達しツイートやリツイートができなことがたびたび起きています)が、いつ使えなくなるかは不明ですが、今後使えなくなる可能性は高いのではと思われます。
【関連リンク】
・Spring mini for Twitter:App Store
・Spring for Twitter:App Store
・The one-and-only Spring app:Twitter・・・アプリ開発者さんの公式 Twitter。
【関連記事】
・評価の高い有料Twitterクライアント「Tweetbot 4 for Twitter」レビュー(おもにEchofonとの比較)
・カテゴリ「Twitter」・・・上記以外の Twitter 関連記事が見られます。
【追記(2021年11月23日)】
「Gifアニメ投稿機能」を書き忘れていたので『3』に追加しました。ちなみにこの機能は Twitter 公式アプリやWEBと同じ、「Tenor」が使われているようです。
・Tenor 公式サイト
【追記 その2(2021年11月23日)】
UIのカスタマイズ内容を追記しました。
【追記 その3(2022年1月10日)】
アプリを確認したところ、日本語の誤訳部分のほとんどが修正されていました。アプリの説明によると、日本人の方が翻訳に協力したようです。😊
【追記 その4(2023年1月15日)】
実際どのような UI カスタマイズができるか等を試せる「Spring Lite for Twitter」がリリースされていたので、そのことを本文に追記しました。
【追記 その5(2023年1月16日)】
スワイプ操作が iPad 版 Spring でも実行可能になってたので、その部分を修正しました。あと「Spring for Twitter」の省略を「Sft」から「Spring」に変更しました。
【追記 その6(2023年1月17日)】
本文に掲載していたカスタマイズ事例が分かりにくかったので、今のカスタマイズ状況の画像に置き換えました。あと値段がこの記事を書いた当時から値上がりしてたので、現在の価格を書き加えました。あと今問題となってるサードパーティー製アプリのブロック問題についても追記しました。
【追記 その7(2023年1月20日)】
Twitter が規約変更してサードパーティー製アプリが今後使えなくなる可能性が高まったので、その件を追記しました。
【追記 その8(2023年1月22日)】
Spring for Twitter も使えなくなってしまったので、その件を本文に追記。
【追記 その9(2023年1月23日)】
Spring Mini for Twitter も使えなくなってしまったので、その件を本文に追記。