今回は写真から生き物の名前を調べる方法について書こうと思います。
【目次】
最初に紹介するのはアプリを使う方法。写真から生き物を判別するアプリは複数ありますが、お薦めは「LINNÉ LENS(リンネレンズ)」です。
魚から鳥、昆虫に至るまで、国内外に生息する1万種類の生物の判別ができます。
LINNÉ LENS で写真からゴイサギと判定したところ↓↓
撮影済みの写真からだけでなく、リアルタイムに映像から判別することもできます。
リアルタイムで判定してるところ↓↓
上記の動画が掲載されてる『GIGAZINE』の記事↓↓
ただし精度はそれなりにあると感じるものの、100%ではありません。似たような別の生物を判定結果に表示することもあれば、まれに全然違うのを表示することもあります。
なので、判定結果が正しいかどうか一度自分で確認した方が良いと思います。その機能もこのアプリには搭載されています。やり方は以下の通り。
この生物の学名で Google 画像検索で検索した結果で表示された写真が判定した写真に写ってるものと似ていれば、概ね当たっているでしょう。
ちなみにこれまで少なくとも数百回は試しましたが、ある程度の大きさ以上の生物(小鳥以上)であれば、かなりの精度がありました。しかし昆虫の様な小さくて種類の多い生物だと、精度はまちまちと言ったところ。ただし正解ではなくても、同一種類の別の生物を判定結果に表示することが非常に多かったです。
なので、このアプリである程度種類を絞り込みつつ『3』で紹介するような生物に関して詳しいサイトを使って名前を調べるのが、1つの手だと思います。
<追記(2023年7月1日)>
もう1つオススメのアプリを紹介します。それは「Google レンズ」です。最近だとかなり精度が上がっていて、上記の「LINNÉ LENS」と同じくらいの精度で判別できると思います。
Google アプリの「Google レンズ」機能で昆虫の写真を検索↓↓
ちなみに Google レンズは Android 向けには専用アプリがありますが、iPhone 向けには Google アプリの機能の1つとして提供されています。
「Google」と「Bing」の画像検索サービスには、写真をアップロードするとその写真に写ってるものを判別し、ネットで公開されてる写真の中からそれと類似のものや似ているものを表示する機能があります。この機能を使って生物の名前を特定することもできます。
Bing 画像検索で写真をアップして検索↓↓
生物の判別用途に関しては Bing の方が精度が高いと感じるので、今回は Bing を使ったやり方を説明します。
(※注. 最近は Google もかなり精度が高くなっています。- 2023年7月1日 追記)
例えば下のスクリーンショットの様に検索結果に生物の名前が日本語や英語で表示される場合もありますし、そうでない場合も画像をクリックして画像が掲載されてるページに移動するとそこには記載されてる場合もあるので、そうやって調べます。
Bing 画像検索の結果に生き物の名前が表示された例↓↓
ちなみに上のスクリーンショットはいずれも PC ブラウザを使用したものですが、Bing の写真をアップロードして検索する機能はスマホのブラウザからも実行できます。どちらも検索窓のこのマークからできます。
インターネット上には様々な生き物に関するサイトがありますが、それを使って自力で調べる方法もあります。
「鳥」に関しては、サントリーの「日本の鳥百科」がお薦めです。日本国内に生息する鳥を大きさや色、季節や出没場所などで絞り込むことができます。なので撮影した写真から、鳥の名前を調べることができます。
サントリーの「日本の鳥百科」↓↓
「昆虫」や「小動物」に関しては「昆虫エクスプローラ」がお薦め。日本国内に生息する様々な昆虫や、トカゲ・蜘蛛などの小動物について種類別にまとめられているサイトです。
昆虫エクスプローラ↓↓
ただしこのサイトを使って名前を調べる場合、ある程度種類が特定されてる方が探しやすいです。なので『1』のアプリを使う方法や『2』の画像検索を使う方法などを併用してある程度種類を特定したうえで、このサイトを使うのが良いと思います。
【関連記事】
・鳥の名前を調べるのにサントリーの「日本の鳥百科」がお薦め!
・最近読んだ本:『街・野山・水辺で見かける野鳥図鑑』『日本のカエル48 偏愛図鑑』
・春日井市内で撮影した生き物の写真をまとめた「Animal of Kasugai」
・カテゴリ「生物」・・・上記以外の生物関連の記事が見られます。
【目次】
- アプリを使う
- 画像検索を使う
- サイトを使う
1. アプリを使う
最初に紹介するのはアプリを使う方法。写真から生き物を判別するアプリは複数ありますが、お薦めは「LINNÉ LENS(リンネレンズ)」です。
魚から鳥、昆虫に至るまで、国内外に生息する1万種類の生物の判別ができます。
LINNÉ LENS で写真からゴイサギと判定したところ↓↓
撮影済みの写真からだけでなく、リアルタイムに映像から判別することもできます。
リアルタイムで判定してるところ↓↓
上記の動画が掲載されてる『GIGAZINE』の記事↓↓
ただし精度はそれなりにあると感じるものの、100%ではありません。似たような別の生物を判定結果に表示することもあれば、まれに全然違うのを表示することもあります。
なので、判定結果が正しいかどうか一度自分で確認した方が良いと思います。その機能もこのアプリには搭載されています。やり方は以下の通り。
- 判定結果をタップすると表示されるメニューから「詳細情報」を選択。
- 詳細情報の「虫眼鏡🔍」をタップ。
- Google 画像検索で学名で検索した結果が表示される。
この生物の学名で Google 画像検索で検索した結果で表示された写真が判定した写真に写ってるものと似ていれば、概ね当たっているでしょう。
ちなみにこれまで少なくとも数百回は試しましたが、ある程度の大きさ以上の生物(小鳥以上)であれば、かなりの精度がありました。しかし昆虫の様な小さくて種類の多い生物だと、精度はまちまちと言ったところ。ただし正解ではなくても、同一種類の別の生物を判定結果に表示することが非常に多かったです。
なので、このアプリである程度種類を絞り込みつつ『3』で紹介するような生物に関して詳しいサイトを使って名前を調べるのが、1つの手だと思います。
<追記(2023年7月1日)>
もう1つオススメのアプリを紹介します。それは「Google レンズ」です。最近だとかなり精度が上がっていて、上記の「LINNÉ LENS」と同じくらいの精度で判別できると思います。
Google アプリの「Google レンズ」機能で昆虫の写真を検索↓↓
ちなみに Google レンズは Android 向けには専用アプリがありますが、iPhone 向けには Google アプリの機能の1つとして提供されています。
2. 画像検索を使う
「Google」と「Bing」の画像検索サービスには、写真をアップロードするとその写真に写ってるものを判別し、ネットで公開されてる写真の中からそれと類似のものや似ているものを表示する機能があります。この機能を使って生物の名前を特定することもできます。
Bing 画像検索で写真をアップして検索↓↓
(※注. 最近は Google もかなり精度が高くなっています。- 2023年7月1日 追記)
例えば下のスクリーンショットの様に検索結果に生物の名前が日本語や英語で表示される場合もありますし、そうでない場合も画像をクリックして画像が掲載されてるページに移動するとそこには記載されてる場合もあるので、そうやって調べます。
Bing 画像検索の結果に生き物の名前が表示された例↓↓
ちなみに上のスクリーンショットはいずれも PC ブラウザを使用したものですが、Bing の写真をアップロードして検索する機能はスマホのブラウザからも実行できます。どちらも検索窓のこのマークからできます。
3. サイトを使う
インターネット上には様々な生き物に関するサイトがありますが、それを使って自力で調べる方法もあります。
「鳥」に関しては、サントリーの「日本の鳥百科」がお薦めです。日本国内に生息する鳥を大きさや色、季節や出没場所などで絞り込むことができます。なので撮影した写真から、鳥の名前を調べることができます。
サントリーの「日本の鳥百科」↓↓
「昆虫」や「小動物」に関しては「昆虫エクスプローラ」がお薦め。日本国内に生息する様々な昆虫や、トカゲ・蜘蛛などの小動物について種類別にまとめられているサイトです。
昆虫エクスプローラ↓↓
ただしこのサイトを使って名前を調べる場合、ある程度種類が特定されてる方が探しやすいです。なので『1』のアプリを使う方法や『2』の画像検索を使う方法などを併用してある程度種類を特定したうえで、このサイトを使うのが良いと思います。
【関連記事】
・鳥の名前を調べるのにサントリーの「日本の鳥百科」がお薦め!
・最近読んだ本:『街・野山・水辺で見かける野鳥図鑑』『日本のカエル48 偏愛図鑑』
・春日井市内で撮影した生き物の写真をまとめた「Animal of Kasugai」
・カテゴリ「生物」・・・上記以外の生物関連の記事が見られます。