Kyu3’s Blog : 桃花台線建設の責任は愛知県にある！なのに奴らと来たら撤去費総額を隠す始末

愛知県が桃花台線の撤去にかかる費用の総額を隠してるとのこと。本当悪質だね。

問題は撤去費用の総額だ。工事が始まって8年経つが、撤去したのは全体の1割ほど。県尾張建設事務所によると、22年度までに県費で約38億円の撤去費がかかっているという。担当者は「長いスパンがかかる。具体的な数字は出せない」として、総額や完了時期については明言しなかった。

※. 朝日新聞の『消えゆくニュータウンの廃線　313億円の「桃源郷」、撤去まだ1割』より引用。

上記の記事で取り上げられてる撤去工事に入った旧・桃花台東駅近くの高架↓↓

当初は「費用は約100億円、期間は15年程度」なんて見積もり発表してたけど、これは何だったのか？デタラメだったの？？

ちなみに現時点で撤去完了が8年間で1割（10％）、費用が約38億円と言うことは、単純計算すると撤去完了は72年後の2095年、費用は総額380億円と言うことに。当初の見込みと比べると期間は約5倍、費用は3.8倍。当初の見込みとは全然違う。

撤去が始まった2016年の記事の引用↓↓

愛知県は、０６年に廃止された「新交通システム桃花台線」の高架構造物撤去工事を本格的に開始した。小牧市の桃花台ニュータウンと名鉄小牧駅を結んでいた同線は、延長約７・７キロ。今後、１５年程度で全線の撤去工事を完了させる予定。総工費は約１００億円を見込んでいる。

※. 日刊建設工業新聞の『愛知県／新交通システムの高架構造物撤去開始／廃止の桃花台線７・７キロ、１５年かけ』より引用。

愛知県は桃花台線を需要予測を改ざんして約313億円かけて無理やり建設。しかも費用の３分の1にあたる約100億円は桃花台ニュータウンの住宅費用に上乗せ。なので桃花台住民は1戸当り約100万円も使えない鉄道の費用を騙し取られてる。これに関してはずっと議会で追求されてたけど、廃止間際まで認めず隠し続けてた。

さらにニュータウン住民は不便で使い物にならない鉄道を「お前達のために作った」と言われ、建設費用を騙し取られてるうえに、利用も強制された。競合するバス路線の開通も阻止され続けた。挙句「撤去するなら、お前らニュータウン住民からさらに金取るぞ」とまで言われた。本当反吐が出るよね。

おまけに産廃埋設も隠してたよね。愛知県は。

とりあえず撤去にかかるすべての費用は、愛知県の職員の給料および年金から差し引こうよ。そこから出させよう！だって愛知県の職員の責任なんだから。こいつらが捏造して無理やり建設したのがこの問題の元凶なんだから。愛知県民の皆さん、小牧市民の皆さん、桃花台住民の皆さん。これは怒っても良い問題だよ。こいつらから金を・財産を奪われてるし、これからも奪われ続けるんだから。愛知県の職員が捏造して建設した桃花台線と言う糞みたいな鉄道の撤去と言う、とんでもなくクソみたいな費用を我々は支払わされてるんだから。

最後に余談だけど。記事で紹介されてる　「（桃花台線が撤去されて）ニュータウンの見晴らしも良くなっていい」と言ってる男性（たぶん桃花台住民？）の発言に対して思うこと。言ったとおりだったでしょ？私が過去にブログで書いた記事通り（※以下のリンク先）だったでしょ？撤去されることでこれからどんどん沿線が見晴らしが良くなり、危険な構造物がなくなって安全になるでしょう。それに障害物になってるところもなくなって、かつての沿線はより住みやすくなるでしょう。

…とは言え、そもそも作る必要なかった鉄道ですけどね。桃花台線が愛知県の職員によって無理やり建設されなければ、建設費用約313億円に運営会社（桃花台新交通）の資本金プラス追加補助金約60億円、撤去費用（予測）総額380億円の計約753億円が、他のもっと意味のあることに使え、かつ沿線地域が最初から（今より）住みやすい状態のままだったですけどね。