「OpenRun Pro 2」を使ってたのですが。諸事情があり。今は同じ Shokz 社の「OpenFit 2」を使っています。

Shokz OpenFit 2。
Photo by Kyu3a(CC BY-SA 4.0

今回は OpenFit 2(以下「Fit 2」)のレビューと。あと OpenRun Pro 2(以下「Pro 2」)の比較をしたいと思います。

【目次】
  1. 大音量出るし音質はまぁまぁ
  2. 装着感もまぁまぁ、ただし上に持ち上げられると…
  3. 操作性もまぁまぁ、一部カスタマイズも
  4. Pro 2 から Fit 2 に変えた理由
  5. 音質と装着感、操作性は Fit 2 より Pro 2 が上!
  6. 携帯性は Fit 2 が上!
  7. まとめと Fit 2はどう言う人向け?

1. 大音量出るし音質はまぁまぁ


最初に結論から書くと。「イヤーカフ型」を含めた、いわゆる「オープンイヤー」と言われる完全ワイヤレスイヤホンの中では、この Fit 2 が一番良いと思います。

オープンイヤー型の弱点…と言うか。現状出てる製品の弱点は、何より大きな音が出ないこと。音質以前に大きな音が出ないので、よほど静かな所で使うのなら別ですが。それ以外ではほぼ使い物にならなない。

しかし Fit 2 はかなりの音量が出ます。そのためある程度周囲が騒がしくても、問題なく使用できるます。

音質もまぁまぁです。ただこれまで Pro 2 や他のインイヤーイヤホンでは問題なく聞けてたポッドキャスト番組が、ちょっと聞き取りにくいなと感じることがありました。

しかしそんな時は、Shokz 公式アプリのイコライザー設定を『ボーカル』に設定すると、聞きやすくなりました。

アプリのイコライザーモードの設定欄↓↓


アプリの公式サイト↓↓


ちなみに私はポッドキャストをよく聞いてるので、常にこの設定を『ボーカル』に設定しています。音楽も普通に聞けるので、この設定はオススメです。😊


2. 装着感もまぁまぁ、ただし上に持ち上げられると…


装着感もまぁまぁです。トレイルランニングとかの激しい運動をするなら別ですが。普通に歩いたり軽い運動程度であれば、問題ないと思います。

ただこれまで3・4回、使用中に外れてしまったことがありました。いずれも装着中の Fit 2 に軽く触れるものがあった時でしたが。

最初に外れたのは、干してある洗濯物の間を通り抜けた時。タオルが Fit 2 にこすれる形になったのですが。割りとあっさり外れてしまいました。

次に外れたのは Fit 2 の上からヘアバンド型のイヤーマフをしてた時。イヤーマフを取り外した時に Fit 2 も一緒に外れてしまいました。

しかもこの時は音を止めていたのですが。それが仇となって、はずれてもしばらく気づきませんでした。結局ヘアバンドを外した場所の近くに落ちていたのですが。無くしたのかとちょっと焦りました。😅

外れる原因は Fit 2 が耳の上にある意味 "乗っている" ような状態だからだと思います。挟む力も弱く。耳にしっかり固定されていないので、何かに引っかかって上に持ち上げられるような感じになると、割りとあっさりとはずれてしまいます。

なので、是非次期製品ではこの点をもう少し解消し。挟む力を強くするか。あるいは別のやり方でしっかりと固定できた方が良いと思います。

ちなみに使う際、本体の先の尖ってる部分とスピーカー部分を両側から耳を挟むように軽く押し込むと、多少落ちにくくはなると思います。😅


3. 操作性もまぁまぁ、一部カスタマイズも


操作性もまぁまぁでした。操作は本体上部のボタンがメインです。左右両方についていて。こちらで『再生』『停止』や『音量の上げ下げ』などを行います。

Shokz OpenFit 2の左側。
Photo by Kyu3a(CC BY-SA 4.0

本体上部に付いてるボタンはちょっと小さく。押しやすいとまでは言えませんが。それでも操作しにくくなってるとまでは感じず。ある意味絶妙な大きさになってるのかなぁ〜とも思いますが。可能ならもう少し大きい方が良いなと思います。あと本体上部でなく本体側面に設置されてた方が良かったなと。😅

ちなみにボタンに割り当てられる機能は以下の通りです。一部はアプリでカスタマイズ可能です。

【ボタン割り当て】
  • 1クリック →『再生』『停止』※1
  • 2クリック →『曲送り』または『曲戻し』※2
  • 3クリック →『曲戻し』『曲送り』※3
  • 長押し → 『音量調整』または『音声アシスタント』※4

※1. ここは変更不可。
※2. 左右両方に同じ機能(『曲送り』か『曲戻し』)を設定するか、または左右の片方に『曲送り』もう片方に『曲戻し』を設定可。
※3. 左右両方に同じ機能を割り当て可。
※4. 左右どちらかに『音量上げ』もう片方に『音量下げ』を設定するか、あるいは左右両方ともに『音声アシスタント』を設定可。


あと本体側面にはタッチセンサーも付いていますが。こちらは長押しのみで。割り当てられるのは音声アシスタントのみでした(割り当て無しも可能)。


4. Pro 2 から Fit 2 に変えた理由


最後に Pro 2 との比較。実は Pro 2 から Fit 2 に変えた理由は、体調によるもの。コロナ禍の2020年から Shokz の骨伝導イヤホンをずっと愛用してたのですが。あまりに快適に使えるため、長時間使用が常態化していました。

その結果なのか。他の原因があるかは分からないのですが。2022年頃から耳鳴りに悩まされるようになり。さらに翌2023年辺りから、骨伝導イヤホンを使うと寝付けないと言う状態になりました。😔

実は Pro 2 を買った理由も「ひょっとしたら最新の製品なら、問題起きない?」かと思い。OpenRun から買い替えたのですが。やはりちょっと寝付けないので、結局 Pro 2 を使うのをやめ。Fit 2 を使うようになりました。

…とは言え、Pro 2 は製品として優れてるのは間違いないと思います。Fit 2 と比較しても、それは明らかです。


5. 音質と装着感、操作性は Fit 2 より Pro 2 が上!


以下 Fit 2 と Pro 2 の比較です。まずは「音質」。音質は断然 Pro 2 の方が良いです!Pro 2 の音質は高音質イヤホン…とまではいかないかもしれませんが。それでもかなり「良い音だなぁ〜」と感じるほどでした。

一方 Fit 2 の音質は悪くはないものの。良いとまでは言えず。一部ポッドキャストが聞きにくくなる問題もあり。あくまで「普通に聞けるよー」と言ったレベル。

次に「装着感」ですが。これも断然 Pro 2 の方が良いです!まぁそもそも骨に振動を伝えて音を聞く骨伝導イヤホンと耳の前にスピーカーを持ってくるオープンイヤーイヤホンとの違いもありますが。

骨伝導はその仕組み上、フィット感は重要で。これは Shokz 製品に限りませんが。きっちりと耳の横の硬い骨が出っ張ってる部分にしっかりとスピーカー部分がくっつくように、全体的にフィット感がしっかりした構造になっています。

一方 Fit 2 のような形状のオープンイヤーイヤホン(あとイヤーカフ型もそうかもしれませんが)は、しっかりと耳に装着すると言うより。耳の穴の前に周りの音が聞こえるための空間を作る必要があり。どうしても装着感はフワッとした感じになりがち。

Fit 2 も歩いたり軽い運動程度では落ちないようにはなってるものの。しっかりと固定されてる訳ではないので、使ってていつもちょっと不安になる感じは否めません。何かの拍子に外れてしまうのではと常に考えてしまいます。
(『2』でも書きましたが、実際外れてしまったこともありましたし。😅)

ただ Pro 2 はネック部分があるため、これが気になると言う人は一定数いると思います。Mini にするとほとんど気にならなくはなりますが。それでもどうしても気になると言う人は、Fit 2 の方を試してみてはいかがでしょう?こちらは完全ワイヤレスなので、ネック部分はありませんから。

OpenRun Pro 2↓↓
OpenRun Pro 2 Mini - 12
Photo by Kyu3a(CC BY-SA 4.0

ちなみに頭の大きさがどれくらいからだと Mini にしたら良いかは、Pro 2 に関するページは見つけられませんでした。OpenRun の方は見つけることができたので、良かったら参考にしてみて下さい。




次に「操作性」ですが。こちらは一長一短あるものの。私は Pro 2 の方が良いと思います。

Pro 2 の良さはボタンの押しやすさと音量の上げ・下げボタンがあること。どちらも片側にしかありません(メインの操作ボタンは左側、音量上げ下げは右側後ろ)が。操作は直感的で分かりやすいですし。Pro 2 使ってて操作に困ることはほとんどありませんでした。

一方 Fit 2 は左右両方に操作ボタンがあるので、その点は良いと思います。例えば片手が荷物等でふさがっていてもふさがってない方の手で簡単に操作できますし。

ただ Fit 2 のボタンは本体上部にあるうえ、結構小さいので。反対側のボタンを押すのは難しいと思います。例えば Fit 2 は音量の上げ下げは「右ボタン長押し」で「上げ」、「左ボタン長押し」で「下げ」となっていますが。右手が荷物等でふさがってる時、左手で右側のボタンを長押しするのは、かなり難しいと思います。

一方 Pro 2 の場合。仮に右手がふさがってても、左手で右側後ろの音量ボタンを押すのはそれほど難しくはないと思います。そして左手がふさがってる時、右手で左側のボタンを押すのも難しくはないと思います。

なので、必ずしも左右両方に操作ボタンがなくても、Pro 2 の方が操作性は良いと思います。


6. 携帯性は Fit 2 が上!


じゃぁー Fit 2 の方が良い点はないのかと言うと、そうではありません。Fit 2 の方が断然良い点もあります。それは「携帯性」。

例えばカバンに入れて持ち運ぶ場合。Fit 2 も Pro 2 もケースが付属しますが。Pro 2 のケースはかなり大きいので、使ってる人はほとんどいないでしょう。そしてケース無しでカバンに入れても、それなりかさばります。

一方 Fit 2 は専用ケースに入れれば、持ち運びも収納もかなり楽です。ケースも普通の完全ワイヤレスイヤホンのケースより少し大きいですが。それでもかなりコンパクトだなと思います。

ケースに入れてる OpenFit 2 と OpenRun Pro 2(Mini)↓↓


あと Pro 2 は充電が USB-C に変わったとは言え。充電するにはモバイルバッテリーや USB-C ケーブルを持っていく必要がありますが。そうすると上の画像に更にそれらが加わることになります。

ちなみに本体単体でのバッテリー時間は Pro 2 が「12時間」、Fit 2 が「11時間」と Pro 2 の方が若干長いですが。ケース込みだと「48時間」使えるそうなので、旅行に行く時などで、出来るだけ荷物を減らしたい場合には、Fit 2 の方が良いかもしれません。


7. まとめと Fit 2はどう言う人向け?


最後に「まとめ」と「Fit 2 が向く人はどう言う人か?」について。

両製品を試してみて。Pro 2 の方が Fit 2 よりも総じて良いのが分かりました。音質にしろ装着感・操作性にしろ。Pro 2 の完成度は非常に高く。「どちらか迷ってる」と言うなら、基本的には Pro 2 の方が良いと思います。

ただ私みたいにどうしても「骨伝導が合わなくなった」人や、「ネック部分があると気になる」人。さらに「カバンに入れて持ち運ぶので、できるだけかさばらない方が良い」と言う人には、Fit 2 の方が良いと思います。

ただし激しい運動には向かないので、使用する際に激しい運動はしない場合に限られますが。😅


この記事のポッドキャスト版↓↓



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