私がこの種に気づいたのは2020年以降だと思うのですが。時期になるとそこら中で見かけ。愛らしい姿を微笑ましく思っていました。😊

Photo by KKPCW(CC BY-SA 4.0)
当初は「オオシラホシハゴロモの幼虫では?」と言う情報がネット上でいくつか見られ。私もてっきりオオシラホシハゴロモの幼虫なのかと思ってたのですが。
こんだけ沢山幼虫は見かけるのに。オオシラホシハゴロモの成虫をまったく見かけたことがなく…😅
近所の川沿いで撮影した沢山の幼虫↓↓
さらに昨今「これはアミガサハゴロモ属の外来種なのでは?」と言う情報を見かけるようになり…。
その後も気になって情報を追い続けてたところ。どうやら中国原産のアミガサハゴロモの一種のようで。2023年に「チュウゴクアミガサハゴロモ」と和名がつけられたようです。
・チュウゴクアミガサハゴロモ Ricania shantungensis (Chou & Lu, 1977) の徳島県からの初記録:徳島県立博物館(※PDF)・・・こちらの PDF ファイルに和名の経緯が書かれています。
しかも残念ながら農業被害が出てるようで。害虫扱いもされてるようです。
こんな愛らしいのに…。悲しい。😭
それはさておき。個人的に気になったのは和名。中国原産とのことでつけられたようですが。岐阜聖徳学園大学のサイトによると。東南アジアや台湾などにもいるようですし。
「中国(原産)」「外来種」「害虫」となると。「チュウゴクハゴロモ」と言う和名の付け方は、ナショナリズムを煽ってるようにも感じられ。中国と言う国・中国に住んでる人らへの不要な敵対心を煽ってる感じもして。良くないんじゃないかと。
なので個人的には幼虫の見た目のユニークさ・ユーモラスさを表現し。そのインパクトで駆除なり対策なりをアピールしやすくする意味で。「カーニバルハゴロモ」と言う和名が良いのではと。😊
実際以前書いた記事でも触れましたが。カーニバル・ダンサーの衣装に似てますし。何よりその方がインパクトがあって。結果的に駆除や対策が進むのではと。
大須夏祭りサンバパレードのダンサー↓↓

以前この幼虫について書いた記事↓↓
以下余談ですが。これも最近まで知らなかったのですが。「アミガサハゴロモ」って蝶や蛾などと違って、幼虫からまったく異なる成虫に変身(変態)するのでなく。「不完全変態」と言って。幼虫の頃の体を残しつつ。羽が作られ。色が変わって成虫の姿になるんですね。
・生物のからだとはたらき①:育伸社(※PDF)・・・不完全変態の分かりやすい説明。
先日その不完全変態中の個体を見つけて驚きました。透明な姿のはある意味綺麗でもありました。😊
不完全変態準備中?の個体↓↓
(※. 後ろの飾りのような部分が非常に大きくなっており。それで体を覆うかのようにして、葉の裏でじっとしていました。)

Photo by Kyu3a(CC BY-SA 4.0)
透明な羽を広げる個体↓↓

Photo by Kyu3a(CC BY-SA 4.0)
色が茶色くなった成虫↓↓
(※. こちらは韓国で撮られたようです。)

Photo by Kim, Hyun-tae(CC BY 4.0)
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Photo by KKPCW(CC BY-SA 4.0)
当初は「オオシラホシハゴロモの幼虫では?」と言う情報がネット上でいくつか見られ。私もてっきりオオシラホシハゴロモの幼虫なのかと思ってたのですが。
こんだけ沢山幼虫は見かけるのに。オオシラホシハゴロモの成虫をまったく見かけたことがなく…😅
近所の川沿いで撮影した沢山の幼虫↓↓
さらに昨今「これはアミガサハゴロモ属の外来種なのでは?」と言う情報を見かけるようになり…。
その後も気になって情報を追い続けてたところ。どうやら中国原産のアミガサハゴロモの一種のようで。2023年に「チュウゴクアミガサハゴロモ」と和名がつけられたようです。
・チュウゴクアミガサハゴロモ Ricania shantungensis (Chou & Lu, 1977) の徳島県からの初記録:徳島県立博物館(※PDF)・・・こちらの PDF ファイルに和名の経緯が書かれています。
しかも残念ながら農業被害が出てるようで。害虫扱いもされてるようです。
こんな愛らしいのに…。悲しい。😭
それはさておき。個人的に気になったのは和名。中国原産とのことでつけられたようですが。岐阜聖徳学園大学のサイトによると。東南アジアや台湾などにもいるようですし。
「中国(原産)」「外来種」「害虫」となると。「チュウゴクハゴロモ」と言う和名の付け方は、ナショナリズムを煽ってるようにも感じられ。中国と言う国・中国に住んでる人らへの不要な敵対心を煽ってる感じもして。良くないんじゃないかと。
なので個人的には幼虫の見た目のユニークさ・ユーモラスさを表現し。そのインパクトで駆除なり対策なりをアピールしやすくする意味で。「カーニバルハゴロモ」と言う和名が良いのではと。😊
実際以前書いた記事でも触れましたが。カーニバル・ダンサーの衣装に似てますし。何よりその方がインパクトがあって。結果的に駆除や対策が進むのではと。
大須夏祭りサンバパレードのダンサー↓↓

以前この幼虫について書いた記事↓↓
以下余談ですが。これも最近まで知らなかったのですが。「アミガサハゴロモ」って蝶や蛾などと違って、幼虫からまったく異なる成虫に変身(変態)するのでなく。「不完全変態」と言って。幼虫の頃の体を残しつつ。羽が作られ。色が変わって成虫の姿になるんですね。
・生物のからだとはたらき①:育伸社(※PDF)・・・不完全変態の分かりやすい説明。
先日その不完全変態中の個体を見つけて驚きました。透明な姿のはある意味綺麗でもありました。😊
不完全変態準備中?の個体↓↓
(※. 後ろの飾りのような部分が非常に大きくなっており。それで体を覆うかのようにして、葉の裏でじっとしていました。)

Photo by Kyu3a(CC BY-SA 4.0)
透明な羽を広げる個体↓↓

Photo by Kyu3a(CC BY-SA 4.0)
色が茶色くなった成虫↓↓
(※. こちらは韓国で撮られたようです。)

Photo by Kim, Hyun-tae(CC BY 4.0)
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