
先日 Opera 12 から Opera Next へと設定(スピードダイヤルやブックマーク等)を移行したのですが、その時体験した事を、ブログにまとめようと思います。
(※なおこの記事は、Opera Nextユーザー向けの記事です。)
…と、その前に、インポートの仕方ですが、Opera Next をダウンロード後、初回起動時に「設定を(Opera 12から)移行しますか?」(『Import profile』)と言うダイアログが表示されるので、『Import and restart』ボタンを押すと、"ブックマーク"と"セッション"以外の設定(窓の杜の記事によると、"検索エンジン"・"スピードダイアル"・"閲覧履歴"・"クッキー"・"パスワード")が、移行されます。
ちなみに私が試したバージョンは、「15.0.1147.44」です。
この時起こる現象(?)としては、
- インポート以前にOpera Nextにインストールしていたエクステンション(拡張)が、全部消える!!
- インポート以前にOpera Nextに設定していたスピードダイヤルも、全部消える!!
- デスクトップに、なぜかメモのHTMLファイルが作られる。(※追記参照)
「1」に関しては、ひょっとしたらバグかもしれませんが…「2」(スピードダイヤル)に関しては、てっきりインポート以前にOpera Nextに設定していたスピードダイヤルが残った状態で、その下にOpera 12のスピードダイヤルが追加されるものとばかり思っていました! _ノ乙(、ン、;)_
・・・なので、Opera 12 と全く同じスピードダイヤルにしたい人は、「2」に関しては良いですが、エクステンションに関しては、インポート前に一応、Opera Nextにどのエクステンションをインストールしているかをメモしておいた方が良いかもしれません。
次に"ブックマーク"と"セッション"についてですが、これらは Opera Next では"スピードダイヤル"に一元化(合わさって1つの機能)される事になります。そして移行に関してですが、インポートしたい"ページ"、またはそれらが含まれる"ブックマーク・フォルダ"(あるいは"セッション")を、ユーザーが指定してインポートする方式になっています。やり方としては、
- [ウィンドウ > ブックマークのインポート]を選択。
- 表示されるページの『Select Bookmarks』ボタン(※青い方)をクリック。
(※下の画像はクリックすると、拡大画像が表示されます。) - インポートしたいページやフォルダ(またはセッション)の左側にある『変換』ボタンをクリック。
(※下の画像はクリックすると、拡大画像が表示されます。)
- インポートしたページやブックマークフォルダ(あとセッション)の左端には『変換済み』と表示されるようになり、右端に"チェック"が入ります。
- 一度インポートしたページやフォルダは、このやり方では再インポートできなくなります。
- フォルダ(やセッション)は、その中に含まれる全てのページが、スピードダイヤルに登録されます。またその際、フォルダごと(あるいはセッションごと)に、1つの"スピードダイヤルフォルダ"にまとめられます。
- 複数階層のフォルダの場合、親フォルダの『変換』ボタンを押すと、子フォルダ内のページも親フォルダと同じ"スピードダイヤルフォルダ"にまとめられます。例えば「a」と言うフォルダ下に「b」と「c」と言うフォルダを作成していた場合、「a」のフォルダの『変換』ボタンを押すと、「b」と「c」のフォルダ内のページも、それらに含まれない「a」のフォルダ内のページとともに、1つのスピードダイヤルフォルダにまとめられます。
追記(2013/6/21):
書き忘れた事があったので、追記します。(^^;
Opera Nextのインポート機能でOpera 12の設定ファイルをインポートした時、なぜかデスクトップにOpera 12の「メモ」機能で保存していたメモが、HTML形式のファイルで"エクスポート"(?)されました。

ちなみにファイルを開いてみたら、以下のような中身でした。
(※下の画像はクリックすると、拡大画像が表示されます。)

私はメモ機能で主に顔文字を保存し、顔文字入力に利用していました。なので、顔文字ばかり並んでいますが…中身はメモとして保存していた"文字列"と、そのメモを作成した"日時"のようです。
なぜこのようにエクスポートされるのか(されたのか)は、不明です。ただメモ機能は、Opera 12に搭載されてる機能の中では、ユーザーにあまり利用されていない機能だと思うので、Opera Next(あるいはBlinkを採用した、Opera 15正式版)に搭載されない可能性は、高いのではないかと…思います。(ΦωΦ)